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2023-10

大引けにかけて、GPIFなどの月初のリバランス売りが出た模様

2023年10月2日(月)15:05更新
昨日10/1(日)週末の米国株概況、10月の売り材料
買い材料を記載しましたのでご覧ください。

10月2日(月)東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 32101.97(9:00)△244.35
高値 32401.58(9:34)△543.96
安値 32062.70(9:02)△205.08
前引 32305.66(11:30)△448.04 +1.41%
TOPIX前引 2350.21(11:30)△26.82 +1.15%
 後場
寄付 32239.58(12:30)△381.96
高値 32242.60(12:30)△384.98
安値 31759.88(15:00)▼97.74
大引 31759.88(15:00)▼97.74 -0.31%

日経平均株価は買い優勢で32,100円台に乗せて始まりました。
日経平均は高寄り後、先物の買戻しがまとまった規模入り急速に上げ幅を拡大しました。
一時△543.96円上昇し、買い一巡後も前引けにかけて32,300円台での推移となりました。
高値 32401.58(9:34)△543.96
後場の取引は、前引け水準から一段安で始まり、急速に上げ幅を縮小しました。
後場寄付 32239.58(12:30)△381.96
前場見られた売り方の買戻しが一巡すると先物主導で上げ幅を急速に縮めました。
日経平均、TOPIXはマイナス圏に転落し下値を探る展開になりました。
日経平均は「行ってこい」となりました。
10月相場波瀾のスタートになり、3日続落して引けました。
10/2(月)大引けにかけて、GPIFなどの月初のリバランス売りが出た模様。

◎米国株プラス材料
日本時間10月1日(日)午前、米国政府閉鎖が土壇場で回避される見通しとなりました。
米国議会上下両院は、予算執行を11月中旬まで継続できるつなぎ予算案を
超党派で可決、バイデン大統領の署名を経て成立、政府機関の閉鎖を土壇場で回避した。
今回の法案は11月中旬に期限を迎え、10月1日から1年間の2024会計年度について
正式な予算案は成立しておらず、11月に再び政府閉鎖の懸念が高まる可能性。

◎10/2日本株プラス材料
今朝発表の日銀短観 大企業製造業の景況感を示す業況判断指数は
前回の6月調査から4ポイント改善してプラス9ポイント
23年度の設備投資計画は全規模全産業で前年度比13.0%増加と上方修正されました。

先週末にかけて、日経平均先物を売り込んでいた海外短期筋が本日寄付き直後に
慌てて一気にショートカバー(売り方の買い戻し)に動いたため、先物主導で急上昇しました。
高値 32401.58(9:34)△543.96
後場は逆に先物主導で急速に上げ幅を縮小しマイナス圏に転落しました。

◎銘柄研究 参考銘柄
今すぐに買うタイミングではありませんが、日々の株価を見ている銘柄です。
6184鎌倉新書 9/29終値624円
葬儀、仏壇、墓のポータルサイト運営
個人投資家の人気銘柄で、上下幅が大きい。
3/8高値1197円から値幅日柄調整局面
3/9~10/2まで日柄141日 
3/8高値1197円から直近安値9/22終値580円までの値幅617円
2023年高低 3/8高値1197円 9/22終値580円
2022年高低 12/14高値1128円 3/9安値392円
2021年高低 4/9高値1417円 12/28安値594円

ベイリー・ギフォード・アンド・カンパニー他(英国系ファンド)
投資一任契約に基づき、顧客資産で本件株式を保有
2021年10月15日 新規に買い 0 - 5.85% 10/15終値905円
2021年10月29日 買い増し 5.85% - 6.89% 10/29終値917円
2021年11月15日 買い増し 6.89% - 8.17% 11/15終値971円
2022年6月15日 一部売り 8.17% - 6.56% 6/15終値498円
2022年9月30日 買い増し 6.56% - 7.94% 9/30終値847円
2022年12月15日 買い増し 7.94% - 8.99% 12/15終値1024円
高値水準から少し下の中途半端な水準買っており、安値圏からトレンド転換したところで
一部売っています。2022年6月15日

キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(米国系ファンド)
日本国外の投資信託のための純投資目的
2019年7月15日 新規に買い 0 - 5.64% 7/12終値1490円
2021年6月15日 一部売り 5.64% - 4.25% 6/15終値1069円
その後全株売却 ロスカット想定値1,000円水準
高値圏で買った後、1,000円水準でロスカットしました。

上記は外国人投資家の売買の一例です。

3/8高値1197円から値幅日柄調整局面
3/9~10/2まで日柄141日 
3/8高値1197円から直近安値9/22終値580円までの値幅617円
10月相場は、再び空売りによる売り崩しの可能性が高いと考えます。
今の株価は高値から半値になっていますが、底割れの可能性がありそうです。
まだ買うタイミングではありません。
 出来高 現物売り 貸株の空売り 貸株の空売りの比率 ★売り仕掛け
9/29 171,300 39,000 106,800 62.3% ★★売り仕掛け
9/28 189,000 68,800 95,500 50.5% ★売り仕掛け
9/27 163,900 47,400 97,000 59.2% ★売り仕掛け
9/26 152,900 58,600 78,000 51.0% ★売り仕掛け
9/25 205,500 74,800 89,700 43.6% 買戻しによる陽線
9/22 332,900 97,500 119,100 35.8% 安値580円買戻しによる陽線
9/21 411,900 100,800 243,900 59.2% ★売り仕掛け
表の見方
難しく考えずに、1日の出来高の半分以上が貸株の空売りになるということは
以上な現象です。
空売りが60%、70%を超える日もあり、これが売り仕掛けで
ロスカットが出て株価が下がり続けます。
連日続くと押し目を買っている個人投資家が投げることになり
個人投資家の投げで株価が一段安になるとAIが株価水準に関係なく
更に貸株を使って空売りを仕掛けてきます。
需給が悪化して株価が下がり続けている限り、貸株の空売りが続き
いずれ異常値まで値下がりし、これ以上売り崩せなくなった時、異常値の大底を付け
トレンド転換します。
「山高ければ谷深し」
「谷深ければ山高し」

「需給はあらゆる材料に優先する」
四半期決算や様々なIRにより相場が一時的に振れることはあっても、最後は結局
需要と供給の規模を素直に反映します。
売り手は「供給」であり、買い手が「需要」で、買いが売りより多ければ株価は上昇し
反対に売りが買いより多ければ価格は下落します。
相場というものは、最終的には売り手と買い手の力関係で決まるのですが
2021年以降は、短期筋のAI主導相場が、より一層日本市場を席捲するようになったため
ほぼすべての銘柄に介入している「貸株の空売り」比率には要注意しなければなりません。
「人知」でここまで下がったという感覚とは違い、百万分の一秒を競うといわれる
AIの空売りの標的になると需給が悪化し続けて、ありえない異常値まで値下がるケースが
増加しています。
時価総額上位銘柄とは違い小型株は、この影響をもろに受けます。

6506安川電機  決算発表10/6(金)大引け後
中国は日本の最大の貿易相手国であり、日本の製造業の中国依存度は高い。
中国政府の製造業PMIがさらなる減速を示した場合、マクロ・ヘッジファンドは日本株を
ショートする可能性が高くなる。
ファナックや安川電機は決算発表以降の株価が低迷しています。
本日10/2は上昇しましたが、6506安川電機 決算発表10/6(金)
全体相場の流れを変える可能性があり注目の決算です。




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10月相場入り

2023年10月1日(日)12:50更新

9月29日(金)東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 32018.64(9:00)△146.13
高値 32027.46(9:00)△154.95
安値 31737.13(11:15)▼135.38
前引 31836.24(11:30)▼36.28 -0.11%
TOPIX前引 2329.24(11:30)▼16.27 -0.69%
 後場
寄付 31857.65(12:30)▼14.86
高値 31931.66(12:36)△59.15
安値 31717.74(13:49)▼154.77
大引 31852.62(15:00)▼14.90 -0.05%

TOPIX
2350.91(9:00)
2351.63(9:00)
2315.83(14:29)
2323.39(15:00)
前日比▼22.12 -0.94%

値上がり銘柄数 429
値下がり銘柄数 1360
新高値銘柄数 47
新安値銘柄数 22
騰落レシオ25D 110.9
日経平均25日移動平均乖離率 -2.34%
TOPIX25日移動平均乖離率 -1.73%

前日9/28(木)の米国株は長期金利と原油価格の上昇が一服となり
主要3指数そろって上昇。
日経平均は買い先行で32,000円台に乗せて始まりました。
しかし買いは続かず、寄付き直後を高値にマイナス圏に転落しました。
本日は日経平均入れ替えのため、幅広く▼4000億円の売り圧力になることが警戒されました。
加えて、GPIFなどのリバランスの売りが月末月初に2兆円規模出るとの市場観測も
需給悪となり、引き続き海外投資家の売り越し懸念があり、短期筋の先物売りに
押されることも考えられました。
東京マーケットはバリュー株の利益確定売りが目立ち、東証株価指数バリュー指数は
前引け時点で▼1.27%安となり、グロース株有利の展開になりました。
日経平均は前引けにかけて、下げ渋りました。
安値 31737.13(11:15)▼135.38
前引 31836.24(11:30)▼36.28 -0.11%
TOPIX前引 2329.24(11:30)▼16.27 -0.69%
後場の取引は、寄り後プラス圏に転じましたが上値は重く,
再びマイナス圏に沈みました。
直近上昇していた銀行株、証券株中心にバリュー株が下げ幅を広げ
13:30過ぎにTOPIXは▼1%を超える下げ率になりました。
日経平均も100円を超える下げ幅となり、この時点では大引けにかけての
まとまった規模の売り物が出ることが予想されますが、メインプレーヤーの海外短期筋が
どのように仕掛けてくるか気にかかるところです。 13:35時点
安値 31717.74(13:49)▼154.77
日経平均は13:49に▼154.77円値下がりしましたが、思ったよりも下がらず
売り一巡後は大引けにかけて切り返しに転じプラス圏に浮上しましたが
その後小幅に値下がりしました。
週末で月末9/29(金)日経平均は小幅に続落して引けました。

9/29(金)の主要国株
日経平均先物 31,800円▼220円 先週末32,280円△10円
NYダウ 33,507.50ドル▼158.84ドル-0.47% 先週末33,963.84ドル▼106.58-0.31%
ナスダック 13,219.322△18.045+0.13% 先週末13,211.807▼12.178-0.09%
S&P500 4,288.05▼11.65-0.27% 先週末4,320.06▼9.94-0.22%
10年債利回り 4.577%±0.0% 先週末4.438%▼0.054%
NY原油 90.77ドル▼0.94ドル 先週末90.33ドル△0.70ドル
ドル円 149.35円-149.37円 先週末148.37円-148.39円
上海総合指数 3,110.4753△3.1597 先週末3,132.4316△47.7306+1.54%
欧州市場 
ドイツDAX 15,386.58△63.08+0.41% 先週末15,557.29▼14.57-0.09%
イギリスFTSETM 7,608.08△6.23+0.08% 先週末7,683.91△5.29+0.06%
フランスCAC 7,135.06△18.82+0.26% 先週末7,184.82▼29.08-0.40%

週末9/29(金)の米国株、ナスダック指数は3日続伸、NYダウ、S&P500指数は
反落しました。
29日朝発表、8月米国個人消費支出(PCE)物価指数は前月比で0.4%上昇
コア指数の前年同月比の上昇率は3.9% 市場予想と一致し7月4.3%から伸びが鈍化
インフレが続く中4%を下回ったため、NYダウは一時200ドル超上昇しました。
買い一巡後は、米国政府機関の一部閉鎖のリスク、政策金利高止まり
長期金利上昇が意識され、NYダウはマイナス圏に転落しました。
直近FRB高官の金融引き締めタカ派的な発言が目立っており、月末のリバランス売りも重なり
相場の重しになりました。
日経平均先物も弱含みになりました。

日経平均9/29終値 31852.62円 ▼14.90 -0.05% 日経平均優位
TOPIX9/29終値 2323.39 ▼22.12 -0.94% バリュー株売りでTOPIX下げ率拡大
日経平均先物 31,800円▼220円

10月相場が始まります。
10月、11月は、海外投資家が買い越す可能性が高い時期です。

中国人の大移動「国慶節」が始まり、訪日客の増加が注目されます。
福島処理水問題報道で、団体旅行のキャンセルが報道されましたが
個人旅行は影響がないとの報道もありました。
日本円は、今世界中の通貨に対して円安になっていますが、弱い中国元に対しても
円安が続いているため、中国人旅行者にとっても円安は魅力があり
一部の旅行者のキャンセルはあっても10月の訪日旅行者数が好調であれば
インバウンド関連銘柄が再び注目される可能性があります。
9月は、メガバンク中心に銀行株、証券株が活況になりバリュー株相場になりましたが
9月配当取りが終了したため、バリュー株相場は一服しましたが、10月にかけての動向に注目。

◎NT倍率
2023年1/16L13.68倍
6/16H14.65倍
9/28L13.58倍
先週末9/29 13.71倍まで上昇 この流れが続き14倍水準に向かうと
バリュー株相場が一服し、TOPIX優位が転換し日経平均優位の相場展開になるため
10月相場は重要な節目になります。
9月相場 バリュー株買い=グロース株売り 
10月相場 バリュー株売り=グロース株買い になるかどうか?

9月3週の日本市場の需給悪化
東京証券取引所28日発表、9月第3週(19~22日)投資部門別株式売買動向
海外投資家は3週連続で売り越し、9131億円と、3月第2週の1兆1275億円以来の高水準
現物先物の合計で1兆2578億円の大幅な売り越しとなりました。
10月相場、海外投資家の買い越しになるかどうか?

◎米国株プラス材料
日本時間10月1日午前、米国政府閉鎖が土壇場で回避される見通しとなりました。
米国議会上下両院は、予算執行を11月中旬まで継続できるつなぎ予算案を
超党派で可決、バイデン大統領の署名を経て成立。
今回の法案は11月中旬に期限を迎え、10月1日から1年間の2024会計年度について
正式な予算案は成立しておらず、11月に再び政府閉鎖の懸念が高まる可能性。

●米国株マイナス材料
全米自動車労組のストライキ
景気への逆風

学生ローンの返済再開
バイデン大統領は、22年8月、学生ローンの一部免除策を打ち出したが
23年6月に連邦最高裁で棄却され、今月から債務の返済が始まる。
消費への影響が懸念

4日、9月ADP全米雇用リポート発表
労働市場の堅調さが確認されれば利上げ観測が高まる。

6日、米国9月雇用統計発表
失業率が市場予想を下回れば、利上げ継続の観測が高まる。
インフレ長期化懸念、市場の判断待ち

原油価格上昇
米国原油在庫が減少し、原油先物が一時1バレル95ドル台まで上昇
1年1カ月ぶりの高値をつけ、供給不足になっている。
サウジアラビア、ロシアなどの主要産油国による減産
6日、米国9月雇用統計で失業率が市場予想を下回ると
原油需要減速懸念から原油価格が低下する可能性。

日本市場10月末から2024年3月期(2023年4-9月)中間決算発表
○自動車など輸出産業で円安による業績の押し上げ効果
●中国の景気不安や半導体市場の低迷

10月11月相場は、例年上昇する可能性が高いものの、上記の様々な強弱材料を
メインプレーヤー海外短期筋がどのように判断しAIが動くか?
10/2(月)GPIFなどのリバランスの月初の売りが出るかどうかは
10/2(月)大引けの日経平均の動向で分かります。
大引けにかけて堅調さが確認できれば、リバランスの売り一巡感が出ます。
明日10/2(月)からの相場の流れについては、ブログでご紹介いたします。




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通常ブログ更新時刻
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週末で9月末相場大きな波乱なく通過 月初の行方は

2023年9月29日(金)15:05更新

前日9/28の米国株
NYダウ 33,666.34ドル △116.07ドル +0.34%
ナスダック 13,201.277 △108.428 +0.82%
S&P500 4,299.70 △25.19 +0.58%
米国10年債利回り 4.577% ▼0.037%
NY原油 91.74ドル
ドル円 149.36円-149.37円 29日 9:37

前日の米国株は主要3指数そろって上昇。
連日上昇を続けていた長期金利と原油価格の上昇が一服となり
値ごろ感からの押し目買いが入りました。
NYダウは3営業日ぶりに反発、ナスダック指数、S&P500指数は続伸しました。
今後もFRB高官の金融引き締め長期化のタカ派発言が予想され
原油価格も高値圏のため、積極的に買い上がる状況ではありませんでした。

9月29日東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 32018.64(9:00)△146.13
高値 32027.46(9:00)△154.95
安値 31737.13(11:15)▼135.38
前引 31836.24(11:30)▼36.28 -0.11%
TOPIX前引 2329.24(11:30)▼16.27 -0.69%
 後場
寄付 31857.65(12:30)▼14.86
高値 31931.66(12:36)△59.15
安値 31717.74(13:49)▼154.77
大引 31852.62(15:00)▼14.90 -0.05%

前日の米国株は長期金利と原油価格の上昇が一服となり、主要3指数そろって上昇。
日経平均は買い先行で32,000円台に乗せて始まりました。
買いは続かず、寄付き直後を高値にマイナス圏に転落しました。
本日は日経平均入れ替えのため、幅広く▼4000億円の売り圧力になることが警戒されました。
加えて、GPIFなどのリバランスの売りが月末月初に2兆円規模出るとの市場観測も
需給悪となり、引き続き海外投資家の売り越し懸念があり、短期筋の先物売りに
押されることも考えられました。
東京マーケットはバリュー株の利益確定売りが目立ち、東証株価指数バリュー指数は
前引け時点で▼1.27%安となり、グロース株有利の展開になりました。
日経平均は前引けにかけて、下げ渋りました。
安値 31737.13(11:15)▼135.38
前引 31836.24(11:30)▼36.28 -0.11%
TOPIX前引 2329.24(11:30)▼16.27 -0.69%
後場の取引は、寄り後プラス圏に転じましたが上値は重く,
再びマイナス圏に沈みました。
直近上昇していた銀行株、証券株中心にバリュー株が下げ幅を広げ
13:30過ぎにTOPIXは▼1%を超える下げ率になりました。
日経平均も100円を超える下げ幅となり、この時点では大引けにかけての
まとまった規模の売り物が出ることが予想されますが、メインプレーヤーの海外短期筋が
どのように仕掛けてくるか気にかかるところです。 13:35時点
安値 31717.74(13:49)▼154.77
日経平均は13:49に▼154.77円値下がりしましたが、思ったよりも下がらず
売り一巡後は大引けにかけて切り返しに転じプラス圏に浮上しましたが
その後小幅に値下がりしました。
週末で月末9/29(金)日経平均は小幅に続落して引けました。

東京証券取引所28日発表、9月第3週(19~22日)投資部門別株式売買動向
海外投資家は3週連続で売り越し、9131億円と、3月第2週の1兆1275億円以来の高水準
現物先物の合計で1兆2578億円の大幅な売り越しとなりました。
一方、個人投資家は6613億円の買い越し。
昨日9/28(木)11:23以降、3000億円の先物売りで株価急落
この売りは海外短期筋の先物主導以外考えられません。

日経平均9/15高値33634.31円 9/28安値31674.42円
日柄8営業日 値幅1959.89円
9/29までの日柄9営業日

前回調整時
8/1高値33488.77円 8/18安値31275.25円
日柄12営業日 値幅2213.52円

日本人の海外旅行をあきらめる超円安
1月は、1ドル127円台 直近では1ドル150円に迫る円安です。
円安を背景に外国人観光客が戻りましたが
(中国人団体旅行客は回復せず)
日本からの海外旅行の数は、コロナ前の60%水準

物価高の米国で一般的な物価 円換算( )は日本の価格
ラーメン2500円(700円~900円)餃子1300円(300円~450円) 
回転ずし最も安い皿350円(100円~120円)
卵10個入りパック1300円(300円)
豆腐450円(ツインパック98円)
エノキなどキノコ類700円(88円~128円)
マヨネーズ1000円(338円~378円)
ビックマック5.58ドル831円(450円~)物価高の欧州の一部では、1000円水準

上記の価格はごく一部ですが、最近米国や欧州に赴任した日本人の驚きが耳に入ります。
外国人は日本は物価が安く治安が良く、世界トップの人気の観光地と報道されていますが
海外旅行好きの日本人の海外旅行の数は、コロナ前の60%水準で、この円安が
解消できなければ、弱い円を持つ日本人の海外旅行者数は伸びそうもありません。
中国人の個人旅行は活発のようですが、一般の団体旅行客は福島の処理水を背景に
伸び悩んでいます。
3926オープンドア 1/30高値1934円 直近安値9/28安値850円
トラベルコは、国内旅行は伸びるが円安影響で値上がりの大きい欧米方面は停滞。
6063日本エマージェンシーアシスタンス(EAJ) 1/19高値1114円 直近安値9/15安値813円
海外渡航者に病院手配等行う医療アシスタンスが主力
6191エアトリ 6/23高値3040円 直近安値9/21安値1984円
航空券予約サイト「エアトリ」を運営

直近大きく上昇していた証券、銀行株
5838楽天銀行 9/26高値2747円 9/29〈13:19)安値2285円
8609岡三証券G 9/28高値746円 9/29(13:36)安値690円

海外投資家が好んで買う8697日本取引所G 9/27高値2864円
9/29時点で相場はまだ生きています。

海外投資家が腰を据えて買っている銘柄は強さが目立ちますが
海外投資家保有比率の低い銘柄ほど短期介入資金の逃げ足が速いため
はしごを外されるとあっという間に大きく値下がりしますのでご用心ください。

月初のリバランスの売りに対して、海外短期筋の動向には注意が必要ですが
米国株と米国長期金利の動向、10月に入り海外投資家が再び日本株を買い越してくるかどうかが
最も注目する点です。
例年は、10月、11月海外投資家が日本株を買い越してくる可能性が高い時期です。




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11:13過ぎに日経平均は先物主導で急落

2023年9月28日(木)18:25更新

前日9/27の米国株
NYダウ 33,550.27ドル ▼68.61ドル -0.20%
ナスダック 13,092.849 △29.239 +0.22%
S&P500 4,274.51 △0.98 +0.02%
米国10年債利回り 4.614% △0.076%
NY原油 94.02ドル
ドル円 149.47円-149.48円 28日 9:15

前日の米国株は高安まちまち。
NYダウは長期金利上昇を背景に下げ幅は一時▼300ドル超となりましたが
長期金利上昇が一服すると、次第に下げ幅を縮めました。
ナスダック指数、S&P500指数は小幅に反発して引けました。
長期金利は一時は4.64%まで上昇、2007年10月以来16年ぶりの
高水準を付けました。 米国10年債利回り 4.614% △0.076%
引き続きFRBの金融引き締めが長期化するとの見方が根強く相場の上値を押さえました。
原油価格上昇=インフレ警戒 NY原油 94.02ドル
FRB高官の長期金利上昇維持の政策を長く行う必要性があるとの発言が目立ち
長期金利がジリジリと上昇しています。

9月28日東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 32119.37(9:00)▼252.53
高値 32164.45(10:28)▼207.45
安値 31797.38(11:29)▼574.52
前引 31813.01(11:30)▼558.89 -1.73%
TOPIX前引 2344.05(11:30)▼35.48 -1.49%
 後場
寄付 31730.42(12:30)▼641.48
高値 31962.15(14:44)▼409.75
安値 31674.42(12:34)▼697.48
大引 31872.52(15:00)▼499.38 -1.54%

TOPIX
2357.22(9:00)
2365.57(10:28)
2332.28(12:34)
2345.51(15:00)
前日比▼34.02 -1.43%

日経平均は反落して始まりました。
本日は9月期末配当権利落ち日で、日経平均を約225円ほど押し下げています。
日経平均は寄り後、▼315.02円まで下げ幅を広げましたが、売り一巡後は
32,100円を挟んだ水準での小動きになりました。
11:13過ぎに日経平均は先物主導で一段安となり前引けを迎えました。
安値 31797.38(11:29)▼574.52
前引 31813.01(11:30)▼558.89 -1.73%
TOPIX前引 2344.05(11:30)▼35.48 -1.49%
後場の取引は、前引け直前の急落の流れを受けて
一段安で始まり、寄付き直後に▼697.48円とこの日の安値を付けました。
寄付 31730.42(12:30)▼641.48
安値 31674.42(12:34)▼697.48
その後安値圏での一進一退となりましたが、13:30を過ぎると
買戻しや押し目を拾う動きが出て、下げ幅をやや縮小して引けました。
日経平均は、大幅安で反落して引けました。
大引 31872.52(15:00)▼499.38 -1.54%

値上がり銘柄数 241
値下がり銘柄数 1539
新高値銘柄数 74
新安値銘柄数 31
騰落レシオ25D 118.6 ▼13.5
日経平均25日移動平均乖離率 -2.34% 
TOPIX25日移動平均乖離率 -0.73% 陰転

海外短期筋のAI主導で前引け間際株価は急落しました。
その後、後場寄り付き直後にこの日の安値31674.42(12:34)▼697.48
大引けにかけてやや下げ渋って引けました。
9/28(木)権利落ち日
月末の配当金再投資の先物買いがTOPIXベースで△1兆8千億円規模入る。
日経平均は銘柄入れ変えにより、月末に▼4000億円規模の売りが出る。
このことを見越して、海外短期筋のAIによる売買が活発化して、買い物薄のところに
まとまった売りが相場を崩しました。
それに加えて、
四半期の決算期末に向けて機関投資家などによるリバランス(資産配分の再調整)売りが
想定以上に出て、月末の配当金再投資の先物買いがTOPIXベースで△1兆8千億円規模を
上回ったようでした。(27〜28日、配当金再投資の先物買い 1.8兆円規模)
GPIFは国内株式の運用比率を25%に定めるなか、売りを膨らませた模様。
2兆円前後の売り需要があるとみられ、今週から分散して売りを出しはじめる模様。
日経平均は銘柄入れ変えにより、月末に▼4000億円規模の売りも下押し圧力となりました。

27日には米長期金利が一時4.64%とほぼ16年ぶりの高水準
28日は日本の長期金利が0.75%まで上昇
高PERのハイテク株、グロース株売り

以上のような需給悪化で、本日前引け前から短期筋の空中戦に巻き込まれました。

日経平均9/15高値33634.31円 9/28安値31674.42円
日柄8営業日 値幅1959.89円

前回調整時
8/1高値33488.77円 8/18安値31275.25円
日柄12営業日 値幅2213.52円

「虎穴に入らざれば虎子を得ず」
3000番台金融関連決済代行銘柄 本日9/28寄付きで買いました。
コロナショック以来の安値更新中
大きく底割れした場合は、もう一段安で買うことも考えての買いです。

株価は年間を通して上下するため、レンジを参考にします。
2023年1月~9月高低 2022年高低 2021年高低
2021年、2022年の売り上げ、営業利益と直近の売り上げ、営業利益を比較して
明らかに大きく成長しているにもかかわらず、今の相場で安くなっている銘柄
今後2、3年そして5年後も成長が期待できる企業であれば
「リスクをとって買うべきと考えます」
多くの証券関係者や業界紙は、この銘柄の2020年後半~2021年最高値付近では
「買い」と判断し、積極的に紹介していました。
世界最大のファンドの日本法人ブラックロック・ジャパンも高値付近を買いました。
今は、誰も「買い」とは言わず、話題にもならなくなりました。
直近にかけて株価は半値近くまで値下がりしました。
そのタイミングでリスクをとっての買いです。

4911資生堂 9/28終値5267円 安値5210円
2021年相場は、コロナショック安値からの反騰相場になり
2/25高値8326円 6/16高値8384円 9/13高値8324円
典型的な「三尊天井」になりました。
その後2022年相場は本格調整の1年間でした。
11/4安値4813円大底形成
その後上昇に転じ、6/21高値7160円まで上昇し直近にかけて
再び調整局面に入りました。
9/28安値5210円(9:02)
6/21高値7160円からの日柄68営業日 下げ幅1950円
9/28時点の日柄値幅調整はまだ終わっていないと考えます。
比較企業
4922コーセー 9/28終値10925円
2023年高値 4/1416440円からの調整局面
9/28までの日柄113営業日 値幅5615円

上記2銘柄10月に底を受けるかどうか見ています。

明日は9月末、来週10/2(月)から10月相場となります。
10月、11月は、例年海外投資家が買い越す可能性が高い時期です。
今年はどうなるか。




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日経平均プラス圏に浮上し高値引け

2023年9月27日(水)15:05更新

前日9/26の米国株
NYダウ 33,618.88ドル ▼388.00ドル -1.14%
ナスダック 13,063.610 ▼207.710 -1.56%
S&P500 4,273.53 ▼63.91 -1.47 %
米国10年債利回り 4.538% △0.004%
NY原油 91.15ドル
ドル円 148.88円-148.90円 27日 11:00

前日の米国株は主要3指数そろって大幅反落。
先週のパウエル議長タカ派発言以降、引き続き金融引き締め長期化観測から
26日の米国長期金利が一時4.56%まで上昇、2007年10月以来の
高水準になりました。
米国株は主力ハイテク株中心に全面安となり、NYダウの下げ幅は
一時430ドルを超えました。
ハイテク株比率の高いナスダック指数は、▼1.56%の大幅反落になりました。
米国10年債利回り 4.538% △0.004%

9月27日東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 32023.37(9:00)▼291.68
高値 32188.52(11:18)▼126.53
安値 31960.32(9:37)▼354.73
前引 32163.71(11:30)▼151.34 -0.47%
TOPIX前引 2363.24(11:30)▼8.70 -0.37%
 後場
寄付 32138.78(12:30)▼176.32
高値 32371.90(15:00)△56.85 
安値 32128.39(12:37)▼186.66
大引 32371.90(15:00)△56.85 +0.18%

前日の米国株は、長期金利上昇を背景に主要3指数そろって大幅反落。
日経平均は連動安した日経平均先物にサヤ寄せして売り優勢で始まりました。
日経平均は寄り後、32,000円を割り込み▼354.73円値下がりしましたが
売り一巡後は前引けにかけて下げ渋りました。
後場の取引は、前引け水準で始まりましたが
日銀が定例の国債買い入れオペを通知し、国内長期金利が低下。
直近下げが目立っていた高PERのグロース株が下げ渋り、日経平均は買戻しが入り
じりじりと下げ幅を縮小しました。
前場マイナス圏だった銘柄の多くがプラス圏に浮上しプライム値上がり銘柄が
値下がり銘柄を上回り、TOPIXはプラス圏に浮上しました。
日経平均は大引けにかけてプラス圏に浮上、反発して高値引けとなりました。

◎銘柄研究 参考銘柄
長期下降トレンド まだ底値確認できず 底割れに警戒

2477手間いらず 9/26終値2611円
宿泊施設向け予約管理システム販売
商品・サービスの比較サイト「比較.com」を運営
2021年6/24高値7160円からの調整局面は長引き
9/27安値2491円(9:32)安値更新
かなりの安値圏まで下落しましたが、多くの投資家が4000円以上で保有しており
需給悪は好転せず、売りが出きるのを待つしかありません。
5月以降出来高を伴って下げているには、押し目を買って一段安で投げ
更に押し目を買って一段安で投げていることがうかがわれます。
コロナショック安値を下回り、次の下値メドは2200円~2300円
2019年クリスマスの暴落時19年12/25安値1711円
ここまで下がるかどうかわかりませんが、週足5連続陰線を引き
もう一段安が考えられます。
9/27時点まだ底値確認できず

3926オープンドア 9/26終値882円 
格安旅行商品比較サイト「トラベルコ」を運営
国内旅行がコロナ前水準に回復するが、円安による海外旅行減少。
2021年11/8高値2982円からの調整局面は長引き
9/27安値870円(10:49)安値更新
かなりの安値圏まで下落しましたが、多くの投資家が1500円以上で保有しており
需給悪は好転せず、売りが出きるのを待つしかありません。
コロナショック時安値2020年3/23安値670円 ここまでは下がらないと思いますが
もう一段安が考えられます。
9/27時点まだ底値確認できず

2371カカクコム 9/26終値1540円
グルメサイト「食べログ」と価格比較サイト「価格.com」を運営
2021年10/20高値3915円からの調整局面は長引き
9/27安値1512円(9:40)安値更新
多くの投資家が2000円~2700円で保有しており
需給悪は好転せず、売りが出きるのを待つしかありません。
コロナショック安値を割り込み、1400円に迫る場面があるかもしれません。
四季報最新号では「続伸」
広告費や人件費増こなし営業益続伸
底値を確認するまで監視を続けます。




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プロフィール

k124816

Author:k124816
1974年高校1年で株式投資を始める。
順調に儲かったが、大学時代に仕手株投資で、8ケタの損出。その後30歳代で10ケタ近くの損出。
その苦い経験から 
「株式投資勝利の法則」と「秘伝指数表」を使って勝ち続ける法則を実践。

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