ナスダック指数は、2年ぶりの株価水準 長期金利上昇懸念
2022年10月12日(水)11:50
前日10/11の米国株
NYダウ 29,239.19ドル △36.31 +0.12%
ナスダック 10,426.192 ▼115.910 -1.09%
S&P500 3,588.84 ▼23.55 -0.65%
米国10年債利回り 3.943% △0.055%
NY原油 88.49ドル
前日の米国株 NYダウは5営業日ぶりに反発
午後、一時△400ドル超上げる場面がありましたが
英国イングランド銀行ベイリー総裁が、11日午後英国債の買い入れオペを
予定通り14日で終了すると伝わるとNYダウの上げ幅は急速に伸び悩みました。
ナスダック指数、S&P500指数は5営業日続落
ハイテク株比率の高いナスダック指数は、長期金利上昇の影響を受けて
連日の年初来安値を更新し、2年前の株価水準まで下落しています。
13日には9月の消費者物価指数(CPI)の発表
市場予想を大きく下回る数値が出れば、株価はリバウンドに
逆に強い数値となれば株価は一段安になる模様。
連日ジリジリと切り上げっている米国長期金利上昇に注意が必要な場面です。
米国景気後退への警戒感は11月にかけても続く見通しのため
短期的なリバウンドはあっても相場の上値は限定的になりそうです。
10月12日(水)東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 26353.22(9:00)▼48.03
高値 26495.75(10:15)△94.50
安値 26313.41(9:12)▼87.84
前引 26364.25(11:30)▼37.00 -0.14%
前日の米国株 NYダウは5営業日ぶりに反発したものの
上げ幅は急速に伸び悩み引け味は悪く、ナスダック指数、S&P500指数は5営業日続落。
日揮平均は小幅に続落して始まりました。
寄り後、26,300円の攻防になり▼87.84円値下がりしましたが
売り一巡後はプラス圏に浮上し、26,500円に近づき△94.50円上昇しましたが
買いは続かず、再びマイナス圏での推移となりました。
今晩以降の米国株が、下げ止まれば、連動する日本株も下げ一服となるでしょうが
米国主導のリバウンドはあったとしても、上値は限定的になりそうです。
◎直近の銘柄分布の一例
9/30(金)日経平均終値25937.21円▼484.84円 安値25805.91円
プライム市場 銘柄数1836銘柄
25日移動平均
+乖離銘柄数 356銘柄
+10%以上乖離銘柄数 12銘柄
-乖離銘柄数 1471銘柄
-10%以上乖離銘柄数 105銘柄
10/3(月)日経平均終値26215.79円△278.58+1.07% 安値25621.96円
前場安値を更新 午後リバウンドに転じる この日の日経平均上下幅601.88円
プライム市場 銘柄数1836銘柄
25日移動平均
+乖離銘柄数 315銘柄
+10%以上乖離銘柄数 5銘柄
-乖離銘柄数 1515銘柄
-10%以上乖離銘柄数 70銘柄
10/4(火)日経平均終値26992.21円△776.42 +2.96%
高値26994.44円ほぼ高値引け
10/3(月)に続くリバウンド2日目 2.96%の大幅高
プライム市場 銘柄数1836銘柄
25日移動平均
+乖離銘柄数 882銘柄
+10%以上乖離銘柄数 28銘柄
-乖離銘柄数 944銘柄
-10%以上乖離銘柄数 34銘柄
10/5(水)日経平均終値27120.53円△128.32円+0.48%
プライム市場 銘柄数1836銘柄
25日移動平均
+乖離銘柄数 883銘柄
+10%以上乖離銘柄数 25銘柄
-乖離銘柄数 944銘柄
-10%以上乖離銘柄数 20銘柄
10/6(木)日経平均終値27311.30円△190.77円+0.70% 高値27399.19円
プライム市場 銘柄数1836銘柄
25日移動平均
+乖離銘柄数 1079銘柄
+10%以上乖離銘柄数 35銘柄
-乖離銘柄数 745銘柄
-10%以上乖離銘柄数 17銘柄
10/7(金)日経平均終値27116.11円▼195.19円-0.71%
プライム市場 銘柄数1836銘柄
25日移動平均
+乖離銘柄数 960銘柄
+10%以上乖離銘柄数 32銘柄
-乖離銘柄数 867銘柄
-10%以上乖離銘柄数 25銘柄
10/11(火)日経平均終値26401.25円▼714.86円-2.64%
プライム市場 銘柄数1837銘柄
25日移動平均
+乖離銘柄数 559銘柄
+10%以上乖離銘柄数 22銘柄
-乖離銘柄数 1269銘柄
-10%以上乖離銘柄数 47銘柄
空売り銘柄4
6036KeePer技研 ダブルトップ崩れ
8/17 4435円 信用新規売り
10/11終値3865円
出来高 現物売り 貸株の空売り 信用売り(単位株)
10/11 158,700 55,700 66,400 11,600
貸株を使った空売り 41.8%
空売り銘柄5
2676高千穂交易 出来高急増大陰線
8/29寄付き2209円 信用新規売り
10/11終値1960円 ロスカット値2500円
出来高 現物売り 貸株の空売り 信用売り(単位株)
10/11 153,200 43,300 98,900 3,600
貸株を使った空売り 65%
空売り銘柄7 下値が底堅い
6448ブラザー 8/29寄付き2573円 信用新規売り
10/11終値2528円 ロスカット値2830円
出来高 現物売り 貸株の空売り 信用売り(単位株)
10/11 804,700 446,300 332,900 11,600
貸株を使った空売り 41.4%
10/11(火)時価総額5000億円以上 246銘柄
時価総額5000億円以上の企業は日本の一流株もしくは昔からの有名企業です。
その中で最も下がり続けている銘柄が6753シャープです。
6753シャープ
昔シャープペンを発明した企業で、旧早川電機
日本人経営者の決断が遅く、会社は傾き、16年8月台湾の鴻海による
買収で債務超過解消。
鴻海の資本力を活用し、資材調達や生産コストを大幅削減中。
子会社化した堺ディスプレイが利益押し下げ スマホやPCも苦戦。
部材高騰や円安もあり、23年3月期営業減益。
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連22.3 2,495,588 84,716 114,964 73,991 121.1
連23.3予 2,700,000 65,000 73,000 50,000 78.1(6/8会社予想値)
株価は17年4月高値5040円以降下げ続け、直近の株価は1981年以降で最安値を更新しています。
2021年3月12日、シャープは2020年4〜12月期決算の発表時
決算発表遅延の原因となっていた不正会計の詳細を発表。
不正会計が発覚したのはスマートフォン向けレンズを手がける子会社のカンタツ
20年3月期までの2年間、売り上げの架空計上や循環取引の手法を使い
売上高の4割に当たる92億円を過大に計上。
不正は20年11月にシャープによる監査で発覚。同12月に外部の弁護士や会計士らで
構成する調査委員会を設置。
実際には注文がない売り上げの架空計上や先行して販売した取引の不適切な売り上げへの計上
簿価のない在庫を販売して買い戻す循環取引など判明。
結果、シャープは19年3月期業績まで遡及して決算を訂正。売上高を累計で75億円下方修正。
これを機に株価は長期低迷となりました。
2016年鴻海傘下入り後、黒字は定着したものの、改革中に幹部人材が相次いで流出。
コロナによる白物家電鑛©氷河一時合ったものの業績は足踏み状態が続く見通し。
出来高 現物売り 貸株の空売り 信用売り(単位株)
10/11 7,400,300 2,152,700 3,823,700 1,016,100
10/7 5,375,000 1,559,000 2,978,100 605,900
最安値を更新中ですが、連日貸株を使った空売りと個人の空売りに押されています。
10月、11月に底を付け、リバウンドの場面では買戻し主導で上昇に転じる可能性はありますが
買いたいと思う魅力はない企業です。


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前日10/11の米国株
NYダウ 29,239.19ドル △36.31 +0.12%
ナスダック 10,426.192 ▼115.910 -1.09%
S&P500 3,588.84 ▼23.55 -0.65%
米国10年債利回り 3.943% △0.055%
NY原油 88.49ドル
前日の米国株 NYダウは5営業日ぶりに反発
午後、一時△400ドル超上げる場面がありましたが
英国イングランド銀行ベイリー総裁が、11日午後英国債の買い入れオペを
予定通り14日で終了すると伝わるとNYダウの上げ幅は急速に伸び悩みました。
ナスダック指数、S&P500指数は5営業日続落
ハイテク株比率の高いナスダック指数は、長期金利上昇の影響を受けて
連日の年初来安値を更新し、2年前の株価水準まで下落しています。
13日には9月の消費者物価指数(CPI)の発表
市場予想を大きく下回る数値が出れば、株価はリバウンドに
逆に強い数値となれば株価は一段安になる模様。
連日ジリジリと切り上げっている米国長期金利上昇に注意が必要な場面です。
米国景気後退への警戒感は11月にかけても続く見通しのため
短期的なリバウンドはあっても相場の上値は限定的になりそうです。
10月12日(水)東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 26353.22(9:00)▼48.03
高値 26495.75(10:15)△94.50
安値 26313.41(9:12)▼87.84
前引 26364.25(11:30)▼37.00 -0.14%
前日の米国株 NYダウは5営業日ぶりに反発したものの
上げ幅は急速に伸び悩み引け味は悪く、ナスダック指数、S&P500指数は5営業日続落。
日揮平均は小幅に続落して始まりました。
寄り後、26,300円の攻防になり▼87.84円値下がりしましたが
売り一巡後はプラス圏に浮上し、26,500円に近づき△94.50円上昇しましたが
買いは続かず、再びマイナス圏での推移となりました。
今晩以降の米国株が、下げ止まれば、連動する日本株も下げ一服となるでしょうが
米国主導のリバウンドはあったとしても、上値は限定的になりそうです。
◎直近の銘柄分布の一例
9/30(金)日経平均終値25937.21円▼484.84円 安値25805.91円
プライム市場 銘柄数1836銘柄
25日移動平均
+乖離銘柄数 356銘柄
+10%以上乖離銘柄数 12銘柄
-乖離銘柄数 1471銘柄
-10%以上乖離銘柄数 105銘柄
10/3(月)日経平均終値26215.79円△278.58+1.07% 安値25621.96円
前場安値を更新 午後リバウンドに転じる この日の日経平均上下幅601.88円
プライム市場 銘柄数1836銘柄
25日移動平均
+乖離銘柄数 315銘柄
+10%以上乖離銘柄数 5銘柄
-乖離銘柄数 1515銘柄
-10%以上乖離銘柄数 70銘柄
10/4(火)日経平均終値26992.21円△776.42 +2.96%
高値26994.44円ほぼ高値引け
10/3(月)に続くリバウンド2日目 2.96%の大幅高
プライム市場 銘柄数1836銘柄
25日移動平均
+乖離銘柄数 882銘柄
+10%以上乖離銘柄数 28銘柄
-乖離銘柄数 944銘柄
-10%以上乖離銘柄数 34銘柄
10/5(水)日経平均終値27120.53円△128.32円+0.48%
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+10%以上乖離銘柄数 25銘柄
-乖離銘柄数 944銘柄
-10%以上乖離銘柄数 20銘柄
10/6(木)日経平均終値27311.30円△190.77円+0.70% 高値27399.19円
プライム市場 銘柄数1836銘柄
25日移動平均
+乖離銘柄数 1079銘柄
+10%以上乖離銘柄数 35銘柄
-乖離銘柄数 745銘柄
-10%以上乖離銘柄数 17銘柄
10/7(金)日経平均終値27116.11円▼195.19円-0.71%
プライム市場 銘柄数1836銘柄
25日移動平均
+乖離銘柄数 960銘柄
+10%以上乖離銘柄数 32銘柄
-乖離銘柄数 867銘柄
-10%以上乖離銘柄数 25銘柄
10/11(火)日経平均終値26401.25円▼714.86円-2.64%
プライム市場 銘柄数1837銘柄
25日移動平均
+乖離銘柄数 559銘柄
+10%以上乖離銘柄数 22銘柄
-乖離銘柄数 1269銘柄
-10%以上乖離銘柄数 47銘柄
空売り銘柄4
6036KeePer技研 ダブルトップ崩れ
8/17 4435円 信用新規売り
10/11終値3865円
出来高 現物売り 貸株の空売り 信用売り(単位株)
10/11 158,700 55,700 66,400 11,600
貸株を使った空売り 41.8%
空売り銘柄5
2676高千穂交易 出来高急増大陰線
8/29寄付き2209円 信用新規売り
10/11終値1960円 ロスカット値2500円
出来高 現物売り 貸株の空売り 信用売り(単位株)
10/11 153,200 43,300 98,900 3,600
貸株を使った空売り 65%
空売り銘柄7 下値が底堅い
6448ブラザー 8/29寄付き2573円 信用新規売り
10/11終値2528円 ロスカット値2830円
出来高 現物売り 貸株の空売り 信用売り(単位株)
10/11 804,700 446,300 332,900 11,600
貸株を使った空売り 41.4%
10/11(火)時価総額5000億円以上 246銘柄
時価総額5000億円以上の企業は日本の一流株もしくは昔からの有名企業です。
その中で最も下がり続けている銘柄が6753シャープです。
6753シャープ
昔シャープペンを発明した企業で、旧早川電機
日本人経営者の決断が遅く、会社は傾き、16年8月台湾の鴻海による
買収で債務超過解消。
鴻海の資本力を活用し、資材調達や生産コストを大幅削減中。
子会社化した堺ディスプレイが利益押し下げ スマホやPCも苦戦。
部材高騰や円安もあり、23年3月期営業減益。
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連22.3 2,495,588 84,716 114,964 73,991 121.1
連23.3予 2,700,000 65,000 73,000 50,000 78.1(6/8会社予想値)
株価は17年4月高値5040円以降下げ続け、直近の株価は1981年以降で最安値を更新しています。
2021年3月12日、シャープは2020年4〜12月期決算の発表時
決算発表遅延の原因となっていた不正会計の詳細を発表。
不正会計が発覚したのはスマートフォン向けレンズを手がける子会社のカンタツ
20年3月期までの2年間、売り上げの架空計上や循環取引の手法を使い
売上高の4割に当たる92億円を過大に計上。
不正は20年11月にシャープによる監査で発覚。同12月に外部の弁護士や会計士らで
構成する調査委員会を設置。
実際には注文がない売り上げの架空計上や先行して販売した取引の不適切な売り上げへの計上
簿価のない在庫を販売して買い戻す循環取引など判明。
結果、シャープは19年3月期業績まで遡及して決算を訂正。売上高を累計で75億円下方修正。
これを機に株価は長期低迷となりました。
2016年鴻海傘下入り後、黒字は定着したものの、改革中に幹部人材が相次いで流出。
コロナによる白物家電鑛©氷河一時合ったものの業績は足踏み状態が続く見通し。
出来高 現物売り 貸株の空売り 信用売り(単位株)
10/11 7,400,300 2,152,700 3,823,700 1,016,100
10/7 5,375,000 1,559,000 2,978,100 605,900
最安値を更新中ですが、連日貸株を使った空売りと個人の空売りに押されています。
10月、11月に底を付け、リバウンドの場面では買戻し主導で上昇に転じる可能性はありますが
買いたいと思う魅力はない企業です。


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