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2022-11

再び28,000円の攻防

2022年11月29日(火)18:00

前日11/28の米国株
NYダウ 33,849.46ドル ▼497.57 -1.44%
ナスダック 11,049.499 ▼176.857 -1.57%
S&P500 3,963.94 ▼62.18 -1.54%
米国10年債利回り 3.683% ▼0.003%
NY原油 77.66ドル
欧州市場 
ドイツDAX 14,383.36 ▼158.02 -1.08%
イギリスFTSETM100 7,474.02 ▼12.65 -0.16%
フランスCAC40 6,665.20 ▼47.28 -0.70%

米国株主要3指数、欧州主要国株は揃って値下がりしました。
連日戻り歩調が続いていたNYダウは、4営業日ぶりに大幅反落
中国の主要都市で、ゼロコロナ対策に対する国民の抗議運動が広がり
中国景気の低迷が長期化する可能性や、供給網の混乱が
世界経済の下押し圧力になることから、米国主要3指数や
ドイツ株が1%を超える値下がりになりました。
FRB高官が金融引き締めの長期化見通しを発言したことも
相場の重しになりました。


11月29日(火)東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 27991.50(9:00)▼171.33
高値 28055.91(10:32)▼106.92
安値 27899.98(9:22)▼262.85
前引 27999.82(11:30)▼163.01 -0.58%
 後場
寄付 28005.54(12:30)▼157.29
高値 28048.13(13:40)▼114.70
安値 27985.02(12:41)▼177.81
大引 28027.84(15:00)▼139.99 -0.48%

TOPIX
1993.90(9:00)
1995.97(10:32)
1985.80(9:22)
1992.97(15:00)
前日比▼11.34 -0.57%

値上がり銘柄数 509
値下がり銘柄数 1246
新高値銘柄数 25
新安値銘柄数 3

騰落レシオ25D 124.4
日経平均25日移動平均乖離率 +1.00%
TOPIX25日移動平均乖離率 +2.07%

 前場
中国主要都市でゼロコロナ政策に対する抗議デモが広がり
中国景気の低迷が長期化することや、供給網の混乱が
世界経済への下押し圧力になることを懸念し、米国株
欧州主要国株が下落した流れを受け、売り優勢で始まりました。
寄付 27991.50(9:00)▼171.33
安値 27899.98(9:22)▼262.85
日経平均は寄り後▼262.85円値下がりし、27,900円を割り込む場面が
ありましたが、売り一巡後は切り返しに転じ28,000円の大台を回復しました。
高値 28055.91(10:32)▼106.92
前引 27999.82(11:30)▼163.01 -0.58%
 後場
後場の商いは前引け水準で始まりましたが
寄付 28005.54(12:30)▼157.29
安値 27985.02(12:41)▼177.81
方向感に欠け、28,000円を挟んで小動きに終始しました。
日経平均後場値幅 63.11円
高値 28048.13(13:40)▼114.70
日経平均は3日続落して引けました。
大引 28027.84(15:00)▼139.99 -0.48%

◎日経平均、TOPIXの現在の株価位置
12/13(火)発表の11月CPIの結果を市場が判断するまで、米国株中心に
日本株、欧州主要国株は、大崩れしにくい状況と考えられますが
短期筋の動向は予想ができず、高値圏では常に要注意が必要です。
12月にかけて、上に行くか、下に行くか分岐点になりそうです。
11月CPI上昇=長期金利上昇=ナスダック指数中心に米国株下落
11月CPI減速 直近の米国株高は12月のFOMCでの利上げ幅0.75%ではなく0.5%を
すでに織り込んでいるため、買い材料出尽くし感から相場が下落する可能性も考えられます。
その場合は、CPI発表内容にかかわらず、リバウンドした株価が下がることになるため
12月のCPI発表直後の相場には要警戒した方が良いと思います。
全体相場が崩れるとほとんどの銘柄に売りが波及します。
インデックスが高値圏の時の新規買いは控えた方が賢明です。

株価が急落した底値圏で、買いたくても現金ポジションがないと
儲けのチャンスをみすみす失うことになりかねません。
相場が急落するといつもニュース番組の報道で、証券会社店頭の株価ボードを見て
落胆する個人投資家にインタビューする光景が流れます。
とある個人投資家は、「このまま上がるのを待ちます」
いつもこのような番組構成になりますが
「ここまで下がったから良い銘柄の底値圏を分散買いします」
と述べる投資家がいないのか、このような前向きな回答を報道するのは
番組構成的に芳しくないのかは分かりませんが、相場が高値圏での買いは
見送るべきと申しあげます。

◎初心者の個人投資家がやってはいけないこと
1,分不相応の全額投資と1銘柄の集中投資
(余裕資金の範囲内の投資を心掛ける)
2,危ない銘柄、金融資産の低い銘柄
継続前提に疑義注記 37銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
継続前提に重要事象 125銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
利益剰余金が低水準、マイナスの銘柄は買ってはいけない。
3,株価位置が中途半端な水準の銘柄と業績低迷で下げ続ける銘柄
2021年1月~直近のチャートを見て、株価位置を確認する。
売買の前に必ず確認することをお勧めします。

◎日本株の羅針盤
11/29(火)プライム市場 銘柄数1837銘柄 
プライム市場 25日移動平均 
+乖離銘柄数 1418銘柄
+10%以上乖離銘柄数 88銘柄
-乖離銘柄数 415銘柄
-10%以上乖離銘柄数 6銘柄

プライム市場 個別銘柄株価分布 銘柄数1837銘柄
株価が8合目~天井付近の銘柄 411銘柄
株価が大底圏~2合目付近の銘柄 307銘柄

今は売買を控え、ひたすらに日足、週足チャートで高値圏銘柄と安値圏銘柄を
全銘柄チェックしています。

株価が高すぎる銘柄
2267ヤクルト本社 直近高値11/28高値8880円
この銘柄は株価が高すぎるのですが、下値が底堅いため
空売りはできませんが、なぜここまで買われるか?
良く分からない銘柄です。
ヤクルト1000が、フル生産でも供給不足になっているのは知っていますが
株価は9合目まで来ていると思います。
以前、2801キッコーマンが21年12/29高値10140円まで買われた時も
なぜここまで買われるのか? 9500円水準を買って、売り目標が
いくらなのかと思ったことがあります。
売買の半分くらい短期筋のAIが買っているのでしょうから
買われすぎや売られすぎになります。
2267ヤクルト本社も株価9640円~10,000円くらい行くのかもしれません。

メガバンクや地銀株が高値水準まで買われています。
8316三井住友FG 11/28高値4816円 相場は9合目まで来ているように感じます。

ボックス相場
「レンジ相場」ともいわれ、高値と安値が一定の範囲内(レンジ)を
行き来している状態です。

6571QBネットHD 11/29終値1478円
2018年3月IPO以降 
高値19年4/18高値2740円 19年11/29高値2661円
コロナショック安値20年3/13安値1432円
22年5/24安値1228円 上場来安値
直近安値10/25安値1232円
レンジ下限1250円水準 レンジ上限1450円~1540円
もう一段の上昇は否定できませんが、今はレンジ上限のため、新規買いは見送り
負債/売上74.6% 負債が多いのがやや気にかかりますが、外国人投資家比率34.2%
トライヴィスタ・キャピタル
22.6.15 +0.58%買い増し 19.08%-19.66% 6/15終値1273円
22.6.2 +1.08%買い増し 18.0%-19.08% 6/2終値1350円
21.3.4 +1.05%買い増し 16.95%-18.0% 3/4終値1715円

3454ファーストブラザーズ 11/29終値848円
4月以降のレンジ 下限800円~810円 上限880円~916円
レンジ下限を割った場合、下値メド1/25安値726円、3/8安値739円
11/29時点配当利回り3.54%

このように銘柄特有の株価習性があり、チャートで学べば儲けのチャンスが増えます。
チャートを見る目を高めることが、短期筋対策になります。

日本株はTOPIXが優位となり、その株価位置は9合目を超えてきました。
12月のどこかで、下落に転じる場面に今から警戒します。
波瀾の2022年相場、日本株は買い一巡後、年に数回の株価急落がありました。
株価が急落した際、底値まで下がった良い銘柄が見つかっても
現金ポジションがなければ、儲けることはできません。
チャンスの場面はいつ来るか分かりませんが、2022年相場は
年に数回の買い場がありました。
ピンチの場面=買いチャンスの場面
今後も間違いなく次の買いチャンスがあると確信します。

高値圏の買いや中途半端な株価位置の買いは厳禁です。




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プロフィール

k124816

Author:k124816
1974年高校1年で株式投資を始める。
順調に儲かったが、大学時代に仕手株投資で、8ケタの損出。その後30歳代で10ケタ近くの損出。
その苦い経験から 
「株式投資勝利の法則」と「秘伝指数表」を使って勝ち続ける法則を実践。

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