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2023-01

決算発表で明暗が分かれる時

2023年1月31日(火)18:00更新

前日1/30(月)の米国株
NYダウ 33,717.09ドル ▼260.99ドル -0.76%
ナスダック 11,393.814 ▼227.896 -1.96%
S&P500 4,017.77 ▼52.79 -1.29%
米国10年債利回り 3.536% △0.026%
NY原油 77.98ドル
ドル円 129.60円 1/30日本時間

前日1/30(月)の米国株 主要株価指数がそろって下落。
1/31,2/1のFOMCを目前に控え、利益確定売りや
持ち高調整売りが出て、主要3指数そろって下落しました。
ハイテク株比率の高いナスダック指数は▼1.96%の大幅下落になりました。
1/31,2/1のFOMCでは、利上げ幅を前回の0.5%から0.25%に縮小する見込みで
パウエル議長発言に市場の注目が集まります。
今週は巨大ハイテク企業の決算発表が相次ぐため、直近に上昇による
利益確定売りが優勢となりました。
昨日の米国株安は、相場の変化というものではなく、イベント前の
売りに押されたという内容でした。

1月31日(火)東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 27458.56(9:00)△25.16
高値 27494.17(9:15)△60.77
安値 27379.11(10:30)▼54.29
前引 27429.59(11:30)▼3.81 -0.01%
TOPIX前引 1983.19(11:30)△0.79 +0.04%
 後場
寄付 27420.91(12:30)▼12.49
高値 27420.91(12:30)▼12.49
安値 27302.22(14:59)▼131.18
大引 27327.11(15:00)▼106.29 -0.39%

TOPIX
1987.55(9:00)
1991.14(9:08)
1973.45(14:59)
1975.27(15:00)
前日比▼7.13 -0.36%

値上がり銘柄数 1149
値下がり銘柄数 624
新高値銘柄数 91
新安値銘柄数 2

騰落レシオ25D 125.6
日経平均25日移動平均乖離率 +3.02%
TOPIX25日移動平均乖離率 +2.88%

前日1/30(月)の米国株 主要株価指数がそろって下落したものの
日経平均は小高く始まりました。
寄付 27458.56(9:00)△25.16
高値 27494.17(9:15)△60.77
日経平均は寄り付き直後△60.77上昇し27,500円に近付くと
利益確定売りに押されました。
安値 27379.11(10:30)▼54.29
全体相場の方向感に乏しく、決算発表を行った個々の銘柄の値動きが
大きくなりました。
前日の米国市場でハイテク株の一角が大幅に下落したことが
東京市場でも意識され、東京エレクトロン、アドバンテストなどの
半導体関連銘柄が売り優勢となり相場の重しになりました。
前引 27429.59(11:30)▼3.81 -0.01%
 後場
後場の取引も日経平均は方向感に乏しく小幅に下げて始まりました。
寄付 27420.91(12:30)▼12.49
高値 27420.91(12:30)▼12.49
その後もマイナス圏での一進一退となりましたが大引けにかけて
売りが広がり3桁の下落になりました。
安値 27302.22(14:59)▼131.18
日経平均株価は、3営業日ぶりに反落して引けました。
大引 27327.11(15:00)▼106.29 -0.39%

前日の米国株が主要3指数下落し、ハイテク株比率の高いナスダック指数は
▼1.96%の大幅下落になりました。
主要な半導体関連銘柄で構成するSOX指数が大きく値下がりし
日本市場でも半導体関連銘柄の下げが、相場の重しになりました。
しかし、米国株の「楽観相場」の流れは今のところ継続しているため
短期筋の日本株売りによる急落にはなりませんでした。
本日31日の中国上海株、香港株などのアジア主要国株が軟調に推移したため
後場先物売りが散発的に出て、売りが優勢となりました。
1/31,2/1米国FOMC +0.25%の引き上げは事前に織り込んでおり
パウエル議長発言に注目が集まります。
米国主要ハイテク株の決算発表も控えており、イベント通過後の
市場の判断待ちになります。

日米ともに決算発表内容を市場がどのように判断するか?
米国の「楽観相場」が2月のどこまで続くか?
日本株は、常に米国を中心に外部要因で乱高下するのが今の市場環境です。

本日22:00までに「株式投資勝利の法則入門編講座」臨時配信いたします。
(現在講座の新規受講の募集は行っておりません 申し訳ございません)

1/31日経報道
国際通貨基金(IMF)は30日改定した世界経済見通しで、2023年の実質成長率の予測を
2.9%と22年10月の前回見通しから0.2ポイント引き上げた。
ゼロコロナ政策を解除した中国を中心に幅広い国・地域の成長率を上方修正した。
23年の成長率の上方修正は1年ぶり
22年1月時点で3.8% その後2月のウクライナ危機、歴史的な高インフレにより
米国、欧州中心に世界的な金融引き締めにより、IMFの見通しの引き下げが続いた。
22年10月時点では2.7%と3四半期連続で下方修正。
今回△0.2%で、2023年の世界経済の見通しは2.9%になりました。
2022年10月からの修正内容
2023年
米国 1.4%△0.4% 中国5.2%△0.8% ユーロ圏0.7%△0.2% 日本1.8%△0.2%
2024年
米国 1.0%▼0.2% 中国4.5% 横ばい 1.6%▼0.2% 日本0.9%▼0.4%
2024年の見通しでは、主要国の中で日本の伸び低下が最も大きくなっていました。
22年12月に成立した22年度第2次補正予算など財政出動の拡大の効果がなくなることで
2024年の伸びが低下する見込み。

空売り銘柄15 ロスカットルール厳守
3561力の源HD 1/23 1027円 新規売り 1/31終値1117円
本日、逆指値が約定となり1119円買戻しとなりました。
その直後に1132円高値までありましたが、このあたりで天井を付けるのではと思います。
しかし、ピンポイントの空売りのロスカット値は、空売りを行う前にロスカット値を
先に決めます。
その後、このあたりが天井ではないかと判断しても絶対にロスカット値は変更せず
ロスカットします。
危険といわれる「空売り」は、低めのロスカット値によって、ローリスクになります。

空売り銘柄16 
6184鎌倉新書 1/24 1024円新規売り 1/31終値1062円
ロスカット値 1100円~最大で1140円
2022年3/9安値392円からの上昇=12/14高値1128円 これが天井になるかどうか
1月末~2月上旬に天井形成、あるいは下げに転じる変化日が来るのではないか
このように見ています。
現在高値圏でもみ合い中 相場はまだ生きているため
直近安値1/18安値934円の下ヒゲを割り込むかどうか?
短期想定レンジ 876円~1128円
下振れるか、新値をとってくるか?
高値圏のピンポイントの空売りで相場はまだ生きているため、ロスカットは厳守します。
ロスカット値 1100円~最大で1140円

3563フード&ライフ 旧スシロー
回転ずしトップ企業でいわゆる勝ち組企業でしたが、度重なる不祥事や
頃中での夜間売り上げの伸び悩み、原材料高と人件費上昇など悪材料を織り込み
2021年9/28高値5420円 11/18高値5320円ダブルトップ形成後、2022年9/2安値2060円で
底が入りました。
11/4ザラ場安値2189円を付けると、相場の潮目が変化しトレンド転換し
11/11高値2812円 12/9高値2965円 1/17高値3105円 戻り高値を切り上げました。
11/11終値2795円 25D乖離率12.56% 12/9終値2962円 25D乖離率12.54%
11/11,12/9は、戻り高値を付け25日移動平均+乖離が12%台を超えると
すぐに値下がりしましたが、今回は1/13終値3050円 25D乖離率11.07% 
1/13以降1/30まで、3,000円を挟んだ水準でのもみ合いになりました。
1/17高値3105円高値時点で、空売りのタイミングを模索していましたが
1/30まで下がる気配がなかったため、もう一段上昇したところが戻り高値に
なるのではと見ていました。
本日1/31、寄付きから売り物に押され株価は窓を開けて大きく下落しました。
今回は空売りのタイミングが合いませんでしたが、1/5安値2503円、12/5安値2420円の時は
25日移動平均を割り込んだ後、日柄5営業日くらいで目先の底を付け、相場は上昇に転じました。
今回もその日柄を考慮し、2月中旬ごろまで短期調整になるかどうか見ることにします。
その間の重要変化日となるのが2/7の決算発表です。

このように、底値圏の銘柄だけではなく、回転ずしトップ銘柄の値動きを見て
外食の景気動向を探ることも自分にとって興味のある研究です。
ロイヤルホストは、コロナ前の水準まで回復したものの、すかいらーくG
デニーズなどのファミレスは回復が遅れており、物価上昇による個人の外食の
今後の動きも要注目です。
客単価が、800円程度のガストは営業時間の短縮が大きく影響を受ける反面
客単価が2000円ほどのロイヤルホストは好調に推移しています。
外食の頻度が低くなり、今後もし烈な競争が続きそうです。
儲からない企業の株を買わないことです。
売上高利益率を見て判断します。

4996クミアイ化学 
2022年6/8高値1220円形成後調整局面に入り、1/16安値820円で底が入りました。
1/27に「買いサイン」となったため、日々の終値を見ています。
農薬製品数量大幅増加が続くものの、製品価格上昇はピークアウト感。
為替は想定よりも円高基調にあり、営業増益は確保するものの、増益率は伸び悩む見込み。
このことを考えると、1/27の「買いサイン」は「ダマシ」になるかもしれません。
900円トライ、1/31時点 75日移動平均916円トライ迄は行くかもしれませんが
200日移動平均974円まで買われる可能性は低そうです。

相場の格言 「半値八掛け二割引」
株価が高値から半値になり、さらに20%下がり、もう一段20%下がった水準
68%の値下がり 要するに株価が三分の一になった水準は底値水準という意味ですが
保有銘柄で2段階で安値水準を悪材料出尽くしと考え買ったものの、決算発表のハードルで
市場の洗礼を浴びた銘柄があります。
5000円台の株価が1700円水準まで下がったのですが、再び売りを浴びました。
決算発表内容を市場はさらに売りと判断を下したのですが、人間の頭では
ここからの売りはできない底値水準ですが、AIの判断は株価水準がいかに低くても
下がるから売る、売るから下がるを繰り返し、徹底的に売り崩してきます。
有利子負債0 自己資本比率75%超 予想ROE30% のグロース株も
とうとう配当利回り3.17%になり、グロース株が「バリュー株」に近付くような
現象になったということは、ほぼ底値に到達したということを意味していると考えます。
多くのグロース株の配当利回りが上がっています。

1/31プライム市場
予想配当利回り 3%以上715銘柄 2%以上1163銘柄

今週は、米国の重要イベント週で、日米ともに決算発表が本格化しています。
短期筋の売りたたきで異常値まで下がる銘柄が多く見かけられますが
底値で投げないようにしなければなりません。

M&A関連銘柄の値下がりが目立つ日々です。
2127日本M&A 1313円
6080M&Aキャピタルパートナーズ 4380円▼1000円 S安売り気配
6196ストライク4175円▼700円
一方、4番手銘柄の9552M&A総合研究所は最高値を更新中で
1/31終値10320円△1500円 株価は完全に異常値まで買われています。
M&A関連銘柄は1位、2位、3位が総崩れになっています。

中途半端な水準や高値圏で買うといつはしごを外されるか分かりません。
底値買いに徹すれば、仮に大きく売られたとしても不祥事でなければ
買いコストまでの戻りは見込めます。

明日から2月相場が始まります。
2月相場どこかで米国株が下がれば、「楽観相場」は終わり
「調整局面あるいは、「悲観相場」が来ることを前提に相場に臨みます。




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次回の更新は、2/1(水)15:05までに更新いたします。
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自信を守る健康管理、今後も継続なさることをお勧めします。

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Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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