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2023-05

多くの投資家が待つ小型株相場

2023年5月21日(日)13:30更新

5月19日東京マーケット
日経平均株価
  前場
寄付 30847.36(9:00)△273.43
高値 30924.57(9:04)△350.64
安値 30679.16(9:19)△105.23
前引 30892.47(11:30)△318.54 +1.04%
TOPIX前引 2168.15(11:30)△10.30 +0.48%
 後場
寄付 30898.81(12:30)△324.88
高値 30907.36(12:33)△333.43
安値 30765.72(13:14)△191.79
大引 30808.35(15:00)△234.42 +0.77%

TOPIX
2167.16(9:00)
2171.37(9:04)
2158.80(14:10)
2161.69(15:00)
前日比△3.84 +0.18%

値上がり銘柄数 812
値下がり銘柄数 945
新高値銘柄数 212
新安値銘柄数 30
騰落レシオ25D 131.0
日経平均25日移動平均乖離率 +6.13% やや過熱
TOPIX25日移動平均乖離率 +4.54% やや過熱

米国政府の資金繰り策が債務不履行に陥る最悪の事態は
避けられる見方が広がり、前日5/18(木)の米国株は主要3指数そろって続伸。
ハイテク株比率の高いナスダック指数は、年初来高値を更新。
連動して上昇した日経平均先物にサヤ寄せして主力株買い優勢で始まりました。
外国為替市場で1ドル138円台まで円安ドル高が進行し主力の輸出関連を中心に
相場を支えました。
日経平均は寄り付き直後に30,900円台に乗せ、△350.64円上昇しましたが
買い一巡後は伸び悩む場面がありました。
下値は押し目を拾う動きが勝り、前引けにかけて再び買い直されました。
後場は前引け水準で始まり、30,900円台に乗せたものの、利益確定売りに押され
伸び悩みました。
週末5/19(金)日経平均は33年ぶりの高値を更新、7営業日続伸して引けました。
今週も海外投資家の買い越しはほぼ確定。

TOPIXはいち早く1990年バブル後の高値を更新していましたが
日経平均株価もようやくバブル後の高値を更新しました。
5/19(金)
日経平均高値30924.57円(9:14) 
TOPIX高値2171.37(9:14) 
日経平均は、5/18(木)、25日移動平均乖離率+5.74% 5/19(金)+6.13%
過熱感が出てきました。
通常の相場ですとあと数日で高値形成となることが考えられますが
今回の上昇相場は、長期、短期の海外投資家主導の相場で
アベノミクス以来の日本株買い越しになっており、売り方の買戻しがここから出る可能性があり
その場合は、もう一段の上昇があるかもしれません。
これだけインデックスが上昇しているにもかかわらず、相場の圏外にある銘柄は多く
プライム市場25日移動平均マイナス乖離銘柄数は、625銘柄あります。
これらの銘柄分布は、「指数表」でご確認ください。
インデックスは過熱気味になり、調整局面入りは5月末にかけてくるか
6月第2週の6/9(金)メジャーSQ週に潮目の変化があるか?
先週まで7週連続買い越しが続いている海外投資家次第ですが
現在低迷中の中小型株に物色が循環してくるかどうか要注目の場面です。

5/12(金)の主要国株 
日経平均先物 30,820円▼80円 先週末29,570円△150円
NYダウ 33,426.63ドル▼109.28ドル-0.32% 先週末33,300.62ドル▼8.89ドル-0.02%
ナスダック 12,657.897▼-30.941-0.24% 先週末12,284.743▼43.764-0.35%
S&P500 4,191.98▼6.07-0.14% 先週末4,124.08▼6.54-0.15%
10年債利回り 3.681%△0.032% 先週末3.472%△0.081%
NY原油 71.67ドル▼0.19ドル 先週末70.09ドル▼0.78ドル
ドル円 137.96円-137.98円 先週末135.69円-135.71円
上海総合指数 3,283.5417▼13.7782-0.41% 先週末3,272.3619▼37.1893-1.12%
欧州市場 
ドイツDAX 16,275.38△112.02+0.69% 先週末15,913.82△78.91+0.49%
イギリスFTSETM 7,756.87△14.57+0.18% 先週末7,754.62△24.04+0.31%
フランスCAC 7,491.96△45.07+0.60% 先週末7,414.85△33.07+0.44%

週末5/19(金)米国株は主要3指数そろって3営業日ぶりに反落。
早期解決が期待されていた米国債務上限問題、政府と野党共和党の協議が
難航していることが報道され、利益確定売りが優勢となりました。
イエレン財務長官が、大手銀行の経営者に対し、さらなる銀行合併が
必要になる可能性があると述べたことが伝わり、地銀株が売られました。
19日パウエルFRB議長は、銀行の信用状況が引き締まっているのを踏まえて
政策金利は想定されていたほど上昇する必要がないかもしれないと述べたため
更なる利上げ懸念が和らぎ、相場の下支えになりました。
欧州主要国株は総じて堅調に推移しました。
天然ガス価格の下落や中国経済再開が追い風となって企業収益改善期待で
ドイツDAX指数が上昇し、1年4カ月ぶりに過去最高値を更新しました。

日経平均5/19終値 30808.35円 △234.42円 +0.77%
TOPIX5/19終値 2161.69 △3.84 +0.18%
日経平均先物 30,820円 ▼80円
週末5/12(金)日経平均、TOPIXは連日のバブル後最高値を更新。
週末の日経平均先物は小幅に反落し、日経平均株価とほぼ同水準のため
5/22(月)寄り付き前のシンガポール日経平均先物を見て短期筋のAI主導で
週末株価水準で始まりそうです。

新規買いは凍結

ニューヨーク上場カントリーファンド(国別ETF上場投資信託)の騰落率ランキング
世界の中で日本株が最もパフォーマンスが良く、メリルリンチ証券が日本でTOPIX先物を買っています。
アメリカには銀行の問題や債務上限問題があり、今後も注意が必要です。

6月9日(金)日本、メジャーSQ
6/16(金)米国 日本のSQ(特別清算指数)に当たる「クアドルプル・ウィッチング」
6月22日頃には同国の銀行のストレステスト結果が発表

◎運用成績トップクラスの小型株ファンド
7330レオスキャピタルワークス
アセットマネジメントONE
売買動向の一部を下記に記載いたしました。

6597HPCシステムズ 5/19終値1807円 直近安値5/19安値1761円
科学技術用の高性能コンピュータ・ソフトを企業や大学へ納入
2023年高低 4/3高値2345円 5/19安値1761円
2022年高低 8/4高値3530円 2/24安値1551円 
レオスキャピタルワークス
4/28 一部売り 5.19% - 5.16% 4/28終値2029円
3/15 新規に買い 0 - 5.19% 3/15終値2042円
レオスキャピタルワークスの買いコストは、2000円水準
大底がいくらになるか?
大底を割り込みどん底値を付けるか?
「買いサイン」が出るのを待ちます。

6047Gunosy 5/19終値585円
スマホ利用者向けに新聞、雑誌、ネットメディアなどと提携した記事配信を行う
Gunosyを展開
2023年高低 2/9高値673円 5/15安値570円
2022年高低 4/18高値1567円 12/28安値577円 
レオスキャピタルワークス他
23.5.10 買い増し 6.34% - 7.28% 5/10終値577円
22.6.30 買い増し 6.25% - 6.34% 6/30終値745円
22.6.15 買い増し 6.14% - 6.25% 6/15終値916円
22.1.31 買い増し 6.06% - 6.14% 1/31終値742円
21.12.31 一部売り 9.41% - 6.06% 12/30終値919円
21.10.21 一部売り 10.55% - 9.41% 10/21終値666円
21.10.13 一部売り 11.58% - 10.55% 10/13終値685円
21.8.26 一部売り 12.58% - 11.58% 8/26終値668円
20.6.30 買い増し 11.24% - 12.58% 6/30終値916円
19.5.16 買い増し 10.04% - 11.24% 5/16終値1751円

アセットマネジメントONE
19.4.30 一部売り 5.07% - 3.31% 4/26終値1657円

上記はあくまでごく一部ですが、優良小型株ファンドも直近の大型株相場の
蚊帳の外になっている「小型株」運用には非常に苦労しています。
7330レオスキャピタルワークスは直近IPO銘柄で、今の小型株相場軟調の流れは
しばらく同社の業績の重しになりそうです。

2021年、2022年まで有効だった小型株の底値買いは短期筋のAIの空売りの
標的になり、多くが株価急落し低迷が続いています。
大底圏でも貸株の空売りが続いている銘柄が多く見られ、完全に相場が
壊されている銘柄が多々見られます。

今までの投資手法が通用しない時代です。
今後は、中途半端な局面や底値買いでは短期筋のAIの餌食になるばかりと思います。
単なる底値ではなく、「どん底」まで売り込まれ、その後買いサインが出た銘柄の買いを
行って短期筋対策を万全にするつもりで、次回の買いチャンスを待ちます。

世間では、優待取りや配当取りのインカムゲインを進める傾向がありますが
今の短期筋のAI主導の相場では、値下がりという高い代償を払うことになりかねませんのfで
個人投資家の皆様はくれぐれもご用心ください。

更新の時間になりましたので本日はこのくらいで失礼します。




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次回更新は、5/22(月)15:05までに更新いたします。
ブログ更新時刻
(月)(水)(金)15:05 大引け前に更新する日もあります
(火)(木)20:00前に更新
(土)(日)(祝)休み 相場急変時は臨時に更新 
直近は相場が変動するため(日)13:00前に更新しています。

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プロフィール

k124816

Author:k124816
1974年高校1年で株式投資を始める。
順調に儲かったが、大学時代に仕手株投資で、8ケタの損出。その後30歳代で10ケタ近くの損出。
その苦い経験から 
「株式投資勝利の法則」と「秘伝指数表」を使って勝ち続ける法則を実践。

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