銀行株が上昇しTOPIXは反発
2023年9月11日(月)15:05更新
昨日9月3日(日)週末の米国株概況等記載しブログを更新しました。
日経平均9/8終値 32606.84円 ▼384.24円 -1.16%
TOPIX9/8終値 2359.02 ▼24.36 -1.02%
日経平均先物 32,510円 ▲90円
限月交代したことで12月限月に225円くらいの配当落ちを反映
9/8(金)メジャーSQ通過 9月配当権利落ち分225円の乖離があります。
(配当権利落ち日まで)
日経平均先物+225円 = 32735円
9月11日(月)東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 32690.54(9:00)△83.70
高値 32746.14(9:05)△139.30
安値 32410.31(10:37)▼196.53
前引 32544.04(11:30)▼62.80 -0.19%
TOPIX前引 2361.45(11:30)△2.43 +0.10%
後場
寄付 32480.75(12:30)▼126.09
高値 32516.59(12:39)▼90.25
安値 32391.69(14:10)▼215.15
大引 32467.76(15:00)▼139.08 -0.43%
日銀植田総裁が、マイナス金利解除のタイミングなどに言及した
読売新聞報道を受けて、金融緩和の修正観測が高まり
日本時間11日の外為市場で円相場は一時1ドル146円台後半まで
円高が進行。
マイナス金利政策の解除に向けて動き始めるとの思惑から
新発10年物国債利回りは0.700%まで上昇し、2014年1月以来の
高水準を付けました。
金利上昇を受けて、高PERのグロース株が売り優勢となりました。
半面、メガバンクをはじめ地銀株に買いが広がり、プライム市場上昇率ランキングの
ほとんどを銀行株が占めました。
日経平均は反発して始まり、直後に32,700円台に乗せ△139.30円上昇したものの
買い一巡後はマイナス圏に転落し、一時▼196.53円下げる場面がありました。
後場の値動きは、前引けを下回り3桁の下落で始まりました。
利益確定売りが優勢で下値を探る展開になり前場安値を下回りました。
日経平均が下値を探る一方、TOPIXの下げ率は限定的で、前場に引き続き
メガバンク地銀の上昇が下支えしました。
日経平均は、3日続落しましたが、TOPIXは小幅に反発して引けました。
TOPIXは、9/7高値2397.33 33年ぶり高値を更新し、陰線を引きましたが
下げ率は低く9/11時点の日足チャートは崩れていません。
月末にかけてTOPIX優位の流れになる可能性が高く、日経平均寄与度上位の
半導体関連銘柄が調整局面に入っていることが日経平均の戻りを重くしています。
限月交代したことで12月限月に225円くらいの配当落ちを反映
9/8(金)メジャーSQ通過 9月配当権利落ち分225円の乖離があります。
(配当権利落ち日まで)
日経平均先物+225円 = 32735円
9/27(水)9月権利付き最終売買日
9/28(木)権利落ち日
月末の配当金再投資の先物買いがTOPIXベースで△1兆8千億円規模入る。
日経平均は銘柄入れ変えにより、月末に▼4000億円規模の売りが出る。
9月末までTOPIX優位の相場が続く見込み。
このことを先回りして、短期筋のAIがどのように仕掛けてくるか要注目です。
◎銘柄研究
7599IDOM 9/8終値762円
中古車買い取り首位 ガリバー
ビックモーター事件から、中古車関連銘柄の値下がりが続いています。
年初来高値7/12高値984円からの調整は、7/21安値753円 8/23安値741円
9/11安値755円 トリプルボトムのようなレンジ下限で下げ止まっています。
当社は2月決算企業で、配当利回り4.57%これが株価の下支えになっています。
会社四季報予想では、通期経常増益になっていますが
7/14決算発表 第一四半期
売上前年同期比-22.4% 営業利益前年同期比-47.3%
10月の決算発表を通過するまで、買わない方がよさそうです。
9/6,9/7、 9/8、現物売りの倍規模の貸株の空売りが、株価を
押し下げているのが気がかりです。
8/23安値741円を割り込むまで、空売りが続くかどうか。
需給が悪い銘柄の中途半端な水準での買いは今の小型株投資では避けるべきです。
中古車販売大手
3186ネクステージ 9/8終値2501円
保険金不正疑惑の報道で急落。
一部メディアでは、空売りが急増して株化が下落と報道されましたが
貸株の空売り比率は少なく、ほとんどが現物売りです。
9/8長い下ヒゲ安値2398円 9/11も大幅続落。
9/11で4連続大陰線、まもなくいったん下げ止まるかもしれませんが
保険金不正疑惑の報道解決までまだ時間がかかる見込みです。
多くの個人投資家の値ごろ感からの信用買いが入っていますが
この水準で買い向かうのはリスクが高すぎます。
貸株の空売り比率は低いものの、現物売りが一巡後も
タイミングを見計らって、空売りを仕掛けてくる可能性があることも
用心しなければいけません。


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(土)(日)(祝)休み 相場急変時は臨時に更新
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昨日9月3日(日)週末の米国株概況等記載しブログを更新しました。
日経平均9/8終値 32606.84円 ▼384.24円 -1.16%
TOPIX9/8終値 2359.02 ▼24.36 -1.02%
日経平均先物 32,510円 ▲90円
限月交代したことで12月限月に225円くらいの配当落ちを反映
9/8(金)メジャーSQ通過 9月配当権利落ち分225円の乖離があります。
(配当権利落ち日まで)
日経平均先物+225円 = 32735円
9月11日(月)東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 32690.54(9:00)△83.70
高値 32746.14(9:05)△139.30
安値 32410.31(10:37)▼196.53
前引 32544.04(11:30)▼62.80 -0.19%
TOPIX前引 2361.45(11:30)△2.43 +0.10%
後場
寄付 32480.75(12:30)▼126.09
高値 32516.59(12:39)▼90.25
安値 32391.69(14:10)▼215.15
大引 32467.76(15:00)▼139.08 -0.43%
日銀植田総裁が、マイナス金利解除のタイミングなどに言及した
読売新聞報道を受けて、金融緩和の修正観測が高まり
日本時間11日の外為市場で円相場は一時1ドル146円台後半まで
円高が進行。
マイナス金利政策の解除に向けて動き始めるとの思惑から
新発10年物国債利回りは0.700%まで上昇し、2014年1月以来の
高水準を付けました。
金利上昇を受けて、高PERのグロース株が売り優勢となりました。
半面、メガバンクをはじめ地銀株に買いが広がり、プライム市場上昇率ランキングの
ほとんどを銀行株が占めました。
日経平均は反発して始まり、直後に32,700円台に乗せ△139.30円上昇したものの
買い一巡後はマイナス圏に転落し、一時▼196.53円下げる場面がありました。
後場の値動きは、前引けを下回り3桁の下落で始まりました。
利益確定売りが優勢で下値を探る展開になり前場安値を下回りました。
日経平均が下値を探る一方、TOPIXの下げ率は限定的で、前場に引き続き
メガバンク地銀の上昇が下支えしました。
日経平均は、3日続落しましたが、TOPIXは小幅に反発して引けました。
TOPIXは、9/7高値2397.33 33年ぶり高値を更新し、陰線を引きましたが
下げ率は低く9/11時点の日足チャートは崩れていません。
月末にかけてTOPIX優位の流れになる可能性が高く、日経平均寄与度上位の
半導体関連銘柄が調整局面に入っていることが日経平均の戻りを重くしています。
限月交代したことで12月限月に225円くらいの配当落ちを反映
9/8(金)メジャーSQ通過 9月配当権利落ち分225円の乖離があります。
(配当権利落ち日まで)
日経平均先物+225円 = 32735円
9/27(水)9月権利付き最終売買日
9/28(木)権利落ち日
月末の配当金再投資の先物買いがTOPIXベースで△1兆8千億円規模入る。
日経平均は銘柄入れ変えにより、月末に▼4000億円規模の売りが出る。
9月末までTOPIX優位の相場が続く見込み。
このことを先回りして、短期筋のAIがどのように仕掛けてくるか要注目です。
◎銘柄研究
7599IDOM 9/8終値762円
中古車買い取り首位 ガリバー
ビックモーター事件から、中古車関連銘柄の値下がりが続いています。
年初来高値7/12高値984円からの調整は、7/21安値753円 8/23安値741円
9/11安値755円 トリプルボトムのようなレンジ下限で下げ止まっています。
当社は2月決算企業で、配当利回り4.57%これが株価の下支えになっています。
会社四季報予想では、通期経常増益になっていますが
7/14決算発表 第一四半期
売上前年同期比-22.4% 営業利益前年同期比-47.3%
10月の決算発表を通過するまで、買わない方がよさそうです。
9/6,9/7、 9/8、現物売りの倍規模の貸株の空売りが、株価を
押し下げているのが気がかりです。
8/23安値741円を割り込むまで、空売りが続くかどうか。
需給が悪い銘柄の中途半端な水準での買いは今の小型株投資では避けるべきです。
中古車販売大手
3186ネクステージ 9/8終値2501円
保険金不正疑惑の報道で急落。
一部メディアでは、空売りが急増して株化が下落と報道されましたが
貸株の空売り比率は少なく、ほとんどが現物売りです。
9/8長い下ヒゲ安値2398円 9/11も大幅続落。
9/11で4連続大陰線、まもなくいったん下げ止まるかもしれませんが
保険金不正疑惑の報道解決までまだ時間がかかる見込みです。
多くの個人投資家の値ごろ感からの信用買いが入っていますが
この水準で買い向かうのはリスクが高すぎます。
貸株の空売り比率は低いものの、現物売りが一巡後も
タイミングを見計らって、空売りを仕掛けてくる可能性があることも
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