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2023-10

昨日10/2(月)の引け味が悪く売りが優勢

2023年10月3日(火)18:20更新

前日10月2日の米国株
NYダウ 33,433.35ドル ▼74.15ドル -0.22%
ナスダック 13,307.773 △88.451 +0.66%
S&P500 4,288.39 △0.34 +0.00%
米国10年債利回り 4.671% △0.094%
NY原油 87.93ドル
ドル円 149.87円-149.88円 3日 11:35

前日の米国株 NYダウは下げ渋ったものの続落し
4カ月ぶりの安値で終えました。
長期金利が上昇しましたが、値ごろ感からナスダック指数は4日続伸しました。
長期金利が一時4.70%まで上昇し2007年10月以来の高水準を更新。
米国議会が9月30日に11月中旬までのつなぎ予算を可決したものの
FRBが11月に利上げに踏み切るとの観測があり、長期金利が連日の上昇。
金利上昇デメリット銘柄、素材や資本財などの景気敏感株、不動産株などが
売り優勢となりました。
金利上昇にもかかわらず、ハイテク株の一角が買われました。
10月半ばから主要企業の7~9月期決算発表になります。

10月3日東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 31607.97(9:00)▼151.91
高値 31607.97(9:00)▼151.91
安値 31260.99(10:30)▼498.89
前引 31356.92(11:30)▼393.96 -1.24%
 後場
寄付 31340.31(12:30)▼419.57
高値 31379.60(12:32)▼380.38
安値 31157.40(14:07)▼602.48
大引 31237.94(15:00)▼521.94 -1.64%

TOPIX
2305.32(9:00)
2305.32(9:00)
2271.12(14:07)
2275.47(15:00)
前日比▼38.97 -1.68%

値上がり銘柄数 159
値下がり銘柄数 1663
新高値銘柄数 5
新安値銘柄数 120
騰落レシオ25D 96.9 ▼12.8
日経平均25日移動平均乖離率 -4.14%
TOPIX25日移動平均乖離率 -3.79%

昨日10/2(月)の引け味が悪く売りが優勢

前日10/2の米国株は高安まちまち、NYダウは下げ渋り、ナスダック指数は上昇。
日本株の弱さがやや際立っています。
月末月初の持ち高調整売りなどの一時的な需給悪化を見越しての
海外短期筋の先物の空中戦により昨日10/2(月)の引け味が悪く
その流れから短期筋の先物主導で下値を探る展開になりました。
10/2(月)高値32401.58円△543.96
10/2(月)安値31759.88円▼97.74
上下幅641.70円
26週移動平均31619.47円を割り込んだため、トレンドに追随するAIが
断続的に先物売りを出し、前場8/18安値31275.25円を割り込みました。
前場安値 31260.99(10:30)▼498.89
前引 31356.92(11:30)▼393.96 -1.24%
後場も引き続き、先物売りが優勢となり一段安の展開になりました。
日経平均は14時過ぎに31,200円を割り込み▼602.48円まで
下げ幅を広げ、その後31,200円を挟んでの売り買い交錯になりました。
安値 31157.40(14:07)▼602.48
日経平均は、大幅安で4日続落して引けました。

9月まで株価上昇局面で買いを入れていた長期運用の投資家が
バリュー株に利益確定売りを出した模様。
直近は、自動車を売る動きが強く、TOPIXを押し下げています。
7203トヨタ自動車 9/20高値2911.5円 10/3安値2593円
TOPIXバリュー指数下落率は2.06%
TOPIXグロース指数下落率1.25%

2784アルフレッサ 11日続落
4205日本ゼオン 11日続落
9022JR東海 11日続落
6301コマツ 10日続落
6326クボタ 10日続落

3182オイシックス 10/3終値1488円 年初来安値更新
2023年高低 5/17高値3035円 10/3安値1481円
下値メド1 1411円(2022年安値)この水準を割り込むと一段安の可能性

2127日本M&AHD 10/3終値687.7円 年初来安値更新
2023年高低 1/24高値1787円 10/3安値684.8円

日経平均9/15高値33634.31円 10/3安値31157.40円
日柄11営業日 値幅▼2476.91円

26週移動平均31619.47円を割りこみ
8/18安値31275.25円を割り込んだため、トレンドに追随する短期筋の
売りがしばらく続く可能性は否定できず。
10月、月初のリバランス売りは間もなく落ち着く見込み。
この急落で、GPIFは今後の突っ込みで逆に保有比率の減った日本株を
買う可能性も出てきました。
米国長期金利上昇が止まらず、米国株も調整局面から脱することができず
しばらく短期筋の空中戦により、上にも下にも触れる場面になりそうです。
前回の短期調整の場面
8/1高値33488.77円 8/18安値31275.25円(10/3割り込む)
日柄12営業日 値幅▼2213.52円

9月まで毎月のように33年ぶり高値を更新していたTOPIX
9/28,9/29,10/2,10/3,連続陰線を引き
3月以来の75日移動平均割れとなりました。
TOPIXは、10/3時点で26週線を維持しています。
10/3時点26週移動平均線2234.28円 

日経平均週足 5/19大陽線30808.35円高値引けの大陽線
この水準まで先物主導で売り崩されるかどうかわかりませんが
米国長期金利と米国株の動向、トレンドに追随するAIの動向次第になります。 

10/3(火)
プライム市場 銘柄数1835銘柄 
プライム市場 25日移動平均 
+乖離銘柄数 207銘柄
+10%以上乖離銘柄数 10銘柄
-乖離銘柄数 1620銘柄
-10%以上乖離銘柄数 80銘柄

9/5(火)
+乖離銘柄数 1624銘柄
+10%以上乖離銘柄数 129銘柄
-乖離銘柄数 208銘柄
-10%以上乖離銘柄数 1銘柄

9/25騰落レシオ141.1 10/3騰落レシオ96.9

IPO投資の危うさ
腕に覚えのある投資家は別ですが、一般の個人投資家の方は
AIが市場を占有する今の日本市場で、IPO銘柄投資は危うさを認識すべきです。
数年前までは、「億り人」になるためには、小型株で儲けるのがその近道でしたが
今の短期筋のAI主導の日本市場では、夢のある小型成長株投資は
ハイリスクとなることが多く、事前の業績予想が外れると集中売りを浴びることになり
下げが止まらなくなります。
安値圏、大底圏で業績予想が好調な掘り出し物(銘柄)を見つけ出して買っても
四半期決算のハードルごとに失望売りを浴び、底なし沼状態になりかねません。
今のような時代こそ、どん底値まで売り込まれにくい、時価総額上位銘柄の
底値買いが有効と思います。
時価総額上位銘柄もとことん売り込まれる場合がありますが、かなりの安値水準を買えば
どん底の異常値まで売り込まれる可能性が低く、戻ることも十分可能です。

2020年12月IPO銘柄
6612バルミューダ 10/3終値1641円
機能性やデザイン性が高い扇風機や調理家電が主力。
2020年12/22初値1725円 同社の商品に様々なメディアが紹介され
21年1/26高値10610円まで上昇、これが天井になりました。
本日10/3安値1617円

2020年12月IPO銘柄
7342ウェルスナビ 10/3終値1195円 
ロボアドバイザー活用した全自動の資産運用サービスを提供
24年1月から新制度対応の「おまかせNISA」提供開始
2020年12/22初値1725円 9営業日後高値21年1/5高値3395円
4/12高値4710円 5/28高値4740円 ダブルトップ形成後本格調整
23年3/16安値1096円で底を付けましたが、直近にかけても株価は低迷しています。
貸株の空売りとロスカットの現物売りで需給悪化が続いています。
 出来高 現物売り 貸株の空売り 貸株の空売りの比率 ★売り仕掛け
9/20 880,800 240,800 534,200 60.6% ★★売り仕掛け
9/21 622,300 127,800 388,900 62.5% ★★売り仕掛け
9/22安値1118円




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k124816

Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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