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2023-11

FOMC通過米国株続伸に期待

2023年11月1日(水)19:30更新

前日10/31の米国株
NYダウ 33,052.87ドル △123.91ドル +0.37%
ナスダック 12,851.238 △161.755 +0.48%
S&P500 4,193.80 △126.98 +0.64%
米国10年債利回り 4.932% △0.039%
NY原油 81.07ドル
ドル円 151.32円-151.34円

前日10/31(火)の米国株は主要3指数そろって続伸。
11月1日午後、FOMC結果発表を控え、景気敏感株中心に
ポジション調整の買い戻しが続きました。
NYダウは直近にかけての下落で7カ月ぶりの安値にあり
ハイテク株比率の高いナスダック指数、S&P500指数も
高値から10%以上値下がっているため、FOMC結果発表前に
ショートポジションを減らすための買いが入りました。
主要3指数は、9月、10月、11月3カ月連続で月足陰線を引きました。
今晩のFOMC通過を機に、米国株全体相場が上昇することに期待します。

11月1日東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 31311.22(9:00)△452.37
高値 31559.05(9:19)△700.20
安値 31301.51(9:00)△442.66
前引 31475.62(11:30)△616.77
TOPIX前引 2302.13(11:30)△48.41
 後場
寄付 31492.77(12:30)△633.92
高値 31601.65(15:00)△742.80
安値 31443.04(13:27)△584.19
大引 31601.65(15:00)△742.80 +2.41%

TOPIX
2285.84(9:00)
2312.68(14:56)
2284.32(9:00)
2310.68(15:00)
前日比△56.96 +2.53%

値上がり銘柄数 1308
値下がり銘柄数 328
新高値銘柄数 132
新安値銘柄数 14
騰落レシオ25D 86.9+6.8
日経平均25日移動平均乖離率 +0.42% 9/25、10/13以来の陽転 
TOPIX25日移動平均乖離率 +1.26% 9/27以来の陽転

前日の米国株、FOMC直前のショートポジションの買戻しが入り
主要3指数がそろって続伸。
米国株続伸の流れを受けて、寄付きから大型株中心に買戻しや
リバウンド狙いの買いが断続的に入り、日経平均は寄り付き直後に
△700.20円上昇しました。
前場高値31559.05(9:19)△700.20
昨日日銀金融政策決定会合を通過し、為替のドル高円安が
151円台まで進み、本日午後決算発表を迎えるトヨタ自動車中心に
円安メリットの輸出関連株中心に買いが優勢となりました。
日経平均、TOPIXは前引けにかけても強含みの展開が続きました。
後場の取引も引き続き買いが優勢となり、買い一巡後やや伸び悩む場面がありましたが
トヨタ自動車の決算発表を好感する買いが相場をけん引して、日経平均TOPIXは
大引けにかけて前場高値を上回りました。
日経平均は高値引けで、大幅高で続伸して引けました。
高値 31601.65(15:00)△742.80
大引 31601.65(15:00)△742.80 +2.41%
TOPIXも高値圏で取引を終えました。
TOPIX 2310.68(15:00)△56.96 +2.53%

「潮目の変化」
昨日は、米国株大幅高の流れに乗り切れなかった日本株ですが
11月1日(水)月初の株高となり、大波乱の10月相場を乗り越えたょうです。

9月末にかけての一流株の底値買いは、10月の波乱に巻き込まれましたが
ようやく明るい兆しが見え始めてきました。
今回の波乱の10月相場を教訓にして、今後買い基準をさらに厳しくして
一流株の数年来安値を待ち伏せすることに専念します。
買い候補銘柄のリストを作成して、株価が売られすぎにならなければ
買いは見送ればよいことを改めて学び直しました。
分散投資といっても、買い候補銘柄すべて買うわけではないため
需給悪により明らかに売られすぎの一流株だけを買えばよいのですが
海外短期筋のAI主導の波乱相場でピンチの局面を最大限生かせずに
米国長期金利5.2%、中東地政学リスクの波乱に1カ月間巻き込まれました。

10月31日、11月1日のFOMC通過をを今晩の米国株が好感して上昇するか。
そして次回、12月12日、13日FOMCにかけて、長期金利上昇一服となり
米国株が戻りを試す相場に入ることができるかどうかに、日本株の動向がかかっています。
明日以降も米国株次第ではありますが、日本株の買戻し主導のリバウンド相場に期待します。

空売り比率 騰落レシオ
11/1  40.8%  86.9 +6.8 日経平均、TOPIX25日移動平均陽転
10/31 44.4%  80.1
10/30 54.3%  79.3
10/27 44.5%  83.6
10/26 48.1%  75.7
10/25 44.1%  74.4
10/24 46.2%  74.6
10/23 45.5%  75.0

本日、11/1(水)午前中病院に通院のため、成り行きで買い注文を入れ約定しました。
売られすぎのハイグロース株は念のため避けて地味な銘柄を買いました
9000番台 財務良好インバウンド関連銘柄 本日寄付きで買いました。
決算発表は、来週ですが、今期営業増益率50%超予想
貸株の空売りの標的で株価は急落しましたが、10/19以降下がらなくなり
株価が切り上げって4/18安値を確認したためです。

今後も短期筋のAI主導の一方通行的な相場が続くことは間違いなく
慌てて安値圏を買わず、想定外の急落でダメ押しした一流株を
もっと安く買うことのみに専念します。

閉店前のスーパーの値引き
自宅周辺(3km圏)にスーパーが17店舗あり激戦区です。
閉店前のスーパーを見ると何が売れているか。
混雑時ではないため、様々な商品の値上がり進捗率が良く分かりますし
商品の陳列がスカスカになって、何が売れ筋かも良く分かります。

この物価高でパンが各メーカー大きく値上げしているのが良く分かります。
米価は低迷していますが、パンはかなりね上がっています。
強いメーカーが値上げができ、弱いメーカーは値上げを躊躇している中
パン業界トップの2212山崎製パン 11/1終値3269円
コロナショック以降レンジ相場は切り下がりました。
2022年 3/14安値1395円 6/13安値1472円 10/26安値1466円
2023年 4/28終値1825円△220円+13.71% 出来高3,013,100株
これが「潮目の変化」になり、直近にかけて上昇トレンド継続、上場来高値更新中。
原材料価格、人件費、物流コスト上昇を値上げによりカバーし
消費者に受け入れられました。
2022年6/30~11/1までの株価位置 99.94
0低 --- 100高 で数値化
3期実績PER 高値平均49.7倍 安値平均34.3倍 
11/1時点予想PER 24.3 36.0倍 25.3 33.49倍
株価は、最高値を上回るとAIが断続的に買いを入れ
買われすぎの水準まで買われる傾向が多く見られ
この2212山崎製パンもここから一段高が続く可能性が高まります。
EPS96.9円×40倍=3876円 EPS96.9円×45倍=4360円
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連22.12  1,077,009 22,032 26,127 12,368 59.1
連23.12予 1,133,000 34,000 38,000 20,000 96.9 (8/1会社予想)

2270雪印メグミルク 11/1終値2418円
チーズ、バター中心に年内再値上げ
2022年6/30~11/1までの株価位置 97.40
0低 --- 100高 で数値化
3期実績PER 高値平均13.6倍 安値平均10.7倍 
11/1時点予想PER 24.3 15.54倍 25.3 14.25倍
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連23.3  584,308 13,054 14,480 9,129 135.2 
連24.3予 616,000 14,000 15,000 9,500 140.7(5/15会社予想)
連24.3予 616,000 18,200 19,500 12,200 180.6(10/24会社予想)
3期実績PER 高値平均13.6倍、今回の上方修正で予想PER13.39倍まで低下しました。
こちらもトレンドは生きています。

昨日の報道
米プラット&ホイットニー製エンジン「PW1100G-JM」の点検作業が2024年1月から始まり
1月10日から3月30日までの期間中、国内線・国際線合わせて22路線2412便欠航。
10月25日、7013IHIは、2024年3月期の営業損益予想を800億円の赤字に
大幅下方修正。
プラット・アンド・ホイットニー製エンジンの追加検査に絡んで多額の損失を計上。
従来予想は900億円の黒字でした。
プラット・アンド・ホイットニー製エンジンPW1100G-JMの追加検査プログラムを巡り
補償費用や追加整備費用などの発生が見込まれるため
営業損益の減少分1541億円を計上。
10/24安値2666円で底入れとなり、悪材料出尽くし感から上昇に転じましたが
今後の補償費用や追加整備費用増額の可能性があり戻りは限定的と考えます。
7013IHIは、底値買い監視銘柄でしたが、除外しました。

6594ニデック 11/1終値5533円
10/31安値5401円で底が入ったかどうかはまだ分かりませんが、カリスマ経営者
永守会長の後継者問題が戻りを押さえそうです。 

4528小野薬品工業 11/1終値2561円
本日11/1正午、2024年3月期(23年4月~9月)決算発表
営業利益は970億3600万円(前年同期比20.9%増)と大幅増益。
今期営業利益は従来予想1530億円から1670億円(前期比17.6%増益)に
増額修正しましたが、ザラ場高値2681円 安値2560円 ほぼ安値引けの
大陰線を引きました。
この銘柄も夏場にかけての監視銘柄でしたが、買いを見送りました。
9/19高値2966.5円が今年の高値になりそうです。
今後は下値を切り下げレンジ相場になりそうです。

4587ペプチドリーム 11/1終値1126円 直近安値10/27安値1039円
2021年2/8高値6540円からの下げ相場は、22年6/20安値1204円を割り込み
10/27安値1039円まで下落し、ここで底が入るかどうかです。
従来の投資尺度では、この水準を買うことを考えましたが、2023年相場
短期筋のAIによるショート戦略の「人知」では理解できない安値圏からの
売り仕掛けを考えるとここでの買いは見送ります。

4565そーせいグループ 11/1終値1398円 直近安値10/24安値1296円
2023年相場、短期筋のAIによるショート戦略の「人知」では理解できない安値圏からの
売り仕掛けを考えるとここでの買いは見送りが妥当と判断。
2018年より直近の週足チャートを見ると
1,000円水準までの一段安の可能性が高く、今の株価は異常値ではありません。

薬品株、バイオ関連銘柄は低迷しています。
相場の周期を考えると2024年前半までは、物色の圏外になる可能性があります。
底打ち後の戻りも、大幅な上昇になる可能性は低いと考えます。




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Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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