決算発表のハードル
2023年11月2日(木)18:10更新
明日11/3(金)日本市場は休場ですが、今晩の米国市場概況等
明日15:00までにブログを更新します。
前日11/1(水)の米国株
NYダウ 33,274.58ドル △221.71ドル +0.67%
ナスダック 13,061.469 △210.231 +1.63%
S&P500 4,237.86 △44.06 +1.05 %
米国10年債利回り 4.732% ▼0.200%
NY原油 81.11ドル
ドル円 150.45円-150.46円 2日 9:50
前日11/1(水)の米国株は、主要3指数そろって続伸。
注目の重要イベントFOMC 事前予想通り政策金利を
5.25%~5.5%に据え置きました。
FOMC後のパウエル議長会見は、今後の経済データに基づいて
注意深く進めると従来の見解を述べましたが
一段の利上げに対する警戒感は弱まり、会見中に株価は一段高に切り上がりました。
長期金利は4.7%台半ばまで低下し、高PERのハイテク株、グロース株が買われました。
ナスダック 13,061.469 △210.231 +1.63%
日経平均先物も連動して上昇しました。
11月2日東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 31987.02(9:00)△385.37
高値 32087.13(9:38)△485.48
安値 31921.60(9:01)△319.95
前引 31954.48(11:30)△352.83 +1.12%
TOPIX前引 2326.25(11:30)△15.57 +0.67%
後場
寄付 31900.34(12:30)△298.69
高値 31992.59(14:51)△390.94
安値 31878.36(12:30)△276.71
大引 31949.89(15:00)△348.24 +1.10%
TOPIX
2332.51(9:00)
2338.47(9:38)
2314.98(13:12)
2322.39(15:00)
前日比△11.71 +0.51%
値上がり銘柄数 882
値下がり銘柄数 722
新高値銘柄数 136
新安値銘柄数 16
騰落レシオ25D 84.1
日経平均25日移動平均乖離率 +1.59%
TOPIX25日移動平均乖離率 +1.88%
重要イベントの日米の金融政策決定会合が無事通過し、昨日の米国株は
長期金利が4.7%台半ばまで低下し、ハイテク株比率の高いナスダック指数は
+1.63%の大幅高で4日続伸。
日経平均、TOPIXは、前日2.4%を超える大幅高になりましたが
米国株高に連動した日経平均先物にサヤ寄せして+1%を超える上昇で始まりました。
日経平均は寄付き直後に、心理的節目の32,000円台に乗せ、前引けにかけて
売り買い交錯になりました。
後場の取引は、前引けを下回って始まりました。
上値では利益確定売りが出て、伸び悩みましたが14:09過ぎに先物主導で
後場の高値を付けました。
週末、連休前の11/2(木)日経平均は大幅高で続伸して引けました。
波瀾の10月相場、重要イベント日米金融政策決定会合が無事に通過し
市場が最も懸念していた米国長期金利は4.7%台半ばまで低下し
高PERのハイテク株、グロース株が買われ、ナスダック指数は大幅高で4日続伸しました。
グロース株の買いは続くか
6/21高値871.35まで買われ、直近にかけて急落していたマザーズ指数は
10/24安値618.70を底に、切り返しに転じてきました。
11/2大陽線を引き、663.9 △21.80 +3.40%の大幅高になりました。
このマザーズ指数上昇により、本日はグロース株の上昇が目立ちました。
相場の主軸はもちろん大型株ですが、多くの個人投資家が保有している
小型株新興株が、底打ち反転し相場の地合いが好転し始めました。
明日11/3(金)日本市場は休場のため、今晩と明日の米国株と
米国長期金利は気になるところです。
時価総額1000億円以上の銘柄を検証していますが、直近大きく売り込まれた
銘柄をご紹介します。
事前予想は良かったのですが、決算発表内容は大幅な減額修正でした。
年に4回の決算発表のハードルは事前予想が良くてもやはりリスクは大です。
10/27決算発表 大幅減額修正
4205日本ゼオン 11/2終値1219.5円 時価総額2897.61億円
古河系の化学メーカーで合成ゴム大手 特殊合成ゴムで世界首位級
四季報最新記事「一転増益」「投資続々」 会社比強気 ↑増額
円安順風で一転、小幅営業増益予想
10/27決算発表 大幅減額修正となり
10/30終値1297円 ▼196円 -13.13%
10/31終値1237.5円 ▼59.5円 -4.59%
11/1終値1262.5円 △25.0円 +2.02%
11/2終値1219.5円 ▼43円 -3.41%
9/15高値1750円が2023年の高値になり、今後は2/6安値1196円を
下回り、年初来安値を更新する見通しです。
11/1決算発表 大幅減額修正
7951ヤマハ 11/2終値3730円 ▼350円 -8.58%
世界首位の楽器メーカー
四季報最新「増益幅縮小」
好採算のピアノは高価格帯が回復 営業益上向く
欧米の低価格帯ピアノ苦戦で前号より増益幅縮小
11/1決算発表を受けて、大幅安で反落
11/1終値3730円 ▼350円 -8.58% ザラ場安値3721円
昨日リスクをとって決算発表11/6直前に買った9000番台インバウンド関連銘柄
続いていた貸株の空売りが少なくなってきました。
空売りの買戻しが需給好転になりそうです。
投資の一例
毎年、1500円以上まで上昇する銘柄が、1000円水準になったら買い
上昇するのを半年くらい待ちます。
要するにレンジ相場の下限を買って、1500円を超えたら売るという単純な売買です。
6630ヤーマン 11/2終値1072円
四季報最新では「復調」 ↓減額 これが良く分かりませんが
リピート商材強化実り直販、卸とも徐々に戻る 営業益は復調
2023年高低 2/28高値1590円 3/16安値968円
2022年高低 6/29高値1792円 1/21安値858円
2021年高低 1/14高値2084円 12/17安値881円
直近安値10/4安値999円 目先の戻りメド1 1200円水準
12月の決算発表内容次第ですが、中長期売り目標1500円
数年前まで通用したこの単純な売買手法は、今のAI主導の相場では
難しくなっています。
下値を割り込んでくると「底値圏」から空売りを仕掛て
大きく売り崩すケースが多くなってきたためです。
コロナショック以来の安値水準
6310井関農機 11/2終値1100円 決算発表11/14
2023年高低 6/15高値1299円 10/24安値1057円
2022年高低 1/5高値1478円 3/8安値1088円
2021年高低 9/8高値1865円 5/26安値1319円
2020年高低 1/9高値1686円 3/17安値855円コロナショック安値
直近安値10/24安値1057円は、2020年コロナショック以来の安値圏です。
しかし、これも決算発表のハードルがあります。
四季報最新では「好転」営業益続伸。
予想が当たるか外れるかは、決算発表のふたを開けてみないと分かりません。
10/27信用倍率259.9倍 信用買い残が増加中で、悪材料が出ると
一気に総投げになる可能性があり、需給は良くありません。
出来高は少ないのですが、貸株の空売り比率が50%超が多々あります。
過去の人間が売買する相場では、このような安値圏ををコツコツ拾う投資手法が
非常に有効でした。
今では、その投資手法は、AIの台頭によりなかなかうまく機能しなくなりました。
2022年以降、顕著にみられるのはAIが、数年来の底値圏を付ける銘柄を
貸株を使って空売りを仕掛けてくるのです。
かなりの底値で買えば儲かった相場が、AIの台頭によって底値圏から
さらに急落して、ありえない株価水準まで売りたたかれることは珍しくなくなりました。
AIの台頭により、相場は常に一方通行になります。
売られる場面では、とことん売り込まれ、恐怖のあまり総投げになって歴史的な急落になる。
逆に相場が好転すると、市場シェア過半数以上を占有する短期筋のAIが
アルゴリズム高速商いで、ロングポジションを取り、時には異常な高値まで買い上がります。
2022年、2023年相場を見るとその傾向は一段と高くなり
買い一巡後の高値圏滞在日数が、2か月~3か月になる銘柄が多く見られます。
高値圏では短期筋のAIが買うため、高値持ち合いになるケースが多くなっています。
上昇トレンドが年単位で続く銘柄も多々見られます。
人の考える天井圏では、AIがさらに買い上がるケースが多くなり
人の考える底値圏では、AIがさらに売り崩すケースが多くなっています。
この続きは明日のブログに記載いたします。


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11/4(土)は休ませていただき、今週末の米国株概況等は
11/5(日)13:00までにブログを更新します。
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(月)(水)(金)15:05 大引け前に更新する日もあります
(火)(木)19:00前に更新
(土)(日)(祝)休み 相場急変時は臨時に更新
直近は相場が変動するため(日)13:00前に更新しています。
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S&P500 4,237.86 △44.06 +1.05 %
米国10年債利回り 4.732% ▼0.200%
NY原油 81.11ドル
ドル円 150.45円-150.46円 2日 9:50
前日11/1(水)の米国株は、主要3指数そろって続伸。
注目の重要イベントFOMC 事前予想通り政策金利を
5.25%~5.5%に据え置きました。
FOMC後のパウエル議長会見は、今後の経済データに基づいて
注意深く進めると従来の見解を述べましたが
一段の利上げに対する警戒感は弱まり、会見中に株価は一段高に切り上がりました。
長期金利は4.7%台半ばまで低下し、高PERのハイテク株、グロース株が買われました。
ナスダック 13,061.469 △210.231 +1.63%
日経平均先物も連動して上昇しました。
11月2日東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 31987.02(9:00)△385.37
高値 32087.13(9:38)△485.48
安値 31921.60(9:01)△319.95
前引 31954.48(11:30)△352.83 +1.12%
TOPIX前引 2326.25(11:30)△15.57 +0.67%
後場
寄付 31900.34(12:30)△298.69
高値 31992.59(14:51)△390.94
安値 31878.36(12:30)△276.71
大引 31949.89(15:00)△348.24 +1.10%
TOPIX
2332.51(9:00)
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2314.98(13:12)
2322.39(15:00)
前日比△11.71 +0.51%
値上がり銘柄数 882
値下がり銘柄数 722
新高値銘柄数 136
新安値銘柄数 16
騰落レシオ25D 84.1
日経平均25日移動平均乖離率 +1.59%
TOPIX25日移動平均乖離率 +1.88%
重要イベントの日米の金融政策決定会合が無事通過し、昨日の米国株は
長期金利が4.7%台半ばまで低下し、ハイテク株比率の高いナスダック指数は
+1.63%の大幅高で4日続伸。
日経平均、TOPIXは、前日2.4%を超える大幅高になりましたが
米国株高に連動した日経平均先物にサヤ寄せして+1%を超える上昇で始まりました。
日経平均は寄付き直後に、心理的節目の32,000円台に乗せ、前引けにかけて
売り買い交錯になりました。
後場の取引は、前引けを下回って始まりました。
上値では利益確定売りが出て、伸び悩みましたが14:09過ぎに先物主導で
後場の高値を付けました。
週末、連休前の11/2(木)日経平均は大幅高で続伸して引けました。
波瀾の10月相場、重要イベント日米金融政策決定会合が無事に通過し
市場が最も懸念していた米国長期金利は4.7%台半ばまで低下し
高PERのハイテク株、グロース株が買われ、ナスダック指数は大幅高で4日続伸しました。
グロース株の買いは続くか
6/21高値871.35まで買われ、直近にかけて急落していたマザーズ指数は
10/24安値618.70を底に、切り返しに転じてきました。
11/2大陽線を引き、663.9 △21.80 +3.40%の大幅高になりました。
このマザーズ指数上昇により、本日はグロース株の上昇が目立ちました。
相場の主軸はもちろん大型株ですが、多くの個人投資家が保有している
小型株新興株が、底打ち反転し相場の地合いが好転し始めました。
明日11/3(金)日本市場は休場のため、今晩と明日の米国株と
米国長期金利は気になるところです。
時価総額1000億円以上の銘柄を検証していますが、直近大きく売り込まれた
銘柄をご紹介します。
事前予想は良かったのですが、決算発表内容は大幅な減額修正でした。
年に4回の決算発表のハードルは事前予想が良くてもやはりリスクは大です。
10/27決算発表 大幅減額修正
4205日本ゼオン 11/2終値1219.5円 時価総額2897.61億円
古河系の化学メーカーで合成ゴム大手 特殊合成ゴムで世界首位級
四季報最新記事「一転増益」「投資続々」 会社比強気 ↑増額
円安順風で一転、小幅営業増益予想
10/27決算発表 大幅減額修正となり
10/30終値1297円 ▼196円 -13.13%
10/31終値1237.5円 ▼59.5円 -4.59%
11/1終値1262.5円 △25.0円 +2.02%
11/2終値1219.5円 ▼43円 -3.41%
9/15高値1750円が2023年の高値になり、今後は2/6安値1196円を
下回り、年初来安値を更新する見通しです。
11/1決算発表 大幅減額修正
7951ヤマハ 11/2終値3730円 ▼350円 -8.58%
世界首位の楽器メーカー
四季報最新「増益幅縮小」
好採算のピアノは高価格帯が回復 営業益上向く
欧米の低価格帯ピアノ苦戦で前号より増益幅縮小
11/1決算発表を受けて、大幅安で反落
11/1終値3730円 ▼350円 -8.58% ザラ場安値3721円
昨日リスクをとって決算発表11/6直前に買った9000番台インバウンド関連銘柄
続いていた貸株の空売りが少なくなってきました。
空売りの買戻しが需給好転になりそうです。
投資の一例
毎年、1500円以上まで上昇する銘柄が、1000円水準になったら買い
上昇するのを半年くらい待ちます。
要するにレンジ相場の下限を買って、1500円を超えたら売るという単純な売買です。
6630ヤーマン 11/2終値1072円
四季報最新では「復調」 ↓減額 これが良く分かりませんが
リピート商材強化実り直販、卸とも徐々に戻る 営業益は復調
2023年高低 2/28高値1590円 3/16安値968円
2022年高低 6/29高値1792円 1/21安値858円
2021年高低 1/14高値2084円 12/17安値881円
直近安値10/4安値999円 目先の戻りメド1 1200円水準
12月の決算発表内容次第ですが、中長期売り目標1500円
数年前まで通用したこの単純な売買手法は、今のAI主導の相場では
難しくなっています。
下値を割り込んでくると「底値圏」から空売りを仕掛て
大きく売り崩すケースが多くなってきたためです。
コロナショック以来の安値水準
6310井関農機 11/2終値1100円 決算発表11/14
2023年高低 6/15高値1299円 10/24安値1057円
2022年高低 1/5高値1478円 3/8安値1088円
2021年高低 9/8高値1865円 5/26安値1319円
2020年高低 1/9高値1686円 3/17安値855円コロナショック安値
直近安値10/24安値1057円は、2020年コロナショック以来の安値圏です。
しかし、これも決算発表のハードルがあります。
四季報最新では「好転」営業益続伸。
予想が当たるか外れるかは、決算発表のふたを開けてみないと分かりません。
10/27信用倍率259.9倍 信用買い残が増加中で、悪材料が出ると
一気に総投げになる可能性があり、需給は良くありません。
出来高は少ないのですが、貸株の空売り比率が50%超が多々あります。
過去の人間が売買する相場では、このような安値圏ををコツコツ拾う投資手法が
非常に有効でした。
今では、その投資手法は、AIの台頭によりなかなかうまく機能しなくなりました。
2022年以降、顕著にみられるのはAIが、数年来の底値圏を付ける銘柄を
貸株を使って空売りを仕掛けてくるのです。
かなりの底値で買えば儲かった相場が、AIの台頭によって底値圏から
さらに急落して、ありえない株価水準まで売りたたかれることは珍しくなくなりました。
AIの台頭により、相場は常に一方通行になります。
売られる場面では、とことん売り込まれ、恐怖のあまり総投げになって歴史的な急落になる。
逆に相場が好転すると、市場シェア過半数以上を占有する短期筋のAIが
アルゴリズム高速商いで、ロングポジションを取り、時には異常な高値まで買い上がります。
2022年、2023年相場を見るとその傾向は一段と高くなり
買い一巡後の高値圏滞在日数が、2か月~3か月になる銘柄が多く見られます。
高値圏では短期筋のAIが買うため、高値持ち合いになるケースが多くなっています。
上昇トレンドが年単位で続く銘柄も多々見られます。
人の考える天井圏では、AIがさらに買い上がるケースが多くなり
人の考える底値圏では、AIがさらに売り崩すケースが多くなっています。
この続きは明日のブログに記載いたします。


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