2017-07

円安=日本株買い の基本構図

7月21日(木)20:15

大引け

日経平均株価

16855.18(9:00)

16938.96(10:05)

16740.00(14:16)

16810.22(15:00)

前日比△128.33 +0.77%

TOPIX

1344.40(9:00)

1347.24(10:05)

1332.74(14:15)

1339.39(15:00)

前日比△8.64 +0.65%


値上がり銘柄数 1152


値下がり銘柄数 690


新高値銘柄数 78


新安値銘柄数 3


騰落レシオ25D 125.7


日経平均25D乖離率 +6.07


TOPIX25D乖離率 +5.59


日経平均株価は反発

前日の米国株堅調、為替が107円台の円安水準
20兆円規模の経済対策が報道されたことから
買い先行で始まりました

寄付 16855.18(9:00)△173.29

107円台半ばまで円安が進み、日経平均株価は上げ幅を拡大

高値 16938.96(10:05)△257.07

買い一巡後は、短期的な過熱感から
利食い売りに押され上げ幅を急速に縮小

安値 16740.00(14:16)△58.11

大引けにかけては3ケタの上げ幅となり
日経平均株価は反発して引けました

大引 16810.22(15:00)△128.33


本日政府による経済対策規模が20兆円水準になるとの報道がありました。
前日もNYダウは史上最高値を更新し、為替が107円台の円安水準に乗せてきました。
日経平均株価は窓を開けて上昇し、寄り後には107円台半ばまで進んだ円安を好感し
16900円台に乗せる場面がありました。
高値 16938.96(10:05)△257.07

現在の株価は海外短期筋による自作自演の演出相場③の仕上げ段階になりました。
①日銀追加緩和の織り込み
②ヘリコプターマネー導入の織り込み
③政府による経済対策の折り込み

①②③のすべてではありませんが、かなりの部分は織り込まれています。

2つの外国人投資家 海外短期筋と長期運用の海外投資家
直近の日本株急騰の背後には、メインプレーヤーの海外短期筋の力が
圧倒的に上回っています。
長期運用の海外投資家の大半が、日本株組み入れ比率を大幅に引き下げていましたので
直近の日本株急騰により持たざるリスクが出てきました。
国際的な分散投資を行っているため、直近まで組み入れ比率を引き下げていたものが
上昇によってさらに組み入れ比率の低下になってしまったからです。
海外短期筋の日本株買いによる演出相場では、このような長期運用の海外投資家の
持たざるリスクを巧みに利用し、上昇局面では世界的な分散運用の観点からの
日本株回帰を狙った誘い込み戦略も組み込まれています。

重要イベントまであと6営業日
7/28~7/29日銀金融政策決定会合
7/29 欧州金融機関ストレステスト(イタリアの金融機関が台風の目)

イタリアの不良債権は、EU全体の3分の1 3600億ユーロ(約41兆円)と言われています。
イタリア当局は公的資金の注入を進める意向ですが、ここでの問題は公的資金注入の前に
銀行債、銀行株を持つイタリア国民に損出負担を求めることがEUのルールと
なっていることです。
国民の痛みを伴う損出負担が先になるため、イタリアの混乱が予想されます。
これが再びEUリスクに発展する恐れがあるのです。

日銀の追加緩和の有無にかかわらず、7/29は重要な節目となりそうです。

日銀追加緩和がある場合
①日銀追加緩和の織り込み
②ヘリコプターマネー導入の織り込み
③政府による経済対策の折り込み
そのため多少の円安が進んで日本株も上がったとしても、現時点でそのシナリオを
かなりの部分織り込んでいますので、更なる大幅な円安と大幅な日本株上昇に
なるかどうかは懐疑的です。

ゼロ回答の場合
これは間違いなく海外短期筋による円買い日本株売りになるでしょう。
下手をすると100円を目指す円高となりかねません。
その場合は、日経平均株価は1000円安、場合によっては15500円水準まで
売り込まれるかもしれません。

追加緩和があった場合は限定的なレベルでの円安株高
追加緩和がなかった場合は、間違いなく円高株安になる
どちらになるとしてもメインプラーヤーの海外短期筋の演出で相場は動くことになります。

裁定買い金額合計
15/12/4 3兆6,306億7900万円
2016年
5/27 1兆9,179億4,100万円
6/3  1兆8,232億6,700万円
6/10 1兆3,633億1,400万円
6/17 1兆 351億8,900万円
6/24  8,803億2,600万円
7/1   7,503億6,000万円
7/8   5,772億4,000万円(ボトム)
7/15   7,841億5,600万円(ボトムアウト)

裁定買い金額がようやくボトムアウトしました。

明日以降も 円安=日本株上昇
河瀬と日経平均株価は連動します。
108円水準より円安が進めば日経平均株価17,000円台乗せも射程圏に入ってきます。

重要イベントまであと6営業日です。



次回は、7/22(金)16:00頃更新いたします。

現在の相場はもうしばらく堅調持続となりそうです。
日柄 7/29(金)正午まで
値幅 日経平均株価16,300円台~16,800円台
ドル円相場が107円~108円の円安方向に進んだ場合は
日経平均株価の値幅上限値はひき上がります。

7/21(木)107円半ばまで円安進行 日経平均株価は円安を好感し
16938.96(10:05)△257.07 まで上昇

日経平均株価の日柄と値幅と同時に見るべき指標銘柄8銘柄
7203トヨタ自動車 直近高値7/14H5660円
戻りメド①5750円(7/15到達)
戻りメド②6000円水準
8306三菱UFJFG 直近高値7/14H508.9円
戻りメド①523.3円(7/15到達)
戻りメド②555.7円
3382セブン&アイ 直近高値7/14H4625円
戻りメド①4762円
戻りメド②5000円
7751キャノン 直近高値7/14H3025円
戻りメド①3157円
戻りメド②3227円
5108ブリヂストン 直近高値7/14H3508円
戻りメド3800円水準
8766東京海上HD 直近高値7/13H3776円
戻りメド3963円(7/19到達)
6981村田製作所 直近高値7/13H12670円
戻りメド①13160円(7/19到達)
戻りメド②14000円水準
8802三菱地所 直近高値7/14H1921円
戻りメド2000円~2100円(7/21到達H2035.5円)
以上のことから日経平均株価の上げシロと指標銘柄8銘柄の上げシロで
相場の力と残りの上げ余地を考えることで、危険水域での新規買いを
回避することができます。

日経平均株価が16800円水準になり
各指標銘柄が戻りメドまで戻った場合は
いったん買いポジションを整理する決断を下す時期と考えます。
以上のことをすべてまとめると以下の3点で今回の上昇を判断します。
日柄 7/29(金)正午
値幅 日経平均株価16,800円水準(7/21高値16938.96円107円台半ばの円高)
もう一つの投資尺度として指標銘柄8銘柄の上げシロ
この場合は、成長の見込める中小柄株は別で、あくまで全体相場と主力の大型株の
相場予測に使うものであります。
7/21(木)高値16938.96(10:05)△257.07 107円台半ばの円高水準

日本株は海外短期筋の自作自演の演出相場になっています。
現在は、演出相場③の途中です。

演出相場①
4/8安値15471.80円~4/25高値17613.56円
立会日数12営業日 値上がり幅2141.76円 
この時は日銀追加緩和をまくし立てて上昇させ、日銀ゼロ回答を機に
4/25高値17613.56円~5/2安値15975.47円まで売り崩しました。
立会日数12営業日 値下り幅1638.09円

演出相場②
5/2安値15975.47円~5/31高値17251.36円
立会日数19営業日 値上がり幅1275.89円
この時は伊勢志摩サミットで議長国の日本が大規模な財政出動と
消費増税凍結期待から上昇
5/31高値17251.36円~6/24安値14864.01円
立会日数19営業日 値下り幅2387.35円
サミット後の財政出動は無し、消費増税30カ月延期
この時を境に海外投資家の日本株離れが始まりました。
裁定買い金額合計で見る海外投資家の日本株離れ
15/12/4 3兆6,306億7900万円
2016年
5/27 1兆9,179億4,100万円
6/3  1兆8,232億6,700万円
6/10 1兆3,633億1,400万円
6/17 1兆 351億8,900万円
6/24  8,803億2,600万円
7/1   7,503億6,000万円
7/8   5,772億4,000万円(ボトム)
7/15   7,841億5,600万円(ボトムアウト)

演出相場③
今回はダブルボトムからの上昇
6/24安値14864.01円 7/8安値15106.52円
スタート地点を7/8とする 7/8安値15106.52円~

ゴール地点の日程
7/26~7/27 米国FOMC
7/28~7/29日銀金融政策決定会合(展望レポート中間評価)
7/29 欧州金融機関ストレステスト(イタリアの金融機関が台風の目)

立会日数15営業日後
7/29(金)日銀金融政策決定会合結果発表正午ごろ
値幅について
5/10以降6/13に日経平均株価が崩れるまで公的資金の買い支えがありました。
この時は、日経平均株価が16,300円に近づくと見えざる力が働き
16,800円水準に押し上げられる現象でした。
16,300円台~16,800円台までの滞在日数が長かった為
当面は16,300円台~16,800円台の戻りを想定します。
(到達 7/21高値16938.96円107円台半ばの円高)

日柄 7/29(金)正午
値幅 日経平均株価16,300円台~16,800円台
(到達 7/21高値16938.96円107円台半ばの円高)

買い下がりが有利の厳選コア銘柄
(7/8記載ですので上値を買わないようご注意ください)
5802住友電気工業 目標株価12か月以内1400円~1500円
7733オリンパス 目標株価12か月以内4500円
7951ヤマハ 目標株価12か月以内3200円
4901富士フィルム 目標株価12か月以内4500円~4700円
6594日本電産 目標株価12か月以内8500円~9000円

2016年IMF世界経済見通し(7/19改定)
世界の成長率3.1%に減速
イギリスEU離脱で不透明感が増したため減額修正
世界全体2016年3.1%▼0.1% 2017年3.4%▼0.1%
日本2016年0.3%▼0.2% 2017年0.1%△0.2% 
米国2016年2.2%▼0.2% 2017年2.5% ±0%
ユーロ圏2016年1.6%△0.1% 2017年1.4%▼0.2%
中国2016年6.6%△0.1% 2017年6.2% ±0%
英国2016年1.7%▼0.2% 2017年1.3%▼0.9%
インド2016年7.4%▼0.1% 2017年7.4%▼0.1%
ロシア2016年ー1.2%△0.6% 2017年1.0%△0.2%
ブラジル2016年ー3.3%△0.5% 2017年0.5%△0.5%
日本の今年の成長率は0.3%と見込む(消費増税延期が上振れ要因)
今後も円高水準が進めば減額、補正予算次第で増額となる見込み
イギリスEU離脱が順調に進まなければ世界全体で下押し圧力が高まる
その場合の世界全体は、下方シナリオで2.9% 深刻シナリオで2.8%
日本市場は、為替水準と外部要因で海外短期筋がどのような策を取るかで
大きく変わってきます。

ゴールドマンサックス証券の日経平均株価見通し(7/1)
従来予想から大幅に目標株価を引き下げ
3か月後1万4375円、半年後1万5000円
1年後を1万6250円

日本株株価見通し6/29日経新聞より抜粋
野村証券 
従来予想年内 17,500円~20,000円
直近修正年内 15,250円~17,250円
みずほ証券
従来予想年内 15,000円~19,000円
直近修正年内 14,000円~19,000円
大和証券
直近修正当面 14,500円~16,500円
シティーグループ証券
直近修正当面 14,000円~16,500円

これからの重要イベントと不安要因
①7月の米国FOMCと日銀政策会合の行方
②中国経済不安の再燃
③米国経済の頭打ち(欧州経済の頭打ち)
④ギリシャなどの金融不安の再燃
⑤7/29GPIFで巨大損出発覚による地合い悪化のリスク

市場の期待
①日銀追加緩和
②大型補正予算と10兆円規模の財政出動期待

7月のイベント
7/18~7/21 米国共和党代議員大会(オハイオ州クリープランド)
7/24 クリントンキャッシュ米国で上映(クリントン叩き)
7/25~7/28 米国民主党代議員大会(ペンシルバニア州フィラデルフィア)
7月から大統領選挙が本格的に始まります。
トランプ氏優勢となれば日本にとっても株式市場にとっても逆風となります。
7/26~7/27 米国FOMC
7/28~7/29日銀金融政策決定会合(展望レポート中間評価)

7月 米国4-6月期決算発表 減額修正予想(米国株リスク要因)
7月 ギリシャ債務の行方(7/20国債償還)
7/29 GPIF2015年度実績と個別資産状況発表
  通常7月上旬発表ですが、参議院選挙前は避け7/29になりました。
  直近の上昇で日経平均株価3/31終値16758.67円に近づいたため
  新年度は何とか釈明できる水準になりました
7/29 欧州金融機関ストレステスト(イタリアの金融機関が台風の目)
7/29 米国4-6期GDP発表
7/29 ユーロ圏GDP発表

年後半の注目点 中国人面元切り下げ、過剰投資の抑制 世界経済にマイナス

証券3社の今年度企業業績見通し(6/9)
野村、大和 下方修正
想定レンジが108円~110円の為、直近の円高が続くと再減額修正必必至

野村 16年度経常増益率2.9%増益予想 (前回予想7.2%)
ドル円相場108円前提
17年度経常増益率11.4%増益予想

大和 16年度経常増益率2.6%増益予想 (前回予想4.1%)
ドル円相場110円前提
17年度経常増益率8.6%増益予想

日興 16年度経常増益率6.0%増益予想 (前回予想5.9%)
ドル円相場110円前提
17年度経常増益率9.7%増益予想


2/12日経平均EPS1152.86円日経225PER12.97倍
2/19日経平均EPS1148.72円日経225PER13.90倍
2/24日経平均EPS1155.83円日経225PER13.77倍
2/26日経平均EPS1151.38円日経225PER14.06倍
2/29日経平均EPS1150.52円日経225PER13.93倍
3/2 日経平均EPS1154.14円日経225PER14.51倍
3/4 日経平均EPS1151.20円日経225PER14.78倍
3/7 日経平均EPS1155.93円日経225PER14.63倍
3/11日経平均EPS1159.40円日経225PER14.61倍
3/16日経平均EPS1173.08円日経225PER14.47倍
3/18日経平均EPS1169.57円日経225PER14.30倍 
3/25日経平均EPS1131.25円日経225PER15.03倍 
4/1 日経平均EPS1119.40円日経225PER14.44倍
4/5 日経平均EPS1118.98円日経225PER14.06倍
4/8 日経平均EPS1104.85円日経225PER14.32倍
4/13日経平均EPS1103.86円日経225PER14.84倍
4/15日経平均EPS1103.86円日経225PER14.84倍
4/19日経平均EPS1097.88円日経225PER15.37倍
4/22日経平均EPS1098.97円日経225PER15.99倍
4/27日経平均EPS1111.21円日経225PER15.56倍
4/28日経平均EPS1092.14円日経225PER15.26倍
5/6 日経平均EPS1091.24円日経225PER14.76倍
5/10日経平均EPS1098.49円日経225PER15.08倍
5/12日経平均EPS1140.94円日経225PER14.59倍
5/13日経平均EPS1191.88円日経225PER13.77倍
5/17日経平均EPS1195.46円日経225PER13.93倍 
5/20日経平均EPS1193.75円日経225PER14.02倍 
5/25日経平均EPS1190.15円日経225PER14.08倍
5/30日経平均EPS1192.73円日経225PER14.31倍
6/2 日経平均EPS1192.41円日経225PER13.89倍
6/8 日経平均EPS1195.38円日経225PER14.08倍
6/10日経平均EPS1198.65円日経225PER13.85倍
6/15日経平均EPS1198.76円日経225PER13.28倍
6/20日経平均EPS1198.60円日経225PER13.32倍
6/28日経平均EPS1198.99円日経225PER12.78倍日経平均PBR1.04倍 
7/11日経平均EPS1224.94円日経225PER13.14倍日経平均PBR1.07倍
7/20日経平均EPS1224.94円日経225PER13.92倍日経平均PBR1.14倍

7/20日経225PER13.92倍
16681.89÷13.92=1198.41
日経平均PERは日経新聞投資指標から抜粋

為替の乱高下で日経平均PERは機能しなくなっています。
7月発表の4-6期の輸出企業減額修正をいったん織り込めば
しだいに投資尺度として機能し始めると思います。

2015年9月以降
日経225PER
レンジ上限 11/19 15.73倍  12/30 15.57倍 2016/4/22 15.99倍 5/31 14.46倍
レンジ下限 1/21 13.32倍 2/12 12.97倍 6/24 12.62倍

17/3期減収増益予想になりましたが、為替変動による下振れの場合
今後の2017/3期減益分を加味(為替次第 -8%として)
1198.41×0.92=1102.54

円高進行による減益の場合
中長期日経平均株価レンジ 日経225PER12.97倍~15.99倍
1102.54×15.00=16538.10
1102.54×15.99=17629.51
1102.54×12.62=13914.05
1102.54×12.97=14299.94

2016年後半(7月~12月)日経平均想定レンジ
レンジ上限値 17629.51円
レンジ下限値 14299.94円

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プロフィール

k124816

Author:k124816
1974年高校1年で株式投資を始める。
順調に儲かったが、大学時代に仕手株投資で、8ケタの損出。その後30歳代で10ケタ近くの損出。
その苦い経験から 
「株式投資勝利の法則」と「秘伝指数表」を使って勝ち続ける法則を実践。

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