2017-08

円高 原油安 NYダウ6日続落

8月2日(火)20:30

大引け

日経平均株価

16469.68(9:00)

16541.88(11:06)

16391.45(15:00)

16391.45(15:00)

前日比▼244.32 -1.47%

TOPIX

1308.74(9:00)

1312.94(11:07)

1300.20(15:00)

1300.20(15:00)

前日比▼21.63 -1.64%


値上がり銘柄数 411


値下がり銘柄数 1459


新高値銘柄数 28


新安値銘柄数 24


騰落レシオ25D 111.0


日経平均25D乖離率 +1.72


TOPIX25D乖離率 +1.05


日経平均株価は3日ぶりに大幅安で反落

前日のNYダウが6日続落 原油価格下落を背景に
売り先行で始まりました

寄付 16469.68(9:00)▼166.09

寄り後は日銀のETF買いの思惑から
下げ渋る場面がありましたが

高値 16541.88(11:06)▼93.89

為替が102円台の円の高止まりから
日経平均株価は下値を模索する展開となり
大引けにかけて下げ幅を拡大しました

安値 16391.45(15:00)▼244.32

日経平均株価は3日ぶりに大幅安で反落して引けました

大引 16391.45(15:00)▼244.32


日本市場に影響のある指標は以下の4指数です。
①ドル円相場 ユーロ円相場 
②NYダウ ナスダック指数 S&P500 米国3指数
③中国株
④原油価格

現在米国市場はNYダウが6日続落、高値波乱になる可能性が出てきました。
為替は本日大引け後には1ドル102円台の攻防になり、WTI(原油相場)は
6/8高値51.23ドルで天井形成となり現在40ドルの攻防になっています。

円高、米国株高値圏でのNYダウ6日続落、原油価格下落
日本株の下値圧力が強まっています。

先週末の日銀追加緩和でETF追加買い入れ枠増額で6兆円枠になりました。
当日は材料出尽くし感から売られる場面がありましたが、日本市場は
想定以上に底堅く推移して売り方の海外短期筋も6兆円枠の大きさに
売り崩しが難しくなっていました。
本日は昨日同様に日銀ETF買いに備えて、売り方は前引け前に買戻しして
後場堅調に推移すると思っていましたが、相場の下振れ圧力が強まってきました。

1円の円高で日経平均株価200円安が従来の投資尺度でしたから
102円の円高水準で日経平均株価16500円では違和感があります。
これは相場にひずみというか歪みで、海外短期筋は瞬時に割高なものを売り
割安なものを買う投資スタンスですから当然のことです。
日銀の追加緩和6兆円のETF買い入れ枠と海外短期筋の動きで
日本市場はますますいびつな市場になっているように思えます。

日本市場にとって最も重要な指標は円相場の動向です。
102円の円高水準が長期化すると輸出企業の収益がさらに悪化します。
日経平均EPSがさらに低下する可能性があるため、為替が落ち着かなければ
日本株は政策の追い風があってもなかなか上放れることはできません。
明日以降も円高水準、米国株、原油価格の動向次第では日本市場の水準が
修正されることになるでしょう。

100円トライの円高、さらなる原油価格安と米国株安になれば
日本市場は下方向に行くのは当然のことです。
先週まで堅調だった時価総額上位コア銘柄は再び上値が重くなり
日経平均株価は、7/21高値16938.96円奪回のめどは立たず
8月相場は、28兆円の財政出動を背景に上昇とはならず
下振れリスクを警戒した方がよさそうです。

日銀6兆円のETF買い入れ枠を警戒しながら海外短期筋が
どこまで売ってくるかが当面の焦点です。

メガバンクについて
昨日まで売られすぎのメガバンクが堅調に推移していました。
日銀がマイナス金利の深堀を今回見送ったため戻りを試す場面になったものの
現在の市場においてメガバンクはレンジ内の展開になるとみています。
長期運用の海外投資家は、低成長で株価変動率の高い日本市場から遠ざかっています。
長期運用の海外投資家は、欧州金融機関の大幅安でかなりの損出を余儀なくされ
日本のメガバンクをここから大きく買い上がる余力はありません。
日本の3メガバンクは健全財務ですが、今の国内外の環境において
大きく増収になることは考えにくく、先行き不透明感は今後もしばらく
払しょくされないでしょう。
昨日の高値圏で買った場合は厳しい運用結果になりそうです。
あえてメガバンクに投資するのでしたら、日経平均株価、TOPIXに
連動するため日経平均株価、TOPIXのレンジ下限で買って
レンジ上限付近で利食うのが最善と考えます。

直近の日経平均株価レンジ
上限 16800円以上
下限 15300円以下
直近のTOPIXレンジ
上限 1330以上
下限 1230以下

GPIFの運用難でもわかりますが、円高を背景に日本経済は停滞しています。
低成長で新興国並みの株価変動を嫌った長期運用の海外投資家は
日本市場から遠ざかり、現在は海外短期筋主導の市場になっています。
長期運用の海外投資家不在では、大型株は高くなるとさらに上値を試す力はなく
海外短期筋の絶好の空売りの標的にさらされます。
日経平均株価レンジ上限付近で大型株を買うということは
海外短期筋にお金を差し出すということも同じです。
今の日本市場で生き残るためには、海外短期筋の裏をかかなければなりません。
つまりレンジ上限付近や中途半端な水準では手出し無用ということです。

情けない話ですが、これが今のいびつな日本市場の現状です。
私は、従来の良い銘柄(時価総額上位銘柄)を安値付近で買う投資手法を一切捨てて
第4次産業革命関連銘柄や3年後5年後も成長の期待できる銘柄に
投資資金を選択と集中させ、時代に最も適した運用方法に切り替えました。
夢のある銘柄の安値付近を拾い、年に2回程の急騰相場を待つ
これに尽きると考えております。
出来る限り海外短期筋の影響を受けにくい、小型成長銘柄の安値付近に
分散投資するのが現在の投資手法です。

低成長の日本市場では、高値付近の大型株物色は海外短期筋の餌食になる。
このことを頭の片隅に入れて、海外短期筋の餌食にならないよう
十分ご注意ください。



次回は、8/3(水)16:00頃更新いたします。

米国成長率4-6月年率+1.2%にとどまる。(7/29)
潜在成長率2.0%
1-3期+0.8%(海外経済の減速)
4-6期+1.2%(設備投資の不振鮮明)

2016年IMF世界経済見通し(7/19改定)
世界の成長率3.1%に減速
イギリスEU離脱で不透明感が増したため減額修正
世界全体2016年3.1%▼0.1% 2017年3.4%▼0.1%
日本2016年0.3%▼0.2% 2017年0.1%△0.2% 
米国2016年2.2%▼0.2% 2017年2.5% ±0%
ユーロ圏2016年1.6%△0.1% 2017年1.4%▼0.2%
中国2016年6.6%△0.1% 2017年6.2% ±0%
英国2016年1.7%▼0.2% 2017年1.3%▼0.9%
インド2016年7.4%▼0.1% 2017年7.4%▼0.1%
ロシア2016年ー1.2%△0.6% 2017年1.0%△0.2%
ブラジル2016年ー3.3%△0.5% 2017年0.5%△0.5%
日本の今年の成長率は0.3%と見込む(消費増税延期が上振れ要因)
今後も円高水準が進めば減額、補正予算次第で増額となる見込み
イギリスEU離脱が順調に進まなければ世界全体で下押し圧力が高まる
その場合の世界全体は、下方シナリオで2.9% 深刻シナリオで2.8%
日本市場は、為替水準と外部要因で海外短期筋がどのような策を取るかで
大きく変わってきます。

ゴールドマンサックス証券の日経平均株価見通し(7/1)
従来予想から大幅に目標株価を引き下げ
3か月後1万4375円、半年後1万5000円
1年後を1万6250円

日本株株価見通し6/29日経新聞より抜粋
野村証券 
従来予想年内 17,500円~20,000円
直近修正年内 15,250円~17,250円
みずほ証券
従来予想年内 15,000円~19,000円
直近修正年内 14,000円~19,000円
大和証券
直近修正当面 14,500円~16,500円
シティーグループ証券
直近修正当面 14,000円~16,500円

証券3社の今年度企業業績見通し(6/9)
野村、大和 下方修正
想定レンジが108円~110円の為、直近の円高が続くと再減額修正必必至

野村 16年度経常増益率2.9%増益予想 (前回予想7.2%)
ドル円相場108円前提
17年度経常増益率11.4%増益予想

大和 16年度経常増益率2.6%増益予想 (前回予想4.1%)
ドル円相場110円前提
17年度経常増益率8.6%増益予想

日興 16年度経常増益率6.0%増益予想 (前回予想5.9%)
ドル円相場110円前提
17年度経常増益率9.7%増益予想

2/12日経平均EPS1152.86円日経225PER12.97倍
2/19日経平均EPS1148.72円日経225PER13.90倍
2/24日経平均EPS1155.83円日経225PER13.77倍
2/26日経平均EPS1151.38円日経225PER14.06倍
2/29日経平均EPS1150.52円日経225PER13.93倍
3/2 日経平均EPS1154.14円日経225PER14.51倍
3/4 日経平均EPS1151.20円日経225PER14.78倍
3/7 日経平均EPS1155.93円日経225PER14.63倍
3/11日経平均EPS1159.40円日経225PER14.61倍
3/16日経平均EPS1173.08円日経225PER14.47倍
3/18日経平均EPS1169.57円日経225PER14.30倍 
3/25日経平均EPS1131.25円日経225PER15.03倍 
4/1 日経平均EPS1119.40円日経225PER14.44倍
4/5 日経平均EPS1118.98円日経225PER14.06倍
4/8 日経平均EPS1104.85円日経225PER14.32倍
4/13日経平均EPS1103.86円日経225PER14.84倍
4/15日経平均EPS1103.86円日経225PER14.84倍
4/19日経平均EPS1097.88円日経225PER15.37倍
4/22日経平均EPS1098.97円日経225PER15.99倍
4/27日経平均EPS1111.21円日経225PER15.56倍
4/28日経平均EPS1092.14円日経225PER15.26倍
5/6 日経平均EPS1091.24円日経225PER14.76倍
5/10日経平均EPS1098.49円日経225PER15.08倍
5/12日経平均EPS1140.94円日経225PER14.59倍
5/13日経平均EPS1191.88円日経225PER13.77倍
5/17日経平均EPS1195.46円日経225PER13.93倍 
5/20日経平均EPS1193.75円日経225PER14.02倍 
5/25日経平均EPS1190.15円日経225PER14.08倍
5/30日経平均EPS1192.73円日経225PER14.31倍
6/2 日経平均EPS1192.41円日経225PER13.89倍
6/8 日経平均EPS1195.38円日経225PER14.08倍
6/10日経平均EPS1198.65円日経225PER13.85倍
6/15日経平均EPS1198.76円日経225PER13.28倍
6/20日経平均EPS1198.60円日経225PER13.32倍
6/28日経平均EPS1198.99円日経225PER12.78倍日経平均PBR1.04倍 
7/11日経平均EPS1224.94円日経225PER13.14倍日経平均PBR1.07倍
7/20日経平均EPS1207.98円日経225PER13.92倍日経平均PBR1.14倍
7/29日経平均EPS1198.93円日経225PER13.82倍日経平均PBR1.14倍


7/29日経225PER13.82倍
16569.27÷13.82=1198.93
日経平均PERは日経新聞投資指標から抜粋

為替の乱高下で日経平均PERは機能しなくなっています。
7月発表の4-6期の輸出企業減額修正をいったん織り込めば
しだいに投資尺度として機能し始めると思います。

2015年9月以降
日経225PER
レンジ上限 11/19 15.73倍  12/30 15.57倍 2016/4/22 15.99倍 5/31 14.46倍
レンジ下限 1/21 13.32倍 2/12 12.97倍 6/24 12.62倍

17/3期減収増益予想になりましたが、為替変動による下振れの場合
今後の2017/3期減益分を加味(為替次第 -8%として)
1198.93×0.92=1103.02

円高進行による減益の場合
中長期日経平均株価レンジ 日経225PER12.97倍~15.99倍
1103.02×15.00=16545.30
1103.02×15.99=17637.29
1103.02×12.62=13920.11
1103.02×12.97=14306.17

2016年後半(7月~12月)日経平均想定レンジ
レンジ上限値 17637.19円
レンジ下限値 14306.17円

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より良い成果を上げられますことをお祈り申し上げます。

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コメント

御教示ありがとうございます。

メガバンクについて、丁寧な御教示ありがとうございます。日経平均が15000円を下回ったら、買い下がりを検討して見ます。幸いまだ銀行株は持っていません。それと第四次産業革命関連銘柄や成長株の先生の具体的な探し方についても、厚かましいですが、御教示願えますでしょうか?新興銘柄がリスクが高いので、今までほとんど手を出した事がありません。どうぞよろしくお願いいたします。

新興銘柄

先ほどのコメント、新興銘柄はリスクが高 いの 打ち間違えです。新興銘柄は一昨年、太陽光発電のサニックスで痛い目にあっている一方で、昨年テクノスジャパンで三日連続ストップ高を経験しています。いずれも四季報を読んで自分で見つけたのですが。

こんにちは、蒼士です。
いつも情報をありがとうございます。
>第4次産業革命関連銘柄や3年後5年後も成長の期待できる銘柄に
>投資資金を選択と集中させ、時代に最も適した運用方法に切り替えました。
>夢のある銘柄の安値付近を拾い、年に2回程の急騰相場を待つ
>これに尽きると考えております。
この投資法参考にさせて頂きます。
ありがとうございます。
それでは応援して帰ります。

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プロフィール

k124816

Author:k124816
1974年高校1年で株式投資を始める。
順調に儲かったが、大学時代に仕手株投資で、8ケタの損出。その後30歳代で10ケタ近くの損出。
その苦い経験から 
「株式投資勝利の法則」と「秘伝指数表」を使って勝ち続ける法則を実践。

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