2017-06

今晩の米国雇用統計

8月5日(金)16:00

大引け

日経平均株価

16278.99(9:00)

16355.98(9:18)

16230.70(14:55)

16254.45(15:00)

前日比▼0.44 -0.00

TOPIX

1285.20(9:00)

1289.64(9:10)

1278.12(14:54)

1279.90(15:00)

前日比▼3.09 -0.24%


週末8/5(金)日経平均株価は小反落

前日の日銀ETF買いで下値不安が
やや後退したため小高く始まりました

寄付 16278.99(9:00)△24.10

寄り後17/3期決算を下方修正したトヨタが上昇し
安心感が広がり100円を超える上昇する場面がありました

高値 16355.98(9:18)△101.09

買い一巡後は今晩21:30発表の米国雇用統計の行方を
見極めたいとする流れから買い手控えとなり
上げ幅を縮小、大引けにかけてマイナス圏に転落しましたが
下げ幅は限定的になりました

安値 16230.70(14:55)▼24.19

日経平均株価は小幅ながら反落して引けました

大引 16254.45(15:00)▼0.44


イングランド銀行が(英国中央銀行)が7年ぶりに政策金利を引き下げ
金融緩和に踏み切り、欧州主要市場は総じて堅調、米国市場は
NYダウが横ばいながら小反落 18352.05ドル▼2.95ドル
市場は今晩発表の米国雇用統計に注目が集まっています。
イングランド銀行政策金利を引き下げで通常はドル高ポンド安になるのですが
円高ポンド安に振れました。
円相場は主要通貨に対し独歩高になっています。


7月の日銀追加緩和ではETF買い入れ枠のみ増額になりました。
3.3兆円の買い入れ枠が6兆円に増額されたのですが
市場ではそれを不十分とし、その後円高を背景に8/4安値15921.04円まで
売り込まれました。
円買い日本株売り

安倍総理のかねてから公約していた大型の財政出動も表向きは
28兆円規模ですが、実際は真水の部分が7.5兆円で
その中から秋の補正予算に4兆円のみ組み込まれます。
実際の単年度の真水の部分は、4兆円ということになり
海外短期筋は、日銀追加緩和は不十分、政府対策も不十分と判断し
8/4安値15921.04円まで売り込んできました。

市場の声は海外短期筋の風評が多く、その風評が市場全体に流れ
市場の大半の意見として独り歩きしています。
昨年度の海外投資家の売り越し金額は歴史的規模になりました。
売り越し金額は約10兆円規模です。
この中には原油価格暴落に伴い、産油国政府系ファンドの
実需売りがかなり含まれています。
それを差し引いてもかなりの膨大な額になりますが
今回の日銀のETF枠6兆円もかなりの規模です。
そのため海外短期筋を中心とした売り方は8月に入り
日銀のETF買い入れ枠増額の実施を警戒していました。
8/3(水)まで通常枠の範囲でしたが8/4(木)に増額して買ってきました。
8/3 357億円 8/4 707兆円

そのため昨日は前場軟調から、後場急速に切り返して1%を超える上昇になりました。

8/4(木)安値 15921.04(10:49)▼162.07
8/4(木)高値 16270.12(14:57)△187.01
8/4(木)大引 16254.89(15:00)△171.78
1日の上下幅349.08円

円買い日本株売りを仕掛けていた海外短期筋は、日銀のETF買いを察知し
空売りしていた売り玉を買い戻してきました。
今後も日銀のETF買いと海外短期筋の空売りの16,000円~16,300円水準の
攻防になりますが、相場の方向を決めるのはやはり円高の行方次第です。
今晩21:30発表の米国7月雇用統計は重要指標です。
内容次第でドル円相場が動くことになります。
雇用統計の数字が悪いと利上げが遠のくため円高
雇用統計の数字が良いと? 残念ながら大きく円安にはならないでしょう。
今後もしばらくは円高のトレンドに大きな変化はなさそうです。

現在私が危惧しているのは、日本独特のお盆休みシーズンの
8/11(木)の日本市場休場です。
8/10(水)大引け後の海外時間で、円買い日経平均先物売りを
仕掛けてくるのではないかと用心しています。

今後も日銀のETF買いはあくまで下支えです。
当面は円高水準に注意が必要です。
100円を超える円高に振れた場合は、日銀のETF買いだけでは
買い支えしきれないでしょう。



次回は、8/8(月)16:00頃更新いたします。

日銀追加緩和 ETF買い入れ枠3.3兆円→6兆円に増額
8/3 357億円 8/4 707兆円
8/4に買い入れ額引き上げを行い、日経平均株価は後場切り返しに転じ
上げ幅を拡大、売り方は日本株を売りにくくなりましたが
今後しばらくは、円高水準には要注意です

イタリアの不良債権は、EU全体の3分の1 3600億ユーロ(約41兆円)
公的資金の注入前に損出負担を求めるEUのルール
国民の痛みを伴う損出負担が先になるため、今後もイタリアの混乱
それに伴い欧州金融機関不良債権問題に注意

日本市場に影響のある指標は以下の4指数
①ドル円相場 ユーロ円相場 
②NYダウ ナスダック指数 S&P500 米国3指数
③中国株
④原油価格

直近の日経平均株価レンジ
上限 16800円以上
下限 15300円以下
直近のTOPIXレンジ
上限 1330以上
下限 1230以下

円高水準が長期化すると輸出企業の収益がさらに悪化
日経平均EPSがさらに低下

メインプレーヤーの長期運用の海外投資家は日本市場の投資を縮小
もう一方のメインプレーヤー海外短期筋の独断場になっています
海外短期筋の思惑で演出相場が展開しています

演出相場①
4/8安値15471.80円~4/25高値17613.56円
立会日数12営業日 値上がり幅2141.76円 
この時は日銀追加緩和をまくし立てて上昇させ、日銀ゼロ回答を機に
4/25高値17613.56円~5/2安値15975.47円まで売り崩しました。
立会日数12営業日 値下り幅1638.09円

演出相場②
5/2安値15975.47円~5/31高値17251.36円
立会日数19営業日 値上がり幅1275.89円
この時は伊勢志摩サミットで議長国の日本が大規模な財政出動と
消費増税凍結期待から上昇
5/31高値17251.36円~6/24安値14864.01円
立会日数19営業日 値下り幅2387.35円
サミット後の財政出動は無し、消費増税30カ月延期
この時を境に海外投資家の日本株離れが始まりました。

演出相場③
6/24安値14864.01円 7/8安値15106.52円ダブルボトムからの上昇
7/8安値15106.52円~7/21高値16938.96円
107円台の円安、日銀緩和を先取りして上昇
その後為替が円高方向に振れ上げ幅を縮小
7/29日銀追加緩和決定後材料出尽くしとなる。
7/21高値16938.96円~下落局面

米国成長率4-6月年率+1.2%にとどまる。(7/29)
潜在成長率2.0%
1-3期+0.8%(海外経済の減速)
4-6期+1.2%(設備投資の不振鮮明)

2016年IMF世界経済見通し(7/19改定)
世界の成長率3.1%に減速
イギリスEU離脱で不透明感が増したため減額修正
世界全体2016年3.1%▼0.1% 2017年3.4%▼0.1%
日本2016年0.3%▼0.2% 2017年0.1%△0.2% 
米国2016年2.2%▼0.2% 2017年2.5% ±0%
ユーロ圏2016年1.6%△0.1% 2017年1.4%▼0.2%
中国2016年6.6%△0.1% 2017年6.2% ±0%
英国2016年1.7%▼0.2% 2017年1.3%▼0.9%
インド2016年7.4%▼0.1% 2017年7.4%▼0.1%
ロシア2016年ー1.2%△0.6% 2017年1.0%△0.2%
ブラジル2016年ー3.3%△0.5% 2017年0.5%△0.5%
日本の今年の成長率は0.3%と見込む(消費増税延期が上振れ要因)
今後も円高水準が進めば減額、補正予算次第で増額となる見込み
イギリスEU離脱が順調に進まなければ世界全体で下押し圧力が高まる
その場合の世界全体は、下方シナリオで2.9% 深刻シナリオで2.8%
日本市場は、為替水準と外部要因で海外短期筋がどのような策を取るかで
大きく変わってきます。

ゴールドマンサックス証券の日経平均株価見通し(7/1)
従来予想から大幅に目標株価を引き下げ
3か月後1万4375円、半年後1万5000円
1年後を1万6250円

日本株株価見通し6/29日経新聞より抜粋
野村証券 
従来予想年内 17,500円~20,000円
直近修正年内 15,250円~17,250円
みずほ証券
従来予想年内 15,000円~19,000円
直近修正年内 14,000円~19,000円
大和証券
直近修正当面 14,500円~16,500円
シティーグループ証券
直近修正当面 14,000円~16,500円

証券3社の今年度企業業績見通し(6/9)
野村、大和 下方修正
想定レンジが108円~110円の為、直近の円高が続くと再減額修正必必至

野村 16年度経常増益率2.9%増益予想 (前回予想7.2%)
ドル円相場108円前提
17年度経常増益率11.4%増益予想

大和 16年度経常増益率2.6%増益予想 (前回予想4.1%)
ドル円相場110円前提
17年度経常増益率8.6%増益予想

日興 16年度経常増益率6.0%増益予想 (前回予想5.9%)
ドル円相場110円前提
17年度経常増益率9.7%増益予想

2/12日経平均EPS1152.86円日経225PER12.97倍
2/19日経平均EPS1148.72円日経225PER13.90倍
2/24日経平均EPS1155.83円日経225PER13.77倍
2/26日経平均EPS1151.38円日経225PER14.06倍
2/29日経平均EPS1150.52円日経225PER13.93倍
3/2 日経平均EPS1154.14円日経225PER14.51倍
3/4 日経平均EPS1151.20円日経225PER14.78倍
3/7 日経平均EPS1155.93円日経225PER14.63倍
3/11日経平均EPS1159.40円日経225PER14.61倍
3/16日経平均EPS1173.08円日経225PER14.47倍
3/18日経平均EPS1169.57円日経225PER14.30倍 
3/25日経平均EPS1131.25円日経225PER15.03倍 
4/1 日経平均EPS1119.40円日経225PER14.44倍
4/5 日経平均EPS1118.98円日経225PER14.06倍
4/8 日経平均EPS1104.85円日経225PER14.32倍
4/13日経平均EPS1103.86円日経225PER14.84倍
4/15日経平均EPS1103.86円日経225PER14.84倍
4/19日経平均EPS1097.88円日経225PER15.37倍
4/22日経平均EPS1098.97円日経225PER15.99倍
4/27日経平均EPS1111.21円日経225PER15.56倍
4/28日経平均EPS1092.14円日経225PER15.26倍
5/6 日経平均EPS1091.24円日経225PER14.76倍
5/10日経平均EPS1098.49円日経225PER15.08倍
5/12日経平均EPS1140.94円日経225PER14.59倍
5/13日経平均EPS1191.88円日経225PER13.77倍
5/17日経平均EPS1195.46円日経225PER13.93倍 
5/20日経平均EPS1193.75円日経225PER14.02倍 
5/25日経平均EPS1190.15円日経225PER14.08倍
5/30日経平均EPS1192.73円日経225PER14.31倍
6/2 日経平均EPS1192.41円日経225PER13.89倍
6/8 日経平均EPS1195.38円日経225PER14.08倍
6/10日経平均EPS1198.65円日経225PER13.85倍
6/15日経平均EPS1198.76円日経225PER13.28倍
6/20日経平均EPS1198.60円日経225PER13.32倍
6/28日経平均EPS1198.99円日経225PER12.78倍日経平均PBR1.04倍 
7/11日経平均EPS1224.94円日経225PER13.14倍日経平均PBR1.07倍
7/20日経平均EPS1207.98円日経225PER13.92倍日経平均PBR1.14倍
7/29日経平均EPS1198.93円日経225PER13.82倍日経平均PBR1.14倍


7/29日経225PER13.82倍
16569.27÷13.82=1198.93
日経平均PERは日経新聞投資指標から抜粋

為替の乱高下で日経平均PERは機能しなくなっています。
7月発表の4-6期の輸出企業減額修正をいったん織り込めば
しだいに投資尺度として機能し始めると思います。

2015年9月以降
日経225PER
レンジ上限 11/19 15.73倍  12/30 15.57倍 2016/4/22 15.99倍 5/31 14.46倍
レンジ下限 1/21 13.32倍 2/12 12.97倍 6/24 12.62倍

17/3期減収増益予想になりましたが、為替変動による下振れの場合
今後の2017/3期減益分を加味(為替次第 -8%として)
1198.93×0.92=1103.02

円高進行による減益の場合
中長期日経平均株価レンジ 日経225PER12.97倍~15.99倍
1103.02×15.00=16545.30
1103.02×15.99=17637.29
1103.02×12.62=13920.11
1103.02×12.97=14306.17

2016年後半(7月~12月)日経平均想定レンジ
レンジ上限値 17637.19円
レンジ下限値 14306.17円

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より良い成果を上げられますことをお祈り申し上げます。

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コメント

感謝してます。

大輔と言います。
先生こんばんは。
お疲れのところ日々ご教授頂き深く感謝してます。

先生のブログ文章にはオーラがあると思います。
負けない勝ちオーラが滲み出てそれが読者に
伝わって来ます。

読者個々人の資産の多少に関わらず
〇経済的余裕と精神的余裕
〇我慢賃金理論
〇よい株は復元力がある

今日現在日経で目的意識なしでの中途半端な取引は
控えるべきで将来の成長株を研究発見することが
必要と言うことが改めて分かりました。
先生のご恩に感謝すると共に微々たるものですが
社会貢献を臆せずにして行きたいです。

これからも最弱投資家の神様であって下さい。
乱文のうえ勝手に偉そうなことを言ってすみませんでした。





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プロフィール

k124816

Author:k124816
1974年高校1年で株式投資を始める。
順調に儲かったが、大学時代に仕手株投資で、8ケタの損出。その後30歳代で10ケタ近くの損出。
その苦い経験から 
「株式投資勝利の法則」と「秘伝指数表」を使って勝ち続ける法則を実践。

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