2017-10

ドル円111円=日経平均株価16652.04円

8月8日(月)15:40

大引け

日経平均株価

16462.29(9:00)

16652.04(15:00)

16455.57(9:01)

16650.57(15:00)

前日比△396.12 +2.44%

TOPIX

1295.61(9:00)

1305.53(15:00)

1294.23(9:01)

1305.53(15:00)

前日比△25.63 +2.00%

日経平均株価は大幅高で2日続伸

先週末に発表された米国7月雇用統計が市場予想を
大きく上回り、米国市場、欧州市場が軒並み高となった
流れを引き継ぎ買い先行で始まりました

寄付 16462.29(9:00)△207.84

安値 16455.57(9:01)△201.12

日経平均株価は高寄り後も上げ幅を拡大
後場も高水準での推移となり、大引けにかけて上げ幅を拡大
本日の高値圏で引けました

高値 16652.04(15:00)△397.59

日経平均株価は大幅高で2日続伸して引けました

大引 16650.57(15:00)△396.12


先週末の米国7月雇用統計が予想値を大きく上回り
米国3指数は上昇、NASDAQ、S&P500は史上最高値を更新
NYダウも7/20高値18622.01ドルに迫る水準まで来ました。
5月の悪夢の後、6月、7月は2カ月連続で雇用統計が
市場予想を大きく上回りました。
NYダウ 18543.53ドル △191.48ドル
NASDAQ 5221.12 △54.87
S&P500 2182.87 △18.62

本日は日本市場もその流れを受け大きく上昇しました。
ここで気がかりな点は、雇用統計が2カ月連続で市場予測を大きく上回り
市場はこれを好感し、NASDAQ、S&P500は史上最高値を更新
NYダウも7/20高値18622.01ドルに迫る水準まで上昇しましたが
ドルが大きく上昇しません。
本日この記事を書いている最中も14時時点で、ドル円相場は
102円を挟んだ値動きになっています。
9月の利上げ観測も高まらず、ドルの先高観は今のところ限定的です。
ドル円相場102円=日経平均株価16,600円はあまりに不自然です。

本日の上昇の背景には、先週まで売っていた売り勢力の買戻しがあります。
実需の大きな買いで上昇しているわけではありません。
日本市場から遠ざかっていた長期運用の海外投資家が
戻ってきたわけではありません。
市場で日銀追加緩和は不十分と言われていた日銀ETF買い入れ枠増額が
下値不安を払しょくし、海外短期筋の売りを今のところ抑えているということです。

6兆円の日銀ETFは1日規模700億円 浮動株を吸い上げて放出しない
買ったら買いっぱなしで、買った後当面は売らないということです。
NT倍率の歴史的な高水準からみても市場がゆがんでいます。

8/12(金)ミニSQを前にしての株価変動もあります。
SQ前の(火)(水)は市場が大きく振れる時が多く、日本市場は
8/11(木)休場のため従来の(火)(水)は、今回に限っては
(月)(火)になっているという点があります。

日経平均株価はレンジ上限付近まで上昇しましたが
現在の戻りはこのまま続くかどうかは、やはり1にも2にも
為替水準に尽きると思います。
7/21高値16938.96円
5/31高値17251.36円

2006年~直近までのNT倍率の推移
2008年8月L9.49倍
2013年2/8L11.65倍  12/25H12.72倍
2014年6/30L12.00倍 12/25H12.53倍
2015年10/19L12.12倍 8/5H12.69倍 

日銀ETF買いを先回りして日経平均寄与度上位銘柄を先回りして
買っているためこのように市場はゆがんでいます。
直近のNT倍率は、歴史的な高水準になっています。

本日の大幅高は、今後の日本市場大幅高の予兆ではなく
SQ前のイレギュラー的な値動きで、それに加えて日銀ETF買いの
ひずみと考えます。
今後の日本株上昇の条件は以下の2点
①円安
②海外短期筋の買い

5/30 ドル円111.44円 日経平均株価17068.02円

7/21 ドル円107.49円 日経平均株価16938.96円

8/8 ドル円102円   日経平均株価16650.57円

直近の日経平均株価レンジ
上限 16800円以上
下限 15300円以下
直近のTOPIXレンジ
上限 1330以上
下限 1230以下



次回は、8/9(火)20:00~21:00頃更新いたします。

日銀追加緩和 ETF買い入れ枠3.3兆円→6兆円に増額
8/3 357億円 8/4 707兆円
8/4に買い入れ額引き上げを行い、日経平均株価は後場切り返しに転じ
上げ幅を拡大、売り方は日本株を売りにくくなりましたが
今後しばらくは引き続き円高水準には要注意です

イタリアの不良債権は、EU全体の3分の1 3600億ユーロ(約41兆円)
公的資金の注入前に損出負担を求めるEUのルール
国民の痛みを伴う損出負担が先になるため、今後もイタリアの混乱
それに伴い欧州金融機関不良債権問題に注意

日本市場に影響のある指標は以下の4指数
①ドル円相場 ユーロ円相場 
②NYダウ ナスダック指数 S&P500 米国3指数
③中国株
④原油価格

直近の日経平均株価レンジ
上限 16800円以上
下限 15300円以下
直近のTOPIXレンジ
上限 1330以上
下限 1230以下

円高水準が長期化すると輸出企業の収益がさらに悪化
日経平均EPSがさらに低下

メインプレーヤーの長期運用の海外投資家は日本市場の投資を縮小
もう一方のメインプレーヤー海外短期筋の独断場になっています
海外短期筋の思惑で演出相場が展開しています

演出相場①
4/8安値15471.80円~4/25高値17613.56円
立会日数12営業日 値上がり幅2141.76円 
この時は日銀追加緩和をまくし立てて上昇させ、日銀ゼロ回答を機に
4/25高値17613.56円~5/2安値15975.47円まで売り崩しました。
立会日数12営業日 値下り幅1638.09円

演出相場②
5/2安値15975.47円~5/31高値17251.36円
立会日数19営業日 値上がり幅1275.89円
この時は伊勢志摩サミットで議長国の日本が大規模な財政出動と
消費増税凍結期待から上昇
5/31高値17251.36円~6/24安値14864.01円
立会日数19営業日 値下り幅2387.35円
サミット後の財政出動は無し、消費増税30カ月延期
この時を境に海外投資家の日本株離れが始まりました。

演出相場③
6/24安値14864.01円 7/8安値15106.52円ダブルボトムからの上昇
7/8安値15106.52円~7/21高値16938.96円
107円台の円安、日銀緩和を先取りして上昇
その後為替が円高方向に振れ上げ幅を縮小
7/29日銀追加緩和決定後材料出尽くしとなる。
7/21高値16938.96円~下落局面

米国成長率4-6月年率+1.2%にとどまる。(7/29)
潜在成長率2.0%
1-3期+0.8%(海外経済の減速)
4-6期+1.2%(設備投資の不振鮮明)

2016年IMF世界経済見通し(7/19改定)
世界の成長率3.1%に減速
イギリスEU離脱で不透明感が増したため減額修正
世界全体2016年3.1%▼0.1% 2017年3.4%▼0.1%
日本2016年0.3%▼0.2% 2017年0.1%△0.2% 
米国2016年2.2%▼0.2% 2017年2.5% ±0%
ユーロ圏2016年1.6%△0.1% 2017年1.4%▼0.2%
中国2016年6.6%△0.1% 2017年6.2% ±0%
英国2016年1.7%▼0.2% 2017年1.3%▼0.9%
インド2016年7.4%▼0.1% 2017年7.4%▼0.1%
ロシア2016年ー1.2%△0.6% 2017年1.0%△0.2%
ブラジル2016年ー3.3%△0.5% 2017年0.5%△0.5%
日本の今年の成長率は0.3%と見込む(消費増税延期が上振れ要因)
今後も円高水準が進めば減額、補正予算次第で増額となる見込み
イギリスEU離脱が順調に進まなければ世界全体で下押し圧力が高まる
その場合の世界全体は、下方シナリオで2.9% 深刻シナリオで2.8%
日本市場は、為替水準と外部要因で海外短期筋がどのような策を取るかで
大きく変わってきます。

ゴールドマンサックス証券の日経平均株価見通し(7/1)
従来予想から大幅に目標株価を引き下げ
3か月後1万4375円、半年後1万5000円
1年後を1万6250円

日本株株価見通し6/29日経新聞より抜粋
野村証券 
従来予想年内 17,500円~20,000円
直近修正年内 15,250円~17,250円
みずほ証券
従来予想年内 15,000円~19,000円
直近修正年内 14,000円~19,000円
大和証券
直近修正当面 14,500円~16,500円
シティーグループ証券
直近修正当面 14,000円~16,500円

証券3社の今年度企業業績見通し(6/9)
野村、大和 下方修正
想定レンジが108円~110円の為、直近の円高が続くと再減額修正必必至

野村 16年度経常増益率2.9%増益予想 (前回予想7.2%)
ドル円相場108円前提
17年度経常増益率11.4%増益予想

大和 16年度経常増益率2.6%増益予想 (前回予想4.1%)
ドル円相場110円前提
17年度経常増益率8.6%増益予想

日興 16年度経常増益率6.0%増益予想 (前回予想5.9%)
ドル円相場110円前提
17年度経常増益率9.7%増益予想

2/12日経平均EPS1152.86円日経225PER12.97倍
2/19日経平均EPS1148.72円日経225PER13.90倍
2/24日経平均EPS1155.83円日経225PER13.77倍
2/26日経平均EPS1151.38円日経225PER14.06倍
2/29日経平均EPS1150.52円日経225PER13.93倍
3/2 日経平均EPS1154.14円日経225PER14.51倍
3/4 日経平均EPS1151.20円日経225PER14.78倍
3/7 日経平均EPS1155.93円日経225PER14.63倍
3/11日経平均EPS1159.40円日経225PER14.61倍
3/16日経平均EPS1173.08円日経225PER14.47倍
3/18日経平均EPS1169.57円日経225PER14.30倍 
3/25日経平均EPS1131.25円日経225PER15.03倍 
4/1 日経平均EPS1119.40円日経225PER14.44倍
4/5 日経平均EPS1118.98円日経225PER14.06倍
4/8 日経平均EPS1104.85円日経225PER14.32倍
4/13日経平均EPS1103.86円日経225PER14.84倍
4/15日経平均EPS1103.86円日経225PER14.84倍
4/19日経平均EPS1097.88円日経225PER15.37倍
4/22日経平均EPS1098.97円日経225PER15.99倍
4/27日経平均EPS1111.21円日経225PER15.56倍
4/28日経平均EPS1092.14円日経225PER15.26倍
5/6 日経平均EPS1091.24円日経225PER14.76倍
5/10日経平均EPS1098.49円日経225PER15.08倍
5/12日経平均EPS1140.94円日経225PER14.59倍
5/13日経平均EPS1191.88円日経225PER13.77倍
5/17日経平均EPS1195.46円日経225PER13.93倍 
5/20日経平均EPS1193.75円日経225PER14.02倍 
5/25日経平均EPS1190.15円日経225PER14.08倍
5/30日経平均EPS1192.73円日経225PER14.31倍
6/2 日経平均EPS1192.41円日経225PER13.89倍
6/8 日経平均EPS1195.38円日経225PER14.08倍
6/10日経平均EPS1198.65円日経225PER13.85倍
6/15日経平均EPS1198.76円日経225PER13.28倍
6/20日経平均EPS1198.60円日経225PER13.32倍
6/28日経平均EPS1198.99円日経225PER12.78倍日経平均PBR1.04倍 
7/11日経平均EPS1224.94円日経225PER13.14倍日経平均PBR1.07倍
7/20日経平均EPS1207.98円日経225PER13.92倍日経平均PBR1.14倍
7/29日経平均EPS1198.93円日経225PER13.82倍日経平均PBR1.14倍


7/29日経225PER13.82倍
16569.27÷13.82=1198.93
日経平均PERは日経新聞投資指標から抜粋

為替の乱高下で日経平均PERは機能しなくなっています。
7月発表の4-6期の輸出企業減額修正をいったん織り込めば
しだいに投資尺度として機能し始めると思います。

2015年9月以降
日経225PER
レンジ上限 11/19 15.73倍  12/30 15.57倍 2016/4/22 15.99倍 5/31 14.46倍
レンジ下限 1/21 13.32倍 2/12 12.97倍 6/24 12.62倍

17/3期減収増益予想になりましたが、為替変動による下振れの場合
今後の2017/3期減益分を加味(為替次第 -8%として)
1198.93×0.92=1103.02

円高進行による減益の場合
中長期日経平均株価レンジ 日経225PER12.97倍~15.99倍
1103.02×15.00=16545.30
1103.02×15.99=17637.29
1103.02×12.62=13920.11
1103.02×12.97=14306.17

2016年後半(7月~12月)日経平均想定レンジ
レンジ上限値 17637.19円
レンジ下限値 14306.17円

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コメント

8/4 707兆円
日本のGDPよりでかい金額になってますw

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プロフィール

k124816

Author:k124816
1974年高校1年で株式投資を始める。
順調に儲かったが、大学時代に仕手株投資で、8ケタの損出。その後30歳代で10ケタ近くの損出。
その苦い経験から 
「株式投資勝利の法則」と「秘伝指数表」を使って勝ち続ける法則を実践。

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