後場はしごを外される
8月18日(木)20:45
大引け
日経平均株価
16649.91(9:00)
16714.61(11:30)
16481.41(14:50)
16486.01(15:00)
前日比▼259.63 -1.55%
TOPIX
1302.29(9:00)
1306.37(10:15)
1290.74(14:35)
1290.79(15:00)
前日比▼20.34 -1.55%
値上がり銘柄数 304
値下がり銘柄数 1594
新高値銘柄数 11
新安値銘柄数 89
騰落レシオ25D 88.9
日経平均25D乖離率 -0.46
TOPIX25D乖離率 -1.55
日経平均株価は大幅反落
7月の米国FOMC議事録で早期利上げが後退
為替が99円台の円高に振れたため売り先行で始まりました
寄付 16649.91(9:00)▼95.73
寄り後日銀ETF買いの思惑から切り返しに転じ
前引けにかけて下げ幅を縮小
高値 16714.61(11:30)▼31.03
後場日銀の買い注文が入らなかったのではないかと
市場は反応し、大引けにかけて先物主導で売りが膨らみ
下げ幅を拡大
安値 16481.41(14:50)▼264.23
日経平均株価は大幅反落して引けました
大引 16486.01(15:00)▼259.63
日銀ETF買いの思惑が交差し日経平均寄与度上位銘柄と
日経平均先物が日銀の後場の買いを先取りして動いています。
本日の下げは、後場日銀のETF買いが入らないことと
99円台の円高を背景に後場寄り直後にはしごを外された形になりました。
日銀ETF買いの思惑で海外短期筋は今のところは大きく売りたたくことは
しませんが、その力は絶大です。
8/18安値 16481.41(14:50)▼264.23
8/16安値 16596.51(15:00)▼273.05
メインプレーヤーの長期運用の海外投資家は日本市場の投資を縮小
もう一方のメインプレーヤー海外短期筋の独断場になっています
海外短期筋の思惑で演出相場が展開しています。
演出相場③
6/24安値14864.01円 7/8安値15106.52円ダブルボトムからの上昇
7/8安値15106.52円~7/21高値16938.96円
107円台の円安、日銀緩和を先取りして上昇
その後為替が円高方向に振れ上げ幅を縮小
7/29日銀追加緩和決定後材料出尽くしとなる。
7/21高値16938.96円~8/4安値15921.04円
その後日銀ETF買い入れ額6兆円を背景に戻りを試す展開
8/4安値15921.04円~8/12高値16943.67円(為替比連動の上昇)
8/12ミニSQ
8/12高値16943.67円~直近の99円台の円高を背景に下値模索
8/18安値16481.41円 終値16486.01円
市場の閑散期に投機筋が円買いを仕掛けてきました。
私は、8/11(木祝日)に仕掛けてくると考えていましたが
8/15(月)に仕掛けてきました。
海外時間21:30頃99.52円まで円高が進行しましたが
その後ラドリンNY連銀総裁が年内早期利上げを示唆する発言を
したことが伝わると米国利上げ観測から再び100円台に戻りました。
そして昨晩から再び円買いドル売りが進み99円台を試す場面になりました。
円高と日銀ETF買いが入らないとする見方から、本日後場は
日経平均先物が売られ節目の16500円を割り込みました。
このような時は、中小型株や新興銘柄に物色が回るのですが
本日はマザーズは2%を超える下げになりました。
日経平均株価 16486.01円 ▼259.63円 -1.55%
TOPIX 1290.79 ▼20.34 -1.55%
東証2部 4287.71 ▼67.61 -1.55%
日経JAQ平均 2441.87 ▼13.32 -0.54%
マザーズ指数 909.58 ▼20.21 -2.17%
東1 値上がり304 値下がり1594 変わらず75
東2 値上がり135 値下がり234 変わらず70
JAQ 値上がり162 値下がり328 変わらず86
マザーズ 値上がり52 値下がり162 変わらず6
私は今の相場をこのように考えています。
レンジ上限16900円~17000円
レンジ下限15900円~16100円
為替は、100円を挟み為替の動向を見ながら
99円台に入ると日経平均先物売りで16500円割れ
100円台半ばまで戻ると日経平均先物買い16700円水準
暫くは為替を横目に日経平均株価16500円を挟みレンジ内での値動きに
9月第3週(9/12頃から)9/20、9/21日銀金融政策決定会合を意識し
日経平均株価は堅調に推移し、日銀結果発表を待つ。
もう暫くはこのような海外短期筋主導のはっきりしない
難しい相場展開になるのではないかと考えています。
成長株のバーゲン価格があれば突込みを買い
それ以外は何もしないのが最善策と考えます。
底値付近で買った成長株は、年内結果が出ればよいと気長に待つことにします。
次回は、8/19(金)16:00頃更新いたします。
2017年3月期経常減益に下振れする見込み(8/16日経)
4-6月期経常利益前年比-17%(金融などを除く1571社ベース)
17/3期通期予想1.7%増益から-0.5%減益に下振れ
直近の為替レートは107円前後が多く現在の円高が続くと再減額修正必至
日銀追加緩和 ETF買い入れ枠3.3兆円→6兆円に増額
TOPIXが前場0.2%以上下がると後場、日銀がETFを
700億円規模で買ってくると思惑が働きます。
日本市場に影響のある指標は以下の4指数
①ドル円相場 ユーロ円相場
②NYダウ ナスダック指数 S&P500 米国3指数
③中国株
④原油価格
直近の日経平均株価レンジ
上限 16800円以上(8/12到達)
下限 15300円以下
難関① 7/21高値16938.96円(8/12到達)
難関② 5/31高値17251.36円(8月は到達できそうもない)
直近のTOPIXレンジ
上限 1330以上
下限 1230以下
円高水準が長期化すると輸出企業の収益がさらに悪化
日経平均EPSがさらに低下
メインプレーヤーの長期運用の海外投資家は日本市場の投資を縮小
もう一方のメインプレーヤー海外短期筋の独断場になっています
海外短期筋の思惑で演出相場が展開しています
演出相場①
4/8安値15471.80円~4/25高値17613.56円
立会日数12営業日 値上がり幅2141.76円
この時は日銀追加緩和をまくし立てて上昇させ、日銀ゼロ回答を機に
4/25高値17613.56円~5/2安値15975.47円まで売り崩しました。
立会日数12営業日 値下り幅1638.09円
演出相場②
5/2安値15975.47円~5/31高値17251.36円
立会日数19営業日 値上がり幅1275.89円
この時は伊勢志摩サミットで議長国の日本が大規模な財政出動と
消費増税凍結期待から上昇
5/31高値17251.36円~6/24安値14864.01円
立会日数19営業日 値下り幅2387.35円
サミット後の財政出動は無し、消費増税30カ月延期
この時を境に海外投資家の日本株離れが始まりました。
演出相場③
6/24安値14864.01円 7/8安値15106.52円ダブルボトムからの上昇
7/8安値15106.52円~7/21高値16938.96円
107円台の円安、日銀緩和を先取りして上昇
その後為替が円高方向に振れ上げ幅を縮小
7/29日銀追加緩和決定後材料出尽くしとなる。
7/21高値16938.96円~8/4安値15921.04円
その後日銀ETF買い入れ額6兆円を背景に戻りを試す展開
8/4安値15921.04円~8/12高値16943.67円(為替比連動の上昇)
8/12ミニSQ
8/12高値16943.67円~直近の99円台の円高を背景に下値模索
米国成長率4-6月年率+1.2%にとどまる。(7/29)
潜在成長率2.0%
1-3期+0.8%(海外経済の減速)
4-6期+1.2%(設備投資の不振鮮明)
2016年IMF世界経済見通し(7/19改定)
世界の成長率3.1%に減速
イギリスEU離脱で不透明感が増したため減額修正
世界全体2016年3.1%▼0.1% 2017年3.4%▼0.1%
日本2016年0.3%▼0.2% 2017年0.1%△0.2%
米国2016年2.2%▼0.2% 2017年2.5% ±0%
ユーロ圏2016年1.6%△0.1% 2017年1.4%▼0.2%
中国2016年6.6%△0.1% 2017年6.2% ±0%
英国2016年1.7%▼0.2% 2017年1.3%▼0.9%
インド2016年7.4%▼0.1% 2017年7.4%▼0.1%
ロシア2016年ー1.2%△0.6% 2017年1.0%△0.2%
ブラジル2016年ー3.3%△0.5% 2017年0.5%△0.5%
日本の今年の成長率は0.3%と見込む(消費増税延期が上振れ要因)
今後も円高水準が進めば減額、補正予算次第で増額となる見込み
イギリスEU離脱が順調に進まなければ世界全体で下押し圧力が高まる
その場合の世界全体は、下方シナリオで2.9% 深刻シナリオで2.8%
日本市場は、為替水準と外部要因で海外短期筋がどのような策を取るかで
大きく変わってきます。
ゴールドマンサックス証券の日経平均株価見通し(7/1)
従来予想から大幅に目標株価を引き下げ
3か月後1万4375円、半年後1万5000円
1年後を1万6250円
日本株株価見通し6/29日経新聞より抜粋
野村証券
従来予想年内 17,500円~20,000円
直近修正年内 15,250円~17,250円
みずほ証券
従来予想年内 15,000円~19,000円
直近修正年内 14,000円~19,000円
大和証券
直近修正当面 14,500円~16,500円
シティーグループ証券
直近修正当面 14,000円~16,500円
証券3社の今年度企業業績見通し(6/9)
野村、大和 下方修正
想定レンジが108円~110円の為、直近の円高が続くと再減額修正必必至
野村 16年度経常増益率2.9%増益予想 (前回予想7.2%)
ドル円相場108円前提
17年度経常増益率11.4%増益予想
大和 16年度経常増益率2.6%増益予想 (前回予想4.1%)
ドル円相場110円前提
17年度経常増益率8.6%増益予想
日興 16年度経常増益率6.0%増益予想 (前回予想5.9%)
ドル円相場110円前提
17年度経常増益率9.7%増益予想
2/12日経平均EPS1152.86円日経225PER12.97倍
2/19日経平均EPS1148.72円日経225PER13.90倍
2/24日経平均EPS1155.83円日経225PER13.77倍
2/26日経平均EPS1151.38円日経225PER14.06倍
2/29日経平均EPS1150.52円日経225PER13.93倍
3/2 日経平均EPS1154.14円日経225PER14.51倍
3/4 日経平均EPS1151.20円日経225PER14.78倍
3/7 日経平均EPS1155.93円日経225PER14.63倍
3/11日経平均EPS1159.40円日経225PER14.61倍
3/16日経平均EPS1173.08円日経225PER14.47倍
3/18日経平均EPS1169.57円日経225PER14.30倍
3/25日経平均EPS1131.25円日経225PER15.03倍
4/1 日経平均EPS1119.40円日経225PER14.44倍
4/5 日経平均EPS1118.98円日経225PER14.06倍
4/8 日経平均EPS1104.85円日経225PER14.32倍
4/13日経平均EPS1103.86円日経225PER14.84倍
4/15日経平均EPS1103.86円日経225PER14.84倍
4/19日経平均EPS1097.88円日経225PER15.37倍
4/22日経平均EPS1098.97円日経225PER15.99倍
4/27日経平均EPS1111.21円日経225PER15.56倍
4/28日経平均EPS1092.14円日経225PER15.26倍
5/6 日経平均EPS1091.24円日経225PER14.76倍
5/10日経平均EPS1098.49円日経225PER15.08倍
5/12日経平均EPS1140.94円日経225PER14.59倍
5/13日経平均EPS1191.88円日経225PER13.77倍
5/17日経平均EPS1195.46円日経225PER13.93倍
5/20日経平均EPS1193.75円日経225PER14.02倍
5/25日経平均EPS1190.15円日経225PER14.08倍
5/30日経平均EPS1192.73円日経225PER14.31倍
6/2 日経平均EPS1192.41円日経225PER13.89倍
6/8 日経平均EPS1195.38円日経225PER14.08倍
6/10日経平均EPS1198.65円日経225PER13.85倍
6/15日経平均EPS1198.76円日経225PER13.28倍
6/20日経平均EPS1198.60円日経225PER13.32倍
6/28日経平均EPS1198.99円日経225PER12.78倍日経平均PBR1.04倍
7/11日経平均EPS1224.94円日経225PER13.14倍日経平均PBR1.07倍
7/20日経平均EPS1207.98円日経225PER13.92倍日経平均PBR1.14倍
7/29日経平均EPS1198.93円日経225PER13.82倍日経平均PBR1.14倍
8/8 日経平均EPS1203.08円日経225PER13.84倍日経平均PBR1.14倍
8/8日経225PER13.84倍
16650.57÷13.84=1203.08
日経平均PERは日経新聞投資指標から抜粋
2015年9月以降
日経225PER
レンジ上限 11/19 15.73倍 12/30 15.57倍 2016/4/22 15.99倍 5/31 14.46倍
レンジ下限 1/21 13.32倍 2/12 12.97倍 6/24 12.62倍
5/18以降の日経平均PERレンジ
レンジ上限 5/31 14.46倍 6/8 14.08倍 7/21 14.03倍 8/13.88倍
為替変動による下振れの場合
今後の2017/3期減益分を加味(為替次第 -8%として)
1203.08×0.92=1106.83
円高進行による減益の場合
中長期日経平均株価レンジ 日経225PER12.97倍~15.99倍
1106.83×15.00=16602.45
1106.83×15.99=17698.21
1106.83×12.62=13968.19
1106.83×12.97=14355.59
2016年後半(7月~12月)日経平均想定レンジ
レンジ上限値 17698.96円
レンジ下限値 13968.19円~14355.59円
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個人投資家の1人として「株式投資勝利の法則」を通じて1人でも多くの読者の皆様が
より良い成果を上げられますことをお祈り申し上げます。
「株式投資勝利の法則」
大引け
日経平均株価
16649.91(9:00)
16714.61(11:30)
16481.41(14:50)
16486.01(15:00)
前日比▼259.63 -1.55%
TOPIX
1302.29(9:00)
1306.37(10:15)
1290.74(14:35)
1290.79(15:00)
前日比▼20.34 -1.55%
値上がり銘柄数 304
値下がり銘柄数 1594
新高値銘柄数 11
新安値銘柄数 89
騰落レシオ25D 88.9
日経平均25D乖離率 -0.46
TOPIX25D乖離率 -1.55
日経平均株価は大幅反落
7月の米国FOMC議事録で早期利上げが後退
為替が99円台の円高に振れたため売り先行で始まりました
寄付 16649.91(9:00)▼95.73
寄り後日銀ETF買いの思惑から切り返しに転じ
前引けにかけて下げ幅を縮小
高値 16714.61(11:30)▼31.03
後場日銀の買い注文が入らなかったのではないかと
市場は反応し、大引けにかけて先物主導で売りが膨らみ
下げ幅を拡大
安値 16481.41(14:50)▼264.23
日経平均株価は大幅反落して引けました
大引 16486.01(15:00)▼259.63
日銀ETF買いの思惑が交差し日経平均寄与度上位銘柄と
日経平均先物が日銀の後場の買いを先取りして動いています。
本日の下げは、後場日銀のETF買いが入らないことと
99円台の円高を背景に後場寄り直後にはしごを外された形になりました。
日銀ETF買いの思惑で海外短期筋は今のところは大きく売りたたくことは
しませんが、その力は絶大です。
8/18安値 16481.41(14:50)▼264.23
8/16安値 16596.51(15:00)▼273.05
メインプレーヤーの長期運用の海外投資家は日本市場の投資を縮小
もう一方のメインプレーヤー海外短期筋の独断場になっています
海外短期筋の思惑で演出相場が展開しています。
演出相場③
6/24安値14864.01円 7/8安値15106.52円ダブルボトムからの上昇
7/8安値15106.52円~7/21高値16938.96円
107円台の円安、日銀緩和を先取りして上昇
その後為替が円高方向に振れ上げ幅を縮小
7/29日銀追加緩和決定後材料出尽くしとなる。
7/21高値16938.96円~8/4安値15921.04円
その後日銀ETF買い入れ額6兆円を背景に戻りを試す展開
8/4安値15921.04円~8/12高値16943.67円(為替比連動の上昇)
8/12ミニSQ
8/12高値16943.67円~直近の99円台の円高を背景に下値模索
8/18安値16481.41円 終値16486.01円
市場の閑散期に投機筋が円買いを仕掛けてきました。
私は、8/11(木祝日)に仕掛けてくると考えていましたが
8/15(月)に仕掛けてきました。
海外時間21:30頃99.52円まで円高が進行しましたが
その後ラドリンNY連銀総裁が年内早期利上げを示唆する発言を
したことが伝わると米国利上げ観測から再び100円台に戻りました。
そして昨晩から再び円買いドル売りが進み99円台を試す場面になりました。
円高と日銀ETF買いが入らないとする見方から、本日後場は
日経平均先物が売られ節目の16500円を割り込みました。
このような時は、中小型株や新興銘柄に物色が回るのですが
本日はマザーズは2%を超える下げになりました。
日経平均株価 16486.01円 ▼259.63円 -1.55%
TOPIX 1290.79 ▼20.34 -1.55%
東証2部 4287.71 ▼67.61 -1.55%
日経JAQ平均 2441.87 ▼13.32 -0.54%
マザーズ指数 909.58 ▼20.21 -2.17%
東1 値上がり304 値下がり1594 変わらず75
東2 値上がり135 値下がり234 変わらず70
JAQ 値上がり162 値下がり328 変わらず86
マザーズ 値上がり52 値下がり162 変わらず6
私は今の相場をこのように考えています。
レンジ上限16900円~17000円
レンジ下限15900円~16100円
為替は、100円を挟み為替の動向を見ながら
99円台に入ると日経平均先物売りで16500円割れ
100円台半ばまで戻ると日経平均先物買い16700円水準
暫くは為替を横目に日経平均株価16500円を挟みレンジ内での値動きに
9月第3週(9/12頃から)9/20、9/21日銀金融政策決定会合を意識し
日経平均株価は堅調に推移し、日銀結果発表を待つ。
もう暫くはこのような海外短期筋主導のはっきりしない
難しい相場展開になるのではないかと考えています。
成長株のバーゲン価格があれば突込みを買い
それ以外は何もしないのが最善策と考えます。
底値付近で買った成長株は、年内結果が出ればよいと気長に待つことにします。
次回は、8/19(金)16:00頃更新いたします。
2017年3月期経常減益に下振れする見込み(8/16日経)
4-6月期経常利益前年比-17%(金融などを除く1571社ベース)
17/3期通期予想1.7%増益から-0.5%減益に下振れ
直近の為替レートは107円前後が多く現在の円高が続くと再減額修正必至
日銀追加緩和 ETF買い入れ枠3.3兆円→6兆円に増額
TOPIXが前場0.2%以上下がると後場、日銀がETFを
700億円規模で買ってくると思惑が働きます。
日本市場に影響のある指標は以下の4指数
①ドル円相場 ユーロ円相場
②NYダウ ナスダック指数 S&P500 米国3指数
③中国株
④原油価格
直近の日経平均株価レンジ
上限 16800円以上(8/12到達)
下限 15300円以下
難関① 7/21高値16938.96円(8/12到達)
難関② 5/31高値17251.36円(8月は到達できそうもない)
直近のTOPIXレンジ
上限 1330以上
下限 1230以下
円高水準が長期化すると輸出企業の収益がさらに悪化
日経平均EPSがさらに低下
メインプレーヤーの長期運用の海外投資家は日本市場の投資を縮小
もう一方のメインプレーヤー海外短期筋の独断場になっています
海外短期筋の思惑で演出相場が展開しています
演出相場①
4/8安値15471.80円~4/25高値17613.56円
立会日数12営業日 値上がり幅2141.76円
この時は日銀追加緩和をまくし立てて上昇させ、日銀ゼロ回答を機に
4/25高値17613.56円~5/2安値15975.47円まで売り崩しました。
立会日数12営業日 値下り幅1638.09円
演出相場②
5/2安値15975.47円~5/31高値17251.36円
立会日数19営業日 値上がり幅1275.89円
この時は伊勢志摩サミットで議長国の日本が大規模な財政出動と
消費増税凍結期待から上昇
5/31高値17251.36円~6/24安値14864.01円
立会日数19営業日 値下り幅2387.35円
サミット後の財政出動は無し、消費増税30カ月延期
この時を境に海外投資家の日本株離れが始まりました。
演出相場③
6/24安値14864.01円 7/8安値15106.52円ダブルボトムからの上昇
7/8安値15106.52円~7/21高値16938.96円
107円台の円安、日銀緩和を先取りして上昇
その後為替が円高方向に振れ上げ幅を縮小
7/29日銀追加緩和決定後材料出尽くしとなる。
7/21高値16938.96円~8/4安値15921.04円
その後日銀ETF買い入れ額6兆円を背景に戻りを試す展開
8/4安値15921.04円~8/12高値16943.67円(為替比連動の上昇)
8/12ミニSQ
8/12高値16943.67円~直近の99円台の円高を背景に下値模索
米国成長率4-6月年率+1.2%にとどまる。(7/29)
潜在成長率2.0%
1-3期+0.8%(海外経済の減速)
4-6期+1.2%(設備投資の不振鮮明)
2016年IMF世界経済見通し(7/19改定)
世界の成長率3.1%に減速
イギリスEU離脱で不透明感が増したため減額修正
世界全体2016年3.1%▼0.1% 2017年3.4%▼0.1%
日本2016年0.3%▼0.2% 2017年0.1%△0.2%
米国2016年2.2%▼0.2% 2017年2.5% ±0%
ユーロ圏2016年1.6%△0.1% 2017年1.4%▼0.2%
中国2016年6.6%△0.1% 2017年6.2% ±0%
英国2016年1.7%▼0.2% 2017年1.3%▼0.9%
インド2016年7.4%▼0.1% 2017年7.4%▼0.1%
ロシア2016年ー1.2%△0.6% 2017年1.0%△0.2%
ブラジル2016年ー3.3%△0.5% 2017年0.5%△0.5%
日本の今年の成長率は0.3%と見込む(消費増税延期が上振れ要因)
今後も円高水準が進めば減額、補正予算次第で増額となる見込み
イギリスEU離脱が順調に進まなければ世界全体で下押し圧力が高まる
その場合の世界全体は、下方シナリオで2.9% 深刻シナリオで2.8%
日本市場は、為替水準と外部要因で海外短期筋がどのような策を取るかで
大きく変わってきます。
ゴールドマンサックス証券の日経平均株価見通し(7/1)
従来予想から大幅に目標株価を引き下げ
3か月後1万4375円、半年後1万5000円
1年後を1万6250円
日本株株価見通し6/29日経新聞より抜粋
野村証券
従来予想年内 17,500円~20,000円
直近修正年内 15,250円~17,250円
みずほ証券
従来予想年内 15,000円~19,000円
直近修正年内 14,000円~19,000円
大和証券
直近修正当面 14,500円~16,500円
シティーグループ証券
直近修正当面 14,000円~16,500円
証券3社の今年度企業業績見通し(6/9)
野村、大和 下方修正
想定レンジが108円~110円の為、直近の円高が続くと再減額修正必必至
野村 16年度経常増益率2.9%増益予想 (前回予想7.2%)
ドル円相場108円前提
17年度経常増益率11.4%増益予想
大和 16年度経常増益率2.6%増益予想 (前回予想4.1%)
ドル円相場110円前提
17年度経常増益率8.6%増益予想
日興 16年度経常増益率6.0%増益予想 (前回予想5.9%)
ドル円相場110円前提
17年度経常増益率9.7%増益予想
2/12日経平均EPS1152.86円日経225PER12.97倍
2/19日経平均EPS1148.72円日経225PER13.90倍
2/24日経平均EPS1155.83円日経225PER13.77倍
2/26日経平均EPS1151.38円日経225PER14.06倍
2/29日経平均EPS1150.52円日経225PER13.93倍
3/2 日経平均EPS1154.14円日経225PER14.51倍
3/4 日経平均EPS1151.20円日経225PER14.78倍
3/7 日経平均EPS1155.93円日経225PER14.63倍
3/11日経平均EPS1159.40円日経225PER14.61倍
3/16日経平均EPS1173.08円日経225PER14.47倍
3/18日経平均EPS1169.57円日経225PER14.30倍
3/25日経平均EPS1131.25円日経225PER15.03倍
4/1 日経平均EPS1119.40円日経225PER14.44倍
4/5 日経平均EPS1118.98円日経225PER14.06倍
4/8 日経平均EPS1104.85円日経225PER14.32倍
4/13日経平均EPS1103.86円日経225PER14.84倍
4/15日経平均EPS1103.86円日経225PER14.84倍
4/19日経平均EPS1097.88円日経225PER15.37倍
4/22日経平均EPS1098.97円日経225PER15.99倍
4/27日経平均EPS1111.21円日経225PER15.56倍
4/28日経平均EPS1092.14円日経225PER15.26倍
5/6 日経平均EPS1091.24円日経225PER14.76倍
5/10日経平均EPS1098.49円日経225PER15.08倍
5/12日経平均EPS1140.94円日経225PER14.59倍
5/13日経平均EPS1191.88円日経225PER13.77倍
5/17日経平均EPS1195.46円日経225PER13.93倍
5/20日経平均EPS1193.75円日経225PER14.02倍
5/25日経平均EPS1190.15円日経225PER14.08倍
5/30日経平均EPS1192.73円日経225PER14.31倍
6/2 日経平均EPS1192.41円日経225PER13.89倍
6/8 日経平均EPS1195.38円日経225PER14.08倍
6/10日経平均EPS1198.65円日経225PER13.85倍
6/15日経平均EPS1198.76円日経225PER13.28倍
6/20日経平均EPS1198.60円日経225PER13.32倍
6/28日経平均EPS1198.99円日経225PER12.78倍日経平均PBR1.04倍
7/11日経平均EPS1224.94円日経225PER13.14倍日経平均PBR1.07倍
7/20日経平均EPS1207.98円日経225PER13.92倍日経平均PBR1.14倍
7/29日経平均EPS1198.93円日経225PER13.82倍日経平均PBR1.14倍
8/8 日経平均EPS1203.08円日経225PER13.84倍日経平均PBR1.14倍
8/8日経225PER13.84倍
16650.57÷13.84=1203.08
日経平均PERは日経新聞投資指標から抜粋
2015年9月以降
日経225PER
レンジ上限 11/19 15.73倍 12/30 15.57倍 2016/4/22 15.99倍 5/31 14.46倍
レンジ下限 1/21 13.32倍 2/12 12.97倍 6/24 12.62倍
5/18以降の日経平均PERレンジ
レンジ上限 5/31 14.46倍 6/8 14.08倍 7/21 14.03倍 8/13.88倍
為替変動による下振れの場合
今後の2017/3期減益分を加味(為替次第 -8%として)
1203.08×0.92=1106.83
円高進行による減益の場合
中長期日経平均株価レンジ 日経225PER12.97倍~15.99倍
1106.83×15.00=16602.45
1106.83×15.99=17698.21
1106.83×12.62=13968.19
1106.83×12.97=14355.59
2016年後半(7月~12月)日経平均想定レンジ
レンジ上限値 17698.96円
レンジ下限値 13968.19円~14355.59円
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投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
投資資金は、無理のない範囲で行うことが最重要です。
個人投資家の1人として「株式投資勝利の法則」を通じて1人でも多くの読者の皆様が
より良い成果を上げられますことをお祈り申し上げます。
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