2017-08

今週はこう着相場

8月22日(月)15:30

大引け

日経平均株価

16599.26(9:00)

16631.23(9:01)

16540.94(9:23)

16598.19(15:00)

前日比△52.37 +0.32%

TOPIX

1300.35(9:00)

1304.84(14:40)

1296.25(9:23)

1303.68(15:00)

前日比△8.01 +0.62%


日経平均株価小幅続伸

先週末の欧米市場は総じて低調
為替相場が対ドルで100円台半ばと円高一服
日経平均株価は小幅高で始まりました

寄付 16599.26(9:00)△53.44

高値 16631.23(9:01)△85.41

安値 16540.94(9:23)▼4.88

買い上がる材料に乏しく週末のイエレン議長講演の注目度が高く
多くの投資家は様子見姿勢から狭いレンジでの値動きになりました

大引 16598.19(15:00)△52.37

日経平均株価は小幅高で2日続伸して引けました


本日の日経平均株価は、週末のイエレン議長講演を控え方向感に乏しく
狭いレンジでの値動きになりました。
1日の上下幅は、90.29円にとどまりました。
高値 16631.23(9:01)△85.41
安値 16540.94(9:23)▼4.88
下値では日銀のETF買いの思惑で売り方は大きく売り込むことはできません。
円高を背景に日本株を買い上がることもできず、こう着感が高まっています。

日本株空売りで資金回転していたヘッジファンドは
日銀の6兆円のETF買いという買い主体が出現したことで
売りにくくなったため直近では一部がマザーズの空売りに
移行しています。
通常今の様なこう着感が出た時は、中小型株や新興銘柄に
物色の流れが移行するのですが、このようなわけで
物色の広がりにも日銀ETF買いが大きく影響しています。

今週末のジャクソンホールでのイエレン議長講演を控え
市場はこう着感が強くなっています。
現時点での市場関係者の大半は、イエレン議長は
9月利上げを示唆する発言はないだろうという見方をしています。
イエレン議長講演は、8/26(金)ですから日本市場に反映するのは
8/29(月)になります。
利上げに消極的と市場が判断すれば、円の強含みになり
日本株にとっては重しになります。

今週の日本株相場は指数そのものは大きな動きはなく
個別銘柄物色が次第に波及しそうです。
「森を見ず木を見る」相場展開になってくると考えます。

このような難しい相場時期ですので一般の個人投資家は
積極的に動く時期ではありません。
100円水準の円高で日経平均株価が16500円水準という割高な
いびつな相場ですので、売られすぎの銘柄の突込み買い以外は
下手に手を出すと難しい投資になってしまいますので
注意が必要です。

ヘッジファンドのマザーズ売りもあるため、下値での待伏せも
もう一段買い指値を下げるようにしたいと考えております。

8001伊藤忠商事 7779サイバーダインは空売りファンドの
売りの標的になっています。
このような行為が、株価操作に当たらないということも
私には理解できませんが、それがお上の方針であるため仕方ありません。
これからもこのような売りの標的が多数出てくるでしょう。
ヘッジファンドの貸し株を使った空売りや、先物を使っての売り崩し
空売りレポートを公開しての売り崩し等、様々な売りたたきに
影響を受けにくい投資手法を構築していかなければ、日本市場での
生き残りは困難になっていくと考えます。

政府は、NISAを普及させようともくろんでいますが
今の偏った日本市場、海外短期筋のやりたい放題の日本市場では
個人投資家が投資しても利益を得ることは難しくNISAの普及は
非常に険しいと思います。

個人投資家は、インデックスが高い時は大型株は買わないこと
難しい相場の時は休んで様子を見ること
円高の長期化においての輸出銘柄の買いは自粛すること
海外短期筋の空売りの標的になる銘柄は買い銘柄から外すこと
年に高値は2回と割り切って、時には休みも相場
熱心になりすぎても株式市場では勝てないものです。

難しい時は売買しなければ良いだけです。



次回は、8/23(火)20:00~21:00頃更新いたします。

2つの重要イベント
8/26(金)ジャクソンホールでのイエレン議長講演
9/21(水)日銀金融政策決定会合

9/20、9/21日銀金融政策決定会合までの想定レンジ(8/18記)
レンジ上限16900円~17000円
レンジ下限15900円~16100円
為替は、100円を挟み為替の動向を見ながら
99円台に入ると日経平均先物売りで16500円割れ 
為替は100円を意識した値動きに
日経平均株価は16500円を挟んだ値動きになりそうです。

8/18日経平均EPS1198.98円日経225PER13.75倍
1198.98×14.04=16833.68 日経平均PERで見た短期的レンジ上限
1198.98×13.34=15994.39 日経平均PERで見た短期的レンジ下限

2017年3月期経常減益に下振れする見込み(8/16日経)
4-6月期経常利益前年比-17%(金融などを除く1571社ベース)
17/3期通期予想1.7%増益から-0.5%減益に下振れ
直近の為替レートは107円前後が多く現在の円高が続くと再減額修正必至

日銀追加緩和 ETF買い入れ枠3.3兆円→6兆円に増額
TOPIXが前場0.2%以上下がると後場、日銀がETFを
700億円規模で買ってくると思惑が働きます。

日本市場に影響のある指標は以下の4指数
①ドル円相場 ユーロ円相場 
②NYダウ ナスダック指数 S&P500 米国3指数
③中国株
④原油価格

円高水準が長期化すると輸出企業の収益がさらに悪化
日経平均EPSがさらに低下
メインプレーヤーの長期運用の海外投資家は日本市場の投資を縮小
もう一方のメインプレーヤー海外短期筋の独断場になっています
海外短期筋の思惑で演出相場が展開しています

演出相場①
4/8安値15471.80円~4/25高値17613.56円
立会日数12営業日 値上がり幅2141.76円 
この時は日銀追加緩和をまくし立てて上昇させ、日銀ゼロ回答を機に
4/25高値17613.56円~5/2安値15975.47円まで売り崩しました。
立会日数12営業日 値下り幅1638.09円

演出相場②
5/2安値15975.47円~5/31高値17251.36円
立会日数19営業日 値上がり幅1275.89円
この時は伊勢志摩サミットで議長国の日本が大規模な財政出動と
消費増税凍結期待から上昇
5/31高値17251.36円~6/24安値14864.01円
立会日数19営業日 値下り幅2387.35円
サミット後の財政出動は無し、消費増税30カ月延期
この時を境に海外投資家の日本株離れが始まりました。

演出相場③
6/24安値14864.01円 7/8安値15106.52円ダブルボトムからの上昇
7/8安値15106.52円~7/21高値16938.96円
107円台の円安、日銀緩和を先取りして上昇
その後為替が円高方向に振れ上げ幅を縮小
7/29日銀追加緩和決定後材料出尽くしとなる。
7/21高値16938.96円~8/4安値15921.04円
その後日銀ETF買い入れ額6兆円を背景に戻りを試す展開
8/4安値15921.04円~8/12高値16943.67円(為替比連動の上昇)
8/12ミニSQ
8/12高値16943.67円~直近の99円台の円高を背景に下値模索

米国成長率4-6月年率+1.2%にとどまる。(7/29)
潜在成長率2.0%
1-3期+0.8%(海外経済の減速)
4-6期+1.2%(設備投資の不振鮮明)

2016年IMF世界経済見通し(7/19改定)
世界の成長率3.1%に減速
イギリスEU離脱で不透明感が増したため減額修正
世界全体2016年3.1%▼0.1% 2017年3.4%▼0.1%
日本2016年0.3%▼0.2% 2017年0.1%△0.2% 
米国2016年2.2%▼0.2% 2017年2.5% ±0%
ユーロ圏2016年1.6%△0.1% 2017年1.4%▼0.2%
中国2016年6.6%△0.1% 2017年6.2% ±0%
英国2016年1.7%▼0.2% 2017年1.3%▼0.9%
インド2016年7.4%▼0.1% 2017年7.4%▼0.1%
ロシア2016年ー1.2%△0.6% 2017年1.0%△0.2%
ブラジル2016年ー3.3%△0.5% 2017年0.5%△0.5%
日本の今年の成長率は0.3%と見込む(消費増税延期が上振れ要因)
今後も円高水準が進めば減額、補正予算次第で増額となる見込み
イギリスEU離脱が順調に進まなければ世界全体で下押し圧力が高まる
その場合の世界全体は、下方シナリオで2.9% 深刻シナリオで2.8%
日本市場は、為替水準と外部要因で海外短期筋がどのような策を取るかで
大きく変わってきます。

ゴールドマンサックス証券の日経平均株価見通し(7/1)
従来予想から大幅に目標株価を引き下げ
3か月後1万4375円、半年後1万5000円
1年後を1万6250円

日本株株価見通し6/29日経新聞より抜粋
野村証券 
従来予想年内 17,500円~20,000円
直近修正年内 15,250円~17,250円
みずほ証券
従来予想年内 15,000円~19,000円
直近修正年内 14,000円~19,000円
大和証券
直近修正当面 14,500円~16,500円
シティーグループ証券
直近修正当面 14,000円~16,500円

証券3社の今年度企業業績見通し(6/9)
野村、大和 下方修正
想定レンジが108円~110円の為、直近の円高が続くと再減額修正必必至

野村 16年度経常増益率2.9%増益予想 (前回予想7.2%)
ドル円相場108円前提
17年度経常増益率11.4%増益予想

大和 16年度経常増益率2.6%増益予想 (前回予想4.1%)
ドル円相場110円前提
17年度経常増益率8.6%増益予想

日興 16年度経常増益率6.0%増益予想 (前回予想5.9%)
ドル円相場110円前提
17年度経常増益率9.7%増益予想

2/12日経平均EPS1152.86円日経225PER12.97倍
2/19日経平均EPS1148.72円日経225PER13.90倍
2/24日経平均EPS1155.83円日経225PER13.77倍
2/26日経平均EPS1151.38円日経225PER14.06倍
2/29日経平均EPS1150.52円日経225PER13.93倍
3/2 日経平均EPS1154.14円日経225PER14.51倍
3/4 日経平均EPS1151.20円日経225PER14.78倍
3/7 日経平均EPS1155.93円日経225PER14.63倍
3/11日経平均EPS1159.40円日経225PER14.61倍
3/16日経平均EPS1173.08円日経225PER14.47倍
3/18日経平均EPS1169.57円日経225PER14.30倍 
3/25日経平均EPS1131.25円日経225PER15.03倍 
4/1 日経平均EPS1119.40円日経225PER14.44倍
4/5 日経平均EPS1118.98円日経225PER14.06倍
4/8 日経平均EPS1104.85円日経225PER14.32倍
4/13日経平均EPS1103.86円日経225PER14.84倍
4/15日経平均EPS1103.86円日経225PER14.84倍
4/19日経平均EPS1097.88円日経225PER15.37倍
4/22日経平均EPS1098.97円日経225PER15.99倍
4/27日経平均EPS1111.21円日経225PER15.56倍
4/28日経平均EPS1092.14円日経225PER15.26倍
5/6 日経平均EPS1091.24円日経225PER14.76倍
5/10日経平均EPS1098.49円日経225PER15.08倍
5/12日経平均EPS1140.94円日経225PER14.59倍
5/13日経平均EPS1191.88円日経225PER13.77倍
5/17日経平均EPS1195.46円日経225PER13.93倍 
5/20日経平均EPS1193.75円日経225PER14.02倍 
5/25日経平均EPS1190.15円日経225PER14.08倍
5/30日経平均EPS1192.73円日経225PER14.31倍
6/2 日経平均EPS1192.41円日経225PER13.89倍
6/8 日経平均EPS1195.38円日経225PER14.08倍
6/10日経平均EPS1198.65円日経225PER13.85倍
6/15日経平均EPS1198.76円日経225PER13.28倍
6/20日経平均EPS1198.60円日経225PER13.32倍
6/28日経平均EPS1198.99円日経225PER12.78倍日経平均PBR1.04倍 
7/11日経平均EPS1224.94円日経225PER13.14倍日経平均PBR1.07倍
7/20日経平均EPS1207.98円日経225PER13.92倍日経平均PBR1.14倍
7/29日経平均EPS1198.93円日経225PER13.82倍日経平均PBR1.14倍
8/8 日経平均EPS1203.08円日経225PER13.84倍日経平均PBR1.14倍
8/18日経平均EPS1198.98円日経225PER13.75倍日経平均PBR1.14倍

8/18日経平均PER13.75倍
16486.01÷13.75=1198.98
日経平均PERは日経新聞投資指標から抜粋

2015年9月以降
日経225PER
レンジ上限 11/19 15.73倍  12/30 15.57倍 2016/4/22 15.99倍 5/31 14.46倍
レンジ下限 1/21 13.32倍 2/12 12.97倍 6/24 12.62倍

5/18以降の日経平均PERレンジ
レンジ上限 5/31 14.46倍 6/8 14.08倍 7/21 14.03倍 8/12 14.04倍

為替変動による下振れの場合
今後の2017/3期減益分を加味(為替次第 -8%として)
1198.98×0.92=1103.06

円高進行による減益の場合
中長期日経平均株価レンジ 日経225PER12.97倍~15.99倍
1103.06×15.00=16545.90
1103.06×15.99=17637.93
1103.06×12.62=13920.62
1103.06×12.97=14306.69

2016年後半(7月~12月)日経平均想定レンジ
レンジ上限値 17637.93円
レンジ下限値 13920.62円~14306.69円

当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが、正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
投資資金は、無理のない範囲で行うことが最重要です。

個人投資家の1人として「株式投資勝利の法則」を通じて1人でも多くの読者の皆様が
より良い成果を上げられますことをお祈り申し上げます。

「株式投資勝利の法則」
スポンサーサイト

コメント

こんにちは、蒼士です。
確かに難しい相場の時は、売買をしないという選択をすることも大事ですよね。
この売買をしないという選択をなかなか出来ないというのもありますね。
まだまだ修行がたりないですね。
それでは応援して帰ります。

残暑お見舞い申し上げます。

お上の方針か東証の儲け狙いかわかりませんが、日本の個人より海外投資家優遇な気がします。
また、証券会社は信用取引の手数料をどんどん?下げて(お客様の要望で)いるみたい。
さらに最近、日銀のETF買いを市場を壊すとマスコミと証券会社などが批判し始めました。
値動きがないと儲からない人ばっかり、日本市場に蔓延っているからでしょうか。それで日銀の悪口を言っているのかな。
しかし、株安の時は日銀の手の内が見透かされてしまっているとこれまた批判してました。
適当な事ばかり言っています。今朝はギリシャだってどうなるか…と言っていました。Brexit後、思惑がハズれて頭にきたのかな。1日2日で経済破綻する訳ないのに盛んに煽っていました。
イギリスなんて7月個人消費も輸出も絶好調。株も。

資産形成にニーサってできない状況ですね、おっしゃる通り。

昨年後半から現在までの円高株安の動きはそれぞれ20%くらいで、日本の買い側は20%損で、海外投資家は売り上がって20%の利益って感じでしょうか?
売り切って、また買いに来ますかね?
アメリカ株もそろそろ売って利益確定かな…、その後どうするのかななどとつらつらと考えています。

まだしばらく暑さに気をつけてくださいませ。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://1248kabu.blog.fc2.com/tb.php/1025-a65e783c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | ホーム |  »

プロフィール

k124816

Author:k124816
1974年高校1年で株式投資を始める。
順調に儲かったが、大学時代に仕手株投資で、8ケタの損出。その後30歳代で10ケタ近くの損出。
その苦い経験から 
「株式投資勝利の法則」と「秘伝指数表」を使って勝ち続ける法則を実践。

最新記事

カテゴリ

参考銘柄 (60)
株式日記 (1190)
株式投資 (4)
空売り (1)
未分類 (18)

アクセスカウンター

ランキング


株式 ブログランキングへ

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村

RSSリンクの表示

QRコード

QR