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2024-03

目先の不透明な潜在的売り圧力

2月8日(木)20:55

大引け

日経平均株価

21721.57(9:00)

21977.03(14:21)

21649.70(12:43)

21890.86(15:00)

前日比△245.49 +1.13%

TOPIX

1758.84(9:00)

1772.38(14:27)

1752.70(11:18)

1765.69(15:00)

前日比△15.78 +0.90%


値上がり銘柄数 1485

値下がり銘柄数 509

新高値銘柄数 21

新安値銘柄数 30 

騰落レシオ25D 91.6

日経平均25D乖離率 -6.47

TOPIX25D乖離率 -5.25



日経平均株価は大幅高で2日続伸

前日の米国株は3指数そろって反落したものの
直近の株安で日本株は割安圏に入ったとの見方も多く
買い先行で始まりました

寄付 21721.57(9:00)△76.20

10時過ぎには21,900円台に乗せる場面がありましたが

前場高値 21904.90(10:12)△259.53

買い一巡後は前引けにかけて上げ幅を縮小

前場安値 21651.24(11:16)△5.87

前引 21700.94(11:35)△55.57

後場寄り直後にこの日の安値を付けたのちは

安値 21649.70(12:43)△4.33

時間外の米国株先物と為替に連動し、先物主導で
上げ幅を拡大

高値 21977.03(14:21)△331.66

米国株価指数先物上昇、為替が円安方向に振れると
短期筋の先物買いが入り、△331.66 まで買われましたが
大引けにかけては上げ幅を縮小

大引 21890.86(15:00)△245.49

日経平均株価は大幅高で2日続伸して引けました


米国発の暴落は、2/6安値21079.71円が長い下ヒゲになり
現時点での暫定1番底になっています。
この日の終値ベースでのPERは
2/6終値21610.24円 ▼1071.84円 PER13.81倍 EPS1564.83円 
2/6ザラバ安値21079.71円▼1602.37円ベースのPER13.16倍
そして本日は、EPS1621円まで上昇してきたため終値ベースで13.50倍です。  
2/8 PER13.50倍 EPS1621.55円 
かなりの水準まで値幅調整が進んでいます。

日経平均EPSも好調な企業業績を背景に急上昇しています。
2/8(木)PER13.50倍 EPS1621.55円 
危機的なショック安では、13倍を一瞬割り込むことがありました。
2016年 7/8 12.67倍 6/24 12.62倍 2/12 12.97倍

今回の暴落(VIX指数ショック)の短期的な需給不安はありますが
2018年3月期、2019年3月期、連続増収増益の史上最高益見通しは
一時的に108円を割り込む円高になったとしても不変です。
中長期的には、日米金利差拡大、ドルの本国回帰を背景に
円安方向に向かうものと考えます。

日経平均PER13.0倍売られすぎ
2/8EPS1621.55×売られすぎ13.0倍=21080.15円

21,000円の岩盤が控えております。

直近の空売り比率と日経平均 PER EPS

2/8  45.8% 21890.86円 △245.49円 PER13.50倍 EPS1621.55円 
2/7  41.0% 21645.37円 △35.13円  PER13.59倍 EPS1592.74円 
2/6  42.7% 21610.24円 ▼1071.84円 PER13.81倍 EPS1564.83円 
2/5  44.5% 22682.08円 ▼592.45円 PER14.77倍 EPS1567.52円 
2/2  43.4% 23274.53円 ▼211.58円 PER15.10倍 EPS1541.36円 
2/1  40.5% 23486.11円 △387.82円 PER15.22倍 EPS1543.11円  
1/31 42.5% 23098.29円 ▼193.68円 PER15.08倍 EPS1531.72円 
1/30 44.2% 23291.97円 ▼337.37円 PER15.30倍 EPS1522.35円 
1/29 40.2% 23629.34円 ▼ 2.54円 PER15.49倍 EPS1525.46円 
1/26 41.0% 23631.88円 ▼ 37.61円 PER15.52倍 EPS1522.67円  
1/25 41.3% 23669.49円 ▼271.29円 PER15.59倍 EPS1518.25円 
1/24 38.9% 23940.78円 ▼183.37円 PER15.72倍 EPS1522.95円 
1/23 34.4% 24124.15円 △307.82円 PER15.81倍 EPS1525.88円 
1/22 38.9% 23816.33円 △ 8.27円 PER15.65倍 EPS1522.25円 

値幅調整が進んでいますが、これだけでは推し量れない要素が
今回の暴落(VIX指数ショック)に残っています。

米国VIX指数
アメリカの主要株価指数S&P500を対象とするオプション取引の
値動きを元に算出されています。
将来の投資家心理を示すパラメータとして別名「恐怖指数」と呼ばれています。
この指数が高いほど投資家が相場の先行きに不安を感じていると考えられます。
2月2日発表の米雇用統計を受け、VIX指数が上昇。
相場の予想変動率に応じて保有資産全体のリスクを調整するファンドが
相場変動率が高まったと判断し、売り注文を自動売買で膨らませたというのが
今回の暴落の引き金になりました。
VIX指数は6日の米国市場では、最高50.30から最低22.42の間で乱高下。
変動幅は過去最大規模になりました。
この指数の変動を投資判断の材料にするファンドからの潜在的な売り圧力の規模は
22兆円に達するとの試算も出ています。
(10兆円規模とする説、80兆円以上とする説あり)
今後1~2週の間に、関連した金融商品を通じた株売りが出てくるかが
不透明であり、米国株、日本株の先行き不透明感がくすぶっている原因です。
潜在的な売り圧力の規模22兆円として、その10%の金額(2兆円)が日本株に潜在的な
売り圧力になると2月第4週くらいまで不透明感がくすぶることになります。

昨日記載した2049VIXベアETN 96%の下落で強制償還は、この種の関連商品です。

☆☆☆以下は2/7の記事です☆☆☆
ハイリスク投資商品にご注意
以前初心者の方が、以下のETNの売買をなさり
ハイリスクであることをお知らせしたETNです。
早期償還条項のある投資商品には、十分注意する必要があります。
是非日足チャートをご覧ください。
これらのデリバティブ商品の混乱には要注意です。

2049VIXベアETN 96%の下落で強制償還
発行会社 ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ
S&P500 VIX短期先物インバース日次指数は、日々の騰落率を
S&P500 VIX短期先物指数の騰落率の-1倍として計算された指数で
2005年12月20日の指数値を100,000ポイントとして計算されています。
玄人向けの投資商品ですが、今回の米国株暴落で
1/11高値40150円 暴落直前2/2終値34900円
2/7 1144円で強制償還になりました。
米国株の長期上昇トレンドで順調に高値を切り上げていましたが
当該ETNは2018年2月6日に信託財産が参照する対象指数が前日終値の20%を
下回ったことから、早期償還条項の定めにより早期償還が決定しました。
最終売買日は2月16日(予定)
☆☆☆以上が2/7の記事です☆☆☆


VIX指数関連金融商品を通じた株売りが、峠を越さなければ
不透明感は払しょくできません。
コメントのご返事は、この不透明感が払しょくしてからと
させていただきます。
2月4週 2/23(金)くらいには落ち着くと考えます。

頂きましたコメントの中に、主力銘柄の買いについて
ございましたが、VIX指数関連金融商品を通じた株売りが
峠を越さなければ、不透明感が残ります。
2月19日(月)くらいまで、相場の流れを見た方が無難と考えます。
日本列島の異常気象による積雪の予想が困難なように
今回のVIX指数関連金融商品を通じた株売りの不透明感は
2月第4週くらいまでわかりません。

株式投資で最も大切なことは儲けることよりも損をしないことです。
需給改善すれば、好業績を背景に再び相場は好転してくるでしょう。
嵐が過ぎ去ってから買っても遅くはありません。


2/8終値21890.86円 △245.49円 PER13.50倍 EPS1621.55円

心理的節目21000÷EPS1621.55円=12.95倍

日経平均PERのレンジ13.5倍~16.5倍
17.0倍 買われすぎ
16.5倍 高値圏
15.0倍 適正水準
13.5倍 底値圏
13.0倍 売られすぎ

2017年のPER推移
高値圏
1/27 16.60倍 3/13 16.27倍 4/26 16.11倍 11/7 15.34倍 
安値圏
5/18 14.00倍 6/16 14.12倍 8/24 13.67倍 9/8 13.69倍

相場の短期的な不透明感はありますが、中長期的目線で考えますと
2/8(木)EPS1621.55円 まで上昇してきました。
フェアバリュー(適正水準)は、15倍です。
1621.55円×15.0=24323.25

まだ2018年相場は、始まったばかりです。
2018年相場のフェアバリュー(適正水準)は、15.0倍=24323.25円です。
寒さの峠が越える3月中には、穏やかな季節と穏やかな株価到来を
想定いたします。


次回は 2/9(金)15:30 頃更新いたします。

株式投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕(冷静な判断)です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。

大底を売らされる結果にならないようにご注意ください。
資金的余裕と精神的余裕(冷静な判断)は、常に頭の片隅に
とどめておいてください。

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株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
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新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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