PER13倍接近
2月9日(金)15:20
大引け
日経平均株価
21507.74(9:00)
21510.30(9:00)
21119.01(11:15)
21382.62(15:00)
前日比▼508.24 -2.32%
TOPIX
1733.02(9:00)
1733.53(9:01)
1708.10(9:09)
1731.97(15:00)
前日比▼33.72 -1.91%
週末2/9(金)日経平均株価は3日ぶりの大幅反落
前日の米国株急落を受けて全面安で始まりました
寄付 21507.74(9:00)▼383.12
高値 21510.30(9:00)▼380.56
全面安で始まり、その後も3連休を控え
売り優勢の展開になり下げ幅を拡大
安値 21119.01(11:15)▼771.85
安値圏で前引けを迎えました
前引 21185.76(11:35)▼705.10
後場は時間外の米国株先物に連動し
先物主導で値動きの激しい展開になりました
後場安値 21178.50(14:22)▼712.36
後場高値 21382.62(15:00)▼508.24
大引けにかけて下げ幅を縮小
日経平均株価は3日ぶりの反落、大幅安で引けました
大引 21382.62(15:00)▼508.24
前日の米国3指数と10年債利回り
NYダウ 23860.46ドル ▼1032.89ドル
ナスダック 6777.15 ▼274.82
S&P500 2581.00 ▼100.66
米国10年債利回り 2.844%
前日の米国株は、米長期金利の上昇で株式の割高感が
強まるとの警戒感から幅広い銘柄に売りが広がりました。
NYダウは、過去2番目の下げ幅を記録
過去最大の下落幅となった2/5終値も下回り
2万4000ドルを割り込んで引けました。
引け味が極めて悪いのが気がかりなところです。
10年物国債の利回りは一時2.88%まで上昇
(2014年1月以来の高水準)
金利上昇圧力の高まりを警戒して投資家がリスク資産を
手放す動きが広がりました。
ボラティリティーの上昇に伴って株売り圧力が強まり
一段安になり取引を終えました。
日本市場は米国株、海外時間での日経平均先物にサヤ寄せして
全面安で寄り付き、その後下げ幅を拡大しました。
個人投資家などが主力株の一角に押し目買いを入れ
日経平均は10時過ぎに下げ幅をやや縮小。
前引けにかけて相場の予想変動率を示すとされる
日経平均ボラティリティー・インデックスVIが
徐々に水準を切り上げると不安定な相場が続くことを
警戒した海外投資家から改めて売りが出たため
▼771.85まで売り込まれました。
現在の日本市場は、好調な企業業績を背景に
EPS上昇=PER低下
しかし、米国発暴落の影響を受けています。
海外時間で日経平均先物が売り込まれ、サヤ寄せして安く始まり
日中は、時間外の米国株価指数先物の動きに振り回されているのが現状です。
1月末から続く先物売り、1/25~2/8まで空売り比率40%超11営業日連続
これは史上最多日数に並びます。
本日も間違いなく、40%超になっているものと思われますので
12営業日連続で史上最多日数になります。
今晩の米国株次第ですが、上昇しても下落しても
2/12(月)日本市場休場のため2/13(火)に今晩と
2/12の2営業日分を一気に日本市場が反映されるため
非常に難しい場面です。
ここまで異常な下げになっていますが、米国株が落ち着かないと
現時点では底打ち感がありません。
過去のオイルショック、ブラックマンデー、リーマンショック
様々な暴落を体験してきましたが、現在は国内景気、企業業績が
絶好調です。
2月中は辛抱の時になりますが、2月下旬、遅くても
厳しい寒さが峠を過ぎる春には、穏やかな相場に
戻ることを想定いたします。
2/28パウエル議長発言に最大の注目が集まることになります。
1974年、高校1年の時からこの世界におりますが
暴落の場面も耐え抜いて生き残りました。
海外短期筋主導の売り方有利の相場に入りましたが
空売り比率異常値、先物売り異常値
夜明け前が一番暗いといいます通り、2月の夜長の極寒気を
過ぎれば株式市場も春を迎えることになるでしょう。
2/9終値21382.62÷1621.55=13.19
2/9安値21119.01÷1621.55=13.02
次回は 2/13(火)20:00~21:00 頃更新いたします。
米国発の暴落は、2/6安値21079.71円が長い下ヒゲになり
現時点での暫定1番底になっています。
この日の終値ベースでのPERは
2/6終値21610.24円 ▼1071.84円 PER13.81倍 EPS1564.83円
2/6ザラバ安値21079.71円▼1602.37円ベースのPER13.16倍
そして本日は、EPS1621円まで上昇してきたため終値ベースで13.50倍です。
2/8 PER13.50倍 EPS1621.55円
かなりの水準まで値幅調整が進んでいます。
日経平均EPSも好調な企業業績を背景に急上昇しています。
2/8(木)PER13.50倍 EPS1621.55円
危機的なショック安では、13倍を一瞬割り込むことがありました。
2016年 7/8 12.67倍 6/24 12.62倍 2/12 12.97倍
今回の暴落(VIX指数ショック)の短期的な需給不安はありますが
2018年3月期、2019年3月期、連続増収増益の史上最高益見通しは
一時的に108円を割り込む円高になったとしても不変です。
中長期的には、日米金利差拡大、ドルの本国回帰を背景に
円安方向に向かうものと考えます。
日経平均PER13.0倍売られすぎ
2/8EPS1621.55×売られすぎ13.0倍=21080.15円
21,000円の岩盤が控えております。
直近の空売り比率と日経平均 PER EPS
2/8 45.8% 21890.86円 △245.49円 PER13.50倍 EPS1621.55円
2/7 41.0% 21645.37円 △35.13円 PER13.59倍 EPS1592.74円
2/6 42.7% 21610.24円 ▼1071.84円 PER13.81倍 EPS1564.83円
2/5 44.5% 22682.08円 ▼592.45円 PER14.77倍 EPS1567.52円
2/2 43.4% 23274.53円 ▼211.58円 PER15.10倍 EPS1541.36円
2/1 40.5% 23486.11円 △387.82円 PER15.22倍 EPS1543.11円
1/31 42.5% 23098.29円 ▼193.68円 PER15.08倍 EPS1531.72円
1/30 44.2% 23291.97円 ▼337.37円 PER15.30倍 EPS1522.35円
1/29 40.2% 23629.34円 ▼ 2.54円 PER15.49倍 EPS1525.46円
1/26 41.0% 23631.88円 ▼ 37.61円 PER15.52倍 EPS1522.67円
1/25 41.3% 23669.49円 ▼271.29円 PER15.59倍 EPS1518.25円
1/24 38.9% 23940.78円 ▼183.37円 PER15.72倍 EPS1522.95円
1/23 34.4% 24124.15円 △307.82円 PER15.81倍 EPS1525.88円
1/22 38.9% 23816.33円 △ 8.27円 PER15.65倍 EPS1522.25円
値幅調整が進んでいますが、これだけでは推し量れない要素が
今回の暴落(VIX指数ショック)に残っています。
米国VIX指数
アメリカの主要株価指数S&P500を対象とするオプション取引の
値動きを元に算出されています。
将来の投資家心理を示すパラメータとして別名「恐怖指数」と呼ばれています。
この指数が高いほど投資家が相場の先行きに不安を感じていると考えられます。
2月2日発表の米雇用統計を受け、VIX指数が上昇。
相場の予想変動率に応じて保有資産全体のリスクを調整するファンドが
相場変動率が高まったと判断し、売り注文を自動売買で膨らませたというのが
今回の暴落の引き金になりました。
VIX指数は6日の米国市場では、最高50.30から最低22.42の間で乱高下。
変動幅は過去最大規模になりました。
この指数の変動を投資判断の材料にするファンドからの潜在的な売り圧力の規模は
22兆円に達するとの試算も出ています。
(10兆円規模とする説、80兆円以上とする説あり)
今後1~2週の間に、関連した金融商品を通じた株売りが出てくるかが
不透明であり、米国株、日本株の先行き不透明感がくすぶっている原因です。
潜在的な売り圧力の規模22兆円として、その10%の金額(2兆円)が日本株に潜在的な
売り圧力になると2月第4週くらいまで不透明感がくすぶることになります。
昨日記載した2049VIXベアETN 96%の下落で強制償還は、この種の関連商品です。
☆☆☆以下は2/7の記事です☆☆☆
ハイリスク投資商品にご注意
以前初心者の方が、以下のETNの売買をなさり
ハイリスクであることをお知らせしたETNです。
早期償還条項のある投資商品には、十分注意する必要があります。
是非日足チャートをご覧ください。
これらのデリバティブ商品の混乱には要注意です。
2049VIXベアETN 96%の下落で強制償還
発行会社 ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ
S&P500 VIX短期先物インバース日次指数は、日々の騰落率を
S&P500 VIX短期先物指数の騰落率の-1倍として計算された指数で
2005年12月20日の指数値を100,000ポイントとして計算されています。
玄人向けの投資商品ですが、今回の米国株暴落で
1/11高値40150円 暴落直前2/2終値34900円
2/7 1144円で強制償還になりました。
米国株の長期上昇トレンドで順調に高値を切り上げていましたが
当該ETNは2018年2月6日に信託財産が参照する対象指数が前日終値の20%を
下回ったことから、早期償還条項の定めにより早期償還が決定しました。
最終売買日は2月16日(予定)
☆☆☆以上が2/7の記事です☆☆☆
VIX指数関連金融商品を通じた株売りが、峠を越さなければ
不透明感は払しょくできません。
コメントのご返事は、この不透明感が払しょくしてからと
させていただきます。
2月4週 2/23(金)くらいには落ち着くと考えます。
頂きましたコメントの中に、主力銘柄の買いについて
ございましたが、VIX指数関連金融商品を通じた株売りが
峠を越さなければ、不透明感が残ります。
2月19日(月)くらいまで、相場の流れを見た方が無難と考えます。
日本列島の異常気象による積雪の予想が困難なように
今回のVIX指数関連金融商品を通じた株売りの不透明感は
2月第4週くらいまでわかりません。
株式投資で最も大切なことは儲けることよりも損をしないことです。
需給改善すれば、好業績を背景に再び相場は好転してくるでしょう。
嵐が過ぎ去ってから買っても遅くはありません。
2/8終値21890.86円 △245.49円 PER13.50倍 EPS1621.55円
心理的節目21000÷EPS1621.55円=12.95倍
日経平均PERのレンジ13.5倍~16.5倍
17.0倍 買われすぎ
16.5倍 高値圏
15.0倍 適正水準
13.5倍 底値圏
13.0倍 売られすぎ
2017年のPER推移
高値圏
1/27 16.60倍 3/13 16.27倍 4/26 16.11倍 11/7 15.34倍
安値圏
5/18 14.00倍 6/16 14.12倍 8/24 13.67倍 9/8 13.69倍
相場の短期的な不透明感はありますが、中長期的目線で考えますと
2/8(木)EPS1621.55円 まで上昇してきました。
フェアバリュー(適正水準)は、15倍です。
1621.55円×15.0=24323.25
まだ2018年相場は、始まったばかりです。
2018年相場のフェアバリュー(適正水準)は、15.0倍=24323.25円です。
寒さの峠が越える3月中には、穏やかな季節と穏やかな株価到来を
想定いたします。
株式投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕(冷静な判断)です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
大底を売らされる結果にならないようにご注意ください。
資金的余裕と精神的余裕(冷静な判断)は、常に頭の片隅に
とどめておいてください。
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
投資資金は、無理のない範囲で行うことが最重要です。
大引け
日経平均株価
21507.74(9:00)
21510.30(9:00)
21119.01(11:15)
21382.62(15:00)
前日比▼508.24 -2.32%
TOPIX
1733.02(9:00)
1733.53(9:01)
1708.10(9:09)
1731.97(15:00)
前日比▼33.72 -1.91%
週末2/9(金)日経平均株価は3日ぶりの大幅反落
前日の米国株急落を受けて全面安で始まりました
寄付 21507.74(9:00)▼383.12
高値 21510.30(9:00)▼380.56
全面安で始まり、その後も3連休を控え
売り優勢の展開になり下げ幅を拡大
安値 21119.01(11:15)▼771.85
安値圏で前引けを迎えました
前引 21185.76(11:35)▼705.10
後場は時間外の米国株先物に連動し
先物主導で値動きの激しい展開になりました
後場安値 21178.50(14:22)▼712.36
後場高値 21382.62(15:00)▼508.24
大引けにかけて下げ幅を縮小
日経平均株価は3日ぶりの反落、大幅安で引けました
大引 21382.62(15:00)▼508.24
前日の米国3指数と10年債利回り
NYダウ 23860.46ドル ▼1032.89ドル
ナスダック 6777.15 ▼274.82
S&P500 2581.00 ▼100.66
米国10年債利回り 2.844%
前日の米国株は、米長期金利の上昇で株式の割高感が
強まるとの警戒感から幅広い銘柄に売りが広がりました。
NYダウは、過去2番目の下げ幅を記録
過去最大の下落幅となった2/5終値も下回り
2万4000ドルを割り込んで引けました。
引け味が極めて悪いのが気がかりなところです。
10年物国債の利回りは一時2.88%まで上昇
(2014年1月以来の高水準)
金利上昇圧力の高まりを警戒して投資家がリスク資産を
手放す動きが広がりました。
ボラティリティーの上昇に伴って株売り圧力が強まり
一段安になり取引を終えました。
日本市場は米国株、海外時間での日経平均先物にサヤ寄せして
全面安で寄り付き、その後下げ幅を拡大しました。
個人投資家などが主力株の一角に押し目買いを入れ
日経平均は10時過ぎに下げ幅をやや縮小。
前引けにかけて相場の予想変動率を示すとされる
日経平均ボラティリティー・インデックスVIが
徐々に水準を切り上げると不安定な相場が続くことを
警戒した海外投資家から改めて売りが出たため
▼771.85まで売り込まれました。
現在の日本市場は、好調な企業業績を背景に
EPS上昇=PER低下
しかし、米国発暴落の影響を受けています。
海外時間で日経平均先物が売り込まれ、サヤ寄せして安く始まり
日中は、時間外の米国株価指数先物の動きに振り回されているのが現状です。
1月末から続く先物売り、1/25~2/8まで空売り比率40%超11営業日連続
これは史上最多日数に並びます。
本日も間違いなく、40%超になっているものと思われますので
12営業日連続で史上最多日数になります。
今晩の米国株次第ですが、上昇しても下落しても
2/12(月)日本市場休場のため2/13(火)に今晩と
2/12の2営業日分を一気に日本市場が反映されるため
非常に難しい場面です。
ここまで異常な下げになっていますが、米国株が落ち着かないと
現時点では底打ち感がありません。
過去のオイルショック、ブラックマンデー、リーマンショック
様々な暴落を体験してきましたが、現在は国内景気、企業業績が
絶好調です。
2月中は辛抱の時になりますが、2月下旬、遅くても
厳しい寒さが峠を過ぎる春には、穏やかな相場に
戻ることを想定いたします。
2/28パウエル議長発言に最大の注目が集まることになります。
1974年、高校1年の時からこの世界におりますが
暴落の場面も耐え抜いて生き残りました。
海外短期筋主導の売り方有利の相場に入りましたが
空売り比率異常値、先物売り異常値
夜明け前が一番暗いといいます通り、2月の夜長の極寒気を
過ぎれば株式市場も春を迎えることになるでしょう。
2/9終値21382.62÷1621.55=13.19
2/9安値21119.01÷1621.55=13.02
次回は 2/13(火)20:00~21:00 頃更新いたします。
米国発の暴落は、2/6安値21079.71円が長い下ヒゲになり
現時点での暫定1番底になっています。
この日の終値ベースでのPERは
2/6終値21610.24円 ▼1071.84円 PER13.81倍 EPS1564.83円
2/6ザラバ安値21079.71円▼1602.37円ベースのPER13.16倍
そして本日は、EPS1621円まで上昇してきたため終値ベースで13.50倍です。
2/8 PER13.50倍 EPS1621.55円
かなりの水準まで値幅調整が進んでいます。
日経平均EPSも好調な企業業績を背景に急上昇しています。
2/8(木)PER13.50倍 EPS1621.55円
危機的なショック安では、13倍を一瞬割り込むことがありました。
2016年 7/8 12.67倍 6/24 12.62倍 2/12 12.97倍
今回の暴落(VIX指数ショック)の短期的な需給不安はありますが
2018年3月期、2019年3月期、連続増収増益の史上最高益見通しは
一時的に108円を割り込む円高になったとしても不変です。
中長期的には、日米金利差拡大、ドルの本国回帰を背景に
円安方向に向かうものと考えます。
日経平均PER13.0倍売られすぎ
2/8EPS1621.55×売られすぎ13.0倍=21080.15円
21,000円の岩盤が控えております。
直近の空売り比率と日経平均 PER EPS
2/8 45.8% 21890.86円 △245.49円 PER13.50倍 EPS1621.55円
2/7 41.0% 21645.37円 △35.13円 PER13.59倍 EPS1592.74円
2/6 42.7% 21610.24円 ▼1071.84円 PER13.81倍 EPS1564.83円
2/5 44.5% 22682.08円 ▼592.45円 PER14.77倍 EPS1567.52円
2/2 43.4% 23274.53円 ▼211.58円 PER15.10倍 EPS1541.36円
2/1 40.5% 23486.11円 △387.82円 PER15.22倍 EPS1543.11円
1/31 42.5% 23098.29円 ▼193.68円 PER15.08倍 EPS1531.72円
1/30 44.2% 23291.97円 ▼337.37円 PER15.30倍 EPS1522.35円
1/29 40.2% 23629.34円 ▼ 2.54円 PER15.49倍 EPS1525.46円
1/26 41.0% 23631.88円 ▼ 37.61円 PER15.52倍 EPS1522.67円
1/25 41.3% 23669.49円 ▼271.29円 PER15.59倍 EPS1518.25円
1/24 38.9% 23940.78円 ▼183.37円 PER15.72倍 EPS1522.95円
1/23 34.4% 24124.15円 △307.82円 PER15.81倍 EPS1525.88円
1/22 38.9% 23816.33円 △ 8.27円 PER15.65倍 EPS1522.25円
値幅調整が進んでいますが、これだけでは推し量れない要素が
今回の暴落(VIX指数ショック)に残っています。
米国VIX指数
アメリカの主要株価指数S&P500を対象とするオプション取引の
値動きを元に算出されています。
将来の投資家心理を示すパラメータとして別名「恐怖指数」と呼ばれています。
この指数が高いほど投資家が相場の先行きに不安を感じていると考えられます。
2月2日発表の米雇用統計を受け、VIX指数が上昇。
相場の予想変動率に応じて保有資産全体のリスクを調整するファンドが
相場変動率が高まったと判断し、売り注文を自動売買で膨らませたというのが
今回の暴落の引き金になりました。
VIX指数は6日の米国市場では、最高50.30から最低22.42の間で乱高下。
変動幅は過去最大規模になりました。
この指数の変動を投資判断の材料にするファンドからの潜在的な売り圧力の規模は
22兆円に達するとの試算も出ています。
(10兆円規模とする説、80兆円以上とする説あり)
今後1~2週の間に、関連した金融商品を通じた株売りが出てくるかが
不透明であり、米国株、日本株の先行き不透明感がくすぶっている原因です。
潜在的な売り圧力の規模22兆円として、その10%の金額(2兆円)が日本株に潜在的な
売り圧力になると2月第4週くらいまで不透明感がくすぶることになります。
昨日記載した2049VIXベアETN 96%の下落で強制償還は、この種の関連商品です。
☆☆☆以下は2/7の記事です☆☆☆
ハイリスク投資商品にご注意
以前初心者の方が、以下のETNの売買をなさり
ハイリスクであることをお知らせしたETNです。
早期償還条項のある投資商品には、十分注意する必要があります。
是非日足チャートをご覧ください。
これらのデリバティブ商品の混乱には要注意です。
2049VIXベアETN 96%の下落で強制償還
発行会社 ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ
S&P500 VIX短期先物インバース日次指数は、日々の騰落率を
S&P500 VIX短期先物指数の騰落率の-1倍として計算された指数で
2005年12月20日の指数値を100,000ポイントとして計算されています。
玄人向けの投資商品ですが、今回の米国株暴落で
1/11高値40150円 暴落直前2/2終値34900円
2/7 1144円で強制償還になりました。
米国株の長期上昇トレンドで順調に高値を切り上げていましたが
当該ETNは2018年2月6日に信託財産が参照する対象指数が前日終値の20%を
下回ったことから、早期償還条項の定めにより早期償還が決定しました。
最終売買日は2月16日(予定)
☆☆☆以上が2/7の記事です☆☆☆
VIX指数関連金融商品を通じた株売りが、峠を越さなければ
不透明感は払しょくできません。
コメントのご返事は、この不透明感が払しょくしてからと
させていただきます。
2月4週 2/23(金)くらいには落ち着くと考えます。
頂きましたコメントの中に、主力銘柄の買いについて
ございましたが、VIX指数関連金融商品を通じた株売りが
峠を越さなければ、不透明感が残ります。
2月19日(月)くらいまで、相場の流れを見た方が無難と考えます。
日本列島の異常気象による積雪の予想が困難なように
今回のVIX指数関連金融商品を通じた株売りの不透明感は
2月第4週くらいまでわかりません。
株式投資で最も大切なことは儲けることよりも損をしないことです。
需給改善すれば、好業績を背景に再び相場は好転してくるでしょう。
嵐が過ぎ去ってから買っても遅くはありません。
2/8終値21890.86円 △245.49円 PER13.50倍 EPS1621.55円
心理的節目21000÷EPS1621.55円=12.95倍
日経平均PERのレンジ13.5倍~16.5倍
17.0倍 買われすぎ
16.5倍 高値圏
15.0倍 適正水準
13.5倍 底値圏
13.0倍 売られすぎ
2017年のPER推移
高値圏
1/27 16.60倍 3/13 16.27倍 4/26 16.11倍 11/7 15.34倍
安値圏
5/18 14.00倍 6/16 14.12倍 8/24 13.67倍 9/8 13.69倍
相場の短期的な不透明感はありますが、中長期的目線で考えますと
2/8(木)EPS1621.55円 まで上昇してきました。
フェアバリュー(適正水準)は、15倍です。
1621.55円×15.0=24323.25
まだ2018年相場は、始まったばかりです。
2018年相場のフェアバリュー(適正水準)は、15.0倍=24323.25円です。
寒さの峠が越える3月中には、穏やかな季節と穏やかな株価到来を
想定いたします。
株式投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕(冷静な判断)です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
大底を売らされる結果にならないようにご注意ください。
資金的余裕と精神的余裕(冷静な判断)は、常に頭の片隅に
とどめておいてください。
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
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投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
投資資金は、無理のない範囲で行うことが最重要です。
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