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2023-12

下落第2波動

2月14日(水)15:30

大引け

日経平均株価

21251.24(9:00)

21371.01(9:09)

20950.15(13:05)

21154.17(15:00)

前日比▼90.51 -0.43

TOPIX

1719.16(9:00)

1725.50(9:09)

1691.65(13:05)

1702.72(15:00)

前日比▼14.06 -0.82%


日経平均株価は3日続落

前日のNYダウは小幅に3日続伸(3指数そろって小幅高)
日経平均は小幅反発して始まりました

寄付 21251.24(9:00)△6.56

高値 21371.01(9:09)△126.33

寄り後買戻しが入り、120円超上昇する場面がありましたが
買い一巡後は107円台に急速に進んだ円高を警戒し
売り優勢となりマイナス圏に転落し、2/6安値21078.71円を
下回る場面がありました

前場安値 21061.85(11:22)▼182.83

前引 21109.29(11:35)▼135.39

後場は一段安で始まりました
12:50過ぎに先物主導の売りで下げ幅を広げ下値模索の展開

安値 20950.15(13:05)▼294.53

売り一巡後は急速に切り返しに転じプラス圏に
浮上する場面がありました

後場高値 21289.61(14:19)△44.93

円高を背景に戻りも重く21,100円台での推移となり
日経平均株価は3日続落して引けました

大引 21154.17(15:00)▼90.51


「VIX指数ショック」の潜在的な売り圧力
第1波 2/6ザラ場安値 21078.71▼1603.37
第2波 2/14ザラ場安値 20950.15▼294.53

寄付きは様子見姿勢が多く、小幅反発して始まりましたが
前日の米株高を受け買いが先行、寄り付き直後に△126.33まで
買われましたが、上値では戻り待ちの売りが待ち構えており
1年3か月ぶりの円高水準を意識所いた売り物が優勢になりマイナス圏に転落。

日経平均は一時2万1061円まで下げ6日に付けた2万1078円を下回り
取引時間中の今年の安値を更新。
2/6ザラ場安値21078.71▼1603.37
2/14前場安値21061.85(11:22)▼182.83

心理的な節目である2万1000円を下回り
2万1000円割れは昨年10月13日以来約4カ月ぶり

後場は為替に神経質な値動きになりました。
東京外国為替市場で円相場が1ドル=106円台に上昇。
13:20すぎに106.84円
円高による輸出関連企業の採算悪化懸念が強まり自動車株など
輸出関連銘柄が下げ幅を拡大
市場関係者によるとコア30の下落が目立ち、海外投資家が現物株に
まとまった利益確定売りを出している模様。

13:40頃から、先物主導で急速に切り返しに転じプラス圏に浮上。
14時時点のドル円相場は、前日2/13の17時時点に比べ63銭円高ドル安
1ドル=107.12円~107.15円
日経平均株価の下げ幅拡大と連動して、円買いドル売りが入り
13:20すぎに106.84円まで円高が進みました。
2016年11月14日以来、1年3カ月ぶりの円高ドル安
その後は日経平均の下げ渋りに連動して円高はいったん一服。


2/6の暫定1番底を割り込みました。
米国株はひとまず落ち着き、日本以外の主要国株価も落ち着いています。
1年3か月ぶりの円高ドル安を背景に海外短期筋の日本株売りが
ピークを迎えています。
本日日経平均は安値更新になりましたが、明日以降は21,000円の攻防に
なりそうです。

米国株は底堅くなりましたが、急速に進んだ円高が日本株の戻りを
重くしています。
第1波 2/6ザラ場安値 21078.71▼1603.37
第2波 2/14ザラ場安値 20950.15▼294.53
第2波に突入しましたが、円高が一服すればそろそろ売り疲れが
出てくる頃合いです。
近年の相場には、プログラム売買による行き過ぎがつきものです。
異常な水準まで売り込まれた後は、一定の日柄を経て正常化されていきます。

過去の13倍割れの水準(異常値)は、長期間続くことはありません。
全治1か月とすれば、3月のどこかで正常化、全治2カ月とすれば
4月には正常化するでしょう。

本日後場の突っ込みで1570日経レバレッジETFを買いました。
今後も突っ込みの場面で買っていく方針です。
個別銘柄は今週の相場を見てから、選別していきます。
個別銘柄でホームランを狙うよりも1570日経レバレッジETFの
突っ込みを拾ってヒットを狙います。
ホームラン狙いはその後です。

明日以降の注目点
ドル円相場(円高の行方) 米国株の動向

第2波 2/14ザラ場安値 20950.15 ÷ EPS1624.21円 = 12.90

21,000 ÷ EPS1624.21円 = 12.93

2013年以降の日経平均PER
2013年 6/13 14.02倍
2014年 5/19 13.46倍 10/17 13.98倍
2015年 9/29 13.37倍
2016年 2/12 12.97倍 6/24 12.62倍
2017年 5/18 14.00倍 6/16 14.12倍 8/24 13.67倍 9/8 13.69倍

空売り比率13営業日連続40%超 異常値
2/13 45.9% 2/9 46.1% 2/8 45.8% 3営業日連続異常値
2/13、2/9 2営業日連続PER13.0倍 

直近の空売り比率と日経平均 PER EPS
2/13 45.9% 21244.68円 ▼137.94円 PER13.08倍 EPS1624.21円
2/9  46.1% 21382.62円 ▼508.24円 PER13.08倍 EPS1634.76円 
2/8  45.8% 21890.86円 △245.49円 PER13.50倍 EPS1621.55円 
2/7  41.0% 21645.37円 △35.13円  PER13.59倍 EPS1592.74円 
2/6  42.7% 21610.24円 ▼1071.84円 PER13.81倍 EPS1564.83円 
2/5  44.5% 22682.08円 ▼592.45円 PER14.77倍 EPS1567.52円 
2/2  43.4% 23274.53円 ▼211.58円 PER15.10倍 EPS1541.36円 
2/1  40.5% 23486.11円 △387.82円 PER15.22倍 EPS1543.11円  
1/31 42.5% 23098.29円 ▼193.68円 PER15.08倍 EPS1531.72円 
1/30 44.2% 23291.97円 ▼337.37円 PER15.30倍 EPS1522.35円 
1/29 40.2% 23629.34円 ▼ 2.54円 PER15.49倍 EPS1525.46円 
1/26 41.0% 23631.88円 ▼ 37.61円 PER15.52倍 EPS1522.67円  
1/25 41.3% 23669.49円 ▼271.29円 PER15.59倍 EPS1518.25円 
1/24 38.9% 23940.78円 ▼183.37円 PER15.72倍 EPS1522.95円 
1/23 34.4% 24124.15円 △307.82円 PER15.81倍 EPS1525.88円 
1/22 38.9% 23816.33円 △ 8.27円 PER15.65倍 EPS1522.25円 

日経平均PERのレンジ13.5倍~16.5倍
17.0倍 買われすぎ
16.5倍 高値圏
15.0倍 適正水準
13.5倍 底値圏
13.0倍 売られすぎ

2017年のPER推移
高値圏
1/27 16.60倍 3/13 16.27倍 4/26 16.11倍 11/7 15.34倍 
安値圏
5/18 14.00倍 6/16 14.12倍 8/24 13.67倍 9/8 13.69倍
2018年のPER推移
高値圏
1/10 15.73倍 1/23 15.81倍
安値圏
2/9、2/13 13.05倍

暴落の震源地である米国株は200日線に接近した瞬間が下ヒゲになり
切り返しに転じました。
日経平均は、5か月ぶりの円高を背景に「VIX指数後遺症」から抜け出せません。
圧倒的な力のあるメインプレーヤーが下値を買った米国と戻りの鈍い日本の
違いが鮮明になっています。

寒さがピークの極寒の日本列島と同じように、日本株も売り優勢の
ピークに入っています。
「VIX指数ショック」の潜在的な売り圧力
第1波 2/6ザラ場安値 21078.71▼1603.37
第2波 2/14ザラ場安値 20950.15▼294.53

株式投資で最も大切な資金的余裕と精神的な余裕が
危機を乗り越える力になってくれます。


次回は 2/15(木)20:00~21:00 頃更新いたします。

今回の暴落(VIX指数ショック)の短期的な需給不安はありますが
2018年3月期、2019年3月期、連続増収増益の史上最高益見通しは
一時的に108円を割り込む円高になったとしても不変です。
2/14 106円台の円高ドル安
目先の円高も中長期的には、日米金利差拡大、ドルの本国回帰を背景に
円安方向に向かうものと考えます。

値幅調整が進んでいますが、これだけでは推し量れない要素が
今回の暴落(VIX指数ショック)に残っています。

米国VIX指数
アメリカの主要株価指数S&P500を対象とするオプション取引の
値動きを元に算出されています。
将来の投資家心理を示すパラメータとして別名「恐怖指数」と呼ばれています。
この指数が高いほど投資家が相場の先行きに不安を感じていると考えられます。
2月2日発表の米雇用統計を受け、VIX指数が上昇。
相場の予想変動率に応じて保有資産全体のリスクを調整するファンドが
相場変動率が高まったと判断し、売り注文を自動売買で膨らませたというのが
今回の暴落の引き金になりました。
VIX指数は6日の米国市場では、最高50.30から最低22.42の間で乱高下。
変動幅は過去最大規模になりました。
この指数の変動を投資判断の材料にするファンドからの潜在的な売り圧力の規模は
22兆円に達するとの試算も出ています。
(10兆円規模とする説、80兆円以上とする説あり)
今後1~2週の間に、関連した金融商品を通じた株売りが出てくるかが
不透明であり、米国株、日本株の先行き不透明感がくすぶっている原因です。
潜在的な売り圧力の規模22兆円として、その10%の金額(2兆円)が日本株に潜在的な
売り圧力になると2月第4週くらいまで不透明感がくすぶることになります。

昨日記載した2049VIXベアETN 96%の下落で強制償還は、この種の関連商品です。

☆☆☆以下は2/7の記事です☆☆☆
ハイリスク投資商品にご注意
以前初心者の方が、以下のETNの売買をなさり
ハイリスクであることをお知らせしたETNです。
早期償還条項のある投資商品には、十分注意する必要があります。
是非日足チャートをご覧ください。
これらのデリバティブ商品の混乱には要注意です。

2049VIXベアETN 96%の下落で強制償還
発行会社 ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ
S&P500 VIX短期先物インバース日次指数は、日々の騰落率を
S&P500 VIX短期先物指数の騰落率の-1倍として計算された指数で
2005年12月20日の指数値を100,000ポイントとして計算されています。
玄人向けの投資商品ですが、今回の米国株暴落で
1/11高値40150円 暴落直前2/2終値34900円
2/7 1144円で強制償還になりました。
米国株の長期上昇トレンドで順調に高値を切り上げていましたが
当該ETNは2018年2月6日に信託財産が参照する対象指数が前日終値の20%を
下回ったことから、早期償還条項の定めにより早期償還が決定しました。
最終売買日は2月16日(予定)
☆☆☆以上が2/7の記事です☆☆☆


VIX指数関連金融商品を通じた株売りが、峠を越さなければ
不透明感は払しょくできません。
コメントのご返事は、この不透明感が払しょくしてからと
させていただきます。
2月4週 2/23(金)くらいには落ち着くと考えます。

VIX指数関連金融商品を通じた株売りが峠を越さなければ
不透明感が残ります。
日本列島の異常気象による積雪の予想が困難なように
今回のVIX指数関連金融商品を通じた株売りの不透明感は
2月第4週くらいまでわかりません。

株式投資で最も大切なことは儲けることよりも損をしないことです。
需給改善すれば、好業績を背景に再び相場は好転してくるでしょう。
嵐が過ぎ去ってから買っても遅くはありません。


2018年相場は、始まったばかりです。
2018年相場のフェアバリュー(適正水準)は、15.0倍=24323.25円です。
寒さの峠が越える3月中には、穏やかな季節と穏やかな株価到来を
想定いたします。

株式投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕(冷静な判断)です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。

大底を売らされる結果にならないようにご注意ください。
資金的余裕と精神的余裕(冷静な判断)は、常に頭の片隅に
とどめておいてください。

当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
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一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
投資資金は、無理のない範囲で行うことが最重要です。

コメント

FFRI

買値4400円で以前コメントの返事を頂いた者です。
今日、昨日の決算後にひどい売りでしたが
こんなに売られる理由が解りません。
全体の地合いのせいなのか?
一時的なものでしょうか?

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k124816

Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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