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2023-12

月末にして10月初の300円超上昇

10月30日(火)20:50

大引け

日経平均株価

21049.52(9:00)

21568.40(13:34)

21035.88(9:00)

21457.29(15:00)

前日比△307.49 +1.45%

TOPIX

1584.07(9:00)

1618.79(13:34)

1584.07(9:00)

1611.46(15:00)

前日比△21.90 +1.38%


値上がり銘柄数 1840

値下がり銘柄数 239

新高値銘柄数 6

新安値銘柄数 528

騰落レシオ25D 72.5

日経平均25D乖離率 -6.41

TOPIX25D乖離率 -6.53


日経平均は4日ぶりに大幅反発

前日の米国株安を背景に売り優勢で始まりました

寄付 21049.52(9:00)▼100.28

安値 21035.88(9:00)▼113.92

心理的節目21,000円に近付くとリバウンド狙いの押し目買いが入り
切り返しに転じ、プラス圏に浮上
中国上海総合指数が堅調に推移すると買戻しが入り
21,300円台を維持して前引けを迎えました

前場高値 21385.90(10:30)△236.10

前引 21316.33(11:30)△166.53

中国上海総合指数が堅調に推移すると昼休み時間に
日経平均先物にまとまった買いが入り、後場は現物指数を
押し上げ上げ幅を拡大

後場寄付 21393.56(12:30)△243.76

上げ幅を400円超拡大する場面がありました

高値 21568.40(13:34)△418.60

買い一巡後はやや伸び悩んだものの300円超の上昇で
大引けを迎えました

大引 21457.29(15:00)△307.49

日経平均株価は4日ぶりに大幅反発して引けました


前日の米国株が、反発して始まったものの、その後下げに転じ
下落して引けたことが重しになり、朝方はハイテク株などに
売りが先行しましたが、節目の21,000円を割り込まずに
下げ渋ったことで、海外短期筋の買い戻しとリバウンド狙いの
押し目買いが優勢になりました。

その後、昼休みの時間帯に中国上海総合指数が堅調に推移すると
日経平均先物に買いが入り、後場寄り付きの現物指数も上昇。
その後、上げ幅を400円超に拡大する場面がありました。

3月期決算企業の中間決算発表が始まり、米中貿易摩擦の影響が
深刻さを増し、通期業績予想を上方修正するという期待がはく落。
連日海外短期筋の先物売りにマーケットは混乱していましたが
発表が進むにしたがって、それほど内容が悪くないことも分かり
主力銘柄に押し目買いが入り始めました。

前日に2019年3月期の純利益見通しを上方修正したコマツが買われたほか
利益見通しを下方修正したファナックも上昇、代表的な中国関連銘柄に
買いが入ったことが、市場に安心感を誘いました。

市場の一部では、トランプ米大統領が一部メディアに対し、
対中貿易に関して「素晴らしい取引」を見込んでいると述べたと
伝わったことも話題となりました。

月末を控え、日本株の組み入れ比率を維持するために
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)などの国内年金が
買いを入れた模様。

本日は、重要な節目である21,000円を割り込まず切り返しに転じたこと
中国上海総合指数の上昇と外国為替市場の円安ドル高が、海外短期筋の
買戻しを誘いました。

日経平均、TOPIXの日足チャートをご覧ください。
昨日10/29、先週末10/26の下値模索中の陰線を本日の大陽線が
つつみ足となり、包み込む形になりました。
出来高、売買代金も急上昇したため、これは強い足取りといえます。

今晩の米国株、明日の上海総合指数が、上昇すればさらに
安心感が広がるものと考えます。

日本市場は情けないことに、メインプレーヤーである海外短期筋主導で
新興国以上に大きく変動します。
米中貿易摩擦でリスク要因が不安視されると、当事国の米国、中国以上に
日本株が叩き売られます。
イタリア、イギリス、ドイツなどの欧州のリスクが深刻さを増してくると
それらの当事国以上に日本株が売り込まれることになります。
日々の買い主体は、日銀の700憶円規模のETF買いのみのため
短期筋も安心して異常値まで売りやすい市場と軽視しています。

昭和も終わりのころは、個人投資家と投資信託の買いが絶大であり
代表する海外投資家と言えば、オイルマネーでした。
昔から暴落は度々ありましたが、今年の日本市場は、異常気象と
天災が猛威を振るったように、海外短期筋のレバレッジを利かせた
先物主導のAI高速売買が、市場を混乱させています。

本日売られすぎから、ようやく切り返しに転じましたが
今晩の米国株に注目します。

9/28の△323.30円以来、10月初の300円超の上昇でした。


昨日は個別銘柄を4銘柄新規買いしましたが
1570日経レバレッジETF 本日リスクをとって寄付きで買い増ししました。


日経平均株価 
10/2高値24448.07円
10/26安値20971.93円
値下がり幅3476.14円 値下がり率14.22% 立ち合い日数17営業日

TOPIX
10/2高値1838.30
10/25安値1581.56
値下がり幅256.74 値下がり率14.07% 立ち合い日数17営業日 

異常値が長く続くことはありません。
海外短期筋も「異常値まで売りたたいた売り疲れ」が出てくると
正常値に向かって買い戻さなくてはなりません。

日経平均EPS PER 空売り比率
10/30 1719.33円 12.48倍 50.0% PER12.5倍割れ空売り比率異常値
10/29 1715.31円 12.33倍 48.0% PER12.5倍割れ空売り比率異常値 

10/26 1712.58円 12.37倍 48.4% PER12.5倍割れ空売り比率異常値 
10/25 1719.38円 12.37倍 47.7% PER12.5倍割れ空売り比率異常値
10/24 1735.36円 12.73倍 44.9% PER13倍割れ
10/23 1730.41円 12.72倍 50.8% PER13倍割れ空売り比率異常値
10/22 1734.27円 13.04倍 47.6% 空売り比率異常値

10/19 1730.57円 13.02倍 48.0% 空売り比率異常値
10/18 1728.31円 13.11倍 45.6%
10/17 1735.65円 13.16倍 43.1%
10/16 1735.89円 12.99倍 45.0% PER13倍割れ
10/15 1734.52円 12.84倍 48.2% PER13倍割れ空売り比率異常値

10/12 1739.05円 13.05倍 44.4%
10/11 1727.13円 13.08倍 45.2%
10/10 1734.76円 13.55倍 43.7%
10/9 1734.62円 13.53倍 44.0%

10/5 1732.24円 13.73倍 44.7%
10/4 1739.89円 13.78倍 42.7%
10/3 1748.44円 13.79倍 44.4%
10/2 1739.83円 13.95倍 44.5%
10/1 1740.54円 13.93倍 41.5%

9/28 1737.76円 13.88倍 39.2%
9/27 1733.19円 13.73倍 42.0%
9/26 1735.29円 13.85倍 39.2%
9/25 1723.56円 13.89倍 41.1%

9/21 1732.22円 13.78倍 35.2%
9/20 1734.43円 13.65倍 39.8%

個人投資家の生き残り策とは

海外短期筋の影響を最小限まで受けにくくするためには
売られすぎの異常値で、コツコツ拾う以外ないように思えます。

高く買い、より高く売る(順張り)のは、現在の日本市場では
リスクが増すばかりです。
底値圏を買っても底割れすることが多々あるため
中途半端な水準の買いは、避けるべきです。

現在の日本市場は、
個人の信用の追証による投げと小型株ファンドの解約による売り
日経平均PER12.5倍割れ、空売り比率50%超の異常値
このくらいの異常な下げの後の「海外短期筋の売り疲れ」を
買うくらいで丁度良いと言える異常な世界主要市場です。
このことを教訓として、時代に合った投資手法に改善改良し
生き残りを図ります。

安易な優待目的の投資や、自身の資産を超えた無理な信用取引は
現在の海外短期筋主導の日本市場では、非常に危険です。
2019年相場もこの傾向は変わらないでしょう。

時代に合った勝ちパターンを身につけなければ
生き残ることは難しいといえます。

海外短期筋のAI VS 個人投資家 の新たな新時代です。  



次回更新は、10/31(水)15:05 頃更新いたします。

株式投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
初心者の方がトレンドに乗ってとんとん拍子に勝つと
しだいに分相応の枠を超えてしまいます。
資金的余裕と精神的余裕を常に頭の片隅にとどめて
欲を抑えて、腹八分目のつもりで投資に臨んでください。
どんな時も株式投資において100%はありません。
自信過剰になった時こそ、墓穴を掘ることになるものです。

当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。

コメント

いつもありがとうございます

「現在の日本市場は、
個人の信用の追証による投げと小型株ファンドの解約による売り
日経平均PER12.5倍割れ、空売り比率50%超の異常値
このくらいの異常な下げの後の「海外短期筋の売り疲れ」を
買うくらいで丁度良い」
まさにその通りですね、肝に銘じておきたいと思います。

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Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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