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2023-12

5日続伸するもTOPIXは安値引け

11月29日(木)20:40

大引け

日経平均株価

22360.98(9:00)

22437.95(9:09)

22241.17(14:34)

22262.60(15:00)

前日比△85.58 +0.39%

TOPIX

1667.16(9:00)

1671.73(9:09)

1659.47(15:00)

1659.47(15:00)

前日比△5.81 +0.35%

値上がり銘柄数 1301

値下がり銘柄数 730

新高値銘柄数 37

新安値銘柄数 6

騰落レシオ25D 102.6

日経平均25D乖離率 +1.94

TOPIX25D乖離率 +1.29


日経平均株価は小幅ながら5日続伸

パウエルFRB議長の講演で、米国の利上げ打ち止めが
市場の想定よりも早まるとの思惑が広がり、前日の米国株が
大幅高になり、この流れを受けて買い先行で始まりました

寄付 22360.98(9:00)△183.96

高値 22437.95(9:09)△260.93

日経平均株価は寄り付き直後に260円超上昇する場面が
ありましたが、円相場が対ドルでやや強含みで推移しており
高値付近では売り買い交錯になり前引けを迎えました

前引 22378.46(11:30)△201.44

後場は次第に弱含みになり、大引けにかけて
ジリジリと上げ幅を縮小しこの日の安値を付けました

安値 22241.17(14:34)△64.15

日経平均株価は小幅ながら5日続伸して引けました

大引 22262.60(15:00)△85.58

11/28
NYダウ 25366.43ドル△617.70ドル 
ナスダック 7291.59△208.89
S&P500 2743.79△61.62

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受け
米国の利上げ打ち止めが市場の想定よりも早まるとの思惑が
広がり28日の米株式相場が大幅に上昇。
前日の米国市場では、米中が通商問題を議論する間は
追加関税が避けられるとの期待も買い材料になりました。

この流れを受けて朝方から買い先行で始まりました。
株価指数先物が上昇するとソフトバンクやファストリなど
値がさ株に裁定取引に絡む買いが先行しました。
日立建機やコマツなど中国関連とされる銘柄や、村田製など
電子部品株が上昇し相場全体をけん引しました。

後場は戻り待ちの売りが優勢とななり、円安が一服したこともあり
大引けにかけて伸び悩んで引けました。


前日の米国株が、3指数そろって大幅高になり
その流れを受けて寄付きから先物主導で上昇し、22,400円台まで
上昇しましたが、戻り待ちの売りに押され、後場は売り方の
買戻しも限定的になり、伸び悩んで引けました。
全銘柄の値動きを表すTOPIXは、安値引けで引けました。
日経平均株価、TOPIXともに、前回の戻り11/8高値を
意識した値動きになり、伸び悩みました。
本日の相場を見る限りでは、昨日の米国株高の好影響は限定的で
10月に積み上がった売り方の買戻しは、まだ進捗率の低いままです。
12/1の米中首脳協議の結果次第では、不透明感が残るため
トランプ大統領次第の予測不能の言動を待つ場面です。

現在の通商摩擦は、容易に解決できるものではなく、強国の覇権争いです。
この問題は今後も尾を引くことになるのは確実です。
いずれにしましても、いったん沈静化されることを願うばかりです。
海外短期筋の先物売り、貸し株を使った空売りもようやくピークを越え
買戻しを待つばかりですが、トランプ大統領の言動は全く予測不可能のため
一抹の不安が残ります。

2019年は、主要国の好景気に陰りが出るため、今年以上の海外短期筋の
先物売りを覚悟しなければならないでしょう。
今後買戻しによる上昇で、現金ポジションを高める方針ですが
トランプ大統領次第というリスクを前提とした投資であることを
忘れてはいけません。

11/29 1789.60円 12.44倍 42.0% PER12.5倍割れEPS史上最高水準
11/28 1789.91円 12.39倍 40.3% EPS史上最高更新 空売り比率急低下
11/27 1780.41円 12.33倍 45.1% PER12.5倍割れEPS史上最高水準
11/26 1783.48円 12.23倍 45.6% PER12.5倍割れEPS史上最高更新

稼ぐ力であるEPSは、11/28史上最高水準1789.91円となり
連日高水準だった空売り比率は、40.3%まで急低下しました。
12/1米中首脳会談結果待ちです。


コメントのご返事

東海カーボンについて
いつも丁寧なご説明ありがとうございます。
東海カーボンを1622円で持っています。
評価、業績はとてもいいと私なりに判断しているのですが
売り仕掛けされているのか今日も下がっています。
今後の予想はどのようにお考えでしょうか。
ご指導いただければ幸いです。
寒くなる季節ごどうか自愛ください。

コメントありがとうございます。
5301東海カーボン
電炉向け黒鉛電極は粗鋼生産の増加で市況が急回復となり
2016年までの地相場200円台~300円台が、10倍に化ける大相場に
なりました。
好業績を背景に5月以降2000円台でのもみ合いが続きましたが
直近は収益がピークとなり、今後伸び悩むことを織り込み
下値を探る展開が続いています。
10/2高値2353円から直近安値11/16安値1476円まで900円近く
下げましたが、戻り売り圧力が高く今後も上値が重くなりそうです。
業績見通しはすでに峠を越えているため、買いコスト付近まで
戻ることができたならば、いったん手仕舞うのが良いと考えます。


コメントについては本日現在の株価見通しです。
今後の市場環境、業績の推移で株価判断は
大きく変わることがありますのでご注意ください。
内容はすべて本日現在の投資判断です。


4541日医工 11/6以降、陽線15本、陰線1本
どこで売るか、相場を見ていましたが
本日後場寄り付きでいったん手仕舞いました。


次回更新は、11/30(金)15:05 頃更新いたします。


海外短期筋のAI,アルゴリズムによる株価変動は今後も続きます。

海外投資家の先物主導の記録的な日本売り
10月最終週(10月29日~11月2日)分まで
年初から11/2までの海外投資家の累計売り越し額は約11兆円
現物株が4兆2990億円売り越し
先物が6兆6977億円売り越し

記録的な海外投資家の売り越しでしたが、この大半が先物売りで
10/2日経平均株価高値24448.074円(27年ぶりの高値回復)直後の
10月第2週~10月第5週の4週間だけで、外国人は先物を3兆8821億円
売り越してきました。
その異常ともいえる日本株の売りたたきで
日経平均10/26安値20971.93円
TOPIX10/26安値1581.56
まで急落

日経平均株価は、10/2に27年ぶりの高値形成後
10/25(木)10/26(金)10/29(月)10/30(火)で
ひとまず底を付けました。
その後、11/8にかけて、戻りを試すも海外短期筋の買戻しの進捗状況は
限定的で連日の荒れた相場が続いています。

異常値が長く続くことはありません。
海外短期筋も「異常値まで売りたたいた売り疲れ」が出てくると
正常値に向かって買い戻さなくてはなりません。

日経平均PERの推移
2018年 1/23H15.81倍 5/18H13.96倍 10/2H13.95倍
2018年 3/23L12.22倍 10/29L12.33倍 11/15L12.26倍
通常のレンジ 13倍~16倍
今年の海外投資家11兆円売り越しの異常時
3/23L12.22倍~10/2H13.95倍
歴史的にさかのぼると
2012年6/4L11.32倍 9/6L11.79倍(異常値)
その後2013年5/10H24.29倍(異常値)

日経平均EPS1170円として算出
(今年最低値11/16、11/20 L12.21倍)
(歴史的異常値2012年6/4L11.32倍 9/6L11.79倍)
日経平均節目21,500円 ÷1770=12.15
日経平均節目21,000円 ÷1770=11.86

日経平均EPS PER 空売り比率
日経平均EPS史上最高 11/28 1789.91円
空売り比率史上最高 10/23 50.8%
日経平均PER2018年最低 11/21 12.13倍 
11/16 12.21倍 11/20 12.21倍

11/29 1789.60円 12.44倍 42.0% PER12.5倍割れEPS史上最高水準
11/28 1789.91円 12.39倍 40.3% EPS史上最高更新 空売り比率急低下
11/27 1780.41円 12.33倍 45.1% PER12.5倍割れEPS史上最高水準
11/26 1783.48円 12.23倍 45.6% PER12.5倍割れEPS史上最高更新

11/22 1772.85円 12.21倍 44.6% PER12.5倍割れEPS史上最高水準
11/21 1773.09円 12.13倍 45.2% PER最低更新EPS史上最高水準
11/20 1767.66円 12.21倍 46.7% PER12.5倍割れEPS史上最高水準
11/19 1779.87円 12.26倍 45.0% PER12.5倍割れEPS史上最高水準

11/16 1775.62円 12.21倍 46.1% PER最低更新EPS史上最高水準
11/15 1778.44円 12.26倍 45.1% PER12.5倍割れEPS史上最高水準
11/14 1774.69円 12.31倍 45.4% PER12.5倍割れEPS史上最高水準
11/13 1170.33円 12.32倍 46.8% PER12.5倍割れEPS史上最高水準
11/12 1771.67円 12.57倍 44.7% EPS史上最高水準

11/9  1771.52円 12.56倍 45.3% EPS史上最高水準 
11/8  1780.44円 12.63倍 43.0% EPS史上最高水準 
11/7  1772.54円 12.46倍 45.4% EPS史上最高水準
11/6  1757.76円 12.60倍 45.2%
11/5  1744.94円 12.55倍 46.3%

11/2  1748.72円 12.72倍 43.2% 
11/1  1730.86円 12.53倍 44.6%
10/31 1739.72円 12.60倍 45.0%
10/30 1719.33円 12.48倍 50.0% PER12.5倍割れ空売り比率異常値
10/29 1715.31円 12.33倍 48.0% PER12.5倍割れ空売り比率異常値 

10/26 1712.58円 12.37倍 48.4% PER12.5倍割れ空売り比率異常値 
10/25 1719.38円 12.37倍 47.7% PER12.5倍割れ空売り比率異常値
10/24 1735.36円 12.73倍 44.9% PER13倍割れ
10/23 1730.41円 12.72倍 50.8% PER13倍割れ空売り比率異常値
10/22 1734.27円 13.04倍 47.6% 空売り比率異常値

10/19 1730.57円 13.02倍 48.0% 空売り比率異常値
10/18 1728.31円 13.11倍 45.6%
10/17 1735.65円 13.16倍 43.1%
10/16 1735.89円 12.99倍 45.0% PER13倍割れ
10/15 1734.52円 12.84倍 48.2% PER13倍割れ空売り比率異常値

10/12 1739.05円 13.05倍 44.4%
10/11 1727.13円 13.08倍 45.2%
10/10 1734.76円 13.55倍 43.7%
10/9 1734.62円 13.53倍 44.0%

10/5 1732.24円 13.73倍 44.7%
10/4 1739.89円 13.78倍 42.7%
10/3 1748.44円 13.79倍 44.4%
10/2 1739.83円 13.95倍 44.5%
10/1 1740.54円 13.93倍 41.5%

9/28 1737.76円 13.88倍 39.2%
9/27 1733.19円 13.73倍 42.0%
9/26 1735.29円 13.85倍 39.2%
9/25 1723.56円 13.89倍 41.1%

9/21 1732.22円 13.78倍 35.2%
9/20 1734.43円 13.65倍 39.8%

個人投資家の生き残り策とは

海外短期筋の影響を最小限まで受けにくくするためには
売られすぎの異常値で、コツコツ拾う以外ないように思えます。

高く買い、より高く売る(順張り)のは、現在の日本市場では
リスクが増すばかりです。
底値圏を買っても底割れすることが多々あるため
中途半端な水準の買いは、避けるべきです。

現在の日本市場は、
個人の信用の追証による投げと小型株ファンドの解約による売り
日経平均PER12.5倍割れ、空売り比率50%超の異常値
このくらいの異常な下げの後の「海外短期筋の売り疲れ」を
買うくらいで丁度良いと言える異常な世界主要市場です。
このことを教訓として、時代に合った投資手法に改善改良し
生き残りを図ります。

安易な優待目的の投資や、自身の資産を超えた無理な信用取引は
現在の海外短期筋主導の日本市場では、非常に危険です。
2019年相場もこの傾向は変わらないでしょう。

時代に合った勝ちパターンを身につけなければ
生き残ることは難しいといえます。

海外短期筋のAI VS 個人投資家 の新たな新時代です。  


株式投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
初心者の方がトレンドに乗ってとんとん拍子に勝つと
しだいに分相応の枠を超えてしまいます。
資金的余裕と精神的余裕を常に頭の片隅にとどめて
欲を抑えて、腹八分目のつもりで投資に臨んでください。
どんな時も株式投資において100%はありません。
自信過剰になった時こそ、墓穴を掘ることになるものです。

当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。

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k124816

Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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