過度の悲観修正局面
1月9日(水)15:05
大引け
日経平均株価
寄付 20366.30(9:00)△162.26
安値 20331.20(9:10)△127.16
前場高値 20481.01(11:13)△276.97
前引 20455.74(11:30)△251.70
高値 20494.35(13:15)△290.32
大引 20427.06(15:00)△223.02 +1.10%
前日の米国株は3指数揃って大幅続伸
NYダウ 23787.45ドル△256.10
ナスダック 6897.00△75.53
S&P500 2574.41△24.12
米中協議を巡ってはトランプ米大統領が8日朝
「非常に順調に進んでいる」とツイッターに投稿。
閣僚級の会合も月内に開かれる見通しと伝わるなど
交渉進展を示唆する米報道が相次いで報じられ
投資家心理が上向きました。
アップルやアマゾンなど主力株が軒並み上昇し
ナスダック指数を押し上げました。
米中貿易協議が進展するとの期待から前日の米国株大幅続伸
為替が1ドル108円台後半と円高が一服していることもあり
日本株は買い優勢で始まりました。
トランプ大統領は日本時間午前にメキシコとの「国境の壁」を巡り演説し
壁建設の必要性を強調しましたが、議会承認を得ずに建設を進めるための
非常事態宣言を見送るなど強硬な姿勢は示さなかった。
トランプ大統領の過激発言が出なかったため、海外ヘッジファンドなどの
短期筋が引き続き日本株を買い戻しました。
前引けにかけてジリジリと上げ幅を拡大し大幅続伸して前引けを迎えました。
後場も引き続き買戻しが優勢となり前場付けた高値を更新。
日本時間11時ころトランプ氏は演説で、メキシコとの国境に
鉄の壁を建設するには57億ドル必要だと述べ、政府予算の増額を求めた。
市場の一部で米議会の承認を得ずに壁の建設を進めるため
非常事態宣言を出すとの観測が出ていたのに対し、過激な発言は
出ませんでした。
最悪の事態は避けられたため、リスク回避局面で買われやすい
円は売られ、109円台に乗せる場面があり、13時過ぎに日経平均株価は
買戻しが優勢となり前場高値を上回りました。
本日はアジア株も総じて上昇したため、安心感が広がりました。
1/7(月)、1/8(火)は、大引けにかけて先物主導の売り仕掛けで
上げ幅を縮小しましたが、本日も後場買い一巡後は伸び悩みました。
日本株の明日以降の戻りは、引き続き米国株ドル円相場に
株価は反映されます。
ここのところトランプ大統領の過激な発言がなく
このことも安心感になっています。
後場の米国株時間外株価指数再物が3指数そろって上昇しているため
今晩の米国株続伸に期待します。
次回更新は、1/10(木)20:00~21:00 頃の予定です。
米中協議が、3/1の期限までに交渉がまとまるとの期待感
パウエル議長のハト派発言からの2019年の利上げ凍結期待
運用リスクをとりやすくなった国内外投資家からの買いが
異常値まで売り込まれた日本株にも入っています。
最も現在は、大半が買戻しとなっていますが
米国時間1/10(木)パウエル議長の講演で
引き続きハト派発言になれば、波乱相場は落ち着く可能性大と思います。
今後は引き続きトランプ大統領の言動を背景に
米中協議の進展、米国株とドル円相場の動向に
先物主導で上下することになりますが、米中通商協議が
無難に進展し、ドル円相場が109円~110円水準を維持できれば
買戻し主導で、21,000円くらいまで戻る可能性が出てきました。
(米国株の安定とドル円相場が109円~110円水準が条件)
1/11(金)ミニSQ 直前の1/9(水)1/10(木)まで
上下幅は高くなる可能性あり。
米国時間1/10(木)パウエル議長の講演内容によって
1/11(金)も要注目です。
世界経済、世界株価を左右するのは、米国大統領トランプ氏のため
全く予想がつかないというのが本音です。
いつ何を言い出すかわからない、予想が困難な「ちゃぶ台返し」
大手証券社長がおっしゃっていましたが、トランプ大統領は
まさに世界最大のリスクです。
2018年の大発会は大幅高となり、ロケットスタートとはやされました。
2019年の大発会は真逆の米国株安アップルショックと急速な円高による
急落の始まりとなりました。
2018年相場は、ほとんどの著名人の方が株高を予測しておりましたが
2019年相場は真逆の株価低迷を予測しています。
トランプリスクを背景に先物主導で乱高下するため、1年間の
株価予測をすること自体非常に困難ですが、積み上がっている
異常値と言える買戻しがどこかのタイミングで入ると以外高の
可能性もあります。
2019年は、各国の政策出動の年になります。
世界各国が景気対策
来年大統領選挙を控えているトランプ政権は、景気対策として
史上最大規模のインフラ投資を行います。
地方統一選挙、参議院選挙、消費増税を控えた日本は
2019年は景気対策に重点を置きます。
米中貿易戦争、ハイテク戦争で最も影響を受ける中国は、大規模な
景気対策へ動き出しています。
以上 1/7(月)記
日経平均EPS PER 空売り比率
日経平均EPS史上最高 12/13 1794.09円更新
空売り比率史上最高 10/23 50.8%
日経平均PER2018年最低 12/25 10.71倍
日経平均PBR 12/25 0.99倍(1倍割れの異常値)
日経平均EPS PER 空売り比率
日経平均BPS PBR
1/8 1169.18円 11.42倍 47.4%
BPS19241.94円 PBR1.05倍
1/7 1765.55円 11.35倍 47.7%
BPS19084.73円 PBR1.05倍
1/4 1763.93円 11.09倍 46.1%
BPS19178.39円 PBR1.02倍
12/28 1783.85円 11.22倍 47.5%
BPS19244.97円 PBR1.04倍
12/27 1781.51円 11.27倍 46.4%
BPS19305.40円 PBR1.04倍
12/26 1789.54円 10.80倍 46.5%
BPS19327.06円 PBR1.00倍
12/25 1788.58円 10.71倍 42.7% PER2018年最低更新
BPS19349.23円 PBR0.99倍<1倍割れの異常値)
12/21 1792.55円 11.25倍 42.2% PER2018年最低更新
12/20 1781.01円 11.45倍 47.1% PER2018年最低更新
12/19 1789.25円 11.73倍 41.1% PER2018年最低更新
12/18 1789.44円 11.80倍 46.3% PER12倍割れ水準EPS史上最高水準
12/17 1789.26円 12.02倍 43.7% PER12倍割れ水準EPS史上最高水準
12/14 1785.70円 11.97倍 47.0% PER12倍割れ水準EPS史上最高水準
12/13 1794.09円 12.16倍 42.6% EPS史上最高更新
12/12 1788.31円 12.08倍 43.6%
12/11 1783.14円 11.86倍 48.5% PER2018年最低更新空売り比率異常値
12/10 1777.18円 11.94倍 45.9% PER2018年最低更新
EPS1780円として算出
日経平均17500円÷EPS1780=PER9.83倍
日経平均18000円÷EPS1780=PER10.11倍
日経平均22500円÷EPS1780=PER12.64倍
日経平均23000円÷EPS1780=PER12.92倍
BPS19300円として算出
日経平均17500円÷BPS19300=PBR0.907倍
日経平均18000円÷BPS19300=PBR0.933倍
日経平均22500円÷BPS19300=PBR1.166倍
日経平均23000円÷BPS19300=PBR1.192倍
以上のことから2019年日経平均予想株価レンジ
17,500円~22,500円の場合
PER9.83倍~12.64倍
PBR0.907倍~1.166倍
18,000円~23,000円
PER10.11倍~12.92倍
PBR0.933倍~1.192倍
2019年注目点
◎米中貿易戦争、米中ハイテク戦争
◎ドル円相場の行方(1/3 瞬間的に104円台)
◎欧州政治不透明
イギリス、ドイツ、フランス各首脳の政治生命
イタリアの財政問題
◎トランプ大統領の予測不能の言動と暴走
◎米国利上げ打ち止め
◎安倍総理の選挙対策と消費増税対策効果
政府主導の「くじらGPIF」の日本株買い期待
2月末米中通商協議
3月末ブレグジット イギリスのEU残留か離脱か
4月の地方統一選挙
5月天皇退位と新天皇即位 GW10連休 空売りに要注意
6月G20
7月の参議院選挙
10月の消費増税
株式投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
初心者の方がトレンドに乗ってとんとん拍子に勝つと
しだいに分相応の枠を超えてしまいます。
資金的余裕と精神的余裕を常に頭の片隅にとどめて
欲を抑えて、腹八分目のつもりで投資に臨んでください。
どんな時も株式投資において100%はありません。
自信過剰になった時こそ、墓穴を掘ることになるものです。
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
大引け
日経平均株価
寄付 20366.30(9:00)△162.26
安値 20331.20(9:10)△127.16
前場高値 20481.01(11:13)△276.97
前引 20455.74(11:30)△251.70
高値 20494.35(13:15)△290.32
大引 20427.06(15:00)△223.02 +1.10%
前日の米国株は3指数揃って大幅続伸
NYダウ 23787.45ドル△256.10
ナスダック 6897.00△75.53
S&P500 2574.41△24.12
米中協議を巡ってはトランプ米大統領が8日朝
「非常に順調に進んでいる」とツイッターに投稿。
閣僚級の会合も月内に開かれる見通しと伝わるなど
交渉進展を示唆する米報道が相次いで報じられ
投資家心理が上向きました。
アップルやアマゾンなど主力株が軒並み上昇し
ナスダック指数を押し上げました。
米中貿易協議が進展するとの期待から前日の米国株大幅続伸
為替が1ドル108円台後半と円高が一服していることもあり
日本株は買い優勢で始まりました。
トランプ大統領は日本時間午前にメキシコとの「国境の壁」を巡り演説し
壁建設の必要性を強調しましたが、議会承認を得ずに建設を進めるための
非常事態宣言を見送るなど強硬な姿勢は示さなかった。
トランプ大統領の過激発言が出なかったため、海外ヘッジファンドなどの
短期筋が引き続き日本株を買い戻しました。
前引けにかけてジリジリと上げ幅を拡大し大幅続伸して前引けを迎えました。
後場も引き続き買戻しが優勢となり前場付けた高値を更新。
日本時間11時ころトランプ氏は演説で、メキシコとの国境に
鉄の壁を建設するには57億ドル必要だと述べ、政府予算の増額を求めた。
市場の一部で米議会の承認を得ずに壁の建設を進めるため
非常事態宣言を出すとの観測が出ていたのに対し、過激な発言は
出ませんでした。
最悪の事態は避けられたため、リスク回避局面で買われやすい
円は売られ、109円台に乗せる場面があり、13時過ぎに日経平均株価は
買戻しが優勢となり前場高値を上回りました。
本日はアジア株も総じて上昇したため、安心感が広がりました。
1/7(月)、1/8(火)は、大引けにかけて先物主導の売り仕掛けで
上げ幅を縮小しましたが、本日も後場買い一巡後は伸び悩みました。
日本株の明日以降の戻りは、引き続き米国株ドル円相場に
株価は反映されます。
ここのところトランプ大統領の過激な発言がなく
このことも安心感になっています。
後場の米国株時間外株価指数再物が3指数そろって上昇しているため
今晩の米国株続伸に期待します。
次回更新は、1/10(木)20:00~21:00 頃の予定です。
米中協議が、3/1の期限までに交渉がまとまるとの期待感
パウエル議長のハト派発言からの2019年の利上げ凍結期待
運用リスクをとりやすくなった国内外投資家からの買いが
異常値まで売り込まれた日本株にも入っています。
最も現在は、大半が買戻しとなっていますが
米国時間1/10(木)パウエル議長の講演で
引き続きハト派発言になれば、波乱相場は落ち着く可能性大と思います。
今後は引き続きトランプ大統領の言動を背景に
米中協議の進展、米国株とドル円相場の動向に
先物主導で上下することになりますが、米中通商協議が
無難に進展し、ドル円相場が109円~110円水準を維持できれば
買戻し主導で、21,000円くらいまで戻る可能性が出てきました。
(米国株の安定とドル円相場が109円~110円水準が条件)
1/11(金)ミニSQ 直前の1/9(水)1/10(木)まで
上下幅は高くなる可能性あり。
米国時間1/10(木)パウエル議長の講演内容によって
1/11(金)も要注目です。
世界経済、世界株価を左右するのは、米国大統領トランプ氏のため
全く予想がつかないというのが本音です。
いつ何を言い出すかわからない、予想が困難な「ちゃぶ台返し」
大手証券社長がおっしゃっていましたが、トランプ大統領は
まさに世界最大のリスクです。
2018年の大発会は大幅高となり、ロケットスタートとはやされました。
2019年の大発会は真逆の米国株安アップルショックと急速な円高による
急落の始まりとなりました。
2018年相場は、ほとんどの著名人の方が株高を予測しておりましたが
2019年相場は真逆の株価低迷を予測しています。
トランプリスクを背景に先物主導で乱高下するため、1年間の
株価予測をすること自体非常に困難ですが、積み上がっている
異常値と言える買戻しがどこかのタイミングで入ると以外高の
可能性もあります。
2019年は、各国の政策出動の年になります。
世界各国が景気対策
来年大統領選挙を控えているトランプ政権は、景気対策として
史上最大規模のインフラ投資を行います。
地方統一選挙、参議院選挙、消費増税を控えた日本は
2019年は景気対策に重点を置きます。
米中貿易戦争、ハイテク戦争で最も影響を受ける中国は、大規模な
景気対策へ動き出しています。
以上 1/7(月)記
日経平均EPS PER 空売り比率
日経平均EPS史上最高 12/13 1794.09円更新
空売り比率史上最高 10/23 50.8%
日経平均PER2018年最低 12/25 10.71倍
日経平均PBR 12/25 0.99倍(1倍割れの異常値)
日経平均EPS PER 空売り比率
日経平均BPS PBR
1/8 1169.18円 11.42倍 47.4%
BPS19241.94円 PBR1.05倍
1/7 1765.55円 11.35倍 47.7%
BPS19084.73円 PBR1.05倍
1/4 1763.93円 11.09倍 46.1%
BPS19178.39円 PBR1.02倍
12/28 1783.85円 11.22倍 47.5%
BPS19244.97円 PBR1.04倍
12/27 1781.51円 11.27倍 46.4%
BPS19305.40円 PBR1.04倍
12/26 1789.54円 10.80倍 46.5%
BPS19327.06円 PBR1.00倍
12/25 1788.58円 10.71倍 42.7% PER2018年最低更新
BPS19349.23円 PBR0.99倍<1倍割れの異常値)
12/21 1792.55円 11.25倍 42.2% PER2018年最低更新
12/20 1781.01円 11.45倍 47.1% PER2018年最低更新
12/19 1789.25円 11.73倍 41.1% PER2018年最低更新
12/18 1789.44円 11.80倍 46.3% PER12倍割れ水準EPS史上最高水準
12/17 1789.26円 12.02倍 43.7% PER12倍割れ水準EPS史上最高水準
12/14 1785.70円 11.97倍 47.0% PER12倍割れ水準EPS史上最高水準
12/13 1794.09円 12.16倍 42.6% EPS史上最高更新
12/12 1788.31円 12.08倍 43.6%
12/11 1783.14円 11.86倍 48.5% PER2018年最低更新空売り比率異常値
12/10 1777.18円 11.94倍 45.9% PER2018年最低更新
EPS1780円として算出
日経平均17500円÷EPS1780=PER9.83倍
日経平均18000円÷EPS1780=PER10.11倍
日経平均22500円÷EPS1780=PER12.64倍
日経平均23000円÷EPS1780=PER12.92倍
BPS19300円として算出
日経平均17500円÷BPS19300=PBR0.907倍
日経平均18000円÷BPS19300=PBR0.933倍
日経平均22500円÷BPS19300=PBR1.166倍
日経平均23000円÷BPS19300=PBR1.192倍
以上のことから2019年日経平均予想株価レンジ
17,500円~22,500円の場合
PER9.83倍~12.64倍
PBR0.907倍~1.166倍
18,000円~23,000円
PER10.11倍~12.92倍
PBR0.933倍~1.192倍
2019年注目点
◎米中貿易戦争、米中ハイテク戦争
◎ドル円相場の行方(1/3 瞬間的に104円台)
◎欧州政治不透明
イギリス、ドイツ、フランス各首脳の政治生命
イタリアの財政問題
◎トランプ大統領の予測不能の言動と暴走
◎米国利上げ打ち止め
◎安倍総理の選挙対策と消費増税対策効果
政府主導の「くじらGPIF」の日本株買い期待
2月末米中通商協議
3月末ブレグジット イギリスのEU残留か離脱か
4月の地方統一選挙
5月天皇退位と新天皇即位 GW10連休 空売りに要注意
6月G20
7月の参議院選挙
10月の消費増税
株式投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
初心者の方がトレンドに乗ってとんとん拍子に勝つと
しだいに分相応の枠を超えてしまいます。
資金的余裕と精神的余裕を常に頭の片隅にとどめて
欲を抑えて、腹八分目のつもりで投資に臨んでください。
どんな時も株式投資において100%はありません。
自信過剰になった時こそ、墓穴を掘ることになるものです。
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