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2023-12

上値の重い日経平均株価

1月21日(月)15:05

大引け
日経平均株価
寄付 20848.38(9:00)△182.31
高値 20892.68(9:40)△226.61
前場安値 20686.79(10:22)△20.72
前引 20758.74(11:30)△92.67

安値 20678.26(14:39)△12.19
大引 20719.33(15:00)△53.26 +0.26%


先週末18日の米国株式相場は4日続伸
NYダウは、24706.35ドル△336.25ドル 1か月半ぶりの水準まで回復。
米中政府の歩み寄りで貿易交渉が進展するとの期待が強まり
買いが優勢となりました。
ブルームバーグ通信が18日、中国政府が米国からの輸入を大幅に増やして
2024年までに対米貿易黒字をゼロにする提案をしたと報道。
前日の17日、ウォールストリートジャーナルは、ムニューシン米財務長官が
中国に対する追加関税の一部もしくは、全ての撤回を提案していると報道。
前日の17日、ウォールストリートジャーナル報道については関係者が
否定したとも伝わり、政権内で関税引き下げの議論が進んでいるかは不明。
1/30~31日には劉鶴副首相が訪米し、米通商代表部(USTR)
ライトハイザー代表らとの貿易協議に臨む予定で、米中貿易摩擦の緩和に向け
協議が進むとの期待が高まりました。

ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が講演で
環境が変われば、バランスシートの正常化を含む金融政策についても見直す
と述べ、米景気次第で米連邦準備理事会(FRB)が柔軟に政策を進めるとの
見方が改めて意識され、買い安心感につながりました。

米国では21日がキング牧師の誕生日の祝日で休場。
市場では、最近の相場の急激な戻りを受けて、3連休前に投資家が
買いを急いだ模様。

18日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4日続落(円安ドル高)
1ドル109.70円~109.80円で取引を終え、一時は109.89円までまで下げ
昨年末以来の円安ドル高水準を付けました。

1/18(金)大引 20666.07円△263.80円
日経平均先物 20920円△290円

先週末の米国株は、米中貿易摩擦緩和への期待感から4日続伸し
外国為替市場では円安ドル高が進行した流れを引き継ぎ
続伸して始まりました。
日経平均株価は高寄り後、220円超上昇する場面がありましたが
高値圏では短期筋の先物主導の売り仕掛けにより急速に
伸び悩む場面がありました。
高値 20892.68(9:40)△226.61
安値 20686.79(10:22)△20.72
米ブルームバーグ通信が21日午前、米通商代表部(USTR)が米議員に
米中通商交渉は知的財産権の問題でほとんど進展していないと告げたことを報じ
海外短期筋の売り仕掛けにつながりました。

売り一巡後は前引けにかけて20700円台での小動きになりました。

本日も後場は、狭いレンジでの推移となり、前場安値を下回る場面がありました。

先週末の米国株上昇により、NYダウは1か月半ぶりの水準まで回復。
年初一時的とはいえ104円台の円高が109円台後半まで円安に振れ
先週末の日経平均先物は20900円台に乗せたため、本日は買戻し主導で
かなり上昇するものと期待していましたが、前場買い一巡後は
先物主導で急速に伸び悩みました。
日経平均先物 20920円△290円 
ドル円相場 109.76円~109.79円 
NYダウ 24706.35ドル△336.25ドル 
ナスダック 7157.22△72.76 
S&P500 2670.71△34.75 

米国発の暴落で世界主要国株価は大きく下がり、日本株は短期間に
異常値まで売り込まれました。
年初以降、米国株上昇に追随する形で、日経平均株価は
何とか25日移動平均を回復するまで戻りましたが、戻りのピッチは
米国株には及ばず、積み上がっている買戻しも思うように進みません。
一方全体相場の値動きを表すTOPIXの方が順調に戻っています。
NT倍率が、昨年末12/21には13.55まで急拡大しましたが
直近のTOPIXの優位により、1/17には13.22まで落ち着いてきました。

海外短期筋の先物が主導のため、買戻しの勢いが鈍い日経平均株価の方が
出遅れ感が強くなっていますが、個人投資家主導の中小型株の個別物色は
盛んになっています。
日本株は2月にかけても戻りを試す場面がありそうですが
トランプリスクを忘れてはいけません。
中途半端な水準を買うとなかなか利益を上げられなくなるばかりが
トランプ発言次第では、リスクを伴うことになりかねません。

年末の大底買いはしたものの、ここからの中途半端な水準での新規買いは
凍結し、2月の高い場面では臨機応変に利食い優先として
現金比率を高めていく方針です。



次回は、1/22(火)20:00~21:00 頃更新予定です。

日経平均EPS PER 空売り比率
日経平均EPS史上最高 12/13 1794.09円更新
空売り比率史上最高 10/23 50.8%
日経平均PER2018年最低 12/25 10.71倍
日経平均PBR 12/25 0.99倍(1倍割れの異常値)

日経平均EPS PER 空売り比率
日経平均BPS PBR

1/18  1726.49円 11.97倍 42.4%
    BPS18959.70円 PBR1.09倍

1/17  1737.84円 11.74倍 47.3%
    BPS18890.99円 PBR1.08倍

1/16  1744.26円 11.72倍 46.3%
    BPS18928.47円円 PBR1.08倍 

1/15  1746.41円 11.77倍 44.4%
    BPS18858.06円 PBR1.09倍

1/11  1744.62円 11.67倍 44.6%
    BPS18851.57円 PBR1.08倍

1/10 1739.76円 11.59倍 48.0%
    BPS18844.67円 PBR1.07倍
    
1/9  1768.58円 11.55倍 44.4%
    BPS19090.71円 PBR1.07倍 

1/8  1169.18円 11.42倍 47.4%
    BPS19241.94円 PBR1.05倍

1/7  1765.55円 11.35倍 47.7%
    BPS19084.73円 PBR1.05倍

1/4  1763.93円 11.09倍 46.1%
    BPS19178.39円 PBR1.02倍 

12/28 1783.85円 11.22倍 47.5%
    BPS19244.97円 PBR1.04倍 

12/27 1781.51円 11.27倍 46.4%
    BPS19305.40円 PBR1.04倍

12/26 1789.54円 10.80倍 46.5%
    BPS19327.06円 PBR1.00倍 

12/25 1788.58円 10.71倍 42.7% PER2018年最低更新
    BPS19349.23円 PBR0.99倍<1倍割れの異常値> 


2019年注目点

◎米中貿易戦争、米中ハイテク戦争

◎ドル円相場の行方(1/3 瞬間的に104円台)

◎欧州政治不透明 
イギリス、ドイツ、フランス各首脳の政治生命
イタリアの財政問題

◎トランプ大統領の予測不能の言動と暴走

◎米国利上げ打ち止め

◎安倍総理の選挙対策と消費増税対策効果
 政府主導の「くじらGPIF」の日本株買い期待


2月末米中通商協議

3月末ブレグジット イギリスのEU残留か離脱か

4月の地方統一選挙

5月天皇退位と新天皇即位 GW10連休 空売りに要注意

6月G20

7月の参議院選挙

10月の消費増税


2019年は、各国の政策出動の年になります。
世界各国が景気対策
来年大統領選挙を控えているトランプ政権は、景気対策として
史上最大規模のインフラ投資を行います。
地方統一選挙、参議院選挙、消費増税を控えた日本は
2019年は景気対策に重点を置きます。
米中貿易戦争、ハイテク戦争で最も影響を受ける中国は、大規模な
景気対策へ動き出しています。
以上 1/7(月)記


株式投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
初心者の方がトレンドに乗ってとんとん拍子に勝つと
しだいに分相応の枠を超えてしまいます。
資金的余裕と精神的余裕を常に頭の片隅にとどめて
欲を抑えて、腹八分目のつもりで投資に臨んでください。
どんな時も株式投資において100%はありません。
自信過剰になった時こそ、墓穴を掘ることになるものです。

当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。

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株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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