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2023-12

FOMC結果待ち

3月19日(火)20:40

大引け

日経平均株価
21558.43(9:00)
21585.55(10:38)
21425.79(9:16)
21566.85(15:00)
前日比▼17.65 -0.08%

TOPIX
1612.36(9:00)
1612.36(9:00)
1601.73(9:16)
1610.23(15:00)
前日比▼3.45 -0.21%

値上がり銘柄数 597
値下がり銘柄数 1464

新高値銘柄数 11
新安値銘柄数 24

騰落レシオ25D 103.7

日経平均25D乖離率 +0.77
TOPIX25D乖離率 +0.36

日経平均株価は3日ぶりに反落

今晩始まる米国FOMCを控え、小幅反落して始まりました
寄付 21558.43(9:00)▼26.07

寄り付き直後に、海外短期筋が先物売りを出し
下値模索の展開となり、日経平均は下げ幅を
一時150円超広げる場面がありました
安値 21425.79(9:16)▼158.71

売り一巡後は、機関投資家の時価総額上位大型株の買いや
大きく売り崩せないと見た短期筋の買戻しが入り
下げ幅を縮小しプラス圏に浮上する場面がありました
高値 21585.55(10:38)△1.05

21600円に近付くと利益確定売りが上値を押さえました
前引 21528.38(11:30)▼56.12

後場は、今晩始まる米国OMCを控えてやや方向感に欠け
上下幅は、わずか41.41円の小動きになりました
大引 21566.85(15:00)▼17.65 -0.08%

日経平均株価は3日ぶりに反落小幅反落して引けました


相場全体の上値が重いとみた海外ヘッジファンドなどの海外短期筋が
前場寄り付き直後に先物売りを断続的に出し、下値を模索する場面が
ありましたが、後場にかけて次第に落ち着き、今晩始まる
米国連邦公開市場委員会(FOMC)を前に模様眺めになりました。

下値では、3月の決算期末が近づき、機関投資家が受け取る予定の
配当金を先回りして再投資する動きから大型株が買われ
配当の権利取りを狙った個人投資家の押し目買いが入り相場を
支えました。
国内の機関投資家が大型株に資産配分の調整を目的とした
買いを入れたとの観測もあり、時価総額の大きい銘柄の上げが目立ちました。
(国内の機関投資家が新年度に向け、時価総額の大きい自動車や金融株に
 資産配分の調整を目的とした買いを入れていた模様)

売買は低調で、東証1部の売買代金は概算で1兆8954億円と
1日の売買代金目安の2兆円を下回りました。

今晩始まる米国連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を
日本株が織り込むのは、3/21(祝)明けの週末3/22(金)になります。


自分の目で見る企業業績判断

2695くらコーポレーション 18年5/29H8340円 12/25安値4925円
昨年5/29高値8340円上場来高値更新後、株価は下値模索の
展開が続いています。
クリスマス暴落安値4925円で底が入り、2/28高値6090円まで
戻す場面がありましたが、3/8には5,000円まで売り込まれました。
人手不足や人件費上昇だけではなく、従業員の不適切動画配信が
ニュースになりましたが、競合のスシローにシェアを奪われています。
実店舗を見れば一目瞭然で、近くのスシローの混雑が目立ちます。
長年成長し続けた、くら寿司も現在の厳しい飲食店競争の
逆風にさらされています。

3563スシローGHD
業界首位のスシローは、平日のランチタイム、平日夜間の時間帯は
早い時間から常に賑わっています。
私の自宅近くでは昼の時間帯は、ご年配の方々と中高年女性客で
平日でも午前11:30過ぎには満席になっています。
午後13時過ぎでもほぼ満席状態で週末車で通るととんでもない
混雑になっています。
その業績は株価に反映され、上場来高値付近で株価は張り付いています。

7421カッパクリエイト
景気調査を兼ねて、常に外食店のランチタイム、夜間の駐車場
混雑状況を見ていますが、昨年秋以降、自宅近くのくら寿司と
かっぱ寿司の客の入りが減少していますが、かっぱ寿司の減少が
群を抜いて目立ちます。
しかし、株価は十数年来の高値付近で昨年高値をうかがう展開に
なっています。
連結予想PERは、IPO人気銘柄並みの100倍にに近い93.9倍です。
会社四季報春号を見ると前号比マイナスで、会社が発表している
19/3期予想とかなりの開き(会社四季報の方が、会社予想に対し
38.69%減額予想)になっています。
減額含みで、実際の店舗視察でも著しく集客が落ち込んでいるにもかかわらず
株価が天井付近なのは、信用売り残が増加しているためと、コロワイドの傘下で
再建中で常に株価は割高になっているためです。
3/15時点 信用売り残766,100株 信用買い残53,100株
3/8時点 信用売り残766,100株 信用買い残53,100株
3/1時点 信用売り残131,600株 信用買い残29,900株
19/3期決算は、あと1週間くらいで締め日となりますが
会社側の19/3期見通しと東洋経済会社四季報の減額見通しが
38.69%も乖離しているため、GW頃の決算発表でどちらの見通しが
正しいかご覧ください。

このように自宅近くや勤務先近くの様々な実店舗の景気ウオッチングと
会社四季報の前号と最新号の比較をすることも株式投資につながります。

昔私が高校生の時に父の友人の地場証券の会長が、「お兄ちゃんに
株で儲ける秘策を教えてあげよう」と言われたことを思い出します。
会長は、会社四季報と会社情報を最新号、前号、3期前、4期前
目を付けている銘柄すべてを、コピーして比較し4面に張り付けていました。
投じは、その変化率を目で見て比較し判断していました。

現在では四季報の紙面を見れば一目瞭然で、銘柄欄の脇に前号比比較が
イラストと矢印で分かりやすく表示されています。
昔と違ってPCによる様々な検索も可能なため、個人投資家でも
限られた時間の範囲で勉強が可能になりました。

昔は、会社四季報、会社情報発売と同時に、各証券会社は
徹夜作業で手分けをして、最新の予想値の集計をまとめていました。
そのころは現在のような海外短期筋主導の先物取引はありませんでしたので
個人投資家が、理解できる健全な証券市場でした。

先物主導のよくわからない状況はもうしばらく続きそうです。



次回更新は、3/20(水)15:05 頃の予定です。

日経平均株価BPS19,000円 PBR1倍水準が底値として
2019年相場の想定底値19,000円
上下幅4,000円の場合の想定レンジ
19,000円~23,000円
下値の売られすぎの幅を持たせて
18,500円(BPS1倍割れ)~22,500円

上下幅5,000円の場合の想定レンジ
19,000円~24,000円
下値の売られすぎの幅を持たせて
18,500円(BPS1倍割れ)~23,500円

4月の地方統一選挙
5月天皇退位と新天皇即位 4/27以降GW10連休 空売りに要注意
6月G20
7月の参議院選挙
10月の消費増税

今後の問題点
1、3月下旬の個人信用期日売り
昨年9月位中旬から日経平均は上昇し、10/2高値24448.07円で27年ぶりの
高値を更新しました。
その後の急落、暴落で信用取引の投げが出尽くしたように考えがちですが
多くの個人投資家は、追加証拠金を積み上げて、絶対期日の6カ月を
迎えようとしていることは事実です。
3/4に22,000円トライの場面があり、辛抱している個人投資家は
3月末にかけて、6カ月の期日を迎えることになり決断を迫られることになります。
それらの期日売りは3/18以降月末まで続きます。
9月中旬~10月初めに買われた中小型株需給悪化に注意

2、4/27から日本市場は10連休
日本市場休場中、先物売り、円高リスク、休場前後の空売りに注意が必要です。
海外短期筋が、休場中日経平均先物売り、円買いドル売りを
仕掛けてくることを用心しなければなりません。

3、日本企業4-6期決算発表 7月下旬~8月上旬リスク要因
19/3期は、3月をもって通過し、これからは20/3期
中国景気減速、それに伴い日本企業業績減額リスク
20年3月期 第1四半期(4-6期)にさらに減速し、それが底になるかどうか。
日本企業の4-6期の決算発表は、7月下旬~8月上旬です。

日経平均EPS PER 空売り比率
日経平均EPS史上最高 18年12/13 1794.09円更新
空売り比率史上最高 18年10/23 50.8%
日経平均PER2018年最低 12/25 10.71倍
日経平均PBR2018 12/25 0.99倍(1倍割れの異常値)

日経平均EPS PER 空売り比率
日経平均BPS PBR

3/19   1717.11円 12.56倍 41.9%
    BPS18918.29円 PBR1.14倍

3/18   1717.14円 12.57倍 41.4%
    BPS18933.77円 PBR1.14倍

3/15   1716.07円 12.50倍 42.3%
    BPS18983.05円 PBR1.13倍

3/14   1716.70円 12.40倍 43.9%
    BPS19006.27円 PBR1.12倍

3/13   1715.57円 12.41倍 45.1%
    BPS19009.14円 PBR1.12倍

3/12   1718.92円 12.51倍 40.3%
    BPS19029.81円 PBR1.13倍

3/11   1711.92円 12.34倍 45.7%
    BPS18861.69円 PBR1.12倍

3/8   1714.97円 12.26倍 50.3%(空売り比率異常値)
    BPS18941.95円 PBR1.11倍

3/7   1723.37円 12.45倍 47.0%
    BPS18987.62円 PBR1.13倍

3/6   1752.99円 12.32倍 44.1%
    BPS18944.57円 PBR1.14倍

3/5   1756.37円 12.37倍 41.4%
    BPS19058.14円 PBR1.14倍

3/4   1754.18円 12.44倍 39.9%
    BPS18975.69円 PBR1.15倍

3/1   1747.79円 12.36倍 40.7%
    BPS18949.73円 PBR1.14倍


株式投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
初心者の方がトレンドに乗ってとんとん拍子に勝つと
しだいに分相応の枠を超えてしまいます。
資金的余裕と精神的余裕を常に頭の片隅にとどめて
欲を抑えて、腹八分目のつもりで投資に臨んでください。
どんな時も株式投資において100%はありません。
自信過剰になった時こそ、墓穴を掘ることになるものです。

当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。

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株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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