日経平均株価21000円割れ
3月25日(月)15:05
大引け
日経平均株価
寄付 21267.41(9:00)▼359.93
高値 21275.43(9:00)▼351.91
安値 20911.57(11:15)▼715.77
前引 20930.27(11:30)▼697.07
大引 20977.11(15:00)▼650.23 -3.01%
日経平均株価は大幅反落
先週末の欧州景気減速懸念が主要市場に波及しました。
フランス、ドイツ、ユーロ圏の3月の製造業購買担当者景気指数が
軒並み市場予想を下回る内容で欧州主要株式市場、米国株式市場は軒並み急落。
世界経済の減速懸念が改めて意識されました。
ユーロ圏景気の減速懸念からユーロ売りが加速し、円高ユーロ安
円高ドル安が進行しました。
米国債券市場で一部の年限で長期金利が短期金利の水準を下回る
逆イールドが発生し、景気後退を示唆しているとの警戒につながったことも
高値圏にあった米国株の売りにつながりました。
週末の欧米株安、円高ドル安、円高ユーロ安を背景に
全面安で始まりました
寄付きを高値に先物主導でジリジリと下げ幅を拡大
前引け間際には700円超の下げ幅になりました。
後場は安値圏での狭いレンジでのもみ合いになり
日経平均株価は21,000円を割り込んで引けました。
直近安値20938.00円が下値メドとみていましたが
前場安値20911.57円まで下がったため、今晩の欧州株
米国株の動向、円相場を見なければわからない状況です。
先週末の欧米株価
NYダウ 25502.32ドル▼460.19ドル 1週前25848.87ドル△138.93ドル
ナスダック 7642.66▼196.29 1週前7688.52△57.61
S&P500 2800.71▼54.17 1週前2822.48△14.00
10年債利回り 2.437% 1週前2.591%
欧州市場
ドイツDAX 11364.17▼185.79 1週前11685.69△98.22
イギリスFTSETM100 7207.59▼147.72 1週前7228.28△42.85
フランスCAC40 5269.92▼108.93 1週前5405.32△55.54
欧米株は上記の通りですが、今回の下落の要因は
1、フランス、ドイツ、ユーロ圏の3月の製造業購買担当者景気指数が
軒並み市場予想を下回る内容で、欧州景気減速懸念が高まわる。
ユーロ圏景気の減速懸念からユーロ売りが加速
1、米国債券市場で一部の年限で長期金利が短期金利の水準を下回る
逆イールドが発生し、景気後退を示唆しているとの警戒につながったこと
下落の震源地である欧米株式よりも本日の日本株の方が
はるかに下がっていることは、買い手不在の日本市場で海外短期筋が
日本株を一気に売り込んできたためです。
中国上海市場も14時過ぎに1%前後の下落率です。
日本株が主要国市場で最も下落しています。
長期運用海外投資家の日本市場現物売買状況
昨年▼5.7兆円売り越し
今年▼1.5兆売り越し
海外短期筋の先物売買状況
昨年▼7.5兆円売り越し
今年△2.1兆円買い越し
クリスマス暴落から、戻りは鈍いものの日経平均株価は3000円近く
戻りました。
12/26安値18948.58円 戻り高値3/4高値21860.39円
しかし長期運用の海外投資家は、昨年日本株を5兆7千億円売り越したまま
今年に入っても1兆5千億円売り越しが続いています。
今年3000円近く上昇したのは、海外短期筋の先物買い(買戻し)に
よるものです。
海外短期筋の資金の逃げ足が速いため、今晩の欧米株の動向、為替相場で
明日の日本株は、買戻しになるか先物売りになるか現時点ではわかりません。
以前からお伝えしておりましたように、日柄的にも黄色信号が出ていました。
クリスマス暴落から、3月末で3か月
日経平均株価安値12/26安値18948.58円
12/26より本日3/25(月)まで、56営業日経過
4月中の調整局面に要注意。
米国株、中国上海株、ドル円相場、海外短期筋の動向で
その規模は変化します。
3月米中首脳通商協議 一定の成果は出るもののハイテク戦争は収まらない模様
3/27の予定から、4月以降に先送り
3月末イギリスのEU離脱 先送り、戦略なき時間稼ぎ、今後もリスク再燃
4月の地方統一選挙
4月以降 日米通商協議 円高リスク
5月天皇退位と新天皇即位 4/27以降GW10連休 空売りに要注意
6月G20
7月の参議院選挙
10月の消費増税
今後の問題点
1、3月下旬の個人信用期日売り
昨年9月位中旬から日経平均は上昇し、10/2高値24448.07円で27年ぶりの
高値を更新しました。
その後の急落、暴落で信用取引の投げが出尽くしたように考えがちですが
多くの個人投資家は、追加証拠金を積み上げて、絶対期日の6カ月を
迎えようとしていることは事実です。
3/4に22,000円トライの場面があり、辛抱している個人投資家は
3月末にかけて、6カ月の期日を迎えることになり決断を迫られることになります。
それらの期日売りは3/18以降月末まで続きます。
9月中旬~10月初めに買われた中小型株需給悪化に注意
2、3/22(金)週末の欧州景気減速懸念が主要市場に波及
フランス、ドイツ、ユーロ圏の3月の製造業購買担当者景気指数が
軒並み市場予想を下回る内容で欧州主要株式市場、米国株式市場は軒並み急落。
世界経済の減速懸念が改めて意識されました。
ユーロ圏景気の減速懸念からユーロ売りが加速し、円高ユーロ安
円高ドル安が進行しました。
米国債券市場で一部の年限で長期金利が短期金利の水準を下回る
逆イールドが発生し、景気後退を示唆しているとの警戒につながったことも
高値圏にあった米国株の売りにつながりました。
3/25(月)以降の主要市場の下落に要注意、どの水準で下げ止まるか。
下げは一過性のものか、長引くかどうか。
3、日米通商協議 4月以降円高に注意
4月日米通商協議が始まります。
自動車、自動車部品に追加関税が課されるかどうか。
トランプ大統領、米政権が為替に言及する可能性があり、円高ドル安に要注意。
4、4/27から日本市場は10連休
日本市場休場中、先物売り、円高リスク、休場前後の空売りに注意が必要です。
海外短期筋が、休場中日経平均先物売り、円買いドル売りを
仕掛けてくることを用心しなければなりません。
5、日本企業19/3期決算発表 4月末~5月上旬リスク要因
4月末~5月上旬に19/3期決算発表がピークを迎えます。
18年10-12期は軒並み減額修正になりましたが、もうすでに終わりつつある
19/3期(1-3期)の落ち込み度合い、20/3期に向け年度上半期<4-9月)の
軒並み弱気予想が相次ぐと先物売り圧力が高まります。
加えて4/27からの10連休もあり、海外短期筋の動向に要注意の場面です。
5、日本企業4-6期決算発表 7月下旬~8月上旬リスク要因
19/3期は、3月をもって通過し、これからは20/3期
中国景気減速、それに伴い日本企業業績減額リスク
20年3月期 第1四半期(4-6期)にさらに減速し、それが底になるかどうか。
日本企業の4-6期の決算発表は、7月下旬~8月上旬です。
1552VIX短期先物 本日窓を開けて急騰しました。
4310ドリームインキュベータ 本日寄付き1601円で売りました。
次回更新は、3/26(火)20:00~21:00頃の予定です。
株式投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
初心者の方がトレンドに乗ってとんとん拍子に勝つと
しだいに分相応の枠を超えてしまいます。
資金的余裕と精神的余裕を常に頭の片隅にとどめて
欲を抑えて、腹八分目のつもりで投資に臨んでください。
どんな時も株式投資において100%はありません。
自信過剰になった時こそ、墓穴を掘ることになるものです。
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
大引け
日経平均株価
寄付 21267.41(9:00)▼359.93
高値 21275.43(9:00)▼351.91
安値 20911.57(11:15)▼715.77
前引 20930.27(11:30)▼697.07
大引 20977.11(15:00)▼650.23 -3.01%
日経平均株価は大幅反落
先週末の欧州景気減速懸念が主要市場に波及しました。
フランス、ドイツ、ユーロ圏の3月の製造業購買担当者景気指数が
軒並み市場予想を下回る内容で欧州主要株式市場、米国株式市場は軒並み急落。
世界経済の減速懸念が改めて意識されました。
ユーロ圏景気の減速懸念からユーロ売りが加速し、円高ユーロ安
円高ドル安が進行しました。
米国債券市場で一部の年限で長期金利が短期金利の水準を下回る
逆イールドが発生し、景気後退を示唆しているとの警戒につながったことも
高値圏にあった米国株の売りにつながりました。
週末の欧米株安、円高ドル安、円高ユーロ安を背景に
全面安で始まりました
寄付きを高値に先物主導でジリジリと下げ幅を拡大
前引け間際には700円超の下げ幅になりました。
後場は安値圏での狭いレンジでのもみ合いになり
日経平均株価は21,000円を割り込んで引けました。
直近安値20938.00円が下値メドとみていましたが
前場安値20911.57円まで下がったため、今晩の欧州株
米国株の動向、円相場を見なければわからない状況です。
先週末の欧米株価
NYダウ 25502.32ドル▼460.19ドル 1週前25848.87ドル△138.93ドル
ナスダック 7642.66▼196.29 1週前7688.52△57.61
S&P500 2800.71▼54.17 1週前2822.48△14.00
10年債利回り 2.437% 1週前2.591%
欧州市場
ドイツDAX 11364.17▼185.79 1週前11685.69△98.22
イギリスFTSETM100 7207.59▼147.72 1週前7228.28△42.85
フランスCAC40 5269.92▼108.93 1週前5405.32△55.54
欧米株は上記の通りですが、今回の下落の要因は
1、フランス、ドイツ、ユーロ圏の3月の製造業購買担当者景気指数が
軒並み市場予想を下回る内容で、欧州景気減速懸念が高まわる。
ユーロ圏景気の減速懸念からユーロ売りが加速
1、米国債券市場で一部の年限で長期金利が短期金利の水準を下回る
逆イールドが発生し、景気後退を示唆しているとの警戒につながったこと
下落の震源地である欧米株式よりも本日の日本株の方が
はるかに下がっていることは、買い手不在の日本市場で海外短期筋が
日本株を一気に売り込んできたためです。
中国上海市場も14時過ぎに1%前後の下落率です。
日本株が主要国市場で最も下落しています。
長期運用海外投資家の日本市場現物売買状況
昨年▼5.7兆円売り越し
今年▼1.5兆売り越し
海外短期筋の先物売買状況
昨年▼7.5兆円売り越し
今年△2.1兆円買い越し
クリスマス暴落から、戻りは鈍いものの日経平均株価は3000円近く
戻りました。
12/26安値18948.58円 戻り高値3/4高値21860.39円
しかし長期運用の海外投資家は、昨年日本株を5兆7千億円売り越したまま
今年に入っても1兆5千億円売り越しが続いています。
今年3000円近く上昇したのは、海外短期筋の先物買い(買戻し)に
よるものです。
海外短期筋の資金の逃げ足が速いため、今晩の欧米株の動向、為替相場で
明日の日本株は、買戻しになるか先物売りになるか現時点ではわかりません。
以前からお伝えしておりましたように、日柄的にも黄色信号が出ていました。
クリスマス暴落から、3月末で3か月
日経平均株価安値12/26安値18948.58円
12/26より本日3/25(月)まで、56営業日経過
4月中の調整局面に要注意。
米国株、中国上海株、ドル円相場、海外短期筋の動向で
その規模は変化します。
3月米中首脳通商協議 一定の成果は出るもののハイテク戦争は収まらない模様
3/27の予定から、4月以降に先送り
3月末イギリスのEU離脱 先送り、戦略なき時間稼ぎ、今後もリスク再燃
4月の地方統一選挙
4月以降 日米通商協議 円高リスク
5月天皇退位と新天皇即位 4/27以降GW10連休 空売りに要注意
6月G20
7月の参議院選挙
10月の消費増税
今後の問題点
1、3月下旬の個人信用期日売り
昨年9月位中旬から日経平均は上昇し、10/2高値24448.07円で27年ぶりの
高値を更新しました。
その後の急落、暴落で信用取引の投げが出尽くしたように考えがちですが
多くの個人投資家は、追加証拠金を積み上げて、絶対期日の6カ月を
迎えようとしていることは事実です。
3/4に22,000円トライの場面があり、辛抱している個人投資家は
3月末にかけて、6カ月の期日を迎えることになり決断を迫られることになります。
それらの期日売りは3/18以降月末まで続きます。
9月中旬~10月初めに買われた中小型株需給悪化に注意
2、3/22(金)週末の欧州景気減速懸念が主要市場に波及
フランス、ドイツ、ユーロ圏の3月の製造業購買担当者景気指数が
軒並み市場予想を下回る内容で欧州主要株式市場、米国株式市場は軒並み急落。
世界経済の減速懸念が改めて意識されました。
ユーロ圏景気の減速懸念からユーロ売りが加速し、円高ユーロ安
円高ドル安が進行しました。
米国債券市場で一部の年限で長期金利が短期金利の水準を下回る
逆イールドが発生し、景気後退を示唆しているとの警戒につながったことも
高値圏にあった米国株の売りにつながりました。
3/25(月)以降の主要市場の下落に要注意、どの水準で下げ止まるか。
下げは一過性のものか、長引くかどうか。
3、日米通商協議 4月以降円高に注意
4月日米通商協議が始まります。
自動車、自動車部品に追加関税が課されるかどうか。
トランプ大統領、米政権が為替に言及する可能性があり、円高ドル安に要注意。
4、4/27から日本市場は10連休
日本市場休場中、先物売り、円高リスク、休場前後の空売りに注意が必要です。
海外短期筋が、休場中日経平均先物売り、円買いドル売りを
仕掛けてくることを用心しなければなりません。
5、日本企業19/3期決算発表 4月末~5月上旬リスク要因
4月末~5月上旬に19/3期決算発表がピークを迎えます。
18年10-12期は軒並み減額修正になりましたが、もうすでに終わりつつある
19/3期(1-3期)の落ち込み度合い、20/3期に向け年度上半期<4-9月)の
軒並み弱気予想が相次ぐと先物売り圧力が高まります。
加えて4/27からの10連休もあり、海外短期筋の動向に要注意の場面です。
5、日本企業4-6期決算発表 7月下旬~8月上旬リスク要因
19/3期は、3月をもって通過し、これからは20/3期
中国景気減速、それに伴い日本企業業績減額リスク
20年3月期 第1四半期(4-6期)にさらに減速し、それが底になるかどうか。
日本企業の4-6期の決算発表は、7月下旬~8月上旬です。
1552VIX短期先物 本日窓を開けて急騰しました。
4310ドリームインキュベータ 本日寄付き1601円で売りました。
次回更新は、3/26(火)20:00~21:00頃の予定です。
株式投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
初心者の方がトレンドに乗ってとんとん拍子に勝つと
しだいに分相応の枠を超えてしまいます。
資金的余裕と精神的余裕を常に頭の片隅にとどめて
欲を抑えて、腹八分目のつもりで投資に臨んでください。
どんな時も株式投資において100%はありません。
自信過剰になった時こそ、墓穴を掘ることになるものです。
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