fc2ブログ

2023-12

日経平均株価21000円割れ

3月25日(月)15:05

大引け
日経平均株価
寄付 21267.41(9:00)▼359.93 
高値 21275.43(9:00)▼351.91
安値 20911.57(11:15)▼715.77
前引 20930.27(11:30)▼697.07

大引 20977.11(15:00)▼650.23 -3.01%

日経平均株価は大幅反落

先週末の欧州景気減速懸念が主要市場に波及しました。
フランス、ドイツ、ユーロ圏の3月の製造業購買担当者景気指数が
軒並み市場予想を下回る内容で欧州主要株式市場、米国株式市場は軒並み急落。
世界経済の減速懸念が改めて意識されました。
ユーロ圏景気の減速懸念からユーロ売りが加速し、円高ユーロ安
円高ドル安が進行しました。

米国債券市場で一部の年限で長期金利が短期金利の水準を下回る
逆イールドが発生し、景気後退を示唆しているとの警戒につながったことも
高値圏にあった米国株の売りにつながりました。

週末の欧米株安、円高ドル安、円高ユーロ安を背景に
全面安で始まりました
寄付きを高値に先物主導でジリジリと下げ幅を拡大
前引け間際には700円超の下げ幅になりました。

後場は安値圏での狭いレンジでのもみ合いになり
日経平均株価は21,000円を割り込んで引けました。


直近安値20938.00円が下値メドとみていましたが
前場安値20911.57円まで下がったため、今晩の欧州株
米国株の動向、円相場を見なければわからない状況です。

先週末の欧米株価
NYダウ 25502.32ドル▼460.19ドル 1週前25848.87ドル△138.93ドル
ナスダック 7642.66▼196.29 1週前7688.52△57.61
S&P500 2800.71▼54.17 1週前2822.48△14.00
10年債利回り 2.437% 1週前2.591% 
欧州市場 
ドイツDAX 11364.17▼185.79 1週前11685.69△98.22
イギリスFTSETM100 7207.59▼147.72 1週前7228.28△42.85
フランスCAC40 5269.92▼108.93 1週前5405.32△55.54

欧米株は上記の通りですが、今回の下落の要因は
1、フランス、ドイツ、ユーロ圏の3月の製造業購買担当者景気指数が
軒並み市場予想を下回る内容で、欧州景気減速懸念が高まわる。
ユーロ圏景気の減速懸念からユーロ売りが加速

1、米国債券市場で一部の年限で長期金利が短期金利の水準を下回る
逆イールドが発生し、景気後退を示唆しているとの警戒につながったこと

下落の震源地である欧米株式よりも本日の日本株の方が
はるかに下がっていることは、買い手不在の日本市場で海外短期筋が
日本株を一気に売り込んできたためです。
中国上海市場も14時過ぎに1%前後の下落率です。
日本株が主要国市場で最も下落しています。

長期運用海外投資家の日本市場現物売買状況
昨年▼5.7兆円売り越し
今年▼1.5兆売り越し

海外短期筋の先物売買状況
昨年▼7.5兆円売り越し
今年△2.1兆円買い越し

クリスマス暴落から、戻りは鈍いものの日経平均株価は3000円近く
戻りました。
12/26安値18948.58円 戻り高値3/4高値21860.39円
しかし長期運用の海外投資家は、昨年日本株を5兆7千億円売り越したまま
今年に入っても1兆5千億円売り越しが続いています。
今年3000円近く上昇したのは、海外短期筋の先物買い(買戻し)に
よるものです。
海外短期筋の資金の逃げ足が速いため、今晩の欧米株の動向、為替相場で
明日の日本株は、買戻しになるか先物売りになるか現時点ではわかりません。

以前からお伝えしておりましたように、日柄的にも黄色信号が出ていました。
クリスマス暴落から、3月末で3か月
日経平均株価安値12/26安値18948.58円
12/26より本日3/25(月)まで、56営業日経過
4月中の調整局面に要注意。
米国株、中国上海株、ドル円相場、海外短期筋の動向で
その規模は変化します。

3月米中首脳通商協議 一定の成果は出るもののハイテク戦争は収まらない模様
3/27の予定から、4月以降に先送り
3月末イギリスのEU離脱 先送り、戦略なき時間稼ぎ、今後もリスク再燃
4月の地方統一選挙
4月以降 日米通商協議 円高リスク
5月天皇退位と新天皇即位 4/27以降GW10連休 空売りに要注意
6月G20
7月の参議院選挙
10月の消費増税

今後の問題点
1、3月下旬の個人信用期日売り
昨年9月位中旬から日経平均は上昇し、10/2高値24448.07円で27年ぶりの
高値を更新しました。
その後の急落、暴落で信用取引の投げが出尽くしたように考えがちですが
多くの個人投資家は、追加証拠金を積み上げて、絶対期日の6カ月を
迎えようとしていることは事実です。
3/4に22,000円トライの場面があり、辛抱している個人投資家は
3月末にかけて、6カ月の期日を迎えることになり決断を迫られることになります。
それらの期日売りは3/18以降月末まで続きます。
9月中旬~10月初めに買われた中小型株需給悪化に注意

2、3/22(金)週末の欧州景気減速懸念が主要市場に波及
フランス、ドイツ、ユーロ圏の3月の製造業購買担当者景気指数が
軒並み市場予想を下回る内容で欧州主要株式市場、米国株式市場は軒並み急落。
世界経済の減速懸念が改めて意識されました。
ユーロ圏景気の減速懸念からユーロ売りが加速し、円高ユーロ安
円高ドル安が進行しました。
米国債券市場で一部の年限で長期金利が短期金利の水準を下回る
逆イールドが発生し、景気後退を示唆しているとの警戒につながったことも
高値圏にあった米国株の売りにつながりました。
3/25(月)以降の主要市場の下落に要注意、どの水準で下げ止まるか。
下げは一過性のものか、長引くかどうか。

3、日米通商協議 4月以降円高に注意
4月日米通商協議が始まります。
自動車、自動車部品に追加関税が課されるかどうか。
トランプ大統領、米政権が為替に言及する可能性があり、円高ドル安に要注意。

4、4/27から日本市場は10連休
日本市場休場中、先物売り、円高リスク、休場前後の空売りに注意が必要です。
海外短期筋が、休場中日経平均先物売り、円買いドル売りを
仕掛けてくることを用心しなければなりません。

5、日本企業19/3期決算発表 4月末~5月上旬リスク要因
4月末~5月上旬に19/3期決算発表がピークを迎えます。
18年10-12期は軒並み減額修正になりましたが、もうすでに終わりつつある
19/3期(1-3期)の落ち込み度合い、20/3期に向け年度上半期<4-9月)の
軒並み弱気予想が相次ぐと先物売り圧力が高まります。
加えて4/27からの10連休もあり、海外短期筋の動向に要注意の場面です。

5、日本企業4-6期決算発表 7月下旬~8月上旬リスク要因
19/3期は、3月をもって通過し、これからは20/3期
中国景気減速、それに伴い日本企業業績減額リスク
20年3月期 第1四半期(4-6期)にさらに減速し、それが底になるかどうか。
日本企業の4-6期の決算発表は、7月下旬~8月上旬です。


1552VIX短期先物 本日窓を開けて急騰しました。

4310ドリームインキュベータ 本日寄付き1601円で売りました。


次回更新は、3/26(火)20:00~21:00頃の予定です。

株式投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
初心者の方がトレンドに乗ってとんとん拍子に勝つと
しだいに分相応の枠を超えてしまいます。
資金的余裕と精神的余裕を常に頭の片隅にとどめて
欲を抑えて、腹八分目のつもりで投資に臨んでください。
どんな時も株式投資において100%はありません。
自信過剰になった時こそ、墓穴を掘ることになるものです。

当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://1248kabu.blog.fc2.com/tb.php/1663-edbaaa12
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | ホーム |  »

プロフィール

k124816

Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

最新記事

カテゴリ

参考銘柄 (99)
株式日記 (2729)
株式投資 (16)
空売り (1)
未分類 (24)

アクセスカウンター

ランキング


株式 ブログランキングへ

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村

RSSリンクの表示

QRコード

QR