先物主導の荒れ相場で生き残るには
3月26日(火)20:30
大引け
日経平均株価
21174.34(9:00)
21460.99(14:37)
21174.34(9:00)
21428.39(15:00)
前日比△451.28 +2.15%
TOPIX
1592.59(9:00)
1618.40(14:37)
1591.79(9:00)
1617.94(15:00)
前日比△40.53 +2.57%
値上がり銘柄数 2001
値下がり銘柄数 116
新高値銘柄数 26
新安値銘柄数 7
騰落レシオ25D 102.0
日経平均25D乖離率 -0.10
TOPIX25D乖離率 +0.66
日経平均株価は大幅反発
前日の米国株は高安まちまちの展開
本日は期末配当の権利付き最終売買日にあたり
配当の権利取りや再投資に絡んだ買いを見込んだ
先回り買いが株価指数先物に入り全面高で始まりました
寄付 21174.34(9:00)△197.23
安値 21174.34(9:00)△197.23
前日今年最大の下げ幅になったため
海外短期筋の買戻しが断続的に入り日経平均株価は
前引けにかけてじりじりと上げ幅を拡大しました
前引 21362.60(11:30)△385.49
後場も海外短期筋の先物買いが断続的に入り
480円超上昇する場面がありました
高値 21460.99(14:37)△483.88
大引 21428.39(15:00)△451.28 +2.15%
日経平均株価は大幅反発し2/12(△531円)以来の上げ幅になりました
前日の米国株は高安まちまちで、中国上海株は売り優勢の
展開になりましたが、本日配当権利付き最終日の大引けにかけて
株価指数連動で運用する機関投資家から受け取る配当金を
再投資するため、先物にまとまった買いが入るとの観測があり
先回りした一部の海外短期筋が、朝方から先物に断続的な買いを入れ
指数を押し上げました。
昨日は、今年最大の下げ幅になったため、本日の急騰場面で
買戻しが入り相場を押し上げたことも上げ幅拡大になりました。
本日大引けにかけての再投資の金額は6000億~7000億円にのぼるとの
試算もあり、海外短期筋の空中戦が、活発になりました。
前日の米株式相場の下げが一服し、外国為替市場で円相場が
1ドル110円前半までやや円安に振れたこともプラスに働きました。
3/25(月)日経平均株価 20977.11円▼650.23円 -3.01%
3/26(火)日経平均株価 21428.39円△451.28円 +2.15%
昨日の下げは異常な下げでしたが、本日の上昇も海外短期筋の先物買いで
予想外の上昇になりました。
世界経済の先行き不透明感は根強く、本日の買いは投機目的が
中心といった見方がありました。
上海総合指数 節目の3000を下回り、3/14日以来約2週ぶりの安値
上海総合指数 2997.09▼45.93
目先の利益を確定する目的の売りが優勢になり、海外投資資金の流出懸念や
米中貿易協議の先行き不透明感も投資家心理の重荷となり、幅広い銘柄が
売られました。
昨日、本日、先物主導で大きく動きましたが、今晩の米国株、為替(円相場)
明日の中国上海株の動向で、権利落ちをどこまで埋めることができるか
権利落ちを埋め切れずに下落するか、先物主導の動きが続きそうです。
◎日経平均EPSの低下
日経平均EPS史上最高 12/13 1794.09円更新
空売り比率史上最高 10/23 50.8%
日経平均PER2018年最低 12/25 10.71倍
日経平均PBR 12/25 0.99倍(1倍割れの異常値)
日経平均EPS PER 空売り比率
日経平均BPS PBR
3/26 1707.44円 12.55倍 42.8%
BPS18796.83円 PBR1.14倍
3/25 1711.02円 12.26倍 45.0%
BPS18898.30円 PBR1.11倍
3/22 1719.28円 12.58倍 41.1%
BPS18971.35円 PBR1.14倍
日経平均EPS史上最高 12/13 1794.09円更新
直近では、3/26 EPS1707.44円まで低下してきました。
4月のGW10連休を挟んで3月期決算企業の19/3期決算発表が本格化します。
19/3期決算が出そろい、各企業の20/3期に向けての予想値も出てきます。
米中貿易摩擦、イギリスのEU離脱先延ばし、為替の不透明感もあり
世界景気減速懸念が根強く、各企業は慎重な見通しを出してくることに
なりそうです。
EPSは18年12/13に1794.09円(史上最高)まで伸び続けましたが
現在は1700円の攻防になっています。
某証券会社によると5月中旬にはEPSが1600円に
接近するのではないかという試算も出始めてきました。
10連休リスクもさることながら、EPSが10連休後に1600円になるということは
その時点の海外要因にもよりますが、企業業績収益悪化を背景に海外短期筋が
先物主導で売ってくることも十分予想できます。
企業業績減速を背景とした直近のPERは以下の通りです。
12/25L 10.71倍(これは暴落時の異常値です)
3/20H 12.58倍
参考値として11月、12月の最高水準は
12/3H 12.64倍 11/2H 12.72倍
5月中旬のEPSを1600円、1650円として算出
EPS1600円×12.64倍=20224
EPS1650円×12.64倍=20856
EPS1600円×11.5倍=18400
EPS1650円×11.5倍=18975
早いものであと1か月で日本市場10連休になります。
先物主導のボラティリティーの高い日本市場は、4月、5月相場
波瀾の場面が予想できます。
それまで中途半端な水準での買いは見送り、急落、暴落の
チャンスを待つことにします。
個人投資家が現在の日本市場で勝ち残るためには
急落、暴落の場面で連続増収増益でかつ、史上最高益見通し銘柄や
テーマ性のある人気成長銘柄の底値買いを行うこと以外ないと
昨年末のクリスマス暴落で多くを学びました。
ピンチをチャンスに変える銘柄を日々研究しています。
日柄的にも黄色信号が出ていました。
クリスマス暴落から、3月末で3か月
日経平均株価安値12/26安値18948.58円
12/26より本日3/26(火)まで、57営業日経過
4月中の調整局面に要注意。
米国株、中国上海株、ドル円相場、海外短期筋の動向で
その規模は変化します。
1、日米通商協議 4月以降円高に注意
4月から日米通商協議が始まります。
自動車、自動車部品に追加関税が課されるかどうか。
トランプ大統領、米政権が為替に言及する可能性があり、円高ドル安に要注意。
米国長期金利低下を背景に日本の長期金利との差が縮小し
円安になりにくい場面でもあります。
2、4/27から日本市場は10連休
日本市場休場中、先物売り、円高リスク、休場前後の空売りに注意が必要です。
海外短期筋が、休場中日経平均先物売り、円買いドル売りを
仕掛けてくることを用心しなければなりません。
3、日本企業19/3期決算発表 4月末~5月上旬リスク要因
4月末~5月上旬に19/3期決算発表がピークを迎えます。
18年10-12期は軒並み減額修正になりましたが、もうすでに終わりつつある
19/3期(1-3期)の落ち込み度合い、20/3期に向け年度上半期<4-9月)の
軒並み弱気予想が相次ぐと先物売り圧力が高まります。
加えて4/27からの10連休もあり、海外短期筋の動向に要注意の場面です。
5月中旬の日経平均EPS1600円~1650円という試算も出始めてきました(3/26)
4、日本企業4-6期決算発表 7月下旬~8月上旬リスク要因
19/3期は、3月をもって通過し、これからは20/3期
中国景気減速、それに伴い日本企業業績減額リスク
20年3月期 第1四半期(4-6期)にさらに減速し、それが底になるかどうか。
日本企業の4-6期の決算発表は、7月下旬~8月上旬です。
次回更新は、3/27(水)15:05 頃の予定です。
株式投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
初心者の方がトレンドに乗ってとんとん拍子に勝つと
しだいに分相応の枠を超えてしまいます。
資金的余裕と精神的余裕を常に頭の片隅にとどめて
欲を抑えて、腹八分目のつもりで投資に臨んでください。
どんな時も株式投資において100%はありません。
自信過剰になった時こそ、墓穴を掘ることになるものです。
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
大引け
日経平均株価
21174.34(9:00)
21460.99(14:37)
21174.34(9:00)
21428.39(15:00)
前日比△451.28 +2.15%
TOPIX
1592.59(9:00)
1618.40(14:37)
1591.79(9:00)
1617.94(15:00)
前日比△40.53 +2.57%
値上がり銘柄数 2001
値下がり銘柄数 116
新高値銘柄数 26
新安値銘柄数 7
騰落レシオ25D 102.0
日経平均25D乖離率 -0.10
TOPIX25D乖離率 +0.66
日経平均株価は大幅反発
前日の米国株は高安まちまちの展開
本日は期末配当の権利付き最終売買日にあたり
配当の権利取りや再投資に絡んだ買いを見込んだ
先回り買いが株価指数先物に入り全面高で始まりました
寄付 21174.34(9:00)△197.23
安値 21174.34(9:00)△197.23
前日今年最大の下げ幅になったため
海外短期筋の買戻しが断続的に入り日経平均株価は
前引けにかけてじりじりと上げ幅を拡大しました
前引 21362.60(11:30)△385.49
後場も海外短期筋の先物買いが断続的に入り
480円超上昇する場面がありました
高値 21460.99(14:37)△483.88
大引 21428.39(15:00)△451.28 +2.15%
日経平均株価は大幅反発し2/12(△531円)以来の上げ幅になりました
前日の米国株は高安まちまちで、中国上海株は売り優勢の
展開になりましたが、本日配当権利付き最終日の大引けにかけて
株価指数連動で運用する機関投資家から受け取る配当金を
再投資するため、先物にまとまった買いが入るとの観測があり
先回りした一部の海外短期筋が、朝方から先物に断続的な買いを入れ
指数を押し上げました。
昨日は、今年最大の下げ幅になったため、本日の急騰場面で
買戻しが入り相場を押し上げたことも上げ幅拡大になりました。
本日大引けにかけての再投資の金額は6000億~7000億円にのぼるとの
試算もあり、海外短期筋の空中戦が、活発になりました。
前日の米株式相場の下げが一服し、外国為替市場で円相場が
1ドル110円前半までやや円安に振れたこともプラスに働きました。
3/25(月)日経平均株価 20977.11円▼650.23円 -3.01%
3/26(火)日経平均株価 21428.39円△451.28円 +2.15%
昨日の下げは異常な下げでしたが、本日の上昇も海外短期筋の先物買いで
予想外の上昇になりました。
世界経済の先行き不透明感は根強く、本日の買いは投機目的が
中心といった見方がありました。
上海総合指数 節目の3000を下回り、3/14日以来約2週ぶりの安値
上海総合指数 2997.09▼45.93
目先の利益を確定する目的の売りが優勢になり、海外投資資金の流出懸念や
米中貿易協議の先行き不透明感も投資家心理の重荷となり、幅広い銘柄が
売られました。
昨日、本日、先物主導で大きく動きましたが、今晩の米国株、為替(円相場)
明日の中国上海株の動向で、権利落ちをどこまで埋めることができるか
権利落ちを埋め切れずに下落するか、先物主導の動きが続きそうです。
◎日経平均EPSの低下
日経平均EPS史上最高 12/13 1794.09円更新
空売り比率史上最高 10/23 50.8%
日経平均PER2018年最低 12/25 10.71倍
日経平均PBR 12/25 0.99倍(1倍割れの異常値)
日経平均EPS PER 空売り比率
日経平均BPS PBR
3/26 1707.44円 12.55倍 42.8%
BPS18796.83円 PBR1.14倍
3/25 1711.02円 12.26倍 45.0%
BPS18898.30円 PBR1.11倍
3/22 1719.28円 12.58倍 41.1%
BPS18971.35円 PBR1.14倍
日経平均EPS史上最高 12/13 1794.09円更新
直近では、3/26 EPS1707.44円まで低下してきました。
4月のGW10連休を挟んで3月期決算企業の19/3期決算発表が本格化します。
19/3期決算が出そろい、各企業の20/3期に向けての予想値も出てきます。
米中貿易摩擦、イギリスのEU離脱先延ばし、為替の不透明感もあり
世界景気減速懸念が根強く、各企業は慎重な見通しを出してくることに
なりそうです。
EPSは18年12/13に1794.09円(史上最高)まで伸び続けましたが
現在は1700円の攻防になっています。
某証券会社によると5月中旬にはEPSが1600円に
接近するのではないかという試算も出始めてきました。
10連休リスクもさることながら、EPSが10連休後に1600円になるということは
その時点の海外要因にもよりますが、企業業績収益悪化を背景に海外短期筋が
先物主導で売ってくることも十分予想できます。
企業業績減速を背景とした直近のPERは以下の通りです。
12/25L 10.71倍(これは暴落時の異常値です)
3/20H 12.58倍
参考値として11月、12月の最高水準は
12/3H 12.64倍 11/2H 12.72倍
5月中旬のEPSを1600円、1650円として算出
EPS1600円×12.64倍=20224
EPS1650円×12.64倍=20856
EPS1600円×11.5倍=18400
EPS1650円×11.5倍=18975
早いものであと1か月で日本市場10連休になります。
先物主導のボラティリティーの高い日本市場は、4月、5月相場
波瀾の場面が予想できます。
それまで中途半端な水準での買いは見送り、急落、暴落の
チャンスを待つことにします。
個人投資家が現在の日本市場で勝ち残るためには
急落、暴落の場面で連続増収増益でかつ、史上最高益見通し銘柄や
テーマ性のある人気成長銘柄の底値買いを行うこと以外ないと
昨年末のクリスマス暴落で多くを学びました。
ピンチをチャンスに変える銘柄を日々研究しています。
日柄的にも黄色信号が出ていました。
クリスマス暴落から、3月末で3か月
日経平均株価安値12/26安値18948.58円
12/26より本日3/26(火)まで、57営業日経過
4月中の調整局面に要注意。
米国株、中国上海株、ドル円相場、海外短期筋の動向で
その規模は変化します。
1、日米通商協議 4月以降円高に注意
4月から日米通商協議が始まります。
自動車、自動車部品に追加関税が課されるかどうか。
トランプ大統領、米政権が為替に言及する可能性があり、円高ドル安に要注意。
米国長期金利低下を背景に日本の長期金利との差が縮小し
円安になりにくい場面でもあります。
2、4/27から日本市場は10連休
日本市場休場中、先物売り、円高リスク、休場前後の空売りに注意が必要です。
海外短期筋が、休場中日経平均先物売り、円買いドル売りを
仕掛けてくることを用心しなければなりません。
3、日本企業19/3期決算発表 4月末~5月上旬リスク要因
4月末~5月上旬に19/3期決算発表がピークを迎えます。
18年10-12期は軒並み減額修正になりましたが、もうすでに終わりつつある
19/3期(1-3期)の落ち込み度合い、20/3期に向け年度上半期<4-9月)の
軒並み弱気予想が相次ぐと先物売り圧力が高まります。
加えて4/27からの10連休もあり、海外短期筋の動向に要注意の場面です。
5月中旬の日経平均EPS1600円~1650円という試算も出始めてきました(3/26)
4、日本企業4-6期決算発表 7月下旬~8月上旬リスク要因
19/3期は、3月をもって通過し、これからは20/3期
中国景気減速、それに伴い日本企業業績減額リスク
20年3月期 第1四半期(4-6期)にさらに減速し、それが底になるかどうか。
日本企業の4-6期の決算発表は、7月下旬~8月上旬です。
次回更新は、3/27(水)15:05 頃の予定です。
株式投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
初心者の方がトレンドに乗ってとんとん拍子に勝つと
しだいに分相応の枠を超えてしまいます。
資金的余裕と精神的余裕を常に頭の片隅にとどめて
欲を抑えて、腹八分目のつもりで投資に臨んでください。
どんな時も株式投資において100%はありません。
自信過剰になった時こそ、墓穴を掘ることになるものです。
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