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2023-12

最も弱い日本株 昨日の上昇帳消しに

5月16日(水)20:50

大引け

日経平均株価
21153.20(9:00)
21153.20(9:00)
20951.67(10:40)
21062.98(15:00)
前日比▼125.58 -0.59%

TOPIX
1543.42(9:00)
1543.42(9:00)
1527.98(10:40)
1537.55(15:00)
前日比▼6.60 -0.43%

値上がり銘柄数 845
値下がり銘柄数 1227

新高値銘柄数 62
新安値銘柄数 157

騰落レシオ25D 73.9

日経平均25D乖離率 -3.44
TOPIX25D乖離率 -3.77

日経平均株価は反落

前日の米国株は3指数そろって上昇したものの
米中の経済指標が低調だったことを背景に
世界景気の減速懸念が意識され、海外短期筋主導で
株価指数先物に売りが先行して始まりました
寄付 21153.20(9:00)▼35.26
高値 21153.20(9:00)▼35.26

寄り付き天井の形で、先物売りが断続的に出て
下値模索の展開になり、節目の21,000円を割り込む場面がありました
安値 20951.67(10:40)▼236.89

売り一巡後は前引けにかけてやや下げ渋って引けました
前引 21055.61(11:30)▼132.95

後場は前引けを挟んだ水準での推移となり
上値は重いまま取引を終えました
大引 21062.98(15:00)▼125.58 -0.59%

日経平均株価は昨日、8営業日ぶりの反発となり令和になって
初の上昇でしたが、その上昇分を本日の下落で帳消しにしました。
5/15 21188.56円 △121.33円 +0.58%
5/16 21062.98円 ▼125.58円 -0.59%

15日に発表された中国の4月の工業生産高や小売売上高が
市場予想を下回ったほか、米国の4月の小売売上高が
市場予想に反して減少しました。

米国が中国の通信機器最大手、ファーウェイへの輸出を
事実上禁止したことで、米中貿易摩擦の激化が中長期的に
景気敏感国、日本株を下落させると見込んだ海外短期筋が
寄り後断続的に株価指数先物への売りを出しました。
電子部品株、景気敏感株、中国関連株も売られ
日経平均株価は、取引時間中には節目の21,000円を
割り込む場面がありました。

米商務省が15日にファーウェイに対する米国製ハイテク部品などの
事実上の禁輸措置を発動したと報道。
メインプレーヤーの海外投資家が、景気敏感株の比率が高い日本株の
持ち高を減らす動きが広がった模様。

トランプ米大統領が日本と欧州連合(EU)を対象に
自動車輸出の制限を求める大統領令を検討していると伝わり
自動車株の売りを誘いました。
トヨタやホンダなどの自動車株は朝高後に下げに転じ、相場を下押ししました。
(自動車への追加関税の発動を延期する代わりに、日欧に対米輸出を
制限する策を180日以内に講じるよう求める内容)

4月は海外投資家は、アノマリー通り日本株を買い越してきましたが
トランプ大統領のちゃぶ台返しにより、米中貿易摩擦の激化が改めて懸念され
海外投資家を中心に景気敏感株の比率が高い日本株の持ち高を減らす動きが
広がっている模様です。

今回の米中貿易摩擦の激化再燃では、当事国の米国株、中国株よりも
日本株の方が売り物にさらされています。
現物株の70%、先物の80%以上を占めるメインプレーヤー海外投資家が
売り越してくるだけで、いとも簡単に地合いが急速に悪化します。
さらに急落の場面があると、それに追随して国内機関投資家も
ヘッジ売りを出し、個人投資家も1357日経ダブルベアのような
ETFに追随してくるため、現在の日本市場は常に一方通行マーケットです。

ここから3か月は下振れに備えます。

6月 G20 米中首脳会談の行方

7月 東証改革の行方

8月、9月 米国の財政問題再燃(8月、9月要注意) 

この間に個々の銘柄の四半期決算の内容を見極め
急落暴落の底値買いに備えます。
下げの途中の中途半端な水準の押し目買いは厳禁。

参考銘柄
6632JVCKW 5/16終値226円
相場は下振れリスクがあるため、急落に備える場面ですが
クリスマス暴落安値213円に近付いてきました。
週足での下値メドは、2016年6/28安値201円
下値メド1 213円
下値メド2 201円
下値メド3 187円
私は買いませんが、チャートの勉強になさってください。


コメントのご返事
非公開でいただきましたが、問題のない内容のためご返事させていただきます。

先生の御指導で自分なりに銘柄を探して、ファナックが25日75日200日を
下回って26週線の少し上に株価が位置しています。
昨日の安値からの陽線と本日のクロスをみると強いのか弱いのかわかりません。
日足のMACD,RSI,ストキャステックス辺りをみると買い場に見え、
週足の上記テクニカルを見ると売り場に見えます。
決算で今期減益見込みを出しておりファンダメンタル的には弱く
しかし株の世界は減益でも織り込み済み、という事でファンダを無視する事も度々です。
決算を受けての日足での下落は下げ止まった様にも思えますが、先生でしたら
1、様子を見る(その場合日柄値幅など何処まで様子をみるのか教えてください
日柄値幅的には買いになってます。⇒マネックス証券のクォンツプレミアムにて確認)
2、買う(その場合上値目標の設定の仕方とロスカットの考えかたを教えてください)
3、売る(この場合も上記買う場合と反対に下値目標、ロスカットの考え方を教えてください。

コメントありがとうございます。
6954ファナックの株価は、現時点では中途半端な水準といえます。
話しは少し本題からそれますが、
昨年からの日本株は、機関化現象がさらに激化し、常にボラティリティーが
新興国並みに高く、相場は常に異常値まで行き過ぎることになっています。
このことは今後も変わらないでしょう。
世界に誇る流動性から、海外短期筋の主導するマーケットになっているからです。
昨年話題になった当局による中国株の売り禁止の例
中国株を大きく売った場合は、当局に連行され、このことが話題になりました。
そのため、流動性の大きい日本株が売りの標的にさらされました。
6954ファナックと言えば、中国関連であり、日本を代表する
景気敏感株です。
中国景気減速懸念が高まった今、中途半端な水準での買いは禁物です。
直近高値4/18高値22060円
トランプ大統領のちゃぶ台返し
10連休後 
5/7 25日移動平均割れ
5/8 200日移動平均割れ
5/9 75日移動平均割れ
5/9 追撃売りサイン1
4/16 追撃売りサイン2 
現在25日移動平均は下方向へ向き、下降トレンドへ入った模様。
今後の株価は、トランプ大統領次第になりますが
以上の理由で新規買いは見送るべきと考えます。

私の今後の全体相場急落暴落時に買う候補銘柄の一つですが
MACD,RSI,ストキャステックス、非常に奥の深いものです。
現在の株価は異常値ではなく、中途半端な水準のため
大バーゲン価格を待つ時と考えます。


京王電鉄
先生、退院おめでとうございます。
どうぞお身体大切にされて下さい。
さて、京王電鉄は、優待目的で保有してましたが、今回は始めて信用売りを
7180円で出していますが、踏み上げ相場になってしまったのでしょうか?
もうしばらく、我慢して保有すべきかどうかご指導下さい。

コメントありがとうございます。
昨日のブログに売買結果を貼り付けておらず申し訳ありませんでした。
5/15寄付き7130円 ロスカット買戻し

私が空売りした銘柄は、以下の4銘柄でした。

1332日水 3/20寄付き804円信用新規売り(空売り)
4/4寄付き804円売り乗せ(追撃売り)

7744ノーリツ鋼機 4/8寄付き2171円空売り

3196ホットランド 4/10 1610円空売り 

9008京王電鉄 4/10寄付き6590円空売り

9008京王電鉄以外は、GW10連休と入院手術を控えていたため
買い戻しました。
長期間空売り予定の9008京王電鉄だけ、空売りのポジションを持続しました。

当初の予定4/26時点(講座内容)は以下の通りです。
空売り銘柄 長期間空売り予定
9008京王電鉄 4/10寄付き6590円空売り
4/26終値6700円 ロスカット値4/1高値7270円+10円
4/16追撃売りサイン1
4/18追撃売りサイン2
2つの追撃売りサインが出ると80%の確率で相場は下落。
(サプライズが出た場合はこの限りではありません)
株価は長期にわたり上昇したため、やや時間をかけて
空売りを行います。
目先下値メド 6040円~6200円
買戻し目標 5500円~6200円
4/23以降、10連休前の売り方の買戻しで戻っています。
連休明け様子を見て弱いと判断した際は売り乗せも選択肢。

以上が当初の予定でしたが、連続最高益がサプライズとなり
ファンドの買いと買戻しが優勢となり株価は逆行高。
昨日5/15ロスカット値が近づいたためロスカットルールに従い
寄付きでロスカットしました。

連続最高益を背景に買戻しとファンドの買いが断続的に入っています。
5/16高値7550円(高値更新) 4/1高値7270円 12/17高値6710円
相場は、4/1高値7270円天井形成と考え、崩れだしたところを
空売りしましたが、4/26の決算発表がサプライズとなり
5/7以降全体相場急落にもかかわらず、逆行高が続いています。
5/16 25日移動平均乖離率 +11.77%プラス乖離異常値(買われすぎ)
2018年9/19 25日移動平均乖離率 +11.18%
2018年9/18 25日移動平均乖離率 +11.13%
上記がバブル崩壊後のプラス乖離異常値(買われすぎ)です。

7180円信用新規売りの場合
7180円売りコスト 上値の節目がないため
ロスカット値8%上水準 7754円 
現時点でこのように考えます。
今後、数日~1週間以内に陰線が入ると考えますが
空売りの場合は、上値のメドがない場合は、8%~10%水準上を
ロスカット値に設定なさることをお勧めします。

この続きは明日も記載いたします。
上値をとる勢いがなくなった場合、再び新規売りを検討します。
その場合もブログで公開いたします。
この銘柄につきましては明日以降も詳細を記載いたします。


次回更新は、4/17(金)15:05 頃更新予定です。

投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
初心者の方がトレンドに乗ってとんとん拍子に勝つと
しだいに分相応の枠を超えてしまいます。
資金的余裕と精神的余裕を常に頭の片隅にとどめて
欲を抑えて、腹八分目のつもりで投資に臨んでください。
どんな時も株式投資において100%はありません。
自信過剰になった時こそ、墓穴を掘ることになるものです。

当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。

コメント

8905 イオンモール

いつもありがとうございます。
8905 イオンモール 長期保有目的でそろそろいい位置に来ている様に思うのですが1400円位迄待とうか思案中です。先生のお見立てアドバイスお願い致します。

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Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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