値ぼれ買い押し目買いは控える時
5月23日(木)18:45
大引け
日経平均株価
21180.24(9:00)
21209.56(9:36)
21072.72(10:40)
21151.14(15:00)
前日比▼132.23 -0.62%
TOPIX
1538.92(9:00)
1544.64(9:36)
1535.66(11:10)
1540.58(15:00)
前日比▼5.63 -0.36%
値上がり銘柄数 783
値下がり銘柄数 1258
新高値銘柄数 57
新安値銘柄数 160
騰落レシオ25D 79.7
日経平均25D乖離率 -2.59
TOPIX25D乖離率 -2.73
日経平均株価は反落
前日の米国株は3指数そろって下落
米中の貿易協議再開のメドが立たない中
貿易摩擦が企業業績のマイナス要因になることが再意識され
中国売上高が大きいアップルとボーイングが売り込まれ
NYダウを押し下げました。
アップルはゴールドマンサックスのアナリストが
中国販売が禁止された場合に1株利益が約3割減ると指摘され
関連銘柄の不透明感が増してきました。
米政府が中国の通信機器大手ファーウェイへの輸出を事実上禁止
半導体業界の先行きの不透明感が強まっています。
前日の米国株安を背景に売り優勢で始まりました
寄付 21180.24(9:00)▼103.13
高値 21209.56(9:36)▼73.81
米政権による中国ファーウエイへの制裁措置の影響が広がり
半導体関連や電子部品株に売りが先行し相場を押し下げました
10:30中国上海総合指数が下落して始まるとそれに乗じて
海外短期筋の先物売りが断続的に出て底値模索の展開になりました
安値 21072.72(10:40)▼210.65
前引 21107.87(11:30)▼175.50
中国上海総合指数の下げが一服
前場のTOPIX下落で、日銀ETF買い観測から
後場はやや下げ渋って始まりました
貿易摩擦が実体経済に与える悪影響に改めて関心が高まり
外需関連株の押し目を買う投資家は限定的で、相場全体は膠着感が強く
上値を買い上がる投資主体は見られず、買い一巡後は再び下げ幅を縮小
大引け間際にやや下げ渋って取引を終えました
日経平均株価は反落して引けました
大引 21151.14(15:00)▼132.23
中国ファーウエイへの取引停止が世界規模で広がり
半導体関連や電子部品株が大きく売り込まれています。
G20は6月末のため、相場の閉塞感は長引くことが考えられます。
日本株は、米国株、中国上海株、ドル円相場に連動しますが
米国株が上昇して、翌日買い優勢で始まってもその流れは
前場までとなり、後場になると急速に上げ幅を縮小するような
日本市場の弱さが際立っています。
19/3期、20/3期、2期連続で減益見通しでは積極的に買う投資主体はなく
4月に日本株をアノマリー通り買い越した長期運用の海外投資家の
現物買い越しは直近売り越しに転じました。
ファーウエイショックを背景に、半導体関連や電子部品株中心に
海外投資家保有の多い銘柄が、直近売り込まれていることを考えると
米中貿易戦争の余波による景気敏感国日本株売りと中国売り連動の
日本株売り(世界的な流動性のある日本株売り)になっています。
相場はトランプ大統領次第ではありますが、ここから上方向に行くか
下方向に行くかは、現在の流れを見れば言うまでもありません。
◎値ぼれ買い、押し目買い凍結
日本市場のメインプレーヤーは海外投資家です。
先物主導の海外短期筋と長期運用の海外投資家です。
直近の下落では、海外短期筋の先物売りと長期運用の海外投資家の
半導体関連や電子部品株中心に保有比率上位銘柄を売る動きが出ています。
2つのメインプレーヤーが売っている状況下での押し目買いは
底割れリスクが高いことを考えなければなりません。
昨年末のクリスマス暴落で、苦い経験をしたことを忘れてはいけません。
昨年は10月に続き、12月の米国発の暴落で株価は、短期間で
かつて経験したことのない異常値まで売り込まれました。
この新時代の大暴落は、海外短期筋が様々な悪材料を利用し
かつてない規模のAIとアルゴリズムを駆使した
先物売り、貸し株を使っての空売りが、まさかのクリスマス暴落に
なりました。
日経平均株価2018年10/2高値24448.07円(27年ぶり高値)
クリスマス暴落2018年12/26安値18948.58円
58営業日で5498.49円の短期間の記録的暴落
日経平均PER2018年最低 12/25 10.71倍(10倍台の異常値)
日経平均PBR 12/25 0.99倍(1倍割れの異常値)
今は底値買いの時期ではありませんが、今年も年に1度は
唖然とする急落暴落の場面があるでしょう、
実際下がりだすと身動きができなくなり、そのまま様子見すると
底値付近まで持ち続け、恐怖のあまり底値で投げてしまうケースや
分不相応の信用買いで追証に迫られ、底値で投げてしまうことが
考えられます。
海外短期筋と同じ土俵で戦っても勝ち目のない個人投資家は
相場の底値圏での投げが投げを呼ぶ場面で、バーゲン価格で買うこと。
このことに尽きると考えます。
そのためには現金ポジションを準備したまま、中途半端な場面で
買わないことです。
鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス
徳川家康公
下がらぬなら下がるまで待とう株式投資
2期連続で減収減益になる銘柄は、値ぼれ買い厳禁
次回更新は、明日5/24(金)15:05 頃更新予定です。
全体相場を表すTOPIXの低迷は深刻です。
6月のG20での米中首脳会談までは、トランプ大統領の発言、動向で
海外短期筋の先物主導で、乱高下する相場展開が続きそうです。
相場の先行きはトランプ大統領次第ですが、日本の景気減速
企業の収益悪化は当面の重しになりそうです。
消費増税再々延期論が出てきましたが、過去の延期では海外投資家の
日本株買い越しになったため、今回も同様に期待論があるものの
分からないことにかけても仕方ありません。
日本の景気減速、企業の2期連続の減益は、今後の日本株に
重くのしかかってくることになります。
6月G20での米中首脳会談と進展があるかどうか
トランプ大統領次第です。
米国株と日本株の格差が広がっています。
この格差の広がりが日本株をさらに売りたたきにくくなり
下支えになっている感じです。
21,000円の下は目先底、上値は限定的。
分からないときは動くべからず。
海外短期筋と同じ土俵で、年がら年中バタバタ動くよりも
急落暴落のピンチの局面をチャンスに変える
これが唯一の個人投資家の生き残りの道つ考えます。
(5/20記)
投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
初心者の方がトレンドに乗ってとんとん拍子に勝つと
しだいに分相応の枠を超えてしまいます。
資金的余裕と精神的余裕を常に頭の片隅にとどめて
欲を抑えて、腹八分目のつもりで投資に臨んでください。
どんな時も株式投資において100%はありません。
自信過剰になった時こそ、墓穴を掘ることになるものです。
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
大引け
日経平均株価
21180.24(9:00)
21209.56(9:36)
21072.72(10:40)
21151.14(15:00)
前日比▼132.23 -0.62%
TOPIX
1538.92(9:00)
1544.64(9:36)
1535.66(11:10)
1540.58(15:00)
前日比▼5.63 -0.36%
値上がり銘柄数 783
値下がり銘柄数 1258
新高値銘柄数 57
新安値銘柄数 160
騰落レシオ25D 79.7
日経平均25D乖離率 -2.59
TOPIX25D乖離率 -2.73
日経平均株価は反落
前日の米国株は3指数そろって下落
米中の貿易協議再開のメドが立たない中
貿易摩擦が企業業績のマイナス要因になることが再意識され
中国売上高が大きいアップルとボーイングが売り込まれ
NYダウを押し下げました。
アップルはゴールドマンサックスのアナリストが
中国販売が禁止された場合に1株利益が約3割減ると指摘され
関連銘柄の不透明感が増してきました。
米政府が中国の通信機器大手ファーウェイへの輸出を事実上禁止
半導体業界の先行きの不透明感が強まっています。
前日の米国株安を背景に売り優勢で始まりました
寄付 21180.24(9:00)▼103.13
高値 21209.56(9:36)▼73.81
米政権による中国ファーウエイへの制裁措置の影響が広がり
半導体関連や電子部品株に売りが先行し相場を押し下げました
10:30中国上海総合指数が下落して始まるとそれに乗じて
海外短期筋の先物売りが断続的に出て底値模索の展開になりました
安値 21072.72(10:40)▼210.65
前引 21107.87(11:30)▼175.50
中国上海総合指数の下げが一服
前場のTOPIX下落で、日銀ETF買い観測から
後場はやや下げ渋って始まりました
貿易摩擦が実体経済に与える悪影響に改めて関心が高まり
外需関連株の押し目を買う投資家は限定的で、相場全体は膠着感が強く
上値を買い上がる投資主体は見られず、買い一巡後は再び下げ幅を縮小
大引け間際にやや下げ渋って取引を終えました
日経平均株価は反落して引けました
大引 21151.14(15:00)▼132.23
中国ファーウエイへの取引停止が世界規模で広がり
半導体関連や電子部品株が大きく売り込まれています。
G20は6月末のため、相場の閉塞感は長引くことが考えられます。
日本株は、米国株、中国上海株、ドル円相場に連動しますが
米国株が上昇して、翌日買い優勢で始まってもその流れは
前場までとなり、後場になると急速に上げ幅を縮小するような
日本市場の弱さが際立っています。
19/3期、20/3期、2期連続で減益見通しでは積極的に買う投資主体はなく
4月に日本株をアノマリー通り買い越した長期運用の海外投資家の
現物買い越しは直近売り越しに転じました。
ファーウエイショックを背景に、半導体関連や電子部品株中心に
海外投資家保有の多い銘柄が、直近売り込まれていることを考えると
米中貿易戦争の余波による景気敏感国日本株売りと中国売り連動の
日本株売り(世界的な流動性のある日本株売り)になっています。
相場はトランプ大統領次第ではありますが、ここから上方向に行くか
下方向に行くかは、現在の流れを見れば言うまでもありません。
◎値ぼれ買い、押し目買い凍結
日本市場のメインプレーヤーは海外投資家です。
先物主導の海外短期筋と長期運用の海外投資家です。
直近の下落では、海外短期筋の先物売りと長期運用の海外投資家の
半導体関連や電子部品株中心に保有比率上位銘柄を売る動きが出ています。
2つのメインプレーヤーが売っている状況下での押し目買いは
底割れリスクが高いことを考えなければなりません。
昨年末のクリスマス暴落で、苦い経験をしたことを忘れてはいけません。
昨年は10月に続き、12月の米国発の暴落で株価は、短期間で
かつて経験したことのない異常値まで売り込まれました。
この新時代の大暴落は、海外短期筋が様々な悪材料を利用し
かつてない規模のAIとアルゴリズムを駆使した
先物売り、貸し株を使っての空売りが、まさかのクリスマス暴落に
なりました。
日経平均株価2018年10/2高値24448.07円(27年ぶり高値)
クリスマス暴落2018年12/26安値18948.58円
58営業日で5498.49円の短期間の記録的暴落
日経平均PER2018年最低 12/25 10.71倍(10倍台の異常値)
日経平均PBR 12/25 0.99倍(1倍割れの異常値)
今は底値買いの時期ではありませんが、今年も年に1度は
唖然とする急落暴落の場面があるでしょう、
実際下がりだすと身動きができなくなり、そのまま様子見すると
底値付近まで持ち続け、恐怖のあまり底値で投げてしまうケースや
分不相応の信用買いで追証に迫られ、底値で投げてしまうことが
考えられます。
海外短期筋と同じ土俵で戦っても勝ち目のない個人投資家は
相場の底値圏での投げが投げを呼ぶ場面で、バーゲン価格で買うこと。
このことに尽きると考えます。
そのためには現金ポジションを準備したまま、中途半端な場面で
買わないことです。
鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス
徳川家康公
下がらぬなら下がるまで待とう株式投資
2期連続で減収減益になる銘柄は、値ぼれ買い厳禁
次回更新は、明日5/24(金)15:05 頃更新予定です。
全体相場を表すTOPIXの低迷は深刻です。
6月のG20での米中首脳会談までは、トランプ大統領の発言、動向で
海外短期筋の先物主導で、乱高下する相場展開が続きそうです。
相場の先行きはトランプ大統領次第ですが、日本の景気減速
企業の収益悪化は当面の重しになりそうです。
消費増税再々延期論が出てきましたが、過去の延期では海外投資家の
日本株買い越しになったため、今回も同様に期待論があるものの
分からないことにかけても仕方ありません。
日本の景気減速、企業の2期連続の減益は、今後の日本株に
重くのしかかってくることになります。
6月G20での米中首脳会談と進展があるかどうか
トランプ大統領次第です。
米国株と日本株の格差が広がっています。
この格差の広がりが日本株をさらに売りたたきにくくなり
下支えになっている感じです。
21,000円の下は目先底、上値は限定的。
分からないときは動くべからず。
海外短期筋と同じ土俵で、年がら年中バタバタ動くよりも
急落暴落のピンチの局面をチャンスに変える
これが唯一の個人投資家の生き残りの道つ考えます。
(5/20記)
投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
初心者の方がトレンドに乗ってとんとん拍子に勝つと
しだいに分相応の枠を超えてしまいます。
資金的余裕と精神的余裕を常に頭の片隅にとどめて
欲を抑えて、腹八分目のつもりで投資に臨んでください。
どんな時も株式投資において100%はありません。
自信過剰になった時こそ、墓穴を掘ることになるものです。
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
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