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2023-12

米国株下振れリスクとディフェンシブ銘柄売り

5月30日(木)20:30

大引け

日経平均株価
20881.50(9:00)
20942.53(15:00)
20809.29(11:26)
20942.53(15:00)
前日比▼60.84 -0.29

TOPIX
1526.36(9:00)
1532.32(14:49)
1521.06(11:26)
1531.98)15:00)
前日比▼4.43 -0.26%

値上がり銘柄数 960
値下がり銘柄数 1094

新高値銘柄数 23
新安値銘柄数 146

騰落レシオ25D 76.7

日経平均25D乖離率 -2.70
TOPIX25D乖離率 -2.32


日経平均株価は続落

前日の米国株は3指数そろって下落
NYダウ25126.41ドル▼221.36ドル
ナスダック指数 7547.31▼60.04
S&P500 2783.02▼19.37
NYダウは、2/11以来ほぼ3カ月半ぶりの安値で引けました。
下げ幅は▼409.53ドルまで拡大し、心理的な節目の25,000ドルを
取引時間中として、3カ月半ぶりに割り込む場面がありました。
共産党機関紙の人民日報は29日付の論評記事で
ハイテク製品や防衛関連に欠かせないレアアースの対米輸出規制を示唆
機関投資家の多くが運用指標に据えるS&P500指数は3/8以来の
安値で引け、全11業種が下落
米債券市場で相対的に安全資産とされる米国債に買いが膨らみ
長期金利の指標とされる10年物の米国債利回りは
一時2.21%と2017年9月以来の水準に低下

前日の米国株安を背景に売り優勢で始まりました
寄付 20881.50(9:00)▼121.87

安寄り後、下げ渋る場面がありましたが
先物売りが断続的に出て下値を探る展開になりました
9/59 20819.46円
売り一巡後は、買戻しが入りましたが
10/21 20921.79円
前引けにかけて再び下値模索の展開になりました
安値 20809.29(11:26)▼194.08
前引 20824.91(11:30)▼178.46

後場は日銀ETF買い観測を背景に個人投資家の押し目買いが入り
大引けにかけて下げ幅を縮小、この日の高値で引けました
高値 20942.53(15:00)▼60.84
大引 20942.53(15:00)▼60.84

日経平均株価は続落して引けました


米中貿易摩擦の長期化が世界経済を下押しするとの懸念から、前日の米株式相場が下落。
前日のNYダウは3カ月半ぶりの安値で引けました。
日本株の下落を見込んだヘッジファンドなどの海外短期筋が、株価指数先物に
売りを出し前引け間際に20,800円の攻防になりました。
安値 20809.29(11:26)▼194.08

後場は日銀ETF買い観測から個人投資家の押し目買いが入り
本日の高値引けとなりましたが、心理的な節目の21,000円は回復できず
終値で21,000円を下回るのは3/25以来ほぼ2カ月ぶり。


5/29NYダウ 25126.41ドル▼221.36ドル
安値24938.24ドル▼409.53ドル
心理的な節目の25,000ドルを取引時間中として、3カ月半ぶりに割り込む。
目先下値メドの5/13安値25222.51ドル そして重要な下値メド3/11安値25208.00ドル
割り込み、米国株は黄色信号点灯となりました。
おそらく今晩は、切り返すものと思われますが、下振れリスクは高まっています。

米国株が、25,000ドルを大きく割り込んでくると海外短期筋の
日本株売りも加速してくるため、ここからの中途半端な局面での買いは
見送るのが賢明と考えます。

下振れに注意する時期 相場は黄色信号
買っては投げ、買っては投げ、の繰り返しになりやすい時期

◎消費増税の行方と衆参ダブル選挙が日本株を買えない理由の一つに浮上
6/19~7/1要注意

6/19与野党が調整中の党首討論
討論の流れ次第では、解散のきっかけになる可能性

6/26まで国会の会期が延長?
内閣不信任決議案
菅官房長官が内閣不信任決議案解散の大義になるという趣旨の発言

6月28、6月29日G20大阪サミット

7月1日 消費増税を延期する判断材料と見る向きもある日銀短観の発表
日銀短観次第では消費増税延期し、国民に信を問う可能性


コメントのご返事

メガバンク
いつもお世話になっております。
メガバンクについてご見解いただけませんか。
現在三菱ufj株を保有しています。5から10年は保有を考えていますが
ドイツ銀行の今後について不安をもち、そのためこの銘柄も
長期保有に適しているのか心配しています。

コメントありがとうございます。
8306三菱UFGFG
2018年高低 1/16高値894.4円 12/26安値514.7円
直近クリスマス暴落安値を割り込み5/16安値493.2円まで下落し下値模索の展開。
かつて私は、銀行株と証券株の底値を買えば、一生飯が食えると考えていました。
日銀のゼロ金利政策、マイナス金利政策、ネット証券ネットバンクの
大きな時代の変化で、銀行株、証券株は投資の対象外となりました。
5/30現在 予想配当利回り4.91%
今後来るであろう全体相場急落暴落の場面で、底値買いをなさるのであれば
配当利回りで買い余地はありますが、それ以外の中途半端な水準で買うことは
いかがかと考えます。
多くの投資家が保有している700円水準の買いであれば
日銀のマイナス金利政策政策が続く限り、難しい場面が予想されます。
時間があるときにブログに記載させていただくつもりですが
日本は少子高齢化社会、国際競争力の低下、そして世界情勢の最も影響を受けやすい
海外投資家主導の巨大マーケットです。
四半期決算のハードルが高く、海外短期筋主導のマーケットであり
今後おそらく5年間、トランプ大統領がアメリカ合衆国大統領として
君臨することを考えますと日本株の大半が、長期投資に疑問、このように考えます。

昨年クリスマス暴落からその後の高値
様々な銘柄をチャートで見比べてみてください。
海外投資家が買う銘柄や将来性のある投資妙味のある銘柄は
クリスマス暴落から大きく切り返しています。

日本は新しい年号「令和の時代」になりました。
私自身、新しい時代成長できる企業の研究
海外短期筋主導の異常な売られすぎで底値買いする投資手法を
時代に合ったものへ、再度改良しています。

昔のブルーチップ銘柄、昔の特定銘柄、指定銘柄
全く現代の情勢では通用しなくなっています。

2019年3月期、2020年3月期、2021年3月期
連続最高益を更新できる企業を探すのも私の日々の課題ですが
昔の考え方や過去の考え方にとらわれず、新しいタイプの
銘柄探しを行うよう心がけています。

命の次に大切なお金の投資に対して、誰でもできる
チャートと会社四季報の勉強をお考えになりご判断ください。


明日の相場もあれそうですね!こんばんわ、体調はいかがでしょうか?
株式相場もピークアウトしている様にみえますが、業種別もしくは
個別銘柄によって、全体相場下落時(急落時は別に)に買われやすい
若しくは売られやすい傾向はあるのでしょうか?
京王やファストリの様に全体相場が悪い時に上場来高値や
年初来高値をつける様な銘柄もあれば、年初来安値をつける銘柄もありますよね。
サービス業
情報通信
そのた製品
精密機器
以上4業種は昨年12月の急落前の水準まで指数が回復
精密機器に至っては昨年10月急落以前の水準で週足でみてもまだ上昇トレンド形成中!
これらは個別銘柄業績や期待値、若しくは構成銘柄の構成数などによるのでしょうか?
また業績別の指数に投資する様なものが存在するのでしょうか?

コメントありがとうございます。
日本市場のメインプレーヤーは海外投資家です。
先物主導で日本株を乱高下させる海外短期筋と
長期運用の海外投資家です。

本日海外投資家主導で、直近で堅調だった業種を売って
軟調だった業種を買い戻す動きが目立ちました。
直近で堅調だった医薬品や食品など業績が景気動向に左右されにくい
ディフェンシブ銘柄が売られ、売られすぎの銘柄が買い戻され
日経平均寄与度上位銘柄になりました。
寄与度上位銘柄
1、東京エレク
2、ファナック
3、テルモ
4、オムラン
5、安川電機
非常に研究熱心でいらっしゃいますが、私からアドバイスできるとしたら
海外短期筋と同じ土俵で勝負するのはいかがかと思います。
(海外短期筋、機関投資家と同じ目線で見ないこと)
本日の相場の変化は、景気敏感株を売り尽くした投資家が
いったん買い戻し、今まで買い余地のあったディフェンシブ株に
本格的な売りを出したとすれば、需給面で株価下落を見据えた局面に
入ったのではないか。
米国株も下振れリスクが高まり、全体相場が海外短期筋主導で
急落暴落の場面に入ると相場の理屈は全く通用しなくなり
最終的には投げが投げを呼ぶ場面がきます。

おっしゃるように昨年12月の急落前の水準まで指数が回復したということは
これから海外短期筋の売りの餌食になりやすいとお考えになるのが
現在の日本市場では重要と思います。

日本市場は世界的な流動性を誇り、そのため世界一先物主導で
乱高下する景気敏感マーケットです。


次回更新は5/31(金)15:05頃の予定です。

分からないときは動くべからず。
海外短期筋と同じ土俵で、年がら年中バタバタ動くよりも
急落暴落のピンチの局面をチャンスに変える
これが唯一の個人投資家の生き残りの道つ考えます。
☆☆☆以上5/20記☆☆☆

投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
初心者の方がトレンドに乗ってとんとん拍子に勝つと
しだいに分相応の枠を超えてしまいます。
資金的余裕と精神的余裕を常に頭の片隅にとどめて
欲を抑えて、腹八分目のつもりで投資に臨んでください。
どんな時も株式投資において100%はありません。
自信過剰になった時こそ、墓穴を掘ることになるものです。

当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。

コメント

いつもありがとうございます。

いつも御回答いただきありがとうございます。色々と自分なりに学習して相場に負けない様にしたいのですが多分基本が出来てないのだと思います。
5月28日の記事で国際的投資家のキャッシュ保有比率が非常に高いままになっているとロイターの記事で読みました。先生のおっしゃっている様に先見の明がある投資家は慎重なスタンスであると言う事ですね!流石です!しばらく買いも売りも控えていきたいとおもいます。
先生の初級投資講座に是非参加させていただき、少しでも長く投資の世界で生き残っていける様になりたいです。

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Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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