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2023-12

パウエルFRB議長の議会証言結果待ち

7月9日(火)20:30

大引け
日経平均株価
21598.15(9:00)
21687.29(9:44)
21508.22(12:48)
21565.15(15:00)
前日比△30.80 +0.14%

TOPIX
1581.90(9:00)
1587.10(9:46)
1571.49(12:40)
1574.89(15:00)
前日比▼3.51 -0.22%

値上がり銘柄数 664
値下がり銘柄数 1399

新高値銘柄数 47
新安値銘柄数 6

騰落レシオ25D 114.9

日経平均25D乖離率 +1.33
TOPIX25D乖離率 +1.23

日経平均株価は小幅反発

米国FRBの大幅利下げ期待の後退で
外国為替市場で円安ドル高が進み
買い優勢で始まりました
寄付 21598.15(9:00)△63.80

寄り後、株価指数先物に買いが入り
150円超上昇する場面がありました
高値 21687.29(9:44)△152.94

上値では戻り売りに押され、前引けにかけて伸び悩みました
前引 21583.43(11:30)△49.08

中国上海株はじめアジア株がさえず、円安も一服になり
後場はマイナス圏に沈みました
安値 21508.22(12:48)▼26.13

方向感に乏しく前日終値を挟んでのもみ合いになりました
日経平均株価は小幅反発して引けました
後場上下幅 56.93円
大引 21565.15(15:00)△30.80 +0.14%


先週末の米国雇用統計が、予想を大きく上回り
FRBの大幅な利下げ観測が後退し、前日の米国長期金利が上昇
日米金利差の拡大を見込んだ円売りドル買いが優勢となり
円相場は一時1ドル108円台後半と1カ月半ぶりの安値を付け
円安進行に歩調を合わせて、株価指数先物に買いが入り
前場寄り後には、150円超上昇する場面がありました。

買い一巡後は、戻り売り圧力も強く、上場投資信託(ETF)の
分配金捻出に伴う売り観測があり、昨日に続いて相場の重しになりました。

前日の米国株式市場でスマートフォンの販売低迷が懸念され
アップル株が下落した流れから、東京市場でも電子部品株などの
関連銘柄の売りが優勢になりました。
前日の米国株式市場で半導体株が下落した流れを受け
東京エレクなど半導体関連株の売りが目立ちました。

先週末米国雇用統計が出るまでは、米国FRBの予防的な利下げを含み
年に3回程度の年内利下げ観測が優勢でした。
注目の雇用統計が予想を大きく上回り、ほぼ100%織り込んでいた
7月の米国利下げ観測が後退し、米国株は高値圏で軟調になり
加えて昨晩の米国長期金利が上昇し、円安ドル高が進行しました。

先週末の米国雇用統計は、景気動向を映す非農業部門の雇用者数の
伸びが22万4000人となり市場予想(16万人程度)より大きく上回りました。。
米景気の堅調さが確認され、7月の米国連邦公開市場委員会(FOMC)
での利下げを正当化しにくいとの見方が広がり、高値圏で相場は軟調に
なってきました。
米国株は早期利下げ期待を背景に買われていため、仮に7月の
米国連邦公開市場委員会(FOMC)で、仮に予防的な利下げも
見送りになった場合は、高値圏の米国株相場は波乱が予想されることから
明日のパウエルFRB議長の議会証言に注目が集まっています。

パウエルFRB議長の議会証言結果を日本株が反映するのは
7/11(木)になります。
そして、月末の米国FOMCで、一時はほぼ100%織り込んだ
利下げが行われるかどうか。
世界中の投資家の注目が集まります。

その前に米国の決算発表が始まり、1週間ほど遅れて日本企業の
決算発表となります。
現時点で与党有利と予想される参議院選挙も目前に控えており
上にも下にも大きくポジションを傾けにくい場面です。
東京マーケットでは、連日目安とされている売買代金2兆円割れが続き
薄商いの中、外部要因により先物主導で相場が動いています。
月末の米国FOMCで、米国の金利引き下げが決まるかどうか
はっきりするまでは、このような相場が続きそうです。
今月下旬から始まる決算発表が個々の企業の株価にとって
大きなハードルになり、減額修正する銘柄、期待値に届かなかった銘柄は
売り込まれることになります。

日経平均株価は、200日移動平均を挟んだ水準に位置しています。
TOPIXは、200日移動平均が上値の壁となり、75日移動平均を挟んだ
水準に位置しており、月末までのイベント、決算発表をどのように
織り込むか方向感に欠けるところです。


コメントのご返事

いつも大変お世話になりまして誠にありがとうございます。
昨年10月から、9263ビジョナリーHDを持っておりますが
半値以下になってしまいました。
今のところ投げるつもりはありませんが、今後Ⅰ~2年程度で
戻る見込みはありますでしょうか。
また信用買い残が極端に多い状況ですが何故でしょうか。
先生のご意見をいただきたくよろしくお願いいたします。

コメントありがとうございます。
当初増収増益を予想していた19年4月期決算が大幅減益
6/18大引け後決算発表
19年4月期の連結最終利益は、前期比31.2%減益4億9900万円
従来予想の6億4000万円を下回って着地。
20年4月期も前期比90.0%減益 5000万円に大きく落ち込む見通し。

3月末以降、株価が下がるにつれてファンドの投げが断続的に出ていました。
直近はアジア系ファンドの投げがでて、6/24安値38円でいったん底が
入ったようですが、19/4期、20/4期連続大幅減益のため
一気に切り返す勢いはありません。
株価が極端に低位のため、個人信用買い残が積み上がり
いわゆる「買いなが」の状況で需給も悪く、底値圏での
やや荒い値動きになりそうです。
プロの経営者星崎尚彦社長の経営手腕にすべてがかかっているといえます。
この銘柄は、仕手性もあるため、人気が集中する可能性もあるため
低位株物色の対象になる可能性もあります。

会社四季報では、2021年4月期にV字回復予想となっています。
現時点では、今後の業績の好転待ちと考えますが
物色の火が付き、株価が動意づいた時点で再度コメントをください。
その時点で最善策を講じます。



次回更新は、7/10(水)15:05 頃の予定です。

海外短期筋と同じ土俵で戦わないこと

投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
初心者の方がトレンドに乗ってとんとん拍子に勝つと
しだいに分相応の枠を超えてしまいます。
資金的余裕と精神的余裕を常に頭の片隅にとどめて
欲を抑えて、腹八分目のつもりで投資に臨んでください。
どんな時も株式投資において100%はありません。
自信過剰になった時こそ、墓穴を掘ることになるものです。

コメント

いつも拝見させていただいています。

現在、 (5541太平洋金属)を2550で持っています。

この銘柄とは相性がよく過去に何度か売買を繰り返していました。
しかし、去年12~今年現在までにかけて下がり続けています。
年安で2000ぐらいまで下がっていました。
通常だと2500ぐらいで反発して上昇するという感じでしたが。。
認識が甘かったです。
本日の終値は2249です。なかなか伸びません。
今後この銘柄を投げるかどうかの判断にとても迷っています。個人的には
投げない方針で行きたいと思っております。
ご意見をいただきたくよろしくお願い致します。


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k124816

Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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