5営業日連続2兆円割れの薄商い
7月25日(木)20:20
大引け
日経平均株価
21715.95(9:00)
21823.07(9:09)
21715.69(9:00)
21756.55(15:00)
前日比△46.98 +0.22%
TOPIX
1577.26(9:00)
1580.85(9:09)
1575.54(9:02)
1577.85(15:00)
前日比△2.76 +0.18%
値上がり銘柄数 1404
値下がり銘柄数 642
新高値銘柄数 76
新安値銘柄数 19
騰落レシオ25D 107.0
日経平均25D乖離率 +1.20
TOPIX25D乖離率 +0.72
日経平均株価は3日続伸
前日も引き続き、米国市場で半導体関連銘柄が上昇
日経平均株価は小幅続伸で始まり、寄り付き直後に上げ幅を拡大
寄付 21715.95(9:00)△6.38
安値 21715.69(9:00)△6.12
高値 21823.07(9:09)△113.50
買い一巡後はやや伸び悩み、高値圏での推移となり
前引けを迎えました
前引 21781.85(11:30)△72.28
後場は薄商いの中、狭いレンジでの推移となりました
後場上下幅 48.61円
日経平均株価は3日続伸して引けました
大引 21756.55(15:00)△46.98 +0.22%
前日の米国株式市場でハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数が
最高値を更新。
フィラデルフィア半導体株指数が3%高と大幅に上昇したのを受け
東京市場でも東京エレク、信越化、アドテストなど半導体関連銘柄に
買いが入りました。
しかし、日経平均の上げ幅は限られました。
半導体関連株の上昇は、米中貿易摩擦による業績不安で
空売りを出していた海外短期筋が、ショートカバーの買戻しを行い
流動性の高い銘柄に対するアルゴリズム取引が加わり、急騰しているとの見方が多く
日本株に対する新たな強気材料が出たわけではなく、新規で現物株に
買いを入れる長期運用の海外投資家は少ない模様。
欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表を日本時間25日夜に控えて
投資家の様子見姿勢が強く、東証1部の売買代金は概算で1兆8239億円。
5営業日連続で節目とされる2兆円を割り込見ました。
日経平均株価 大引 21756.55(15:00)△46.98 +0.22%
寄与度上位銘柄 +10円以上銘柄 4銘柄
アドバンテスト +51.40円
信越化学 +27.35円
東京エレク +23.86円
ソフトバンクG +21.81
寄与度-10円以上銘柄 1銘柄
ファストリ -23.86円
本日の日経平均株価は以上の寄与度上位銘柄の値動きに連動しました。
流動性の高い銘柄にアルゴリズム取引が集中
流動性が高い半導体、ハイテク関連株に海外短期筋のプログラム売買が集中
6857アドバンテスト 4850円△700円 S高
ショートカバーの買戻しとアルゴリズム取引が集中
中長期の資金介入ではない模様。
半導体市況については、今後も不透明の見通しとのこと。
一般の個人投資家は、アルゴリズム取引に巻き込まれないこと
AIを駆使した海外短期筋と個人投資家が、「ババ抜き」をしても
勝ち目はありません。
昔は、アドバンテストの底値を買って、度々稼がしていただきましたが
2007年以降は、株価は死んだかのようで、もうほとんど見ることも
なくなっていました。
7/19(金)
半導体受託生産の世界最大手、TSMC(台湾積体電路製造)が
前日に業績の先行きに前向きな見方を示し、半導体の事業環境への
過度な悲観論が後退。
7/23(火)
米ゴールドマン・サックスがマイクロン・テクノロジーなど
一部半導体関連株の投資判断を引き上げたのをきっかけに
半導体メモリーの需給改善への期待が高まりました。
このことから、米中貿易摩擦による業績不安で
空売りを出していた海外短期筋が、ショートカバーの買戻しを行い
流動性の高い銘柄にアルゴリズム取引が加わり、急騰したものと考えます。
アルゴリズムによる半導体関連、ハイテク関連買い、内需関連売り。
一般の個人投資家が、海外短期筋と同じ土俵で戦うのは、墓穴を掘ることに
なりかねません。
日経平均株価、TOPIXは、戻りを試す展開になっていますが
現時点で、長期運用の海外投資家の積極買いは見られません。
海外短期筋主導の相場が引き続き続いており、仮にここから買いに出て
どれほど儲かるか?
現在の株価位置から考えても、中途半端な水準です。
分からないとき、難しいとき、中途半端な売買は控えるべきと考えます。
決算発表のハードルが控えており、ふたを開けてみないとわからない場面です。
かつての個人投資家人気銘柄
2398ツクイ
2011年IPO
デイサービスなど在宅介護が主力、神奈川を地盤に全国展開
有料老人ホーム、人材派遣も展開 。
その後株価は順調に上昇し、2018年9/28高値1133円形成
本格調整局面に入り、5/16安値494円で底打ちとみていましたが
直近にかけて、再び下値模索の展開。
売り上げは伸びているものの、人件費上昇と人手不足もあり
営業利益は、2018年3月期をピークに頭打ち。
最近は、ベトナム人技能実習生を受け入れ育成しています。
今のところ5/10安値494円が下値サポートになっていますが
これを割り込むともう一段安の可能性大。
今の難しい相場においては、減益予想銘柄はよほどの安値で買わなければ
難しいのが現状です。
値ぼれ買い禁物。
かつての個人投資家人気の高配当銘柄
2914JT
予想配当利回り 6.35%
19/12期予想配当 154円
高配当銘柄、優待銘柄に一般の個人投資家が注目していますが
高配当利回りの同社株は、2016年2/1高値4850円から、直近にかけて
長期下降トレンド継続中。
昨年末のクリスマス暴落で12/26安値2481円まで下落し
2/21高値2899円まで切り返すも、7/1安値2376円まで下落。
もうこのあたりが底値になるのではないかとみていますが
6/26の窓を埋める力はなく、底練りの展開が続いています。
注:上記銘柄は初心者の個人投資家の方のチャートの勉強用にご紹介しました。
私が買うことはありません。
直近は、インデックスこそ戻りを試す場面になっていますが
市場参加者が少ない異常な薄商いが続いています。
その中で、かなりの部分がAIを駆使したプログラム売買になっており
長期運用の海外投資家の日本市場介入は、ほとんど見られず
短期筋主導で相場が動いています。
個人投資家の信用買い残も、閑散になっており
金余りの中、日本市場はよくわからない相場が続いています。
個々の個別銘柄で底値圏の銘柄もありますが、月末の米国FOMCで
利下げ後の米国株の動向を見なければ、先が見通せず
8月の夏休みの時期に入るため、売買は控えるべきと考えます。
本格化する企業業績と月末の米国FOMCに注目が集まります。
7/30、7/31米国FOMC 米国金利引き下げ後の米国株の動向
織り込み後の反動安リスクは、否定出来ず不透明感があります。
米国株は、3指数そろって史上最高値を更新し、高値圏に位置しています。
8月日米貿易交渉
トランプ大統領は、5月に貿易交渉は参議院選挙まで待つと表明すると同時に
大きな数字を期待していると発言。
大統領自身の20年の再選に向けて、日本に対し大きな譲歩を迫ってくる見通し。
為替条項も否定できず、円高ドル安圧力が高まる可能性。
円高=輸出関連売り=景気悪化懸念
対中交渉を控え、大きな難航はないとする見方がありますが
トランプ大統領の言動は予測困難です。
10月の消費増税
様々な対策は用意されているものの、国内消費の落ち込みによる
景気減速に不透明感が残ります。
安倍総理は、景気の落ち込みを阻止するため、景気対策を行うことを
公表していますが、これもふたを開けてみないとわかりません。
次回更新は、7/26(金)15:05 頃の予定です。
海外短期筋と同じ土俵で戦わないこと
現時点の株価水準は、売り、買いともに中途半端な位置であり
売買は控えるべきと考えます。
投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
資金的余裕と精神的余裕を常に頭の片隅にとどめて
欲を抑えて、腹八分目のつもりで投資に臨んでください。
どんな時も株式投資において100%はありません。
大引け
日経平均株価
21715.95(9:00)
21823.07(9:09)
21715.69(9:00)
21756.55(15:00)
前日比△46.98 +0.22%
TOPIX
1577.26(9:00)
1580.85(9:09)
1575.54(9:02)
1577.85(15:00)
前日比△2.76 +0.18%
値上がり銘柄数 1404
値下がり銘柄数 642
新高値銘柄数 76
新安値銘柄数 19
騰落レシオ25D 107.0
日経平均25D乖離率 +1.20
TOPIX25D乖離率 +0.72
日経平均株価は3日続伸
前日も引き続き、米国市場で半導体関連銘柄が上昇
日経平均株価は小幅続伸で始まり、寄り付き直後に上げ幅を拡大
寄付 21715.95(9:00)△6.38
安値 21715.69(9:00)△6.12
高値 21823.07(9:09)△113.50
買い一巡後はやや伸び悩み、高値圏での推移となり
前引けを迎えました
前引 21781.85(11:30)△72.28
後場は薄商いの中、狭いレンジでの推移となりました
後場上下幅 48.61円
日経平均株価は3日続伸して引けました
大引 21756.55(15:00)△46.98 +0.22%
前日の米国株式市場でハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数が
最高値を更新。
フィラデルフィア半導体株指数が3%高と大幅に上昇したのを受け
東京市場でも東京エレク、信越化、アドテストなど半導体関連銘柄に
買いが入りました。
しかし、日経平均の上げ幅は限られました。
半導体関連株の上昇は、米中貿易摩擦による業績不安で
空売りを出していた海外短期筋が、ショートカバーの買戻しを行い
流動性の高い銘柄に対するアルゴリズム取引が加わり、急騰しているとの見方が多く
日本株に対する新たな強気材料が出たわけではなく、新規で現物株に
買いを入れる長期運用の海外投資家は少ない模様。
欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表を日本時間25日夜に控えて
投資家の様子見姿勢が強く、東証1部の売買代金は概算で1兆8239億円。
5営業日連続で節目とされる2兆円を割り込見ました。
日経平均株価 大引 21756.55(15:00)△46.98 +0.22%
寄与度上位銘柄 +10円以上銘柄 4銘柄
アドバンテスト +51.40円
信越化学 +27.35円
東京エレク +23.86円
ソフトバンクG +21.81
寄与度-10円以上銘柄 1銘柄
ファストリ -23.86円
本日の日経平均株価は以上の寄与度上位銘柄の値動きに連動しました。
流動性の高い銘柄にアルゴリズム取引が集中
流動性が高い半導体、ハイテク関連株に海外短期筋のプログラム売買が集中
6857アドバンテスト 4850円△700円 S高
ショートカバーの買戻しとアルゴリズム取引が集中
中長期の資金介入ではない模様。
半導体市況については、今後も不透明の見通しとのこと。
一般の個人投資家は、アルゴリズム取引に巻き込まれないこと
AIを駆使した海外短期筋と個人投資家が、「ババ抜き」をしても
勝ち目はありません。
昔は、アドバンテストの底値を買って、度々稼がしていただきましたが
2007年以降は、株価は死んだかのようで、もうほとんど見ることも
なくなっていました。
7/19(金)
半導体受託生産の世界最大手、TSMC(台湾積体電路製造)が
前日に業績の先行きに前向きな見方を示し、半導体の事業環境への
過度な悲観論が後退。
7/23(火)
米ゴールドマン・サックスがマイクロン・テクノロジーなど
一部半導体関連株の投資判断を引き上げたのをきっかけに
半導体メモリーの需給改善への期待が高まりました。
このことから、米中貿易摩擦による業績不安で
空売りを出していた海外短期筋が、ショートカバーの買戻しを行い
流動性の高い銘柄にアルゴリズム取引が加わり、急騰したものと考えます。
アルゴリズムによる半導体関連、ハイテク関連買い、内需関連売り。
一般の個人投資家が、海外短期筋と同じ土俵で戦うのは、墓穴を掘ることに
なりかねません。
日経平均株価、TOPIXは、戻りを試す展開になっていますが
現時点で、長期運用の海外投資家の積極買いは見られません。
海外短期筋主導の相場が引き続き続いており、仮にここから買いに出て
どれほど儲かるか?
現在の株価位置から考えても、中途半端な水準です。
分からないとき、難しいとき、中途半端な売買は控えるべきと考えます。
決算発表のハードルが控えており、ふたを開けてみないとわからない場面です。
かつての個人投資家人気銘柄
2398ツクイ
2011年IPO
デイサービスなど在宅介護が主力、神奈川を地盤に全国展開
有料老人ホーム、人材派遣も展開 。
その後株価は順調に上昇し、2018年9/28高値1133円形成
本格調整局面に入り、5/16安値494円で底打ちとみていましたが
直近にかけて、再び下値模索の展開。
売り上げは伸びているものの、人件費上昇と人手不足もあり
営業利益は、2018年3月期をピークに頭打ち。
最近は、ベトナム人技能実習生を受け入れ育成しています。
今のところ5/10安値494円が下値サポートになっていますが
これを割り込むともう一段安の可能性大。
今の難しい相場においては、減益予想銘柄はよほどの安値で買わなければ
難しいのが現状です。
値ぼれ買い禁物。
かつての個人投資家人気の高配当銘柄
2914JT
予想配当利回り 6.35%
19/12期予想配当 154円
高配当銘柄、優待銘柄に一般の個人投資家が注目していますが
高配当利回りの同社株は、2016年2/1高値4850円から、直近にかけて
長期下降トレンド継続中。
昨年末のクリスマス暴落で12/26安値2481円まで下落し
2/21高値2899円まで切り返すも、7/1安値2376円まで下落。
もうこのあたりが底値になるのではないかとみていますが
6/26の窓を埋める力はなく、底練りの展開が続いています。
注:上記銘柄は初心者の個人投資家の方のチャートの勉強用にご紹介しました。
私が買うことはありません。
直近は、インデックスこそ戻りを試す場面になっていますが
市場参加者が少ない異常な薄商いが続いています。
その中で、かなりの部分がAIを駆使したプログラム売買になっており
長期運用の海外投資家の日本市場介入は、ほとんど見られず
短期筋主導で相場が動いています。
個人投資家の信用買い残も、閑散になっており
金余りの中、日本市場はよくわからない相場が続いています。
個々の個別銘柄で底値圏の銘柄もありますが、月末の米国FOMCで
利下げ後の米国株の動向を見なければ、先が見通せず
8月の夏休みの時期に入るため、売買は控えるべきと考えます。
本格化する企業業績と月末の米国FOMCに注目が集まります。
7/30、7/31米国FOMC 米国金利引き下げ後の米国株の動向
織り込み後の反動安リスクは、否定出来ず不透明感があります。
米国株は、3指数そろって史上最高値を更新し、高値圏に位置しています。
8月日米貿易交渉
トランプ大統領は、5月に貿易交渉は参議院選挙まで待つと表明すると同時に
大きな数字を期待していると発言。
大統領自身の20年の再選に向けて、日本に対し大きな譲歩を迫ってくる見通し。
為替条項も否定できず、円高ドル安圧力が高まる可能性。
円高=輸出関連売り=景気悪化懸念
対中交渉を控え、大きな難航はないとする見方がありますが
トランプ大統領の言動は予測困難です。
10月の消費増税
様々な対策は用意されているものの、国内消費の落ち込みによる
景気減速に不透明感が残ります。
安倍総理は、景気の落ち込みを阻止するため、景気対策を行うことを
公表していますが、これもふたを開けてみないとわかりません。
次回更新は、7/26(金)15:05 頃の予定です。
海外短期筋と同じ土俵で戦わないこと
現時点の株価水準は、売り、買いともに中途半端な位置であり
売買は控えるべきと考えます。
投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
資金的余裕と精神的余裕を常に頭の片隅にとどめて
欲を抑えて、腹八分目のつもりで投資に臨んでください。
どんな時も株式投資において100%はありません。
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