薄商いの中、米中問題と地政学リスクに市場は警戒
8月13日(火)20:30
大引け
日経平均株価
20432.68(9:00)
20503.38(9:00)
20369.27(9:04)
20455.44(15:00)
前日比▼299.38 -1.11%
TOPIX
1489.52(9:00)
1493.88(9:00)
1481.53(9:43)
1486.57(15:00)
前日比▼17.27 -1.15%
値上がり銘柄数 444
値下がり銘柄数 1655
新高値銘柄数 33
新安値銘柄数 330
騰落レシオ25D 74.7
日経平均25D乖離率 -4.00
TOPIX25D乖離率 -4.14
日経平均株価は3営業日ぶりに反落
前日の米国株3指数が大幅安となり
為替が1ドル105円台前半の円高進行を背景に
売り優勢で始まりました
寄付 20432.68(9:00)▼252.14
高値 20503.38(9:00)▼181.44
9時の寄付き時点では、売り気配の銘柄が目立ち
日経平均採用主要銘柄が、ほぼ寄り付くと300円超の下げ幅になりました
安値 20369.27(9:04)▼315.55
売り一巡後は、模様眺めとなり20,400円を挟んだ水準での
推移となりました
前引 20440.51(11:30)▼244.31
後場になると日銀ETF買い観測もあり、外為市場でドル円相場が
落ち着いた動きとなり、海外短期筋が株価を上下に動かす決め手にかけ
日経平均株価は、上下幅48円49銭の狭いレンジ内での推移となりました
日経平均株価は、3連休を挟んで3営業日ぶりに反落して引けました
大引 20455.44(15:00)▼299.38 -1.11%
米中貿易摩擦や香港デモの激化によるリスク回避の動きから
前日の米国株式相場が、3指数は揃って大きく下落しました。
投資家心理を測る指標となるVIX指数は、一時前週末から
約2割上昇し、21台に乗せ、NYダウの下げ幅は一時462ドルまで
広がりました。
NYダウ 25897.71ドル▼389.73ドル
ナスダック指数 7863.41▼95.73
S&P500 2883.09▼35.56
トランプ米大統領は前週末、9月の米中の閣僚級協議の見送りを示唆。
中国人民銀行は12日、人民元取引の対ドル基準値を8営業日続けて元安に設定。
中国当局が元安を容認し、米国の反発を招きかねないとする見方が優勢となり
米中対立が長期化するとの見方が優勢となり、米国株が大幅安で続落しました。
米債券市場ではリスク回避の債券買いで米10年物国債利回りが大きく低下し
2年債との利回り差が一時0.05%まで縮小しました。
利回り逆転は景気後退の前触れとされるだけに投資家心理の悪化に
つながり、米国株の重しになりました。
加えて、様々な地政学リスクが表面化しました。
香港では抗議活動の影響で、昨日から香港国際空港で全便が欠航となり
本日13日も多くの欠航便が出ました。
そのことに対し中国当局が介入を示唆し、事態がさらに深刻化する見方が
広がりました。
アルゼンチンでは大統領予備選挙の結果、左派ポピュリスト候補が勝利し
株式や通貨ペソが暴落。
アルゼンチン通貨ペソの下落が新興国に波及するとの懸念に加え
アジア株安も投資家心理を冷やし、本日海外短期筋が、株価指数先物に
売りものを出し、現物株指数を押し下げました。
地政学リスクの高まりから、外国為替市場で円相場が
1ドル105円台前半まで円高ドル安進行したことが、先安観につながりました。
前日の米国株安を嫌気し売り先行で始まったものの、売り一巡後は
為替の円高が一服となり、日銀ETF買い観測もあり、海外短期筋も
さらに売り込む材料に乏しく、お盆休みで市場全体の参加者が少なく
模様眺めとなり安値圏でのもみあいに終始しました。
しかし、今晩の米国株、ドル円相場、明日のアジア主要株価次第では
下値不安が大きい状態に変わなく、夏休みの薄商いの中で株価全般が
乱高下しやすいことも、警戒感になっています。
日経平均株価は、6月4日以来、約2カ月半ぶりの安値に位置しています。
全体相場の値動きを表すTOPIXは、さらに下方向に位置しており
昨年末12/21の水準まで低迷しています。
現時点では多くの銘柄が安値圏にありますが、現在進行中の2段下げを
確認しなければ手を出せません。
8月中は、下値模索の展開を覚悟し、底値で買う銘柄の研究に
時間をかけることにします。
2120LIFULL 6/24 468円買い
8/9高値601円まで買われましたが、本日の全体相場の悪地合いの割には
5日続伸となり、しっかりしていました。
明日以降、550円を割り込んだら利食い。
割り込まなかったら、持続して様子見と考えます。
8769ARM 6/14寄付き689円買い
本日8/13高値815円まで買われ高値引け。
目先850円~900円とみていますが、今晩以降の外部要因全体相場次第です。
本日も1日中、バーゲン価格の銘柄を研究していました。
10営業日続落の 6789ローランドDG 昨年末のクリスマス暴落の
安値水準まで売り込まれています。
かなりの水準まで売り込まれていますが、今後も減額修正リスクがあるため
減収減益見通しの銘柄は、除外すべきと判断しました。
5801古河電工
日足で見る限り底値圏ですが、週足で見ると底割れ中。
かつての01銘柄ですが、5802住友電工の方が投資妙味がありそうです。
アベノミクス相場が、生きているのならば今後の安値をバーゲン価格で
買いとなるのでしょうが、自動車用ワイヤ―ハーネス、光ファイバーが
先行きも需要不透明のため、5801古河電工、5802住友電工、ともに
買いリストから削除しました。
2398ツクイ 高齢者介護サービス大手
高齢化社会を背景に、売り上げが増えていますが、人手不足と人件費上昇を背景に
本業の利益を表す「営業利益」は、18/3期をピークに減益が続く見込みです。
株価は、そのことを織り込み2018年9/28高値1133円上場来高値をピークに
本日8/13安値424円まで安値更新中。
増収減益見通しの銘柄は、除外すべきと判断しました。
4527ロート製薬
日足チャート上では、短期的に売られすぎになっていますが
8日に発表した2019年4~6月期の連結決算は、純利益35.6%減22億円
営業利益は前年同期比23.7%減の38億円
新規分野への先行投資や構造改革費用が増加しており、営業利益は減少
減益発表前の株価が、長い間もみ合っていたため
失望売りが出やすい時期と考えます。
昨年末のクリスマス暴落の大底をうまく買った銘柄の一つで
この銘柄だけ、薄利となりその後も株価を見ていましたが
これも除外すべきと判断しました。
バーゲン価格の掘り出し物もなかなか見つかりませんが
明日以降も探すことにします。
トランプ大統領が何を言い出すかわからず、世界的に地政学リスクが広がり
難しい相場展開がしばらく続きそうです。
フォルムズ海峡の警戒にイスラエルが加わるという報道を耳にしましたが
これは非常に危険なことになりかねない新たな地政学リスクです。
更新の時間になりましたのでこの続きは明日とさせていただきます。
次回更新は、8/14(水)15:05 頃更新予定です
GW10連休終盤のトランプショック安
トランプ発言で、5/7日経平均株価は大幅反落。
5/7終値21923.72円▼335.01円-1.51%
5/14安値20751.45円でいったん下げ止まり、5/20高値21430.06円まで切り返すも
6/4安値20289.64円まで売り込まれました。
急落直前の高値4/24高値22362.92円 23営業日後 6/4安値20289.64円
下落幅2073.28円 下落率9.27%
今回のトランプショック安
急落直前の高値7/25高値21823.07円
第1弾の下げ 8/6安値20110.76円 この時点で7/25高値から8営業日
8月は、夏休みで市場は超閑散の薄商いになる時期です。
海外短期筋の先物主導の荒れた相場展開が予想されます。
今回の下落直前高値7/25高値21823.07円
第1弾の下げ 8/6安値20110.76円
下落率9.27%とすると 19800円
今回の下落直前高値7/25から23営業日後は、8/28(水)
直近の日経平均PER、EPS、PBR BPS
8/7 PER11.65倍 EPS1766.98円 PBR1.03倍 BPS19985.74円
日経平均PER2018年最低 12/25 10.71倍
日経平均PBR 12/25 0.99倍(1倍割れの異常値)
日経平均PER2018年最低10.71倍×EPS1766.98円=18924.36円
日経平均PBR2018年最低0.99倍×BPS19985.74円=19785.88円
以上8/7記
海外短期筋と同じ土俵で戦わないこと
投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
資金的余裕と精神的余裕を常に頭の片隅にとどめて
欲を抑えて、腹八分目のつもりで投資に臨んでください。
どんな時も株式投資において100%はありません。
大引け
日経平均株価
20432.68(9:00)
20503.38(9:00)
20369.27(9:04)
20455.44(15:00)
前日比▼299.38 -1.11%
TOPIX
1489.52(9:00)
1493.88(9:00)
1481.53(9:43)
1486.57(15:00)
前日比▼17.27 -1.15%
値上がり銘柄数 444
値下がり銘柄数 1655
新高値銘柄数 33
新安値銘柄数 330
騰落レシオ25D 74.7
日経平均25D乖離率 -4.00
TOPIX25D乖離率 -4.14
日経平均株価は3営業日ぶりに反落
前日の米国株3指数が大幅安となり
為替が1ドル105円台前半の円高進行を背景に
売り優勢で始まりました
寄付 20432.68(9:00)▼252.14
高値 20503.38(9:00)▼181.44
9時の寄付き時点では、売り気配の銘柄が目立ち
日経平均採用主要銘柄が、ほぼ寄り付くと300円超の下げ幅になりました
安値 20369.27(9:04)▼315.55
売り一巡後は、模様眺めとなり20,400円を挟んだ水準での
推移となりました
前引 20440.51(11:30)▼244.31
後場になると日銀ETF買い観測もあり、外為市場でドル円相場が
落ち着いた動きとなり、海外短期筋が株価を上下に動かす決め手にかけ
日経平均株価は、上下幅48円49銭の狭いレンジ内での推移となりました
日経平均株価は、3連休を挟んで3営業日ぶりに反落して引けました
大引 20455.44(15:00)▼299.38 -1.11%
米中貿易摩擦や香港デモの激化によるリスク回避の動きから
前日の米国株式相場が、3指数は揃って大きく下落しました。
投資家心理を測る指標となるVIX指数は、一時前週末から
約2割上昇し、21台に乗せ、NYダウの下げ幅は一時462ドルまで
広がりました。
NYダウ 25897.71ドル▼389.73ドル
ナスダック指数 7863.41▼95.73
S&P500 2883.09▼35.56
トランプ米大統領は前週末、9月の米中の閣僚級協議の見送りを示唆。
中国人民銀行は12日、人民元取引の対ドル基準値を8営業日続けて元安に設定。
中国当局が元安を容認し、米国の反発を招きかねないとする見方が優勢となり
米中対立が長期化するとの見方が優勢となり、米国株が大幅安で続落しました。
米債券市場ではリスク回避の債券買いで米10年物国債利回りが大きく低下し
2年債との利回り差が一時0.05%まで縮小しました。
利回り逆転は景気後退の前触れとされるだけに投資家心理の悪化に
つながり、米国株の重しになりました。
加えて、様々な地政学リスクが表面化しました。
香港では抗議活動の影響で、昨日から香港国際空港で全便が欠航となり
本日13日も多くの欠航便が出ました。
そのことに対し中国当局が介入を示唆し、事態がさらに深刻化する見方が
広がりました。
アルゼンチンでは大統領予備選挙の結果、左派ポピュリスト候補が勝利し
株式や通貨ペソが暴落。
アルゼンチン通貨ペソの下落が新興国に波及するとの懸念に加え
アジア株安も投資家心理を冷やし、本日海外短期筋が、株価指数先物に
売りものを出し、現物株指数を押し下げました。
地政学リスクの高まりから、外国為替市場で円相場が
1ドル105円台前半まで円高ドル安進行したことが、先安観につながりました。
前日の米国株安を嫌気し売り先行で始まったものの、売り一巡後は
為替の円高が一服となり、日銀ETF買い観測もあり、海外短期筋も
さらに売り込む材料に乏しく、お盆休みで市場全体の参加者が少なく
模様眺めとなり安値圏でのもみあいに終始しました。
しかし、今晩の米国株、ドル円相場、明日のアジア主要株価次第では
下値不安が大きい状態に変わなく、夏休みの薄商いの中で株価全般が
乱高下しやすいことも、警戒感になっています。
日経平均株価は、6月4日以来、約2カ月半ぶりの安値に位置しています。
全体相場の値動きを表すTOPIXは、さらに下方向に位置しており
昨年末12/21の水準まで低迷しています。
現時点では多くの銘柄が安値圏にありますが、現在進行中の2段下げを
確認しなければ手を出せません。
8月中は、下値模索の展開を覚悟し、底値で買う銘柄の研究に
時間をかけることにします。
2120LIFULL 6/24 468円買い
8/9高値601円まで買われましたが、本日の全体相場の悪地合いの割には
5日続伸となり、しっかりしていました。
明日以降、550円を割り込んだら利食い。
割り込まなかったら、持続して様子見と考えます。
8769ARM 6/14寄付き689円買い
本日8/13高値815円まで買われ高値引け。
目先850円~900円とみていますが、今晩以降の外部要因全体相場次第です。
本日も1日中、バーゲン価格の銘柄を研究していました。
10営業日続落の 6789ローランドDG 昨年末のクリスマス暴落の
安値水準まで売り込まれています。
かなりの水準まで売り込まれていますが、今後も減額修正リスクがあるため
減収減益見通しの銘柄は、除外すべきと判断しました。
5801古河電工
日足で見る限り底値圏ですが、週足で見ると底割れ中。
かつての01銘柄ですが、5802住友電工の方が投資妙味がありそうです。
アベノミクス相場が、生きているのならば今後の安値をバーゲン価格で
買いとなるのでしょうが、自動車用ワイヤ―ハーネス、光ファイバーが
先行きも需要不透明のため、5801古河電工、5802住友電工、ともに
買いリストから削除しました。
2398ツクイ 高齢者介護サービス大手
高齢化社会を背景に、売り上げが増えていますが、人手不足と人件費上昇を背景に
本業の利益を表す「営業利益」は、18/3期をピークに減益が続く見込みです。
株価は、そのことを織り込み2018年9/28高値1133円上場来高値をピークに
本日8/13安値424円まで安値更新中。
増収減益見通しの銘柄は、除外すべきと判断しました。
4527ロート製薬
日足チャート上では、短期的に売られすぎになっていますが
8日に発表した2019年4~6月期の連結決算は、純利益35.6%減22億円
営業利益は前年同期比23.7%減の38億円
新規分野への先行投資や構造改革費用が増加しており、営業利益は減少
減益発表前の株価が、長い間もみ合っていたため
失望売りが出やすい時期と考えます。
昨年末のクリスマス暴落の大底をうまく買った銘柄の一つで
この銘柄だけ、薄利となりその後も株価を見ていましたが
これも除外すべきと判断しました。
バーゲン価格の掘り出し物もなかなか見つかりませんが
明日以降も探すことにします。
トランプ大統領が何を言い出すかわからず、世界的に地政学リスクが広がり
難しい相場展開がしばらく続きそうです。
フォルムズ海峡の警戒にイスラエルが加わるという報道を耳にしましたが
これは非常に危険なことになりかねない新たな地政学リスクです。
更新の時間になりましたのでこの続きは明日とさせていただきます。
次回更新は、8/14(水)15:05 頃更新予定です
GW10連休終盤のトランプショック安
トランプ発言で、5/7日経平均株価は大幅反落。
5/7終値21923.72円▼335.01円-1.51%
5/14安値20751.45円でいったん下げ止まり、5/20高値21430.06円まで切り返すも
6/4安値20289.64円まで売り込まれました。
急落直前の高値4/24高値22362.92円 23営業日後 6/4安値20289.64円
下落幅2073.28円 下落率9.27%
今回のトランプショック安
急落直前の高値7/25高値21823.07円
第1弾の下げ 8/6安値20110.76円 この時点で7/25高値から8営業日
8月は、夏休みで市場は超閑散の薄商いになる時期です。
海外短期筋の先物主導の荒れた相場展開が予想されます。
今回の下落直前高値7/25高値21823.07円
第1弾の下げ 8/6安値20110.76円
下落率9.27%とすると 19800円
今回の下落直前高値7/25から23営業日後は、8/28(水)
直近の日経平均PER、EPS、PBR BPS
8/7 PER11.65倍 EPS1766.98円 PBR1.03倍 BPS19985.74円
日経平均PER2018年最低 12/25 10.71倍
日経平均PBR 12/25 0.99倍(1倍割れの異常値)
日経平均PER2018年最低10.71倍×EPS1766.98円=18924.36円
日経平均PBR2018年最低0.99倍×BPS19985.74円=19785.88円
以上8/7記
海外短期筋と同じ土俵で戦わないこと
投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
資金的余裕と精神的余裕を常に頭の片隅にとどめて
欲を抑えて、腹八分目のつもりで投資に臨んでください。
どんな時も株式投資において100%はありません。
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高値圏と思い、長い間監視してましたが、
2日前の中陰線(出来高程々多)にて、エントリー
いたしました。
今後の展望など、ご示唆いただければ幸いです。