売買代金12営業日連続2兆円割れ
8月29日(木)20:15
大引け
日経平均株価
20500.50(9:00)
20520.68(9:01)
20361.12(10:45)
20460.93(15:00)
前日比▼18.49 -0.09%
TOPIX
1492.09(9:00)
1493.33(9:00)
1481.64(10:45)
1490.17(15:00)
前日比▼0.18 -0.01%
値上がり銘柄数 919
値下がり銘柄数 1112
新高値銘柄数 15
新安値銘柄数 197
騰落レシオ25D 79.3
日経平均25D乖離率 -1.78
TOPIX25D乖離率 -1.62
日経平均株価は3日ぶりに小幅反落
前日の米国株高、円高一服から小幅続伸して始まりました
寄付 20500.50(9:00)△21.08
高値 20520.68(9:01)△41.26
寄り付き直後に高値を付けると先物主導で下げに転じ
前引けにかけて下値模索の展開になりました
安値 20361.12(10:45)▼118.30
前引 20377.97(11:30)▼101.45
後場は、中国上海株が堅調に推移したことから
買戻しが入り、急速に下げ幅を縮小し
前日終値付近まで戻りました
日経平均株価は3日ぶりに小幅反落して引けました
大引 20460.93(15:00)▼18.49 -0.09%
前日の米国株式市場で主要3指数はそろって上昇
為替の円高も一服となり、小幅続伸して始まりましたが
寄り付き直後に本日の高値をつけた後、下げに転じました。
トランプ米政権が9/1に対中制裁関税第4弾の発動予定で
米中貿易摩擦への警戒感が続く中、英国でEUからの
合意なき離脱の可能性が高まったことで、朝高後は
海外短期筋中心に、株価指数先物売りが断続的に出て
前引けにかけて下値を探る相場展開になりました。
上値が重いとみた一部の海外短期筋が、株価指数先物に
売りを出しました。
中国上海総合指数などアジア株が総じて軟調に推移したことで
一時下げ幅は101円超に拡大する場面がありました。
前引けにかけて、安値圏での推移となりました。
後場には中国上海株胃やアジア株が堅調に推移したことで
割安銘柄や米中摩擦の影響を受けにくい内需株中心に
買い戻しが入り、急速に下げ幅を縮小しました。
売買代金は概算で1兆6651億円と、12営業日連続で
節目の2兆円を割り込み、2016年10月に12営業日続けて
2兆円を割り込んで以来、2年10カ月ぶりの連続記録となりました。
28日朝方にジョンソン英首相が議会を停会する方針と伝わり、ポンドが急落。
ジョンソン氏は9月9日から約1カ月間、議会の閉会を女王に要請し
午後に承認されたと伝わりました。
10月末のEU離脱までに英議会が議論する時間が、大幅に減ることになり
EU離脱を巡る先行き懸念が広がりました。
リクルートHDは28日、同社の株主13社が持つ政策保有株を
最大1億2150万株(発行済み株式総数の約7.16%)売り出すと発表。
同様の動きが他の企業にも広がれば、大量の株式が市場に放出され
相場の下落要因になるとの見方が、相場の重しになりました。
直近の日経平均株価は、BPSの20,000円水準が頑強な下支えになっています。
8/6安値20110.76円 8/15安値20184.85円 8/26安値20173.76円
3点底が下値の岩盤になっていますが、この水準に近付くと
個人投資家の1570日経レバレッジETFの買い、そして見えざる公的資金の
力が働いているとうわさされています。
しかし、残念ながら海外投資家の日本株見送り、10月の消費増税を目前に控えて
日本株に先高観がないこと、世界経済減速懸念、トランプリスクがあり
上値を買い上がる動きは限定的になっています。
売買代金は、12営業日連続で節目の2兆円を割り込み、2016年10月に
12営業日続けて2兆円を割り込んで以来、2年10カ月ぶりの連続記録となり
低調な薄商いが、しばらく続きそうです。
この先はトランプ大統領次第ではありますが
昨年10月、12月の海外短期筋主導の新時代の急落暴落の教訓があり
下値の岩盤を割り込む可能性も否定できないため、売られすぎの銘柄の買いも
積極的に買うこともできないのが現状です。
銘柄研究は続行し、全体相場の下値を見極める場面と考えます。
コメントのご返事
7751キヤノンについて
いつもブログを拝見させていただき、参考にさせていただいております。
ありがとうございます。
高配当銘柄で挙げられる7751キヤノンについても触れていただければ幸いです。
今年の6月末に、初めて配当目的で2914JTとともに購入しましたが
今のところ、配当以上の損失となっています。
非公開でいただきましたが、問題のない内容のため
ご返事させていただきます。
7751キヤノン
7/18付けの日本経済新聞朝刊で、今2019年12月期業績予想の
下方修正の可能性が報じられました。
半導体市況の悪化や欧州景気減速の影響で
今期売上高は会社側の従来予想を1000億円程度下回る3兆7000億円
営業利益は予想より600億円程度下振れて2000億円強と報道。
世界的に半導体投資の手控えムードがあり、キヤノンの主力製品である
半導体製造装置が伸び悩み、中国での一眼レフカメラ人気の一服も収益を圧迫。
この報道を機に、株価は急落しました。
その後減額修正の発表がありましたが、再減額修正のリスクがあると見方もあり
株価はしばらく下値模索となりそうです。
2914JTも7/31に減額修正を発表しました。
いうまでもなく、国内のたばこ需要は今後も減少見通しで
食品バイオ関連の売り上げもなかなか期待できません。
キャノンは、減配の可能性があるため、予想配当利回りはわかりませんが
2914JTは、8/29時点で予想配当利回り6.87%
本日8/29現在
東証1部 予想配当利回り5%以上銘柄数107銘柄
1位 予想配当利回り9.84% 8103明和産業
100位 予想配当利回り5.00% 8306三菱UFJFG
この中から、減配予想の銘柄が特に売り込まれています。
昨年10月までの日本市場では、増益基調だったため減配リスクも少なく
大型株の配当取り目的の長期保有が有効でしたが、米中貿易戦争
ハイテク覇権争いで、世界1の景気敏感国日本株の不透明感が
払しょくできず、減益見通しの昔の優良銘柄買いは、期末にかけても
難しい展開が続きそうです。
私は基本的に配当取りの投資を行わないため、詳しい調査はあまり行いませんが
今ざっと見てみると連続増益予想で、毎期連続増配中、予想配当利回り3%以上の
成長株で、なおかつ米中貿易戦争の影響を受けにくい内需株も存在します。
長期運用の海外投資家が、アベノミクス以降の日本株買い越し分をすべて吐き出し
それ以上に売り越している現状、時価総額上位銘柄の減益見通しの銘柄
再減額修正のリスクのある銘柄は、期末にかけても厳しい状況になることが
考えられるため、今後も配当取りの投資は全体相場の大底圏でないと
難しいと思います。
次回更新は、8/30(金)15:05 頃更新予定です
海外短期筋と同じ土俵で戦わないこと
投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
資金的余裕と精神的余裕を常に頭の片隅にとどめて
欲を抑えて、腹八分目のつもりで投資に臨んでください。
どんな時も株式投資において100%はありません。
大引け
日経平均株価
20500.50(9:00)
20520.68(9:01)
20361.12(10:45)
20460.93(15:00)
前日比▼18.49 -0.09%
TOPIX
1492.09(9:00)
1493.33(9:00)
1481.64(10:45)
1490.17(15:00)
前日比▼0.18 -0.01%
値上がり銘柄数 919
値下がり銘柄数 1112
新高値銘柄数 15
新安値銘柄数 197
騰落レシオ25D 79.3
日経平均25D乖離率 -1.78
TOPIX25D乖離率 -1.62
日経平均株価は3日ぶりに小幅反落
前日の米国株高、円高一服から小幅続伸して始まりました
寄付 20500.50(9:00)△21.08
高値 20520.68(9:01)△41.26
寄り付き直後に高値を付けると先物主導で下げに転じ
前引けにかけて下値模索の展開になりました
安値 20361.12(10:45)▼118.30
前引 20377.97(11:30)▼101.45
後場は、中国上海株が堅調に推移したことから
買戻しが入り、急速に下げ幅を縮小し
前日終値付近まで戻りました
日経平均株価は3日ぶりに小幅反落して引けました
大引 20460.93(15:00)▼18.49 -0.09%
前日の米国株式市場で主要3指数はそろって上昇
為替の円高も一服となり、小幅続伸して始まりましたが
寄り付き直後に本日の高値をつけた後、下げに転じました。
トランプ米政権が9/1に対中制裁関税第4弾の発動予定で
米中貿易摩擦への警戒感が続く中、英国でEUからの
合意なき離脱の可能性が高まったことで、朝高後は
海外短期筋中心に、株価指数先物売りが断続的に出て
前引けにかけて下値を探る相場展開になりました。
上値が重いとみた一部の海外短期筋が、株価指数先物に
売りを出しました。
中国上海総合指数などアジア株が総じて軟調に推移したことで
一時下げ幅は101円超に拡大する場面がありました。
前引けにかけて、安値圏での推移となりました。
後場には中国上海株胃やアジア株が堅調に推移したことで
割安銘柄や米中摩擦の影響を受けにくい内需株中心に
買い戻しが入り、急速に下げ幅を縮小しました。
売買代金は概算で1兆6651億円と、12営業日連続で
節目の2兆円を割り込み、2016年10月に12営業日続けて
2兆円を割り込んで以来、2年10カ月ぶりの連続記録となりました。
28日朝方にジョンソン英首相が議会を停会する方針と伝わり、ポンドが急落。
ジョンソン氏は9月9日から約1カ月間、議会の閉会を女王に要請し
午後に承認されたと伝わりました。
10月末のEU離脱までに英議会が議論する時間が、大幅に減ることになり
EU離脱を巡る先行き懸念が広がりました。
リクルートHDは28日、同社の株主13社が持つ政策保有株を
最大1億2150万株(発行済み株式総数の約7.16%)売り出すと発表。
同様の動きが他の企業にも広がれば、大量の株式が市場に放出され
相場の下落要因になるとの見方が、相場の重しになりました。
直近の日経平均株価は、BPSの20,000円水準が頑強な下支えになっています。
8/6安値20110.76円 8/15安値20184.85円 8/26安値20173.76円
3点底が下値の岩盤になっていますが、この水準に近付くと
個人投資家の1570日経レバレッジETFの買い、そして見えざる公的資金の
力が働いているとうわさされています。
しかし、残念ながら海外投資家の日本株見送り、10月の消費増税を目前に控えて
日本株に先高観がないこと、世界経済減速懸念、トランプリスクがあり
上値を買い上がる動きは限定的になっています。
売買代金は、12営業日連続で節目の2兆円を割り込み、2016年10月に
12営業日続けて2兆円を割り込んで以来、2年10カ月ぶりの連続記録となり
低調な薄商いが、しばらく続きそうです。
この先はトランプ大統領次第ではありますが
昨年10月、12月の海外短期筋主導の新時代の急落暴落の教訓があり
下値の岩盤を割り込む可能性も否定できないため、売られすぎの銘柄の買いも
積極的に買うこともできないのが現状です。
銘柄研究は続行し、全体相場の下値を見極める場面と考えます。
コメントのご返事
7751キヤノンについて
いつもブログを拝見させていただき、参考にさせていただいております。
ありがとうございます。
高配当銘柄で挙げられる7751キヤノンについても触れていただければ幸いです。
今年の6月末に、初めて配当目的で2914JTとともに購入しましたが
今のところ、配当以上の損失となっています。
非公開でいただきましたが、問題のない内容のため
ご返事させていただきます。
7751キヤノン
7/18付けの日本経済新聞朝刊で、今2019年12月期業績予想の
下方修正の可能性が報じられました。
半導体市況の悪化や欧州景気減速の影響で
今期売上高は会社側の従来予想を1000億円程度下回る3兆7000億円
営業利益は予想より600億円程度下振れて2000億円強と報道。
世界的に半導体投資の手控えムードがあり、キヤノンの主力製品である
半導体製造装置が伸び悩み、中国での一眼レフカメラ人気の一服も収益を圧迫。
この報道を機に、株価は急落しました。
その後減額修正の発表がありましたが、再減額修正のリスクがあると見方もあり
株価はしばらく下値模索となりそうです。
2914JTも7/31に減額修正を発表しました。
いうまでもなく、国内のたばこ需要は今後も減少見通しで
食品バイオ関連の売り上げもなかなか期待できません。
キャノンは、減配の可能性があるため、予想配当利回りはわかりませんが
2914JTは、8/29時点で予想配当利回り6.87%
本日8/29現在
東証1部 予想配当利回り5%以上銘柄数107銘柄
1位 予想配当利回り9.84% 8103明和産業
100位 予想配当利回り5.00% 8306三菱UFJFG
この中から、減配予想の銘柄が特に売り込まれています。
昨年10月までの日本市場では、増益基調だったため減配リスクも少なく
大型株の配当取り目的の長期保有が有効でしたが、米中貿易戦争
ハイテク覇権争いで、世界1の景気敏感国日本株の不透明感が
払しょくできず、減益見通しの昔の優良銘柄買いは、期末にかけても
難しい展開が続きそうです。
私は基本的に配当取りの投資を行わないため、詳しい調査はあまり行いませんが
今ざっと見てみると連続増益予想で、毎期連続増配中、予想配当利回り3%以上の
成長株で、なおかつ米中貿易戦争の影響を受けにくい内需株も存在します。
長期運用の海外投資家が、アベノミクス以降の日本株買い越し分をすべて吐き出し
それ以上に売り越している現状、時価総額上位銘柄の減益見通しの銘柄
再減額修正のリスクのある銘柄は、期末にかけても厳しい状況になることが
考えられるため、今後も配当取りの投資は全体相場の大底圏でないと
難しいと思います。
次回更新は、8/30(金)15:05 頃更新予定です
海外短期筋と同じ土俵で戦わないこと
投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
資金的余裕と精神的余裕を常に頭の片隅にとどめて
欲を抑えて、腹八分目のつもりで投資に臨んでください。
どんな時も株式投資において100%はありません。
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