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2023-12

売買代金12営業日連続2兆円割れ

8月29日(木)20:15

大引け
日経平均株価
20500.50(9:00)
20520.68(9:01)
20361.12(10:45)
20460.93(15:00)
前日比▼18.49 -0.09%

TOPIX
1492.09(9:00)
1493.33(9:00)
1481.64(10:45)
1490.17(15:00)
前日比▼0.18 -0.01%

値上がり銘柄数 919
値下がり銘柄数 1112

新高値銘柄数 15
新安値銘柄数 197

騰落レシオ25D 79.3

日経平均25D乖離率 -1.78
TOPIX25D乖離率 -1.62

日経平均株価は3日ぶりに小幅反落

前日の米国株高、円高一服から小幅続伸して始まりました
寄付 20500.50(9:00)△21.08
高値 20520.68(9:01)△41.26

寄り付き直後に高値を付けると先物主導で下げに転じ
前引けにかけて下値模索の展開になりました
安値 20361.12(10:45)▼118.30
前引 20377.97(11:30)▼101.45

後場は、中国上海株が堅調に推移したことから
買戻しが入り、急速に下げ幅を縮小し
前日終値付近まで戻りました

日経平均株価は3日ぶりに小幅反落して引けました
大引 20460.93(15:00)▼18.49 -0.09%


前日の米国株式市場で主要3指数はそろって上昇
為替の円高も一服となり、小幅続伸して始まりましたが
寄り付き直後に本日の高値をつけた後、下げに転じました。

トランプ米政権が9/1に対中制裁関税第4弾の発動予定で
米中貿易摩擦への警戒感が続く中、英国でEUからの
合意なき離脱の可能性が高まったことで、朝高後は
海外短期筋中心に、株価指数先物売りが断続的に出て
前引けにかけて下値を探る相場展開になりました。
上値が重いとみた一部の海外短期筋が、株価指数先物に
売りを出しました。
中国上海総合指数などアジア株が総じて軟調に推移したことで
一時下げ幅は101円超に拡大する場面がありました。
前引けにかけて、安値圏での推移となりました。

後場には中国上海株胃やアジア株が堅調に推移したことで
割安銘柄や米中摩擦の影響を受けにくい内需株中心に
買い戻しが入り、急速に下げ幅を縮小しました。
売買代金は概算で1兆6651億円と、12営業日連続で
節目の2兆円を割り込み、2016年10月に12営業日続けて
2兆円を割り込んで以来、2年10カ月ぶりの連続記録となりました。

28日朝方にジョンソン英首相が議会を停会する方針と伝わり、ポンドが急落。
ジョンソン氏は9月9日から約1カ月間、議会の閉会を女王に要請し
午後に承認されたと伝わりました。
10月末のEU離脱までに英議会が議論する時間が、大幅に減ることになり
EU離脱を巡る先行き懸念が広がりました。

リクルートHDは28日、同社の株主13社が持つ政策保有株を
最大1億2150万株(発行済み株式総数の約7.16%)売り出すと発表。
同様の動きが他の企業にも広がれば、大量の株式が市場に放出され
相場の下落要因になるとの見方が、相場の重しになりました。

直近の日経平均株価は、BPSの20,000円水準が頑強な下支えになっています。
8/6安値20110.76円 8/15安値20184.85円 8/26安値20173.76円
3点底が下値の岩盤になっていますが、この水準に近付くと
個人投資家の1570日経レバレッジETFの買い、そして見えざる公的資金の
力が働いているとうわさされています。
しかし、残念ながら海外投資家の日本株見送り、10月の消費増税を目前に控えて
日本株に先高観がないこと、世界経済減速懸念、トランプリスクがあり
上値を買い上がる動きは限定的になっています。

売買代金は、12営業日連続で節目の2兆円を割り込み、2016年10月に
12営業日続けて2兆円を割り込んで以来、2年10カ月ぶりの連続記録となり
低調な薄商いが、しばらく続きそうです。

この先はトランプ大統領次第ではありますが
昨年10月、12月の海外短期筋主導の新時代の急落暴落の教訓があり
下値の岩盤を割り込む可能性も否定できないため、売られすぎの銘柄の買いも
積極的に買うこともできないのが現状です。

銘柄研究は続行し、全体相場の下値を見極める場面と考えます。


コメントのご返事

7751キヤノンについて
いつもブログを拝見させていただき、参考にさせていただいております。
ありがとうございます。
高配当銘柄で挙げられる7751キヤノンについても触れていただければ幸いです。
今年の6月末に、初めて配当目的で2914JTとともに購入しましたが
今のところ、配当以上の損失となっています。

非公開でいただきましたが、問題のない内容のため
ご返事させていただきます。

7751キヤノン
7/18付けの日本経済新聞朝刊で、今2019年12月期業績予想の
下方修正の可能性が報じられました。
半導体市況の悪化や欧州景気減速の影響で
今期売上高は会社側の従来予想を1000億円程度下回る3兆7000億円
営業利益は予想より600億円程度下振れて2000億円強と報道。
世界的に半導体投資の手控えムードがあり、キヤノンの主力製品である
半導体製造装置が伸び悩み、中国での一眼レフカメラ人気の一服も収益を圧迫。
この報道を機に、株価は急落しました。
その後減額修正の発表がありましたが、再減額修正のリスクがあると見方もあり
株価はしばらく下値模索となりそうです。

2914JTも7/31に減額修正を発表しました。
いうまでもなく、国内のたばこ需要は今後も減少見通しで
食品バイオ関連の売り上げもなかなか期待できません。

キャノンは、減配の可能性があるため、予想配当利回りはわかりませんが
2914JTは、8/29時点で予想配当利回り6.87%

本日8/29現在
東証1部 予想配当利回り5%以上銘柄数107銘柄
1位 予想配当利回り9.84% 8103明和産業
100位 予想配当利回り5.00% 8306三菱UFJFG
この中から、減配予想の銘柄が特に売り込まれています。

昨年10月までの日本市場では、増益基調だったため減配リスクも少なく
大型株の配当取り目的の長期保有が有効でしたが、米中貿易戦争
ハイテク覇権争いで、世界1の景気敏感国日本株の不透明感が
払しょくできず、減益見通しの昔の優良銘柄買いは、期末にかけても
難しい展開が続きそうです。

私は基本的に配当取りの投資を行わないため、詳しい調査はあまり行いませんが
今ざっと見てみると連続増益予想で、毎期連続増配中、予想配当利回り3%以上の
成長株で、なおかつ米中貿易戦争の影響を受けにくい内需株も存在します。
長期運用の海外投資家が、アベノミクス以降の日本株買い越し分をすべて吐き出し
それ以上に売り越している現状、時価総額上位銘柄の減益見通しの銘柄
再減額修正のリスクのある銘柄は、期末にかけても厳しい状況になることが
考えられるため、今後も配当取りの投資は全体相場の大底圏でないと
難しいと思います。


次回更新は、8/30(金)15:05 頃更新予定です

海外短期筋と同じ土俵で戦わないこと

投資で最も大切なことは、資金的余裕と精神的余裕です。
信用取引の目いっぱいの買いは墓穴を掘ることになりかねません。
資金的余裕と精神的余裕を常に頭の片隅にとどめて
欲を抑えて、腹八分目のつもりで投資に臨んでください。
どんな時も株式投資において100%はありません。

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Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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