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2023-12

買戻し主導の急騰

8月5日(木)19:45

大引け
日経平均株価
20800.29(9:00)
21164.61(14:13)
20787.93(9:01)
21085.94(15:00)
前日比△436.80 +2.12%

TOPIX
1516.01(9:00)
1540.69(11:12)
1515.73(9:00)
1534.46(15:00)
前日比△27.65 +1.84%

値上がり銘柄数 1966
値下がり銘柄数 157

新高値銘柄数 61
新安値銘柄数 17

騰落レシオ25D 87.7

日経平均25D乖離率 +2.12
TOPIX25D乖離率 +2.08


日経平均株価は大幅高で3日続伸

前日の米国株、欧州主要国株高を背景に
買い優勢で始まりました
寄付 20800.29(9:00)△151.15
安値 20787.93(9:01)△138.79

日経平均株価は寄り後20,900円台に乗せ
しばらくもみ合いになりました
米中両国が閣僚級の通商協議を10月に再開すると報じられると
海外短期筋が買戻しを入れ、前引けにかけて上げ幅を拡大し
500円超上昇しました
前場高値 21157.15(11:14)△508.01
前引 21131.08(11:30)△481.94

後場は利益確定売りと短期筋の買戻しが交差し
前場終値を挟んだ水準での推移となりました
高値 21164.61(14:13)△515.47
後場安値 21085.67(15:00)△436.53

大引けにかけて、利益確定売りに押されましたが
日経平均株価は、大幅高で3日続伸して引けました
大引 21085.94(15:00)△436.80 +2.12%


香港政府が、逃亡犯条例の改正案を撤回し、6月から続く
大規模デモが収束に向かうとの期待が広がりました。
香港の林鄭月娥行政長官は4日、刑事事件の容疑者を
中国本土に引き渡せるようにする逃亡犯条例の改正案を
撤回すると発表しました。
香港のデモの経済への影響が懸念されていたため
相場ののリスク要因が和らぎました。

英議会下院は4日、欧州連合(EU)からの離脱延期を
政府に義務付ける法案を可決。
ジョンソン英首相が提案した解散総選挙の動議を否決し
合意なき離脱のリスクが低下したとの見方が広がりました。
法案は上院に送られて成立する可能性が高く
合意なき離脱が回避されるとの期待が高まったことが
株買いにつながりました。

4日発表の8月の財新中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)が
景気判断の境目となる50を上回り、3カ月ぶりの高水準となり
中国の景気指標の改善も相場を下支えしました。

米国債券市場では、10年物国債利回りと2年債の逆転(逆イールド)が
ひとまず解消しました。

前日の米国株、欧州主要市場は、香港、英国情勢の懸念後退を背景に
そろって大幅上昇。

前日の外部環境好転の兆しから、買い優勢で始まりました。
日経平均株価は寄付きから、海外短期筋による買い戻しが入り
20,800円台に乗せ、直後20,900円まで買い進まれました。
10:30過ぎには、米中両国が10月前半にワシントンで
貿易協議を開催すると伝わり、株価指数先物に買い戻しが入り
一気に500円超上げ幅を広げました。
中国の国営新華社通信などが、米中両国が閣僚級の通商協議を
10月に再開すると報道。
前場高値 21157.15(11:14)△508.01

本日の上昇は、CTAなどの海外短期筋の先物買い(買戻し)中心で
長期運用の海外投資家や国内機関投資家のの実需買いは限定的の模様。
売り方の買い戻しが中心で、相場の上昇を見込んだ新規の資金が
流入しているわけではないと思われます。
膨らんでいた売り持ち高を圧縮する投資家(売り方の買戻し)が
相場の牽引になりました。

香港での大規模デモが急速に収束に向かうかどうかは不透明であり
デモが終息しなければ香港株が利益確定売りで下落することになりかねず
日本株の買い戻しによる上昇も一服となる可能性が高いと思われます。

ここまで海外短期筋の売りが積み上がっていたということになりますが
本日の海外短期筋の買戻し主導による急騰はいささか驚きました。

本日の買戻し主導の上昇が、明日以降どのようになるか
今晩の米国株、ドル円相場を見て、冷静に判断します。
直近複数の銘柄を買いましたが、株価が底値付近に位置しており
今期20/3期増収増益見通しの高進捗率銘柄がまだ存在します。
これらの銘柄をさらに買うかどうか、思案の時です。


コメントのご返事

いつも有難く拝見させて頂いています。
9616 共立メンテナンスの株価が底割れしたように思います
今期の決算も経常増益ですが、市場から見放されているような気がします。
今後の暴落を待つべきかご指導ください。

非公開でいただきましたが、問題のない内容のため
ご返事させていただきます。

当社は独立系の寮運営会社で、ドーミーインブランドで
ビジネスホテルを展開。
米中貿易摩擦の影響が少ない内需系の安定成長株として
5月まで最高値圏で推移していました。

野村証券が5/29日付で当社株の投資評価を従来の
ニュートラル(中立)から、リデュース(弱気)に格下げし
目標株価4970円から4620円に引き下げしたことが、株価下落の
引き金の一つになりました。
野村證券リポートでは、相次ぐホテルの新規出店から
人材の確保が難しくなり、出店時期が当初計画から後ろ倒しされる
ケースが出てきたことを受け、出店予想を引き下げました。
20年3月期、21年3月期の業績予想を下方修正。
中期的な営業増益率を年率10%から8%程度に見直し
それに伴って目標株価も引き下げました。
株価は大きく下がり、4000円の攻防になっていますが
現時点で底打ち感はなく、4000えんの大台を割り込んだ場合
さらに底割れの可能性が否定できません。
4月に続き、7月にも、有名成長株ファンドの売りが出たことも
人気離散の追い打ちになっています。


次回は、明日9/6(金)15:05 頃更新予定です。

市場の商いの過半数が人工知能を駆使したプログラム取引です。
株式投資で 勝ち残る、生き残るためには、人工知能に
勝たなくてはなりません。
個人投資家には特権があり、その特権を最大限生かすことが
人口知能に打ち勝つ方法と考えます。

◎個人投資家の特権
①迷った時、分からない時は様子を見ること、休むことができます。
②頻繁に売買する必要がないため、相場が年初来安値圏まで
日柄、値幅調整の進んだ銘柄の中から内容の良い銘柄を買って
気長に上昇を待つのも個人投資家ならではの最大の特権です。
海外短期筋、国内外機関投資家がプログラム売買を行っても
個人投資家は、「良品安価」年に1度~2度の大バーゲン価格で買えば
人工知能の売買にも勝ち残るばかりではなく、
人工知能の資金を奪い取ることも可能と考えます。

一般の投資家は買ったとたんに不安になることが多いのです。
中途半端な水準での売買、目いっぱいの投資をすることで
資金的余裕、精神的余裕がなくなります。
資金的余裕、精神的余裕が株式投資の生命線です。

個人投資家の1人として「株式投資勝利の法則」を通じて
1人でも多くの読者の皆様が、より良い成果を
上げられますことをお祈り申し上げます。

記事には万全を期していますが、正確性、確実性を保証するものではありません。
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投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
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k124816

Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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