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2023-12

下値は限定的

10月2日(水)15:05

大引け
日経平均株価
21744.62(9:00)
21779.98(9:16)
21725.23(9:02)
21778.61(15:00)
前日比▼106.63 -0.49%


日経平均株価は反落

前日の米国株が、ISM指数悪化を受けて
大幅反落となり、その流れを受けて売り優勢で始まりました
寄付 21744.62(9:00)▼140.62
安値 21725.23(9:02)▼160.01

日経平均株価は、寄り付き直後に160円超下げ幅を広げましたが
売り一巡後は、やや下げ幅を縮小し狭いレンジでの推移となりました
前場高値 21779.98(9:16)▼105.26
前場上下幅 54.75
前引 21742.70(11:30)▼142.54 -0.65%

後場は日銀ETF買い観測から、下値は切り上がり
売り買いともに膠着感の強い相場展開になりました
後場上下幅 43.61円
後場安値 21750.61(12:31)▼134.63
高値 21795.01(14:31)▼90.23

日経平均株価は反落して引けました

大引 21778.61(15:00)▼106.63 -0.49%

1日発表された米国サプライマネジメント協会(ISM)
9月の製造業景況感指数が10年3カ月ぶりの低水準となり
米国景気後退への懸念から売りが膨らみ、主要3指数は
大幅反落しました。
NYダウ 26573.03ドル▼343.79ドル
ナスダック指数 7908.68▼90.66
S&P500 2940.25▼36.49

ISM指数は47.8と好不況の境目となる50を2カ月連続で下回り
指数を構成する個別項目では、生産、雇用が低下。
輸出関連の項目も低下し、世界景気の減速や米中貿易摩擦が
米国製造業の逆風になっているとの見方が強まりました。
外国為替市場で円相場は、1ドル107円台後半の円高ドル安方向に
振れました。

日経平均株価は売り優勢で始まり、寄り付き直後に安値を付けました。
米国製造業の景況感悪化を受けた売りが優勢
香港情勢への警戒感も日本株相場の重荷となりました。
売り一巡後、売りたたく動きは限定的で、狭いレンジでの推移となり
21,700円台を維持して前引けを迎えました。

後場は前引け水準を上回りましたが、方向感に乏しく
薄商いの中、日銀ETF買い思惑から21750円が下値の壁になりました。

昨日の米国株安の割には、海外短期筋の売りが思ったほど膨らまない
底堅い日本市場でした。

日経平均株価は、9/5以降海外短期筋の買戻し主導で、9/19高値22255.56円まで
急上昇しました。
相場自体も、9/13~9/26まで短期過熱感が出ており、日経平均株価は
9/19高値22255.56円、TOPIXは、9/26高値1635.88 が、目先の
高値形成となりました。
ここから注意すべき点は、日経平均9/12の窓です。
この窓に9/30安値が、差し掛かりましたが、10/1の上昇で結局窓埋めにならず
本日の反落も窓埋めには至らず、今のところは相場は崩れかかってはいません。
日経平均株価 21597.76円
この水準を下回った場合、黄色信号点滅になります。

直近の相場での底値買いについて
買いサインで買っても、売りサインまで株価が安定する保証はありません。
昔は、年に1度、2度の急落暴落時の底値で買って、底打ち後の数か月間の
戻りを保有し、個々の保有銘柄の上昇過熱サイン、高値売りサインで
売るだけでしたが、景気減速期の四半期決算リスク、さらに最大の
リスクになっている「トランプ大統領のちゃぶ台返し」が、相場を難しくし
海外短期筋のAIを駆使した売買に、相場は常に一方通行になり
国内外の機関投資家や、一部の個人投資家の株価急落時のヘッジ売りが
売りが売りを呼ぶため、異常値まで株価は売りたたかれるのが現在の
証券市場です。
異常値まで売りたたかれた銘柄、かなりの安値圏まで下がった銘柄から
業績見通しの良い銘柄を買うわけですが、景気減速期の四半期決算
トランプリスクのハードルを無事通過しなければ、利益を得られないため
1974年で相場を始めて以降、一般の個人投資家には最も難しい相場環境と
実感しております。

トランプ大統領がアメリカ合衆国大統領でいる限り、難しい相場が続くため
中途半端な株価水準の買いは控えなければなりません。

昨日の米国株安、為替の円高ドル安を背景に、本日の日本株は売り優勢で
始まりましたが、海外短期筋の売り崩しは限定的となり、大引けにかけて
下げ幅を縮小したため、安堵しました。


今後の日程と問題点
イラン問題と中東情勢の行方
10月消費増税後の景況観
10/10~10/11 米中通商協議(トランプリスク)
10月以降のイギリス、欧州情勢
10月末~11月上旬 4-9月期決算発表と今後の見通し


次回は、10/3(木)20:00~21:00 頃更新予定です。

市場の商いの過半数が人工知能を駆使したプログラム取引です。
株式投資で 勝ち残る、生き残るためには、人工知能に
勝たなくてはなりません。
個人投資家には特権があり、その特権を最大限生かすことが
人口知能に打ち勝つ方法と考えます。

資金的、精神的に無理な投資
時間、値幅、波動、需給、地合いを無視した高値圏での無謀な投資は
メインプレーヤーの外国人投資家の餌食になります。

◎個人投資家の特権
①迷った時、分からない時は様子を見ること、休むことができます。
②頻繁に売買する必要がないため、相場が年初来安値圏まで
日柄、値幅調整の進んだ銘柄の中から内容の良い銘柄を買って
気長に上昇を待つのも個人投資家ならではの最大の特権です。
海外短期筋、国内外機関投資家がプログラム売買を行っても
個人投資家は、「良品安価」年に1度~2度の大バーゲン価格で買えば
人工知能の売買にも勝ち残るばかりではなく、
人工知能の資金を奪い取ることも可能と考えます。

一般の投資家は買ったとたんに不安になることが多いのです。
中途半端な水準での売買、目いっぱいの投資をすることで
資金的余裕、精神的余裕がなくなります。
資金的余裕、精神的余裕が株式投資の生命線です。

個人投資家の1人として「株式投資勝利の法則」を通じて
1人でも多くの読者の皆様が、より良い成果を
上げられますことをお祈り申し上げます。

記事には万全を期していますが、正確性、確実性を保証するものではありません。
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Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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