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2023-12

海外短期筋一斉の買戻し

4月17日15:05

日経平均株価
前場
寄付 19575.85(9:00)△285.65
高値 19892.96(9:39)△602.76
安値 19554.70(9:00)△264.50
前引 19782.35(9:00)△492.15 +2.55%
後場
寄付 19776.88(12:30)△486.68
高値 19922.07(14:32)△631.87
安値 19663.79(12:41)△373.59
大引 19897.26(15:00)△607.06 +3.15%

前日4/16の米国株
NYダウ 23537.68ドル △33.33ドル
ナスダック 8532.363 △139.187
S&P500 2799.55 △16.19
主要3指数そろって上昇
16日発表の週間の新規失業保険申請件数は524万5000件
新型コロナウイルスの感染が深刻になった直近4週間の
申請件数は2200万件を超えました。
急激な人員削減は今後も広がる可能性があり
失業率は30%を超える予想も出てきました。

16日シカゴ日経平均先物は続落し、6月物は19205円▼100円で引けました。
その後、トランプ大統領の16日の記者会見で、新型コロナウイルスの
感染者が少ない地域から経済活動の再開を認める新指針を発表。
バイオ製薬大手のギリアドサイエンシズの治療薬が、新型コロナウイルス患者の
治療第3相で効果がみられたとの報道もあり、米国景気が底入れするとの思惑で
海外短期筋が株価指数先物を買いました。

日本時間17日朝のシカゴ取引所の時間外取引で
NYダウ先物で流動性が高いEミニダウ先物の6月物は、920ドル高まで上昇し
主要3指数そろって大幅上昇したため、寄り付き前の日経平均先物は
急速に上げ幅を拡大しました。

先物を売り持ちにしていた海外短期筋が一気に買い戻しを行い
日経平均は上げ幅を拡大しました。
新型コロナウイルスによる暴落で売り持ち高を積み上げたCTIが
買い戻しを迫られ、大幅高につながりました。
トランプ大統領が経済活動再開の指針を出したことで、売り持ち高を縮小。

東京マーケット 前場

寄り付き前のトランプ大統領の記者会見で
新型コロナウイルスの感染者が少ない地域から
経済活動の再開を認める新指針を発表
バイオ製薬大手のギリアドサイエンシズの治療薬が
新型コロナウイルス患者の治療第3相で劇的効果が見られました。
ミニダウ先物の6月物は、920ドル高となり、今晩の
米国株が大きく上昇すると見た海外短期筋が
一気に買戻しを行いました。
寄付 19575.85(9:00)△285.65
安値 19554.70(9:00)△264.50

寄り後も断続的に買戻しが入り、日経平均は
一時602円上昇する場面がありました。
高値 19892.96(9:39)△602.76

買い一巡後はやや上げ渋って前引けを迎えました。
前引 19782.35(9:00)△492.15 +2.55%

東京マーケット 後場
後場は前引けから伸び悩んで始まりました。
寄付 19776.88(12:30)△486.68
後場より直後に下押す場面がありましたが
安値 19663.79(12:41)△373.59

売り一巡後は急速に切り返しに転じ、前場高値を超え
631円超上昇する場面がありました。
高値 19922.07(14:32)△631.87

週末4/17(金)日経平均株価は大幅反発して引けました。
大引 19897.26(15:00)△607.06 +3.15%
TOPIX終値 1442.54(15:00)△20.30 +1.43%

米国の直近の経済指標は史上最悪の悪化
3月の小売売上高は統計開始以来、過去最大の減少率。
3月の鉱工業生産指数は74年ぶりの大幅な低下。
ニューヨーク連邦準備銀行が発表した4月の
製造業景況感指数は過去最悪。
全米住宅建設業協会が発表した4月の住宅市場指数の下げ幅は過去最大。

17日中国国家統計局が発表のした2020年1~3月期GDPは前年同期比6.8%減
四半期ベースの統計で、1992年以降で初めてマイナス。

日本は、全国に緊急事態宣言

日本独自の買い材料はないものの、本日の日経平均大幅上昇には
以下のような報道により株価指数先物買いが入りました。
1、トランプ大統領の経済活動の再開を3段階で認める新指針発表。
2、バイオ製薬大手のギリアドサイエンシズの治療薬が
  新型コロナウイルス患者の治療第3相で劇的効果を発表。

グローバルマクロ系ヘッジファンドは、今後の景気悪化を警戒して
株安進行を前提とした売り持ち高を維持していたため、一気に買戻しに動いた模様。
株安局面を見越して、売り持ち高を積み上げたCTAも一気に買戻しに動いた模様。

中国は武漢閉鎖を解除し、真相はわかりませんが死者が0になっている報道があり
米国は、感染者が少ない地域から3段階に分けて、経済活動の再開を認める新指針を発表
それに対して、世界で最も対策に遅れた日本は、全国に緊急事態宣言し
ようやく国民に対し、10万円の給付を決めました。
諸外国に比べて、対策の遅れが目立ち、感染拡大の終息は見えていない状況ですが
米国株高に連動し、海外短期筋の買戻し主導で株価は上放れてきました。
先物主導のよくわからない相場、この水準は売買を控えて
現金ポジションを高めたまま、5月、6月相場に備えます。

中途半端な水準の買いは控えます。


次回は、4/20(月)15:05 頃更新します。

日本市場は、メインプレーヤー海外短期筋の先物主導で
上にも下にも乱高下します。
長期運用の海外投資家は、様子見で日本株を本格的に買う気配は見られず
18年ぶりの原油価格20ドル割れにより、オイルマネーの日本株売りは
今後の需給悪となりそうです。
海外短期筋 VS GPIF 日銀
現金ポジションを確保し、2番底に備える時と考えます。
儲けそこないは良しとします。

海外短期筋の先物主導の上昇は、明日以降どこまで上昇するか
わかりませんが、現在の日本の状況を冷静に考えると
かなり良いところまで来ている感じがします。
上昇局面、下落局面、相場は常に一方通行になるため
行き過ぎになります。
今あえてリスクを高めず、5月、6月の2番底を待つことにします。
(4/14記)

◎個人投資家の特権
①迷った時、分からない時は様子を見ること、休むことができます。
②頻繁に売買する必要がないため、相場が年初来安値圏まで
日柄、値幅調整の進んだ銘柄の中から内容の良い銘柄を買って
気長に上昇を待つのも個人投資家ならではの最大の特権です。
海外短期筋、国内外機関投資家がプログラム売買を行っても
個人投資家は、「良品安価」年に1度~2度の大バーゲン価格で買えば
人工知能の売買にも勝ち残るばかりではなく、
人工知能の資金を奪い取ることも可能と考えます。

一般の投資家は買ったとたんに不安になることが多いのです。
中途半端な水準での売買、目いっぱいの投資をすることで
資金的余裕、精神的余裕がなくなります。
資金的余裕、精神的余裕が株式投資の生命線です。

個人投資家の1人として「株式投資勝利の法則」を通じて
1人でも多くの読者の皆様が、より良い成果を
上げられますことをお祈り申し上げます。

記事には万全を期していますが、正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
投資資金は、無理のない範囲で行うことが最重要です。

コメント

今後の日経平均は?

はじめまして。いつも興味深く拝見させていただいています。先物主導で日経平均がかなり上がっていて、違和感を感じざるを得ません。実体経済の状況を鑑みると、今後調整しないわけはないと思います。先生のご高察を伺わせていただけないでしょうか?

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k124816

Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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