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2023-12

FRBの追加金融政策と1兆ドル規模のインフラ計画で先物買い

6月16日(火)19:50

日経平均株価
前場
寄付 21912.29(9:00)△381.34
高値 22272.47(11:16)△741.52
安値 21899.48(9:00)△368.53
前引 22244.96(11:30)△714.01
後場
寄付 22472.44(12:30)△941.49
高値 22624.14(14:29)△1093.19
安値 22318.22(13:01)△787.27
大引 22582.21(15:00)△1051.26 +4.88%

TOPIX
1555.04(9:00)
1597.58(14:55)
1554.35(9:00)
1593.45(15:00)
前日比△62.67 +4.09%

値上がり銘柄数 2104
値下がり銘柄数 48

新高値銘柄数 41
新安値銘柄数  0

騰落レシオ25D 114.1

日経平均25D乖離率 +4.47
TOPIX25D乖離率 +3.07

前日6/15の米国株
NYダウ 25763.16ドル △157.62ドル
ナスダック 9726.023 △137.215
S&P500 3066.59 △25.28
主要3指数そろって上昇
新型コロナウイルス感染第2波リスクから売り先行で
始まりました。
FRBが個別企業の社債の購入を開始すると発表し
積極的な景気支援を好感した買いが入り、午後は上昇に転じました。
FRBは午後に、流通市場で社債を購入する制度を発表。
FRBは同時に中小、中堅企業向けの資制度を通じ
資本市場で資金を調達できない企業向けの融資も開始したと発表。
米国企業への資金支援を通じて、米国経済を支える姿勢を示し
好感した買いが入り株価を押し上げました。
新型コロナウイルス感染第2波の懸念から売りが先行し
NYダウは、寄り付き直後には760ドル超値下がりする場面がありましたが
FRBの支援策を機に午後は280ドル超値上がりする場面がありました。
(1000ドル超の値幅)

感染が収束したとみられていた中国北京市場で新規感染者数が増加
米国は経済再開で先行したフロリダ州やカリフォルニア州で感染者数が再拡大
テキサス州では1日当たりの入院患者が過去最高になりましたが
米国政府主導の資金供給が、実体の感染拡大を打ち消しました。


東京マーケット 前場
前日の米国株が、FRBの追加金融政策を好感して上昇
寄付きから海外短期筋の先物買いがまとまって入り
日経平均株価は買い優勢で始まりました。
寄付 21912.29(9:00)△381.34
安値 21899.48(9:00)△368.53
高寄り後も海外短期筋の先物買いと売り方の買戻しが
前引けにかけてまとまって入り、741円上昇する場面が
ありました。
高値 22272.47(11:16)△741.52
前引 22244.96(11:30)△714.01

東京マーケット 後場
米国ブルームバーグ通信が昼ごろ、トランプ政権は
景気テコ入れ策の一環として1兆ドル(107兆円)近い
インフラ計画の提案を準備していると報道。
時間外米国株価指数先物がさらに上昇し、後場も引き続き
海外短期筋の先物買いと売り方の買戻しが入りました。
寄付 22472.44(12:30)△941.49
安値 22318.22(13:01)△787.27
買い一巡後はやや伸び悩む場面もありましたが
大引けにかけて再び先物買いと売り方の買戻しが入り
一時1093円超上昇する場面がありました。
高値 22624.14(14:29)△1093.19
日経平均株価は大幅高で反発して引けました。
大引 22582.21(15:00)△1051.26 +4.88%

昨日の日本市場立会時間中、新型コロナウイルス感染第2波懸念から
米国株時間外株価指数先物が大幅安となり、昨日の米国株は
売り優勢で始まりました。
NYダウは、寄り付き直後には760ドル超値下がりしたものの
FRBの支援策を機に切り返しに転じ、午後は280ドル超上昇する
場面がありました。
その流れを受けて、日経平均は寄付きから先物買いがまとまって入り
売り方の買戻しも入り大幅反発しました。
日本時間昼ごろ、ブルームバーグ通信の米国政府の1兆ドル規模の
インフラ計画ニュースが報じられると日経平均株価は1093円超上昇しました。
日経平均の上げ幅は今年3番目で、3/25 1454.28円以来の大きさに
なりました。

東証1部の値上がり銘柄数は2104銘柄
2018年12/27 2112銘柄以来となりました。
TOPIX 6営業日ぶりの大幅反発。

米国の6/16時点での新型コロナウイルス感染者数は、211万1622人
死亡者数は、11万6114人
未だに1日2万人以上の方が感染し続けています。
加えて、全米で起きているデモは、3密状態であり、NYでは
多くの市民が自粛をやめて、密集した状態で飲食をしている
最新報道を昨晩見ました。
経済再開で先行したフロリダ州やカリフォルニア州で感染者数が再拡大
テキサス州では1日当たりの入院患者が過去最高を更新している状況で
昨日午前まで、感染拡大第2波懸念から大きく売り込まれていましたが
FRBの追加金融政策、景気テコ入れ策の一環として1兆ドル(107兆円)
近いインフラ計画報道で、コロナ感染第2波の不透明感を打ち消して
しまいました。
東京都の感染者拡大懸念も米国株高が打ち消してしまいました。

全米規模のデモによる感染拡大は、今後2週間経過するとさらに増加すると
考えられます。
東京都の感染者数増加も、6月末には再び減少するとは考えられません。

昨日記載しましたコロナの影響で疲弊している産業と融資先の地銀の疲弊
さらに個々の企業について調査を進めていますが、7月、8月さらに
厳しさが増す企業が多々あります。
詳細はブログでは記載できませんが以下の業種です。

コロナ問題の影響を受けやすい業種
陸運、小売り、宿泊、飲食、生活関連、娯楽、医療福祉
これらの企業への融資を行う地方銀行は、19年3月末時点
5期以上連続で本業赤字の地銀は27行。
コロナ禍の前から苦境に陥っている地銀は全体の4分の1に達しており
政府による地銀への資金注入と今後の動向に要注意。


コメントのご返事

業界の見通しについて
いつもご指導いただきありがとおうございます。
3479TKPを2018年6月、2019年6月の6000円台を夢見て4月22日1475円で
買いました。 
最近のテレワーク、オンラインセミナーなどから会議形式などの
集合形態のものが減少、オフィス需要も縮小するのではと
想像しているのですが、今後の見通しはいかがでしょうか?

コメントありがとうございます。

3479TKPは、コロナショックの影響を受けて3/23安値915円まで
下落しました。
この時の安値は、上場来安値更新となりました。
成長株としてはやされていた同社は、2019年6/11高値5920円まで買われ
コロナショックの影響をもろに受けました。
4月中旬以降、直近にかけて、一部のヘッジファンドや短期志向の
投資家の買いが入り、6/8高値2929円まで上昇しました。
新型コロナ業績ネガティブ銘柄の同社も短期筋は関係なく物色が
続きましたが、6/8高値2929円が戻りの限界に見えます。

2020年1月に借り入れたシンジケートローンの手数料や減損損失も加わり
大幅減益要因。
2021年2月期の営業利益目標、当初計画の96億円から40憶円~32億円水準へ
減益となる見通し。
TKPは貸会議室の室料のほか、機材レンタルや仕出し弁当、宴会
ホテルへの宿泊などの会議に伴う付帯サービスで収益を伸ばしてきました。
貸会議室利用のキャンセルが続出
ビュッフェスタイルでの宴会の急減
すぐに元に戻るわけがない、コロナ収束後も前のようには戻らないとされる
企業研究を直近行っていましたが、TKPはコロナの影響をもろに受けています。
ブログにはあまりこうしたことは書けませんが、東京都などの首都圏では
9月以降、オフィス需要について激震が走ることは避けられない見通しです。
一気に来るのではなく、じわじわとボディーブローを受けるような
状況になることだけ記載します。
一方、会社側も手をこまねいているわけではなく、直近軟調の貸会議室について
時間貸しから1カ月単位での長期貸しへの転換を図り、実質的な貸オフィスとしての
利用を促しています。
今のコロナバブル相場以降は、すぐに元に戻るわけがない
コロナ収束後も前のようには戻らない、これらの銘柄を研究なさることをお勧めします。


【6545】インターネットインフィニティ
いつも参考にさせて頂いてます。
【6545】インターネットインフィニティについて
先生の展望をお伺いしたいです。
介護事業のレコードブックの勢いもあり
中長期的に株価1,000円までは、と目論んでいます。
よろしくお願いします。

コメントありがとうございます。
インターネットインフィニティは、リハビリ型通所介護
レコードブックを展開。
21年3月期 は、通所介護FC純増50の加盟金が上乗せする
見通しですが、介護事業は全体的にコロナの影響をもろに受けています。
コロナの影響で、通所者の減少は、この業界の深刻な現象です。
ほとんどの介護事業者が、通所者の三密を避け自粛の影響を
もろに受けています。
一般の病院も患者数の減少により深刻な状況に苦しんでいます。
病院、介護事業所、ほとんどが三密を避ける利用者が多く
小規模の介護事業所は、夏場から秋にかけて閉鎖に追い込まれる状況です。
将来性のある他の銘柄に投資なさることをお勧めします。



次回は、6/17(水)15:05 頃更新します。

「山高ければ谷深し」「谷深ければ山し」
いつの時代も相場はこの繰り返しです。
現金ポジションさえあれば、ピンチの局面をチャンスに
変えることができます。
現金ポジションがなければ、ピンチの局面をチャンスに
変えることができないばかりか、致命的な損出を抱えることに
なりかねません。

相場の世界では、常に冷静に、常に欲を抑えなければ
この世界で長く生き続けることはできません。

あの時に買っておけばよかった、あの時に売っておけばよかった
相場の世界で、「れば たら」は、一切無用です。
なぜならば、人は人であり、相場で100%はありません。

チャートを改めてご覧ください。
年に1度、2度程度の急落、2年に1度の暴落
ピンチの局面は、その後急速海外短期筋主導で買われ
急落、暴落はなかったように記憶に薄れます。

2018年クリスマス大暴落18年12/26安値18948.58円
2020年コロナショック20年3/19安値16358.19円
これらの大暴落を忘れ、海外短期筋と同じ土俵で
高値圏を買い上がると結果、後悔することになる
可能性が高まります。

命の次に大切なお金は大切にしなければなりません。
お金は、大切にする人についてくるものです。
お金には働いてもらい、その結果の利益の額、大小にかかわらず感謝し
相場が高値圏の時には次の底値買いの時期までゆっくり休んでもらい
急落、暴落時にまた働いてもらう気持ちは大切だと思います。


◎個人投資家の特権
①迷った時、分からない時は様子を見ること、休むことができます。
②頻繁に売買する必要がないため、相場が年初来安値圏まで
日柄、値幅調整の進んだ銘柄の中から内容の良い銘柄を買って
気長に上昇を待つのも個人投資家ならではの最大の特権です。
海外短期筋、国内外機関投資家がプログラム売買を行っても
個人投資家は、「良品安価」年に1度~2度の大バーゲン価格で買えば
人工知能の売買にも勝ち残るばかりではなく、
人工知能の資金を奪い取ることも可能と考えます。

一般の投資家は買ったとたんに不安になることが多いのです。
中途半端な水準での売買、目いっぱいの投資をすることで
資金的余裕、精神的余裕がなくなります。
資金的余裕、精神的余裕が株式投資の生命線です。

個人投資家の1人として「株式投資勝利の法則」を通じて
1人でも多くの読者の皆様が、より良い成果を
上げられますことをお祈り申し上げます。

記事には万全を期していますが、正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
投資資金は、無理のない範囲で行うことが最重要です。

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Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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