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2023-12

木の葉が沈み、石が浮かぶ相場

6月25日(木)19:40

日経平均株価
前場
寄付 22287.87(9:00)▼246.45
高値 22423.41(10:04)▼110.91
安値 22165.14(11:14)▼369.18
前引 22234.80(11:30)▼299.52 -1.33%
後場
寄付 22277.96(12:30)▼256.36
高値 22336.59(13:07)▼197.73
安値 22200.43(13:48)▼333.89
大引 22259.79(15:00)▼274.53 -1.22%

TOPIX
1564.96(9:00)
1572.25(10:02)
1556.36(11:15)
1561.85(15:00)
前日比▼18.65 -1.18%

値上がり銘柄数 442
値下がり銘柄数 1661

新高値銘柄数 56
新安値銘柄数 5

騰落レシオ25D 99.8

日経平均25D乖離率 +0.17
TOPIX25D乖離率 -0.91

前日6/24の米国株
NYダウ 25445.94ドル ▼710.16ドル
ナスダック 9909.166 ▼222.203
S&P500 3050.33 ▼80.96
主要3指数そろって大幅反落
連日史上最高値を更新していたハイテク株比率の高い
ナスダック指数が9営業日ぶりに反落。
NYダウは一時下げ幅を800ドル超下落する場面がありました。
米国国内で24日の新型コロナウイルスの新規感染者数が3万8672人
となり過去最多を記録。
これまでの最高は、4月25日3万6006人
テキサス、カリフォルニア、フロリダの3州では
24時間の新規感染者が5千人を超え、アリゾナ州では
感染の新たなピークを迎え、集中治療室の稼働率が高まっています。
米国では済回復を最優先し、外出規制の緩和、経済再開を急いだ結果
西部や南部で感染者が急増し、1人の感染者が何人にウイルスを
うつしていることをを示す再生産数は、26州で拡大の目安である
1を超えました。
ニューヨーク州クオモ知事は、感染者数の多い州からの旅行者は
14日間の自主隔離を求める方針を示しました。
新型コロナウイルスの感染「第2波」への警戒感が優勢となりました。
4月~6月期四半期末に年金基金などのリバランスに伴い、米国株は
最大760億ドル(8兆1000億円)の売りが出るとの観測もあります。
トランプ大統領は、EU諸国に課している報復関税の拡大を
検討すると発表。
欧米間の貿易摩擦に対する警戒感で、欧州株式相場が大幅安で始まり
その後、米国での新規感染者数が急増した報道から、米国株が急速に
値下がりしました。
昨晩の欧州主要国株は、大幅反落しました。


東京マーケット 前場
新型コロナウイルス感染第2波リスクにより
前日の欧米株が大幅反落した流れを受けて
売り優勢で始まりました。
寄付 22287.87(9:00)▼246.45
寄り後売り一巡後は、押し目買いや買戻しが入り
下げ幅を縮小しました。
高値 22423.41(10:04)▼110.91
新型コロナウイルスの感染再拡大第2波への警戒感が強まり
米国時間外株価指数先物が下げ幅を広げたため、10:05過ぎに
先物売りが断続的に出て、369円超下落する場面がありました。
安値 22165.14(11:14)▼369.18
前引けはやや下げ渋ったものの、大幅続落になりました。
前引 22234.80(11:30)▼299.52 -1.33%

東京マーケット 後場
後場は日銀ETF買い観測からやや下げ渋って始まりました。
寄付 22277.96(12:30)▼256.36
戻りを試すも上値は重く、高値は限定的となりました。
高値 22336.59(13:07)▼197.73
買戻し一巡後は、再び先物主導で下値を試しましたが
22,200円が下値の壁となりました。
安値 22200.43(13:48)▼333.89
日経平均株価は、大幅安で続落して引けました。
大引 22259.79(15:00)▼274.53 -1.22%

日、米、独株の高値警戒感は根強く、海外短期筋が
株式の買い持ち高を解消する動きが出ているとの観測報道。
日経平均は、かろうじて25日移動平均を維持したものの
TOPIXは、マイナス乖離に転落。
日経平均25D乖離率 +0.17
TOPIX25D乖離率 -0.91

6/25(木)東証1部 25日移動平均 
+乖離銘柄数 700銘柄
+10%以上乖離銘柄数 76銘柄
-乖離銘柄数 1460銘柄
-10%以上乖離銘柄数 45銘柄

全体相場は、インデックス(日経平均)以上に崩れだしています。

東京都は、新型コロナウイルスの感染者が、昨日の55人に続き
本日6/25、48人確認されたことを発表。(日本全国で81人)
6月中旬以降、確実に東京都の感染者数が増加しています。
政府やマスコミは、3月、4月のような医療体制の脆弱さは見られず
大きな危機感を示していませんが、さらなる感染拡大の場合は
人々の外出自粛が再び始まり、消費に対する打撃が大きくなることを
忘れてはいけません。
あすは、6/26(金)2週間後は、7/10(金)
2週間後に再拡大になっていないことを祈るばかりです。

◎木の葉が沈み、石が浮かぶ相場 常識は非常識

4052フィーチャ 人気が集中し、昨日、本日、寄り付かず
明日へ持ち越し。
公開価格520円に対し、6/25終値2751円買い気配 
ディープラーニング(深層学習)、機械学習の分野に注力し
最先端の画像認識アルゴリズムを開発
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円 EPS 
連20.6予 400  70  60 40  7.4
連21.6予 600 100 100 70 12.7

昨日、IPOの4052フィーチャは、前評判の通り
6/24、6/25買い気配のまま引けると考えたため
4052フィーチャの比較企業である3653モルフォを昨日買いました。
しかし、結果は
4052フィーチャ 公開価格520円に対し、6/25終値2751円買い気配
3653モルフォ 6/25終値2005円▼45円
先回りしたつもりが裏目に出ました。
しっかり売上利益を出しており、先行投資を行っているモルフォのことを
冷静に考えても、バブル化した相場には通用しないようです。
まさしく、宙に舞い上がる木の葉が沈み、石が浮かぶ相場です。

3653モルフォ
画像処理ソフトウエアを開発
画像認識に特化したディープラーニング(深層学習)製品も手がける
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円 EPS 
連20.10予 2,800 490 490 320 59.4
6/23終値2000円
6/24寄付き2044円買い、2024円買い、平均約定2034円
全体相場の風向きが悪くなった場合は、いったん成り行きで手仕舞う方針です。

東洋経済会社四季報夏号が、明日発売になります。
私は定期購読のため、本日届く予定でしたが、コロナの影響で
遅延しており届きませんでした。
会社四季報プロ500だけ届きました。

今回の新型コロナウイルス感染拡大に対し
戦後最大の経済危機
リーマンショック以上の未曾有の危機
などといわれましたが、株価はコロナ前の水準まで戻りました。
日、米、独、株式市場は、コロナ後の経済V字回復を織り込みに入り
加えて、世界中に資金がジャブジャブにあふれ出しているため
バブル化している相場は、明日以降も米国株次第、日本市場立会時間中は
米国株時間外株価指数先物次第です。
株価の方向性を決めるのは、海外短期筋です。


次回は、6/25(金)15:05 頃更新します。

今後の相場は、戻る消費と戻らない消費
コロナ後に成長できる企業とコロナによって収益の沈む企業
これらの選別が2020年後半相場、2021年相場に鮮明になっていくと思います。
コロナ後は、「2極化相場」に備えなければなりません。

限られた実弾(現金)はよく狙って射程距離(底値圏)に入ってから撃つ。
残りの弾薬(現金枠)を常に考えながら、一気に弾薬(現金枠)を使い切らない。

腕に自信がある投資家はこの限りではありませんが
一般の個人投資家は、海外短期筋と同じ土俵では戦わず
良い銘柄が1年、2年に1度の安値圏のバーゲン価格になった時に買って
上昇するのを待つのが、最も有効と考えます。

6月、7月相場は、高値波乱に要注意

日本株のメインプレーヤーは海外短期筋です。
初心者の個人投資家は、今の株価水準で売買を行っても
なかなか勝てるものではありません。

メインプレーヤー海外短期筋は、上値が重いと見た場合
容赦なく売りたたきにかかることは、承知の事実です。
今後の日本株の動向は、海外短期筋次第といえます。
高値水準での買いは、ハイリスクということを念頭に
あくまで小ロットの売買に徹する場面です。
現金ポジションを高めることが大切ですが、現金ポジションを100%にするのは
相場の世界から離れることを意味します。
相場の世界から離れると、いざ急落、暴落による底値買いは
感覚的に難しくなります。
昔から相場を3日見なかったら、よく分からなくなるといわれています。。
高値付近では、相場の実戦感覚を維持するため
ごく一部の資金で相場に臨むのが有効と考えます。

「山高ければ谷深し」「谷深ければ山し」
いつの時代も相場はこの繰り返しです。
現金ポジションさえあれば、ピンチの局面をチャンスに
変えることができます。
現金ポジションがなければ、ピンチの局面をチャンスに
変えることができないばかりか、致命的な損出を抱えることに
なりかねません。

相場の世界では、常に冷静に、常に欲を抑えなければ
この世界で長く生き続けることはできません。

あの時に買っておけばよかった、あの時に売っておけばよかった
相場の世界で、「れば たら」は、一切無用です。
なぜならば、人は人であり、相場で100%はありません。

チャートを改めてご覧ください。
年に1度、2度程度の急落、2年に1度の暴落
ピンチの局面は、その後急速海外短期筋主導で買われ
急落、暴落はなかったように記憶に薄れます。

2018年クリスマス大暴落18年12/26安値18948.58円
2020年コロナショック20年3/19安値16358.19円
これらの大暴落を忘れ、海外短期筋と同じ土俵で
高値圏を買い上がると結果、後悔することになる
可能性が高まります。

命の次に大切なお金は大切にしなければなりません。
お金は、大切にする人についてくるものです。
お金には働いてもらい、その結果の利益の額、大小にかかわらず感謝し
相場が高値圏の時には次の底値買いの時期までゆっくり休んでもらい
急落、暴落時にまた働いてもらう気持ちは大切だと思います。


◎個人投資家の特権
①迷った時、分からない時は様子を見ること、休むことができます。
②頻繁に売買する必要がないため、相場が年初来安値圏まで
日柄、値幅調整の進んだ銘柄の中から内容の良い銘柄を買って
気長に上昇を待つのも個人投資家ならではの最大の特権です。
海外短期筋、国内外機関投資家がプログラム売買を行っても
個人投資家は、「良品安価」年に1度~2度の大バーゲン価格で買えば
人工知能の売買にも勝ち残るばかりではなく、
人工知能の資金を奪い取ることも可能と考えます。

一般の投資家は買ったとたんに不安になることが多いのです。
中途半端な水準での売買、目いっぱいの投資をすることで
資金的余裕、精神的余裕がなくなります。
資金的余裕、精神的余裕が株式投資の生命線です。

個人投資家の1人として「株式投資勝利の法則」を通じて
1人でも多くの読者の皆様が、より良い成果を
上げられますことをお祈り申し上げます。

記事には万全を期していますが、正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
投資資金は、無理のない範囲で行うことが最重要です。

コメント

今日心に刻む言葉。

「高値付近では、相場の実戦感覚を維持するため
ごく一部の資金で相場に臨むのが有効」

ありがとうございます。

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株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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