コロナによる減益と円高
7月29日(水)15:05
日経平均株価
前場
寄付 22543.89(9:00)▼113.49
高値 22584.87(9:01)▼72.51
安値 22454.15(10:36)▼203.23
前引 22479.05(11:30)▼178.33
後場
寄付 22468.64(12:30)▼188.74
高値 22471.80(12:30)▼185.58
安値 22366.34(14:03)▼291.04
大引 22397.11(15:00)▼260.27 -1.15%
前日7/28の米国株
NYダウ 26379.28ドル ▼205.49ドル
ナスダック 10402.092 ▼134.175
S&P500 3218.44 ▼20.97
主要3指数揃って反落
2020年4~6月期決算が市場予想を下回った銘柄が売られ
相場の重しになりました。
追加の経済支援策を巡る米国議会協議が難航する懸念が
利益確定売りを誘発しました。
投資家のリスク回避姿勢が高まり、大引けかけて
一段安となりました。
前日大きく買われたアップルの下げで、ナスダック指数の
重しになりました。
東京マーケット 前場
前日の米国株安、為替の円高ドル安を背景に
売り優勢で始まりました。
寄付 22543.89(9:00)▼113.49
高値 22584.87(9:01)▼72.51
市場予想を下回る決算を発表した銘柄に売りが出て
株価指数を押し下げました。
ドル円相場が1ドル104円台の円高進行を背景に
株価指数先物売りが出て、輸出関連株にも売りが目立ち
日経平均株価は一時、203円超値下がりする場面がありました。
安値 22454.15(10:36)▼203.23
前引 22479.05(11:30)▼178.33
東京マーケット 後場
日銀ETF買い観測はあるものの、後場は前引けを
下回って始まりました。
寄付 22468.64(12:30)▼188.74
高値 22471.80(12:30)▼185.58
後場寄り直後に前場安値を下回り下値圏での推移となりました。
安値 22366.34(14:03)▼291.04
日経平均株価は4日続落して引けました。
大引 22397.11(15:00)▼260.27 -1.15%
前日決算発表したキヤノンや日産が大幅安となり
市場の地合いが悪化しました。
ドル円相場が1ドル104円台まで円高が進行し、輸出関連企業に
採算悪化を懸念した売りが残続的に出ました。
昨日28日、日本国内新型コロナの新規感染者数は過去最多となり
経済活動停滞が長期化するのではないかとする見方が
相場の重しになりました。
◎コロナ後の相場と元へ戻らない生活環境
今後の相場は、戻る消費と戻らない消費
コロナ後に成長できる企業とコロナによって収益の沈む企業
これらの選別が2020年後半相場、2021年相場、さらに鮮明に
なっていくと思います。
コロナ後は、「2極化相場」に備えなければなりません。
今までの相場は、良い銘柄を安く買うのが個人投資家の生き残り策でしたが
コロナ渦では、今までの良い銘柄が底値圏に到達しても、コロナによって
今後の収益見通しが立たなければうかつに手を出しづらくなりました。
戦後最大の危機といわれた割に、世界主要国の最大規模の財政政策や
中央銀行の潤沢な資金供給により、ジャブジャブになった資金が
米国ハイテク、IT関連、バイオサイエンス関連に集中し
ナスダック指数高につられ、日経平均は底堅く推移しています。
インデックスに比べ、個々の企業は明暗がはっきり分かれ
「2極化相場」になっています。
昨日時点の東証1部の分布状況は以下の通りです。
本日はさらに悪化しています。
7/28(火)東証1部 25日移動平均
+乖離銘柄数 1016
+10%以上乖離銘柄数 70
-乖離銘柄数 1152
-10%以上乖離銘柄数 61
本日配当利回りの高い優良企業だった
7751キャノン 1998年以来20年ぶりの安値に売り込まれました。
7201日産自動車 大幅赤字となり無配転落。
無配転落したら全株売却することなど多くの機関投資家には
様々なルールがあります。
今後の決算発表の減額修正銘柄だけではなく、特に昔の優良株の
無配転落、減配による機関投資家の投げに注意が必要です。
多くの銘柄の株価が、崩れ始めており8月上旬にかけての決算発表で
明暗が大きく分かれ「2極化相場」がより鮮明になるでしょう。
デスクの前に、8月相場で突っ込み待ちの買い予定銘柄一蘭を
昨晩張り出しました。
短期間にここまで下がるのかという勢いで下がり続け、買い目標に
近づいている銘柄が出てきました。
まだ買うのは先のため、8月の夏枯れ相場の陰の極、場合によっては
9月に持ち越すかもしれませんが、じっくりと値下がりを監視し続けます。
加えて、5Gなど重要テーマ株のバーゲン価格があるかもしれないため
各テーマごとの銘柄検証を繰り返しています。
今まで悪材料には一切反応しなかった日本市場ですが
本日悪材料に反応し始めました。
株高と実体経済の乖離が、修正される場面です。
これからのピンチの局面をチャンスに変える重要な局面と判断します。
個人投資家人気の成長株 6184鎌倉新書
19年12/4高値2084円上場来高値形成、その後本格調整局面入り
コロナショック後、3/13安値814円で底打ち後切り返しに転じ
戻り高値 5/26高値1318円
直近にかけて、下値を探る展開となりコロナショック安値3/13安値814円を
割り込んでいます。
以前から割高な銘柄とみていましたが、21年1月期営業減益で
成長性期待が大きく低下したため、今後底打ち後の戻り高値も
限定的になりそうです。
次回は、7/30(木)20:00 頃更新します。
直近の相場は、米国主導の過剰流動性「一握りのハイテクバブル相場」のため
日本株は、米国相場次第、そして海外短期筋次第といえます。
市場では感染者数の増加による経済再開の後退リスク、米中対立の高まりなど
不確実性の高まりと市場にあふれている巨額の資金の綱引きが今後も続きそうです。
7月末~8月相場
1、日米の決算発表の時期 4-6月期
2、日本株決算発表を機に「2極化相場」
3、トランプ大統領の再選に向けた動向(米中対立リスク)
4、米国、東京都の感染者拡大の推移
今後の相場は、戻る消費と戻らない消費
コロナ後に成長できる企業とコロナによって収益の沈む企業
これらの選別が2020年後半相場、2021年相場に鮮明になっていくと思います。
コロナ後は、「2極化相場」に備えなければなりません。
◎個人投資家の特権
①迷った時、分からない時は様子を見ること、休むことができます。
②頻繁に売買する必要がないため、相場が年初来安値圏まで
日柄、値幅調整の進んだ銘柄の中から内容の良い銘柄を買って
気長に上昇を待つのも個人投資家ならではの最大の特権です。
海外短期筋、国内外機関投資家がプログラム売買を行っても
個人投資家は、「良品安価」年に1度~2度の大バーゲン価格で買えば
人工知能の売買にも勝ち残るばかりではなく、
人工知能の資金を奪い取ることも可能と考えます。
一般の投資家は買ったとたんに不安になることが多いのです。
中途半端な水準での売買、目いっぱいの投資をすることで
資金的余裕、精神的余裕がなくなります。
資金的余裕、精神的余裕が株式投資の生命線です。
個人投資家の1人として「株式投資勝利の法則」を通じて
1人でも多くの読者の皆様が、より良い成果を
上げられますことをお祈り申し上げます。
記事には万全を期していますが、正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
投資資金は、無理のない範囲で行うことが最重です。
日経平均株価
前場
寄付 22543.89(9:00)▼113.49
高値 22584.87(9:01)▼72.51
安値 22454.15(10:36)▼203.23
前引 22479.05(11:30)▼178.33
後場
寄付 22468.64(12:30)▼188.74
高値 22471.80(12:30)▼185.58
安値 22366.34(14:03)▼291.04
大引 22397.11(15:00)▼260.27 -1.15%
前日7/28の米国株
NYダウ 26379.28ドル ▼205.49ドル
ナスダック 10402.092 ▼134.175
S&P500 3218.44 ▼20.97
主要3指数揃って反落
2020年4~6月期決算が市場予想を下回った銘柄が売られ
相場の重しになりました。
追加の経済支援策を巡る米国議会協議が難航する懸念が
利益確定売りを誘発しました。
投資家のリスク回避姿勢が高まり、大引けかけて
一段安となりました。
前日大きく買われたアップルの下げで、ナスダック指数の
重しになりました。
東京マーケット 前場
前日の米国株安、為替の円高ドル安を背景に
売り優勢で始まりました。
寄付 22543.89(9:00)▼113.49
高値 22584.87(9:01)▼72.51
市場予想を下回る決算を発表した銘柄に売りが出て
株価指数を押し下げました。
ドル円相場が1ドル104円台の円高進行を背景に
株価指数先物売りが出て、輸出関連株にも売りが目立ち
日経平均株価は一時、203円超値下がりする場面がありました。
安値 22454.15(10:36)▼203.23
前引 22479.05(11:30)▼178.33
東京マーケット 後場
日銀ETF買い観測はあるものの、後場は前引けを
下回って始まりました。
寄付 22468.64(12:30)▼188.74
高値 22471.80(12:30)▼185.58
後場寄り直後に前場安値を下回り下値圏での推移となりました。
安値 22366.34(14:03)▼291.04
日経平均株価は4日続落して引けました。
大引 22397.11(15:00)▼260.27 -1.15%
前日決算発表したキヤノンや日産が大幅安となり
市場の地合いが悪化しました。
ドル円相場が1ドル104円台まで円高が進行し、輸出関連企業に
採算悪化を懸念した売りが残続的に出ました。
昨日28日、日本国内新型コロナの新規感染者数は過去最多となり
経済活動停滞が長期化するのではないかとする見方が
相場の重しになりました。
◎コロナ後の相場と元へ戻らない生活環境
今後の相場は、戻る消費と戻らない消費
コロナ後に成長できる企業とコロナによって収益の沈む企業
これらの選別が2020年後半相場、2021年相場、さらに鮮明に
なっていくと思います。
コロナ後は、「2極化相場」に備えなければなりません。
今までの相場は、良い銘柄を安く買うのが個人投資家の生き残り策でしたが
コロナ渦では、今までの良い銘柄が底値圏に到達しても、コロナによって
今後の収益見通しが立たなければうかつに手を出しづらくなりました。
戦後最大の危機といわれた割に、世界主要国の最大規模の財政政策や
中央銀行の潤沢な資金供給により、ジャブジャブになった資金が
米国ハイテク、IT関連、バイオサイエンス関連に集中し
ナスダック指数高につられ、日経平均は底堅く推移しています。
インデックスに比べ、個々の企業は明暗がはっきり分かれ
「2極化相場」になっています。
昨日時点の東証1部の分布状況は以下の通りです。
本日はさらに悪化しています。
7/28(火)東証1部 25日移動平均
+乖離銘柄数 1016
+10%以上乖離銘柄数 70
-乖離銘柄数 1152
-10%以上乖離銘柄数 61
本日配当利回りの高い優良企業だった
7751キャノン 1998年以来20年ぶりの安値に売り込まれました。
7201日産自動車 大幅赤字となり無配転落。
無配転落したら全株売却することなど多くの機関投資家には
様々なルールがあります。
今後の決算発表の減額修正銘柄だけではなく、特に昔の優良株の
無配転落、減配による機関投資家の投げに注意が必要です。
多くの銘柄の株価が、崩れ始めており8月上旬にかけての決算発表で
明暗が大きく分かれ「2極化相場」がより鮮明になるでしょう。
デスクの前に、8月相場で突っ込み待ちの買い予定銘柄一蘭を
昨晩張り出しました。
短期間にここまで下がるのかという勢いで下がり続け、買い目標に
近づいている銘柄が出てきました。
まだ買うのは先のため、8月の夏枯れ相場の陰の極、場合によっては
9月に持ち越すかもしれませんが、じっくりと値下がりを監視し続けます。
加えて、5Gなど重要テーマ株のバーゲン価格があるかもしれないため
各テーマごとの銘柄検証を繰り返しています。
今まで悪材料には一切反応しなかった日本市場ですが
本日悪材料に反応し始めました。
株高と実体経済の乖離が、修正される場面です。
これからのピンチの局面をチャンスに変える重要な局面と判断します。
個人投資家人気の成長株 6184鎌倉新書
19年12/4高値2084円上場来高値形成、その後本格調整局面入り
コロナショック後、3/13安値814円で底打ち後切り返しに転じ
戻り高値 5/26高値1318円
直近にかけて、下値を探る展開となりコロナショック安値3/13安値814円を
割り込んでいます。
以前から割高な銘柄とみていましたが、21年1月期営業減益で
成長性期待が大きく低下したため、今後底打ち後の戻り高値も
限定的になりそうです。
次回は、7/30(木)20:00 頃更新します。
直近の相場は、米国主導の過剰流動性「一握りのハイテクバブル相場」のため
日本株は、米国相場次第、そして海外短期筋次第といえます。
市場では感染者数の増加による経済再開の後退リスク、米中対立の高まりなど
不確実性の高まりと市場にあふれている巨額の資金の綱引きが今後も続きそうです。
7月末~8月相場
1、日米の決算発表の時期 4-6月期
2、日本株決算発表を機に「2極化相場」
3、トランプ大統領の再選に向けた動向(米中対立リスク)
4、米国、東京都の感染者拡大の推移
今後の相場は、戻る消費と戻らない消費
コロナ後に成長できる企業とコロナによって収益の沈む企業
これらの選別が2020年後半相場、2021年相場に鮮明になっていくと思います。
コロナ後は、「2極化相場」に備えなければなりません。
◎個人投資家の特権
①迷った時、分からない時は様子を見ること、休むことができます。
②頻繁に売買する必要がないため、相場が年初来安値圏まで
日柄、値幅調整の進んだ銘柄の中から内容の良い銘柄を買って
気長に上昇を待つのも個人投資家ならではの最大の特権です。
海外短期筋、国内外機関投資家がプログラム売買を行っても
個人投資家は、「良品安価」年に1度~2度の大バーゲン価格で買えば
人工知能の売買にも勝ち残るばかりではなく、
人工知能の資金を奪い取ることも可能と考えます。
一般の投資家は買ったとたんに不安になることが多いのです。
中途半端な水準での売買、目いっぱいの投資をすることで
資金的余裕、精神的余裕がなくなります。
資金的余裕、精神的余裕が株式投資の生命線です。
個人投資家の1人として「株式投資勝利の法則」を通じて
1人でも多くの読者の皆様が、より良い成果を
上げられますことをお祈り申し上げます。
記事には万全を期していますが、正確性、確実性を保証するものではありません。
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投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
投資資金は、無理のない範囲で行うことが最重です。
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