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2023-12

今週は売買代金2兆円割れ続く

8月21日(金)15:05

日経平均株価
前場
寄付 23022.76(9:00)△142.14
高値 23135.43(9:28)△254.81
安値 22934.35(10:49)△53.73
前引 22953.66(11:30)△73.04 +0.32%
後場
寄付 23020.89(12:30)△140.27
高値 23036.75(12:31)△156.13
安値 22920.30(15:00)△39.68
終値 22920.30(15:00)△39.68 +0.17%


前日8/20の米国株
NYダウ 27739.73ドル △46.85ドル
ナスダック 11264.954 △118.493
S&P500 3385.51 △10.66
主要3指数は揃って反発、主力ハイテク株はアップル中心に上昇
ナスダック指数は最高値を更新。
時価総額が2兆ドルの大台に乗ったアップルは連日の最高値を更新。
アップルは10ドル上昇により、NYダウを約70ドル押し上げました。
ハイテク株上昇に比べ、NYダウの上値が重くなっています。

東京マーケット 前場
前日の米国株は主要ハイテク株高の流れを受けて
買い優勢で始まりました。
寄付 23022.76(9:00)△142.14
寄り後先物買いが断続的に入り上値を試す展開になりました。
高値 23135.43(9:28)△254.81
買い一巡後は、利益確定売りに押され前引けにかけて
急速に上げ幅を縮小しました。
この時点で前日大幅安した韓国株や台湾株の上値が重く
相場の重しになりました。
安値 22934.35(10:49)△53.73
前引 22953.66(11:30)△73.04 +0.32%

東京マーケット 後場
後場は前引けを上回って始まりましたが
寄付 23020.89(12:30)△140.27
高値 23036.75(12:31)△156.13
買い一巡後は週末要因もあり薄商いの中、模様眺めの展開となり
次第に上値が重くなり、上げ幅を縮めました。
安値 22920.30(15:00)△39.68

週末8/21(金)日経平均株価は反発して引けました。
終値 22920.30(15:00)△39.68 +0.17%


今週は日々の売買高が取引の目安2兆円を連日大きく割り込んでいます。
薄商いの中、下値では日銀ETF買いが入るため、日銀の買いの目安
TOPIXが前場0.5%下落、TOPIX続落後の翌日前場0.3%下落など
海外短期筋が日銀ETF買いの先を見透かして、売買を行っています。
昨日は電子部品、半導体関連中心に韓国、台湾株が大幅安となり
昨日後場は日銀ETF買いが入らないと見越した海外短期筋が
久々に売り仕掛けを行い、日経平均は1%の下落となりました。
本日は一転して、寄付きから買い優勢となり、高寄り後9:28に
△254.81の上昇となりましたが、買い一巡後は急速に伸び悩みました。

コロナ後、主要国の財政支出は1000兆円を超え
大不況のさなか金余りの過剰流動性相場となり、コロナ禍経済の
影響を受けにくい米国ハイテク株中心に世界のマネーが一極集中
巨大資金が流入しています。

日本には、GAFA+Mのような巨大ハイテク株がなく、テスラのような
時価総額を拡大できるだけの銘柄がありません。

日本経済新聞社がまとめた2019年の世界市場における
「主要商品・サービスシェア調査」の全74品目中
日本企業と韓国企業の首位品目が7つずつで並び韓国に
追いつかれました。
日本は前の年の11品目から4品目減らし
中国(12品目)に抜き去られて3位に後退

日本のコロナショック時の様々な対応の遅れにより、先進国としての
国の電子化の遅れが一気に露呈しました。
コロナPCR検査の遅れ、検査結果を保健所に報告するのも
電子カルテのデーターを手書きでFAXしなければならない
病院、届いたFAXを保健所はさらに手書きで厚労省へFAXするという
莫大な無駄な作業を行う病院、保健所の苦悩。
バブル崩壊後も無駄な堀っ返し工事に莫大な予算をかける日本の今の現状は
まるで税金の無駄遣いばかりの後進国に見えるのは私だけではないと
思います。
国民、日本在住者へ向けた、10万円支給は数日前にようやく98%に
達したという報道を耳にしました。
1日でも早くほしい人がいるにもかかわらず、政府地方自治体の
電子化が遅れ混乱しました。
ネットを利用してもシステム障害が発生し、迅速な作業ができないばかりか
ネットでの申告を受け付けても、それをプリントアウトして
手作業で目で確認する役所仕事で、職員の方々は疲弊しました。
マスクにしても、国民全員がマスク不足に困っている時ではなく
マスクが世間に出回り、いつでも手に入る時期に布製の小さな
マスクの配布が始まり、他の国々に比べて日本にはスピード感が
大きく欠如しています。
100兆円を超える国家予算がありながら、国税を全く生かせていない
日本の衰退は、これからも続きそうです。

日本の衰退は今後も加速することは間違いなさそうですが
今懸念される円高は、最後の円高となり、国の衰退とともに
円の価値が年々低くなっていくことになりそうです。

コロナ禍によるオフィス需要の減退という世界的な現象は
日本の首都圏で顕著に表れています。
いち早くテレワークに踏み切った企業は、3月、4月に解約を申し出
6カ月後の9月、10月以降、さらに空室率が高まりそうです。
100年に1度の渋谷再開発もコロナによって流れが大きく変化しています。
3289東急不動産HD
9005東急
今後の相場は、戻る消費と戻らない消費
コロナ後に成長できる企業とコロナによって収益の沈む企業
21/3期決算発表が終わり、3分の1の企業が21/3期予想未定としています。
決算内容は、27%の減益となり、4-6月期の大底は確定しても
多くの企業がコロナ禍において、7-9月期のV字回復は望めない状況です。
今行っている作業は、4-6月期の営業利益四半期進捗率の高い銘柄を
日足、週足チャートで株価位置を見て、21/3期に向けて好進捗率が
一過性ではないか、今後も増益基調が続くかどうか、調べています。
玉石混交のリスト、多くの「石」の中一握りのに「玉」があるはずです。

有機EL関連銘柄
4112保土谷化学工業
7/31発表の第1塩半期4-6月期決算を受けて
8/3終値5230円 △705円 S高 買い気配
8/4高値5830円まで買われ長い上ヒゲを引きました。
その後買いは続かず、5000円を挟んだ水準での
小動きになっています。
第1四半期時点の本業の利益を表す営業利益
前期比進捗率が97.2%となり、年の4分の1で1年分近く
稼ぎだした形になります。
会社側予想は、21/3期予想未定となっていますが
四季報夏号では、21/3期営業利益予想25憶円
第1四半期実績営業利益22憶6千万円四季報予想値進捗率90.4%


次回更新は、8/24(月)15:05 更新予定です。

TOPIXの戻りの日柄
12/25安値1415.55 4/15高値1630.68 71営業日
2019年8/26安値1478.03 12/17高値1747.20 76営業日
3/17安値1199.25 8/13高値1628.67 99営業日

1、世界的な感染拡大第2波
2、米中ハイテク戦争激化
3、4-6月期底打ちしたものの7-9月期期待される
 日本経済ののV字回復は難しく回復の規模は小さくなる
4、ブルーンバークによると機関投資家が運用の指標とする
 S&P500指数のEPSは、昨年12月末の164ポイントから
 直近の7月末には129ポイントと2割強低下
 7月末のPERは25倍超となり、ITバブル時と並びました。

今後の相場は、戻る消費と戻らない消費
コロナ後に成長できる企業とコロナによって収益の沈む企業
これらの選別が2020年後半相場、2021年相場に鮮明になっていくと思います。
コロナ後は、「2極化相場」に備えなければなりません。
8月は、決して中途半端な水準での値ぼれ買いは禁物です。
8月、場合によっては9月に、買いのチャンスが来ることを前提に
日々買い候補銘柄を絞り込む重要な時期です。
コロナによって沈む企業は、安くても手出し無用です。

◎配当利回り上位で減配リスクの低そうな銘柄 8/5掲載
配当取りや優待取りが個人投資家の魅力あるインカムゲイン投資として
話題になっていますが、いくら高配当でも魅力ある優待銘柄でも
高値圏で買ったのでは、値下がりによって元も子もなくなります。
そのためにはこれらの魅力ある銘柄を安値圏で買い下がり
あるいは底値買いすることにより、投資魅力が倍増します。
年に1度、数年に1度の安値圏を買って、そのまま放置する
高くなったら売るかどうか考える。
1、高配当、魅力ある優待権利取り
2、底値で買えばキャピタルゲインも狙える

8058三菱商事 直近安値8/3安値2117.5円
2020年コロナショック時安値4/6安値2094.5円
21/3期予想配当134円 直近安値8/3安値2117.5円
134円÷2117.5円=6.33% 配当利回り6.33%
2020年高低 2/6高値2948円 4/6安値2094.5円
2019年高低 2/21高値3290円 8/26安値2520円
2018年高低 10/5高値3638円 3/25安値2776円
8/11追記
8/11高値2268円 8/13高値2355円まで買われました。

8591オリックス 直近安値8/3安値1136円
2020年コロナショック時安値3/23安値1100.5円
21/3期予想配当76円 直近安値8/3安値1136円
76円÷1136円=6.69% 配当利回り6.69%
2020年高低 2/6高値1958.5円 3/23安値1100.5円
2019年高低 1/23高値1890円 8/6安値1451円
2018年高低 1/24高値2216.5円 12/25安値1491円
8/11追記
8/11高値1300円 8/13高値1338円まで買われました。

8725MS&AD 直近安値7/31安値2621.5円
2020年コロナショック時安値3/17安値2590.5円
21/3期予想配当150円 直近安値7/31安値2621.5円
150円÷2621.5円=5.72% 配当利回り5.72%
2020年高低 2/6高値3800円 3/17安値2590.5円
2019年高低 12/13高値3763円 1/4安値3049円
2018年高低 5/18高値3882円 12/25安値3001円
8/11追記
8/7高値2893円 8/12高値2939.5円まで買われました。

直近まで歴史的な長期下降トレンドが続いた銘柄

4902コニカミノルタ
18年10/1高値1254円 その後1年10カ月下降トレンドが続き
7/31安値278円

1878大東建託
17年12/27高値23550円史上最高値 その後20カ月下降トレンドが続き
8/7安値8032円

2579コカコーラHD
18年6/5高値4815円 その後2年2カ月下降トレンドが続き
8/3安値1564円

3591ワコール
17年12/26高値3640円 その後2年7カ月下降トレンドが続き
8/3安値1630円

8570イオンFS
2018年1/24高値2914円 その後2年6カ月下降トレンドが続き
7/31安値793円

7751キャノン
2017年11/9高値4472円 その後2年8カ月下降トレンドが続き
7/31安値1676円

直近の相場は、米国主導の過剰流動性「一握りのハイテクバブル相場」のため
日本株は、米国相場次第、そして海外短期筋次第といえます。
市場では感染者数の増加による経済再開の後退リスク、米中対立の高まりなど
不確実性の高まりと市場にあふれている巨額の資金の綱引きが今後も続きそうです。

◎個人投資家の特権
①迷った時、分からない時は様子を見ること、休むことができます。
②頻繁に売買する必要がないため、相場が年初来安値圏まで
日柄、値幅調整の進んだ銘柄の中から内容の良い銘柄を買って
気長に上昇を待つのも個人投資家ならではの最大の特権です。
海外短期筋、国内外機関投資家がプログラム売買を行っても
個人投資家は、「良品安価」年に1度~2度の大バーゲン価格で買えば
人工知能の売買にも勝ち残るばかりではなく、
人工知能の資金を奪い取ることも可能と考えます。

一般の投資家は買ったとたんに不安になることが多いのです。
中途半端な水準での売買、目いっぱいの投資をすることで
資金的余裕、精神的余裕がなくなります。
資金的余裕、精神的余裕が株式投資の生命線です。

個人投資家の1人として「株式投資勝利の法則」を通じて
1人でも多くの読者の皆様が、より良い成果を
上げられますことをお祈り申し上げます。

記事には万全を期していますが、正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
投資資金は、無理のない範囲で行うことが最重です。

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株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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