短期筋のポジション調整主導
11月4日(水)15:05
日経平均株価
前場
寄付 23619.58(9:00)△324.10
高値 23798.13(9:13)△502.65
安値 23505.78(9:02)△210.30
前引 23626.38(11:30)△330.90
後場
寄付 23764.66(12:30)△469.18
高値 23801.88(13:09)△506.40
安値 23695.23(15:00)△399.75
大引 23695.23(15:00)△399.75 +1.72%
前日11/3の米国株
NYダウ 27480.03ドル △554.98ドル
ナスダック 11160.572 △202.961
S&P500 3369.16 △58.92
主要3指数そろって大幅高で続伸
米国大統領選挙でバイデン前副大統領が勝利して
上下両院で民主党が過半数を制し、大規模な
経済対策実施が実行されるとの思惑から
景気敏感株中心に幅広い銘柄が買われました。
直近までは大統領選挙が接戦になり、民主党で多い郵便投票の正当性を
否定するトランプ大統領が敗れた場合、法廷闘争に持ち込むリスクが
警戒されていたものの、3日はバイデン氏が早期に勝利するとの見方が
高まりました。
バイデン氏が当選した場合の大規模な財政出動を先取りし
米国長期債が売られ、10年物国債利回りは一時5カ月ぶりの
高水準を付けました。
米国金利上昇=円安
東京マーケット 前場
前日の米国株が、バイデン前副大統領が早期に勝利して
上下両院で民主党が過半数を制し、大規模な経済対策実施が
実行されるのではないかとする見方が優勢となり
主要3指数そろって大幅高で続伸した流れを受けて
休場中の日経平均先物が大幅高となり、先物高にサヤ寄せして
全面高で始まりました。
寄付 23619.58(9:00)△324.10
安値 23505.78(9:02)△210.30
寄付き時点では多くの銘柄が買い気配のまま値がつかず
多くの銘柄に値が付き始めると日経平均は502円超上昇する
場面がありました。
高値 23798.13(9:13)△502.65
開票が始まりトランプ大統領の想定以上の善戦が報じられると
利益確定売りや先物売りが出て上げ幅を縮小する場面がありました。
前引 23626.38(11:30)△330.90
東京マーケット 後場
昼休みの時間帯に米国株時間外先物が上昇に転じ
ドル円相場が1ドル105円台前半まで円安が進み
日経平均先物が上昇、後場寄り付きは先物にサヤ寄せし
前引け水準を大きく上回って始まりました。
寄付 23764.66(12:30)△469.18
米国大統領選で、短期決着の可能性が高まったとする見方が
優勢となり不透明感長期化を予想し、売り持ちにしていた
ポジションを買い戻す動きが優勢となり、前場高値を上回り
506円超上昇する場面がありました。
高値 23801.88(13:09)△506.40
その後も高値圏を維持しながらの推移となりました。
安値 23695.23(15:00)△399.75
日経平均株価は、大幅高で続伸して引けました。
大引 23695.23(15:00)△399.75 +1.72%
◎米国大統領選挙速報に市場は一喜一憂
バイデン氏が勝利し、上下両院院も民主党が過半数の議席を獲得する
「ブルーウエーブ」となれば、民主党独自の巨額な経済対策が
早期に実施されるとの期待が根強く、それにより大型公共投資で
コロナ禍の米国景気が持ち直し、世界景気回復をけん引するとの期待が
優勢になりました。
その後開票が進み、勝敗を左右する激戦州の1つ、フロリダ州の接戦が
報道されると、堅調だった米国時間外株価指数先物が下落に転じ
前場9:50過ぎに日経平均の上値が重くなる場面がありました。
前場高値 23798.13(9:13)△502.65
9:58 23534.93円△239.45
重要な激戦州での勝敗の行方に短期筋主導でインデックスが上下しました。
日本時間4日昼ごろから米国株時間外先物価格が急速に下げ渋り
上昇に転じたため、後場の日経平均は前引けを大きく上回って始まり
前場高値を上回りこの日の高値を更新しました。
バイデン氏が早期に勝利し、民主党が上下両院を制することを
海外短期筋主導で市場は先取りしました。
以前は増税を唱えるバイデン氏当選の場合は、株安になる見方が
大半でした。
しかし、バイデン氏有利のまま大統領選が近づき
「ブルーウエーブ」となれば、難航していた巨額な経済対策が
早期に実施される期待感が高まり、増税は新型コロナが
落ち着いてからとなるため株価大幅反発につながりました。
ここで気がかりな点があります。
1、バイデン氏の巨大ハイテク企業への規制強化
巨大ハイテク企業株価の重しになるのではないか?
2、バイデン氏に唱えるキャピタルゲイン大幅増税
米国は日本に比べ株式への投資比率が極めて高く
多くの資産家はバイデン大統領就任前に利益確定売りを行った場合
米国株は波乱の展開が予想される。
本日は米国大統領選挙速報と米国株時間外先物に日経平均先物が
海外短期筋主導で大きく動きましたが、あくまで短期筋主導による
株価の大幅変動です。
米国株が、1、2の要因で今後崩れると、海外短期筋主導で
日本株も影響を受ける可能性があります。
加えて、トランプ大統領が敗北を認めず、連邦裁判所に提訴し
選挙結果判明が長引くと本日のバイデン氏早期勝利を織り込んだ
米国株大幅高は、修正されることも否定できません。
相場の最も嫌うことは、「不透明要因」です。
インデックスは高値更新でも、多くの銘柄は調整局面に入っており
決算発表を機に「2極化」がさらに鮮明になることも考えられます。
四半期決算で一時的に大きく売り込まれた銘柄、今期21/3期大幅減額修正でも
22/3期はV字回復が見込める銘柄、大幅増収が続くも、先行投資優先で
利益が大きく減少する銘柄など、お宝銘柄が探せばあるものです。
海外短期筋主導のインデックス上昇に踊らされることなく
コロナ後に浮上の見込める銘柄への銘柄研究の重要な時と考えます。
高めている現金ポジションを維持しながら、重要イベント結果を見定めます。
迷ったとき、分からないときは現金ポジションを高め
休みながら冷静に次のチャンスを見極める。
11月、12月にかけてのチャンスの局面を待つ。
14:20ころ、バイデン候補が声明を出すとの報道がありました。
大引け直前14:45ころのバイデン氏声明
「我々は選挙に勝つ軌道に乗っていることを信じる」
その後、今晩トランプ大統領が声明を述べると発表
本日の株価上昇の背景は、大統領選挙前に積み上げた短期筋の
ポジション調整の影響が想定以上に高くなった模様です。
3910エムケイシステム
10/7高値1287円形成後、直近のマザーズ大幅安による
全体相場地合い悪化による調整局面で10/30安値872円まで下落。
本日11/4出来高急増株価上昇
明日以降の戻りに注目。
1000円台に乗せ、その上をどこまで戻るかどうか?
次回は 11/5(木)20:00 更新予定です。
◎個人投資家の特権
①迷った時、分からない時は様子を見ること、休むことができます。
②頻繁に売買する必要がないため、相場が年初来安値圏まで
日柄、値幅調整の進んだ銘柄の中から内容の良い銘柄を買って
気長に上昇を待つのも個人投資家ならではの最大の特権です。
海外短期筋、国内外機関投資家がプログラム売買を行っても
個人投資家は、「良品安価」年に1度~2度の大バーゲン価格で買えば
人工知能の売買にも勝ち残るばかりではなく、
人工知能の資金を奪い取ることも可能と考えます。
一般の投資家は買ったとたんに不安になることが多いのです。
中途半端な水準での売買、目いっぱいの投資をすることで
資金的余裕、精神的余裕がなくなります。
資金的余裕、精神的余裕が株式投資の生命線です。
個人投資家の1人として「株式投資勝利の法則」を通じて
1人でも多くの読者の皆様が、より良い成果を
上げられますことをお祈り申し上げます。
日経平均株価
前場
寄付 23619.58(9:00)△324.10
高値 23798.13(9:13)△502.65
安値 23505.78(9:02)△210.30
前引 23626.38(11:30)△330.90
後場
寄付 23764.66(12:30)△469.18
高値 23801.88(13:09)△506.40
安値 23695.23(15:00)△399.75
大引 23695.23(15:00)△399.75 +1.72%
前日11/3の米国株
NYダウ 27480.03ドル △554.98ドル
ナスダック 11160.572 △202.961
S&P500 3369.16 △58.92
主要3指数そろって大幅高で続伸
米国大統領選挙でバイデン前副大統領が勝利して
上下両院で民主党が過半数を制し、大規模な
経済対策実施が実行されるとの思惑から
景気敏感株中心に幅広い銘柄が買われました。
直近までは大統領選挙が接戦になり、民主党で多い郵便投票の正当性を
否定するトランプ大統領が敗れた場合、法廷闘争に持ち込むリスクが
警戒されていたものの、3日はバイデン氏が早期に勝利するとの見方が
高まりました。
バイデン氏が当選した場合の大規模な財政出動を先取りし
米国長期債が売られ、10年物国債利回りは一時5カ月ぶりの
高水準を付けました。
米国金利上昇=円安
東京マーケット 前場
前日の米国株が、バイデン前副大統領が早期に勝利して
上下両院で民主党が過半数を制し、大規模な経済対策実施が
実行されるのではないかとする見方が優勢となり
主要3指数そろって大幅高で続伸した流れを受けて
休場中の日経平均先物が大幅高となり、先物高にサヤ寄せして
全面高で始まりました。
寄付 23619.58(9:00)△324.10
安値 23505.78(9:02)△210.30
寄付き時点では多くの銘柄が買い気配のまま値がつかず
多くの銘柄に値が付き始めると日経平均は502円超上昇する
場面がありました。
高値 23798.13(9:13)△502.65
開票が始まりトランプ大統領の想定以上の善戦が報じられると
利益確定売りや先物売りが出て上げ幅を縮小する場面がありました。
前引 23626.38(11:30)△330.90
東京マーケット 後場
昼休みの時間帯に米国株時間外先物が上昇に転じ
ドル円相場が1ドル105円台前半まで円安が進み
日経平均先物が上昇、後場寄り付きは先物にサヤ寄せし
前引け水準を大きく上回って始まりました。
寄付 23764.66(12:30)△469.18
米国大統領選で、短期決着の可能性が高まったとする見方が
優勢となり不透明感長期化を予想し、売り持ちにしていた
ポジションを買い戻す動きが優勢となり、前場高値を上回り
506円超上昇する場面がありました。
高値 23801.88(13:09)△506.40
その後も高値圏を維持しながらの推移となりました。
安値 23695.23(15:00)△399.75
日経平均株価は、大幅高で続伸して引けました。
大引 23695.23(15:00)△399.75 +1.72%
◎米国大統領選挙速報に市場は一喜一憂
バイデン氏が勝利し、上下両院院も民主党が過半数の議席を獲得する
「ブルーウエーブ」となれば、民主党独自の巨額な経済対策が
早期に実施されるとの期待が根強く、それにより大型公共投資で
コロナ禍の米国景気が持ち直し、世界景気回復をけん引するとの期待が
優勢になりました。
その後開票が進み、勝敗を左右する激戦州の1つ、フロリダ州の接戦が
報道されると、堅調だった米国時間外株価指数先物が下落に転じ
前場9:50過ぎに日経平均の上値が重くなる場面がありました。
前場高値 23798.13(9:13)△502.65
9:58 23534.93円△239.45
重要な激戦州での勝敗の行方に短期筋主導でインデックスが上下しました。
日本時間4日昼ごろから米国株時間外先物価格が急速に下げ渋り
上昇に転じたため、後場の日経平均は前引けを大きく上回って始まり
前場高値を上回りこの日の高値を更新しました。
バイデン氏が早期に勝利し、民主党が上下両院を制することを
海外短期筋主導で市場は先取りしました。
以前は増税を唱えるバイデン氏当選の場合は、株安になる見方が
大半でした。
しかし、バイデン氏有利のまま大統領選が近づき
「ブルーウエーブ」となれば、難航していた巨額な経済対策が
早期に実施される期待感が高まり、増税は新型コロナが
落ち着いてからとなるため株価大幅反発につながりました。
ここで気がかりな点があります。
1、バイデン氏の巨大ハイテク企業への規制強化
巨大ハイテク企業株価の重しになるのではないか?
2、バイデン氏に唱えるキャピタルゲイン大幅増税
米国は日本に比べ株式への投資比率が極めて高く
多くの資産家はバイデン大統領就任前に利益確定売りを行った場合
米国株は波乱の展開が予想される。
本日は米国大統領選挙速報と米国株時間外先物に日経平均先物が
海外短期筋主導で大きく動きましたが、あくまで短期筋主導による
株価の大幅変動です。
米国株が、1、2の要因で今後崩れると、海外短期筋主導で
日本株も影響を受ける可能性があります。
加えて、トランプ大統領が敗北を認めず、連邦裁判所に提訴し
選挙結果判明が長引くと本日のバイデン氏早期勝利を織り込んだ
米国株大幅高は、修正されることも否定できません。
相場の最も嫌うことは、「不透明要因」です。
インデックスは高値更新でも、多くの銘柄は調整局面に入っており
決算発表を機に「2極化」がさらに鮮明になることも考えられます。
四半期決算で一時的に大きく売り込まれた銘柄、今期21/3期大幅減額修正でも
22/3期はV字回復が見込める銘柄、大幅増収が続くも、先行投資優先で
利益が大きく減少する銘柄など、お宝銘柄が探せばあるものです。
海外短期筋主導のインデックス上昇に踊らされることなく
コロナ後に浮上の見込める銘柄への銘柄研究の重要な時と考えます。
高めている現金ポジションを維持しながら、重要イベント結果を見定めます。
迷ったとき、分からないときは現金ポジションを高め
休みながら冷静に次のチャンスを見極める。
11月、12月にかけてのチャンスの局面を待つ。
14:20ころ、バイデン候補が声明を出すとの報道がありました。
大引け直前14:45ころのバイデン氏声明
「我々は選挙に勝つ軌道に乗っていることを信じる」
その後、今晩トランプ大統領が声明を述べると発表
本日の株価上昇の背景は、大統領選挙前に積み上げた短期筋の
ポジション調整の影響が想定以上に高くなった模様です。
3910エムケイシステム
10/7高値1287円形成後、直近のマザーズ大幅安による
全体相場地合い悪化による調整局面で10/30安値872円まで下落。
本日11/4出来高急増株価上昇
明日以降の戻りに注目。
1000円台に乗せ、その上をどこまで戻るかどうか?
次回は 11/5(木)20:00 更新予定です。
◎個人投資家の特権
①迷った時、分からない時は様子を見ること、休むことができます。
②頻繁に売買する必要がないため、相場が年初来安値圏まで
日柄、値幅調整の進んだ銘柄の中から内容の良い銘柄を買って
気長に上昇を待つのも個人投資家ならではの最大の特権です。
海外短期筋、国内外機関投資家がプログラム売買を行っても
個人投資家は、「良品安価」年に1度~2度の大バーゲン価格で買えば
人工知能の売買にも勝ち残るばかりではなく、
人工知能の資金を奪い取ることも可能と考えます。
一般の投資家は買ったとたんに不安になることが多いのです。
中途半端な水準での売買、目いっぱいの投資をすることで
資金的余裕、精神的余裕がなくなります。
資金的余裕、精神的余裕が株式投資の生命線です。
個人投資家の1人として「株式投資勝利の法則」を通じて
1人でも多くの読者の皆様が、より良い成果を
上げられますことをお祈り申し上げます。
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