スキを突いた短期筋の仕掛け的な買い
12月29日(火)20:15
日経平均株価
前場
寄付 26936.38(9:00)△82.35.
高値 27298.22(10:47)△444.19
安値 26921.14(9:00)△67.11
前引 27292.37(11:30)△438.34
後場
寄付 27259.11(12:30)△405.08
高値 27602.54(14:55)△748.51
安値 27241.85(12:33)△387.82
大引 27568.15(15:00)△714.12 +2.66%
TOPIX
1793.83(9:00)
1819.46(14:55)
1792.83(9:00)
1819.18(15:00)
前日比△31.14 +1.74%
値上がり銘柄数 1814
値下がり銘柄数 316
新高値銘柄数 79
新安値銘柄数 3
騰落レシオ25D 102.2
日経平均25D乖離率 +3.26
TOPIX25D乖離率 +2.30
前日12/28の米国株
NYダウ 30403.97ドル △204.10ドル
ナスダック 12899.423 △94.689
S&P500 3735.36 △32.30
主要3指数がそろって過去最高値を更新
トランプ大統領が署名を拒み成立が遅れていた
9000億ドル(93兆円)の米国新型コロナ追加対策に
大統領が署名しようやく成立。
この追加予算成立により、2021年GDPを3%押し上げる
効果があるといわれています。
アップルを始め主力大型ハイテク株は軒並み買われ
相場をけん引しました。
新型コロナ追加経済対策成立に加え、28日、バイデン新政権が
新型コロナワクチンの生産加速を計画していると伝わり
買い安心感が広がりました。
一方、昨晩のニュース報道によると全米各地の空港の混雑状況が
コロナ後最高水準の人手になっているとのこと。
27日、米国国立アレルギー感染研究所ファウチ所長は
年末年始の休暇明けに感染が爆発的に増えることを懸念している
と述べました。
日本でも新型コロナ感染第3波が広がり、今後の感染拡大の落ち着きは
年末年始の人々の動向に比例します。
東京マーケット 前場
昨日の米国市場は、9000億ドル(93兆円)の新型コロナ追加対策成立により
大型ハイテク株中心に買い優勢となり、主要3指数がそろって過去最高値を更新
この流れを受けて日経平均は、続伸し26900円台に乗せて始まりました。
寄付 26936.38(9:00)△82.35
安値 26921.14(9:00)△67.11
日経平均株価は寄付きをこの日の安値に、先物買いが断続的に入り
日経平均寄与度上位銘柄が買われ、一気に27,000円の節目を抜けました。
大台を上回ったことを手掛かりに、仕掛け的な買いが入って売り方の
買戻しを誘発させました。
午前の米国株価指数先物相場が堅調だったことも追い風になりました。
高値 27298.22(10:47)△444.19
前引 27292.37(11:30)△438.34
東京マーケット 後場
後場は前場の堅調な流れを引き継ぎ堅調に始まりました。
寄付 27259.11(12:30)△405.08
安値 27241.85(12:33)△387.82
後場も引き続き薄商いの中、機械的な先物買いが断続的に入り
売り方の買戻しを誘発させ、買戻しによる踏み上げになりました。
大引けにかけて、ジリジリと上げ幅を広げ、一時748円超値上がりしました。
高値 27602.54(14:55)△748.51
日経平均株価は大幅高で続伸して引けました。
大引 27568.15(15:00)△714.12 +2.66%
24日に英国とEUが新たな自由貿易協定などの交渉で合意し
経済の混乱は回避される公算となりました。
27日、米国議会による9000億ドル(約93兆円)の
新型コロナウイルス追加経済対策が、トランプ大統領の署名により
ようやく成立。
昨日の米国株はこれらの材料が、感染者数拡大の高止まりを
上回る買い材料視され、NYダウ、ナスダック指数、S&P500指数
主要3指数揃って過去最高値を更新。
本日の日本時間寄り付き前は、日経平均株価27,000円を
トライするのではないかといった見方はあったものの
急騰する気配はありませんでした。
寄付 26936.38(9:00)△82.35
安値 26921.14(9:00)△67.11
寄り付き直後から、市場参加者が少ない薄商いの中
売り方の買戻しを誘発させる仕掛けてきな先物買いが断続的に入りました。
短期筋の買いに加え、上場投資信託の配当金の再投資が入っている見方もあり
日経平均が節目の27,000円をあっさりと超え、27250円も通過点となり
売り方の買い戻しに弾みが付きさらに一段高になりました。
1991年3月18日に付けた27146円を超えたことで、短期筋のAIが
さらに買い上がり、買戻しを誘発させたという見方がありました。
短期筋主導の先物買いが、日経平均オプションのコール(買う権利)の
売り方のリスク回避の先物買いなどが加わり、上昇に弾みが付き
強烈な踏み上げに至った模様。
加えて、日本株のポジションを減らしていた機関投資家の
国際運用的な配分での日本株を持たざるリスクも出ています。
本日の株価急騰の背景には、以上のような見方があり
AIによる先物主導の空中戦が、日本市場を急騰させたことは間違いありません。
年末特有の市場参加者が少ない中でのAIによる先物の空中戦(殊要因)
による上昇という見方が多く、年明け以降は利益を確定する売りが
出やすくなるのではないか? という市場参加者の声も耳に入りました。
日経平均寄与度上位5銘柄
ファストリ +140.80
ソフトバンクG +75.41円
東京エレク +46.09
エムスリー +38.89
リクルートHD 18.15
日経平均マイナス5円以上銘柄 無し
2018年10月に日本経済はピークを付け、その後景気は減速し続け
新型コロナにより、世界の景気は歴史的などん底まで失速しました。
その対策として主要国中央銀行、主要国政府による史上最大規模の
財政出動、金融支援策で、行き場のなくなった巨大な資金は
ジャブジャブになり、米国を中心に主要国株高となりました。
年末年始時期は相場は閑散となるため、商いの薄いところのスキを突いた
海外短期筋AI主導で、相場はあっさりと27000円の節目を抜け上放れ
27500円も超えました。
高値 27602.54(14:55)△748.51
大引 27568.15(15:00)△714.12 +2.66%
以下の数値は、時価総額5000憶円以上企業の連結予想PER
3769GMOPG 128.8倍
4612日本ペイントHD 108.8倍
2127日本M&A 110.5倍
7747朝日インテック 108.2倍
3064MonotaR 104.7倍
2593伊藤園101.7倍
4751サイバーエージェント 99.7倍
9602東宝 90.5倍
6920レーザーテック 90.5倍
6506安川電機 89.9倍
時価総額5000憶円以上銘柄でも予想連結PERが100倍に迫るものや
上回るものが増加しています。
2413エムスリーは、今期実績ベース連結PER309.6倍になり
勝ち組銘柄の株価は、買うから上がり、上がるからさらに買うといった様相に
なっています。
本日の上昇前に、2021年来年相場は強いという声が大半になっていましたが
2018年年初から、ロケットスタート後、18年2月に急落した過去の相場も
あるため、このことは頭の片隅にとどめておくべきと思います。
明日で2020年大波瀾の年は大納会となります。
◎年明け1/5のジョージア州、上院2議席をめぐる米国上院選挙
現在の米国株は共和党が上院の過半数を制し、トリプルブルーにはならず
ねじれを市場は織り込んでいます。
上院も民主党が制しトリプルブルーの状況になると民主党主導の
大増税が現実味を増すことになり、このことは市場は織り込んでいません。
民主党が上院の過半数を制すと大増税を背景に米国株はショック安になることになり
日本市場もその影響を受けることになるため、年明けはこのことには要注意です。
4506大日本住友製薬(12/22記載)
コロナショック安値3/19安値1166円
その後の安値10/28安値1180円
2020年高低 1/14高値2191円 3/19安値1166円
2019年高低 3/12高値2987円 9/3高値1661円
12/22時点で下値を探る値動きとなり、12/22安値1284円
年末年始の突っ込み狙い
2021年想定戻りメド 1、1600円 2、1800円
12/29子会社が抗がん剤で米国ファイザーと契約したと発表
12/29高値1573円△280円
次回は 12/30(水)大納会 15:05 更新予定です。
4555沢井製薬(12/23記載)
コロナショック安値3/17安値4585円
本日12/23安値4635円 14:12時点
まもなく底入れになりそうです。
2021年想定戻りメド 1、5300円 2、5700円
7752リコー(12/23記載)
11/6安値625円コロナショック安値を割り込みました。
本日12/23安値660円 14:12時点
目先下値メド11/6安値625円 ここまで下がらずに底入れとなるか?
2021年想定戻りメド 1、760円 2、800円
4506大日本住友製薬(12/22記載)
コロナショック安値3/19安値1166円
その後の安値10/28安値1180円
2020年高低 1/14高値2191円 3/19安値1166円
2019年高低 3/12高値2987円 9/3高値1661円
12/22時点で下値を探る値動きとなり、12/22安値1284円
年末年始の突っ込み狙い
2021年想定戻りメド 1、1600円 2、1800円
12/29子会社が抗がん剤で米国ファイザーと契約したと発表
8593三菱UFJリース(12/16記載)
直近安値10/30安値437円 コロナショック安を下回り底値確認
時価478円換算の予想配当利回り 5.33%
2020年高低 2/4高値728円 10/30安値437円
2019年高低 12/20高値726円 5/14高値494円
12/11安値466円付近から買い下がり
2021年想定戻りメド 1、580円 2、700円
8410セブン銀行(12/11記載)
直近安値 12/8安値216円 底打ち感あり
時価218円換算の予想配当利回り 5.05%
2020年高低 1/7高値367円 12/8安値216円
2019年高低 12/17高値364円 2/5高値350円 8/29安値267円
220円以下を買い下がり
2021年想定戻りメド 1、260円 2、290円~300円
4503アステラス製薬(12/11記載)
直近安値10/29安値1426円 12/8安値1470円
1493円時点での予想配当利回り 2.81%
2020年高低 2/7高値1987円 3/17安値1406円 10/29安値1426円
2019年高低 12/19高値1917円 8/6安値1375円
1480円水準から買い下がり
2021年想定戻りメド 1、1680円 2、1900円~2050円
2021年不安材料
中国制服組トップの許其亮中央軍事委員会副主席は
能動的な戦争立案に言及。
習近平国家主席は、米国の新政権発足後も台湾や南シナ海をめぐる緊張が
続くと予想し、戦って勝てる軍隊の実現を目指しているもよう。
人工知能などの新技術を使い米軍に勝る兵器を開発するため
軍と民間企業が連携。
米中冷戦問題は、2021年にかけても大きな不安材料になることには
注意が必要です。
12/1報道
中国は1日、安全保障上の脅威となるとみなした企業との取引を
規制できる輸出管理法を施工。
ハイテク分野で対中圧力を強めている米国への対抗策で
今後どのように行われるかは現時点では不明。
日本企業は、2021年にかけて米中経済戦争のはざまで
リスク要因になることを頭の片隅にとどめておく必要があります。
12/2、英国政府が米国製薬大手ファイザーが開発する
新型コロナウイルスワクチンの使用を承認。
12/3日経報道
経済産業省は、2030年代半ばに国内の新車販売を全てハイブリッド車や
電気自動車などの電動車に切り替える目標を設ける方向で調整に入った。
ガソリンだけで動く車の販売をなくす。
12月中に有識者や自動車業界関係者を集めた会議を開いて表明。
2021年相場も、クリーンエネルギー、EV向けバッテリー、蓄電池
様々な環境関連銘柄が相場の柱になりそうです。
環境関連コア銘柄は、短期的に調整する場面があっても
長い上昇相場が続くものと思われます。
12/7米国では集中治療室病床不足のため、カリフォルニア州では
人口の8割以上の3300万人を対象に不必要な外出を禁じる
自宅待機命令を発動。
12/8英国で新型コロナワクチンの大規模な接種が始まりました。
12/8米国食品医薬品局(FDA)は、ファイザーワクチン1回の投与でも
一定の予防効果がみられたことを公表。
12/21寄り付き前
米国議会与野党が9000億ドル(93兆円)規模の追加経済対策の
発動について大筋で合意。
米国CNBCが米国のアマゾンで無症状の新型コロナウイルス陽性者が
増加し、ニュージャージー州北部の倉庫を一時閉鎖したと報道。
英国で新型コロナウイルスの変異種による感染が拡大し
ロンドンでは20日から3度目となるロックダウンに踏み切ました。
英国の感染力が高い変異種は、感染力が70%高いとされています。
ロンドンを含むイングランド南東部では、20日からのクリスマス期間中は
外出規制規制を緩めるとしていた方針を撤回し、規制を強化する方針に転換。
12/21BBCによると欧州を中心に40カ国が英国からの入国停止に踏みきりました。
27日、米国国立アレルギー感染研究所ファウチ所長は
年末年始の休暇明けに感染が爆発的に増えることを懸念している
と述べました。
日本時間12/28午前
トランプ大統領が署名を拒み成立が遅れていた
9000億ドル(93兆円)の米国新型コロナ追加対策に
大統領が署名したことを日本時間午前にホワイトハウスが発表。
トランプ大統領が署名を拒み、政府機関の一部閉鎖など
懸念されていた混乱が回避されました。
米国経済への悪影響が和らぐとの安堵感から、先物買いが入りました。
12/28米国株主要3指数は揃って上昇し、最高値を更新。
お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
投資資金は、無理のない範囲で行うことが最重要です。
日経平均株価
前場
寄付 26936.38(9:00)△82.35.
高値 27298.22(10:47)△444.19
安値 26921.14(9:00)△67.11
前引 27292.37(11:30)△438.34
後場
寄付 27259.11(12:30)△405.08
高値 27602.54(14:55)△748.51
安値 27241.85(12:33)△387.82
大引 27568.15(15:00)△714.12 +2.66%
TOPIX
1793.83(9:00)
1819.46(14:55)
1792.83(9:00)
1819.18(15:00)
前日比△31.14 +1.74%
値上がり銘柄数 1814
値下がり銘柄数 316
新高値銘柄数 79
新安値銘柄数 3
騰落レシオ25D 102.2
日経平均25D乖離率 +3.26
TOPIX25D乖離率 +2.30
前日12/28の米国株
NYダウ 30403.97ドル △204.10ドル
ナスダック 12899.423 △94.689
S&P500 3735.36 △32.30
主要3指数がそろって過去最高値を更新
トランプ大統領が署名を拒み成立が遅れていた
9000億ドル(93兆円)の米国新型コロナ追加対策に
大統領が署名しようやく成立。
この追加予算成立により、2021年GDPを3%押し上げる
効果があるといわれています。
アップルを始め主力大型ハイテク株は軒並み買われ
相場をけん引しました。
新型コロナ追加経済対策成立に加え、28日、バイデン新政権が
新型コロナワクチンの生産加速を計画していると伝わり
買い安心感が広がりました。
一方、昨晩のニュース報道によると全米各地の空港の混雑状況が
コロナ後最高水準の人手になっているとのこと。
27日、米国国立アレルギー感染研究所ファウチ所長は
年末年始の休暇明けに感染が爆発的に増えることを懸念している
と述べました。
日本でも新型コロナ感染第3波が広がり、今後の感染拡大の落ち着きは
年末年始の人々の動向に比例します。
東京マーケット 前場
昨日の米国市場は、9000億ドル(93兆円)の新型コロナ追加対策成立により
大型ハイテク株中心に買い優勢となり、主要3指数がそろって過去最高値を更新
この流れを受けて日経平均は、続伸し26900円台に乗せて始まりました。
寄付 26936.38(9:00)△82.35
安値 26921.14(9:00)△67.11
日経平均株価は寄付きをこの日の安値に、先物買いが断続的に入り
日経平均寄与度上位銘柄が買われ、一気に27,000円の節目を抜けました。
大台を上回ったことを手掛かりに、仕掛け的な買いが入って売り方の
買戻しを誘発させました。
午前の米国株価指数先物相場が堅調だったことも追い風になりました。
高値 27298.22(10:47)△444.19
前引 27292.37(11:30)△438.34
東京マーケット 後場
後場は前場の堅調な流れを引き継ぎ堅調に始まりました。
寄付 27259.11(12:30)△405.08
安値 27241.85(12:33)△387.82
後場も引き続き薄商いの中、機械的な先物買いが断続的に入り
売り方の買戻しを誘発させ、買戻しによる踏み上げになりました。
大引けにかけて、ジリジリと上げ幅を広げ、一時748円超値上がりしました。
高値 27602.54(14:55)△748.51
日経平均株価は大幅高で続伸して引けました。
大引 27568.15(15:00)△714.12 +2.66%
24日に英国とEUが新たな自由貿易協定などの交渉で合意し
経済の混乱は回避される公算となりました。
27日、米国議会による9000億ドル(約93兆円)の
新型コロナウイルス追加経済対策が、トランプ大統領の署名により
ようやく成立。
昨日の米国株はこれらの材料が、感染者数拡大の高止まりを
上回る買い材料視され、NYダウ、ナスダック指数、S&P500指数
主要3指数揃って過去最高値を更新。
本日の日本時間寄り付き前は、日経平均株価27,000円を
トライするのではないかといった見方はあったものの
急騰する気配はありませんでした。
寄付 26936.38(9:00)△82.35
安値 26921.14(9:00)△67.11
寄り付き直後から、市場参加者が少ない薄商いの中
売り方の買戻しを誘発させる仕掛けてきな先物買いが断続的に入りました。
短期筋の買いに加え、上場投資信託の配当金の再投資が入っている見方もあり
日経平均が節目の27,000円をあっさりと超え、27250円も通過点となり
売り方の買い戻しに弾みが付きさらに一段高になりました。
1991年3月18日に付けた27146円を超えたことで、短期筋のAIが
さらに買い上がり、買戻しを誘発させたという見方がありました。
短期筋主導の先物買いが、日経平均オプションのコール(買う権利)の
売り方のリスク回避の先物買いなどが加わり、上昇に弾みが付き
強烈な踏み上げに至った模様。
加えて、日本株のポジションを減らしていた機関投資家の
国際運用的な配分での日本株を持たざるリスクも出ています。
本日の株価急騰の背景には、以上のような見方があり
AIによる先物主導の空中戦が、日本市場を急騰させたことは間違いありません。
年末特有の市場参加者が少ない中でのAIによる先物の空中戦(殊要因)
による上昇という見方が多く、年明け以降は利益を確定する売りが
出やすくなるのではないか? という市場参加者の声も耳に入りました。
日経平均寄与度上位5銘柄
ファストリ +140.80
ソフトバンクG +75.41円
東京エレク +46.09
エムスリー +38.89
リクルートHD 18.15
日経平均マイナス5円以上銘柄 無し
2018年10月に日本経済はピークを付け、その後景気は減速し続け
新型コロナにより、世界の景気は歴史的などん底まで失速しました。
その対策として主要国中央銀行、主要国政府による史上最大規模の
財政出動、金融支援策で、行き場のなくなった巨大な資金は
ジャブジャブになり、米国を中心に主要国株高となりました。
年末年始時期は相場は閑散となるため、商いの薄いところのスキを突いた
海外短期筋AI主導で、相場はあっさりと27000円の節目を抜け上放れ
27500円も超えました。
高値 27602.54(14:55)△748.51
大引 27568.15(15:00)△714.12 +2.66%
以下の数値は、時価総額5000憶円以上企業の連結予想PER
3769GMOPG 128.8倍
4612日本ペイントHD 108.8倍
2127日本M&A 110.5倍
7747朝日インテック 108.2倍
3064MonotaR 104.7倍
2593伊藤園101.7倍
4751サイバーエージェント 99.7倍
9602東宝 90.5倍
6920レーザーテック 90.5倍
6506安川電機 89.9倍
時価総額5000憶円以上銘柄でも予想連結PERが100倍に迫るものや
上回るものが増加しています。
2413エムスリーは、今期実績ベース連結PER309.6倍になり
勝ち組銘柄の株価は、買うから上がり、上がるからさらに買うといった様相に
なっています。
本日の上昇前に、2021年来年相場は強いという声が大半になっていましたが
2018年年初から、ロケットスタート後、18年2月に急落した過去の相場も
あるため、このことは頭の片隅にとどめておくべきと思います。
明日で2020年大波瀾の年は大納会となります。
◎年明け1/5のジョージア州、上院2議席をめぐる米国上院選挙
現在の米国株は共和党が上院の過半数を制し、トリプルブルーにはならず
ねじれを市場は織り込んでいます。
上院も民主党が制しトリプルブルーの状況になると民主党主導の
大増税が現実味を増すことになり、このことは市場は織り込んでいません。
民主党が上院の過半数を制すと大増税を背景に米国株はショック安になることになり
日本市場もその影響を受けることになるため、年明けはこのことには要注意です。
4506大日本住友製薬(12/22記載)
コロナショック安値3/19安値1166円
その後の安値10/28安値1180円
2020年高低 1/14高値2191円 3/19安値1166円
2019年高低 3/12高値2987円 9/3高値1661円
12/22時点で下値を探る値動きとなり、12/22安値1284円
年末年始の突っ込み狙い
2021年想定戻りメド 1、1600円 2、1800円
12/29子会社が抗がん剤で米国ファイザーと契約したと発表
12/29高値1573円△280円
次回は 12/30(水)大納会 15:05 更新予定です。
4555沢井製薬(12/23記載)
コロナショック安値3/17安値4585円
本日12/23安値4635円 14:12時点
まもなく底入れになりそうです。
2021年想定戻りメド 1、5300円 2、5700円
7752リコー(12/23記載)
11/6安値625円コロナショック安値を割り込みました。
本日12/23安値660円 14:12時点
目先下値メド11/6安値625円 ここまで下がらずに底入れとなるか?
2021年想定戻りメド 1、760円 2、800円
4506大日本住友製薬(12/22記載)
コロナショック安値3/19安値1166円
その後の安値10/28安値1180円
2020年高低 1/14高値2191円 3/19安値1166円
2019年高低 3/12高値2987円 9/3高値1661円
12/22時点で下値を探る値動きとなり、12/22安値1284円
年末年始の突っ込み狙い
2021年想定戻りメド 1、1600円 2、1800円
12/29子会社が抗がん剤で米国ファイザーと契約したと発表
8593三菱UFJリース(12/16記載)
直近安値10/30安値437円 コロナショック安を下回り底値確認
時価478円換算の予想配当利回り 5.33%
2020年高低 2/4高値728円 10/30安値437円
2019年高低 12/20高値726円 5/14高値494円
12/11安値466円付近から買い下がり
2021年想定戻りメド 1、580円 2、700円
8410セブン銀行(12/11記載)
直近安値 12/8安値216円 底打ち感あり
時価218円換算の予想配当利回り 5.05%
2020年高低 1/7高値367円 12/8安値216円
2019年高低 12/17高値364円 2/5高値350円 8/29安値267円
220円以下を買い下がり
2021年想定戻りメド 1、260円 2、290円~300円
4503アステラス製薬(12/11記載)
直近安値10/29安値1426円 12/8安値1470円
1493円時点での予想配当利回り 2.81%
2020年高低 2/7高値1987円 3/17安値1406円 10/29安値1426円
2019年高低 12/19高値1917円 8/6安値1375円
1480円水準から買い下がり
2021年想定戻りメド 1、1680円 2、1900円~2050円
2021年不安材料
中国制服組トップの許其亮中央軍事委員会副主席は
能動的な戦争立案に言及。
習近平国家主席は、米国の新政権発足後も台湾や南シナ海をめぐる緊張が
続くと予想し、戦って勝てる軍隊の実現を目指しているもよう。
人工知能などの新技術を使い米軍に勝る兵器を開発するため
軍と民間企業が連携。
米中冷戦問題は、2021年にかけても大きな不安材料になることには
注意が必要です。
12/1報道
中国は1日、安全保障上の脅威となるとみなした企業との取引を
規制できる輸出管理法を施工。
ハイテク分野で対中圧力を強めている米国への対抗策で
今後どのように行われるかは現時点では不明。
日本企業は、2021年にかけて米中経済戦争のはざまで
リスク要因になることを頭の片隅にとどめておく必要があります。
12/2、英国政府が米国製薬大手ファイザーが開発する
新型コロナウイルスワクチンの使用を承認。
12/3日経報道
経済産業省は、2030年代半ばに国内の新車販売を全てハイブリッド車や
電気自動車などの電動車に切り替える目標を設ける方向で調整に入った。
ガソリンだけで動く車の販売をなくす。
12月中に有識者や自動車業界関係者を集めた会議を開いて表明。
2021年相場も、クリーンエネルギー、EV向けバッテリー、蓄電池
様々な環境関連銘柄が相場の柱になりそうです。
環境関連コア銘柄は、短期的に調整する場面があっても
長い上昇相場が続くものと思われます。
12/7米国では集中治療室病床不足のため、カリフォルニア州では
人口の8割以上の3300万人を対象に不必要な外出を禁じる
自宅待機命令を発動。
12/8英国で新型コロナワクチンの大規模な接種が始まりました。
12/8米国食品医薬品局(FDA)は、ファイザーワクチン1回の投与でも
一定の予防効果がみられたことを公表。
12/21寄り付き前
米国議会与野党が9000億ドル(93兆円)規模の追加経済対策の
発動について大筋で合意。
米国CNBCが米国のアマゾンで無症状の新型コロナウイルス陽性者が
増加し、ニュージャージー州北部の倉庫を一時閉鎖したと報道。
英国で新型コロナウイルスの変異種による感染が拡大し
ロンドンでは20日から3度目となるロックダウンに踏み切ました。
英国の感染力が高い変異種は、感染力が70%高いとされています。
ロンドンを含むイングランド南東部では、20日からのクリスマス期間中は
外出規制規制を緩めるとしていた方針を撤回し、規制を強化する方針に転換。
12/21BBCによると欧州を中心に40カ国が英国からの入国停止に踏みきりました。
27日、米国国立アレルギー感染研究所ファウチ所長は
年末年始の休暇明けに感染が爆発的に増えることを懸念している
と述べました。
日本時間12/28午前
トランプ大統領が署名を拒み成立が遅れていた
9000億ドル(93兆円)の米国新型コロナ追加対策に
大統領が署名したことを日本時間午前にホワイトハウスが発表。
トランプ大統領が署名を拒み、政府機関の一部閉鎖など
懸念されていた混乱が回避されました。
米国経済への悪影響が和らぐとの安堵感から、先物買いが入りました。
12/28米国株主要3指数は揃って上昇し、最高値を更新。
お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。
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