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2023-12

TOPIX買い 日経平均売り NT倍率さらに低下

21年3月19日(金)15:05

日経平均株価
前場
寄付 29904.57(9:00)▼312.18
高値 30049.54(9:29)▼167.52
安値 29904.57(9:00)▼312.18
前引 29954.80(11:30)▼261.95 -0.87% 
後場
寄付 29945.51(12:30)▼271.24
高値 30049.77(12:41)▼166.98
安値 29621.22(13:05)▼595.53
大引 29792.05(15:00)▼424.70 -1.41%


前日3/18の米国株
NYダウ 32,862.30ドル ▼153.07ドル
ナスダック 13,116.168 ▼409.035
S&P500 3,915.46 ▼58.66
前日の米国株は主要3指数そろって反落
前日まで落ち着いていた米国長期金利が一時1.75%まで上昇
昨年1月以来1年2カ月ぶりの水準にまで上昇。
直近落ち着きを取り戻した高PERのハイテク株やハイグロース株が
売られました。
ハイテク株比率の高いナスダック指数は3%超の大幅反落しました。


東京マーケット 前場
前日の米国株は、長期金利が一時1.75%まで上昇し
主力ハイテク株やグロース株が売り込まれ
主要3指数そろって反落した流れを受けて
1%を超える大幅反落で始まりました。
寄付 29904.57(9:00)▼312.18
安値 29904.57(9:00)▼312.18
寄付きを安値に下げ渋りましたが
高値 30049.54(9:29)▼167.52
週末要因や、本日の日銀金融政策決定会合後の
黒田総裁の発言を確認したいとする流れから
30,000円の大台を超えた水準では利益確定売り圧力が
上値を重くしました。
前引 29954.80(11:30)▼261.95 -0.87% 

東京マーケット 後場
後場の取引は、前引け水準で始まりましたが
寄付 29945.51(12:30)▼271.24
高値 30049.77(12:41)▼166.98
その直後、日経平均株価は一時下げ幅を拡大
日銀は金融政策決定会合で、上場投資信託(ETF)は
原則年6兆円の買い入れ枠を撤廃し、上限12兆円は維持の方針。
TOPIXに連動するETFのみ買い入れると決め
日経平均型のETFは買い入れを停止することとなりました。
日経平均寄与度の高い銘柄は売り優勢となり
日経平均株価は、一時595円超値下がりする場面がありました。
本日値下がりをした日経平均寄与度上位銘柄は
ファストリ ソフトバンクG 東京エレク ファナック
エムスリー などの値嵩株
安値 29621.22(13:05)▼595.53
TOPIX寄与度上位銘柄買い、日経平均寄与度上位銘柄売りの
偏った売買になりました。
本日も海外短期筋先物主導のAIによる荒れた相場展開になりました。
TOPIX買い、日経平均売りの構図となりました。

週末3/19(金)日経平均株価は大幅反落して引けました。
大引 29792.05(15:00)▼424.70 -1.41%


前々日は米国FOMCで2023年末まで現行のゼロ金利政策を
続けるとの方向性が確認され、米国株は主要3指数そろって上昇し
NYダウは、33,000ドル台に乗せ最高値を更新しましたが
一晩明けると、
会合後の記者会見で、パウエルFRB議長はインフレ圧力の
高まりは一時的と静観する構えをみせたととらえられ
インフレが強まるとの見方から、18日の米国債券市場で
長期金利は一時1.75%まで急上昇、昨年1月以来1年2か月ぶりの
高水準まで上昇したため、高PERのハイテク株、ハイグロース株が
大きく売られナスダック指数は3%を超える大幅反落となりました。
直近米国長期金利上昇の流れは一服し落ち着いており
1.6%台半ばの水準は、株価が織り込みに入っていましたが
一気に1.75%まで急上昇したため、高PERのハイテク株
ハイグロース株が、急速に値を下げました。
米国長期金利の緩やかな上昇は、徐々に織り込むことができますが
急速な上昇は、AIによる売りが売りを呼び急落する要因になるため
来週以降の米国10年債利回りの動向には注意が必要です。

ナスダック指数がショック安を起こさない程度の緩やかな金利上昇なら
大きな波乱にはなりませんが、金利動向の行方に日本株は先物主導で
米国市場に連動するため、来週も米国株、米国長期金利の動向次第となります。

昨晩から、「会社四季報春号」「四季報プロ500」を目を通していますが
あまりに膨大な作業のため、チャートの株価位置との照らし合わせ作業には
あと1週間ほどかかりますが、先駆けてV字回復予想銘柄を2月末以降
4銘柄買っていたため、あとは安値付近の掘り出し物銘柄を探すだけです。

市場関係者やマスコミでは、今の相場がバブルか?
そうではない? の議論が活発に行われていますが
そのようなことを議論しても仕方なく、バブルかどうかは歴史が証明します。
1988年~1990年バブル時代は、一般の個人投資家に対し多くの証券営業マンが
1000円以下の株がなくなるので早く買いなさいと言いながら積極的に
営業活動を行っていました。
昔は東宝など一部の500円額面を除き、ほとんどの銘柄は額面50円で
50円割れが「ボロ株」と呼ばれており、100円台の銘柄が低位株と呼ばれていました。
5401新日鉄(現在の日本製鉄)など鉄鋼株は、いつも100円台で推移していましたが
バブル相場では急騰して、日本製鉄をたとえて1000円以下の株がなくなると
いわれていました。
86年10月安値153円 バブル相場で急騰し、89年2月高値984円

8604野村證券(現在の野村HD)
87年4月高値5990円 89年1月高値4120円

当時の薄れた記憶をたどると今でいうバリュー株など多くの銘柄が
PER40倍~60倍くらい買われていたことを思い出します。

日経平均株価は、連日米国株、米国長期債利回り次第で乱高下していますが
優良銘柄の多い「日経500」は、1989年12月高値2406.47円
直近高値2/16高値2887.96円 とっくにバブル後高値を更新しています。

現在バリュー株上昇が優勢となり、日経平均よりTOPIXが優位になっています。
これに伴いNT倍率が下がっています。
NT倍率
2/25 15.66倍(史上最高)3/18 15.04まで急速に低下。
年初1/7 15.05の水準まで低下し、本日の日経平均売り、TOPIX買いにより
さらにNT倍率は低下しました。

目先は米国株と米国10年債利回りの動向に振り回される展開が続きそうですが
今のコロナによって過剰流動相場バブルが続くならば、低位銘柄の逆襲も
可能性を否定できません。
現在行っている掘り出し物探しで「低位銘柄の玉石混交の玉探し」も
行おうと思います。
先行して、株価が大きく上昇しそうな低位株を1銘柄買っていますが
まだ安値圏でとどまっています。
他にも数多くあり、継続前提に疑義注記 継続前提に疑義注記
出ない銘柄の中から、「低位玉銘柄」を探し出します。

低位株のお宝探しの条件
1,最重要項目 継続前提に疑義注記 継続前提に疑義注記 を除く
2,コロナ後高値からの株価位置が30%以下
2,2020年、2019年、毎年株価の上下率が50%以上あるもの
3,特定の投資家が介入した履歴のある銘柄
それらの条件を考慮し、コロナ後高値から現在の株価位置のできるだけ低い
出遅れている銘柄を探します。

会社四季報最新号と株価チャートを見れる環境があれば
誰でもできますので、今週末はぜひ「掘り出し物探し」を
行ってみてはいかがですか?

低位株の魅力は、上昇率の大きさです。
200円の銘柄が20円上昇すると10%、50円上昇すると25%
値下がり率(投資リスク)を軽減するため、コロナ後高値を100とすると
現在の株価位置を0~30くらいの水準を目安にする
つまり安値圏銘柄ということが条件です。

全銘柄の中で、400円以下で、株価位置が30%以下の銘柄は
100銘柄ほどあり、その中から四季報最新号と照合作業
を行い、買う魅力のある銘柄は果たしてあるかどうか?
今週末の作業の一つです。
その一例として、株価位置の安い順に

9978文教堂グループHDが株価位置が最も低く内容を調べましたが
現在、継続前提に疑義注記 がついていました。
10年ほど前までは文教堂でよく本を買いましたが、直近では
本屋さんに行くことはなくなり、アマゾン専門になっています。
84円の文教堂は、会社にリスクがあるため除外ということになります。

7519五洋インテ 118円
この銘柄は、仕手性が高く頻繁に株価急騰を繰り返しています。
しかし、特設注意市場銘柄指定解除に向け2月、内部管理改善報告公表
継続前提疑義注記 となっています。
もし買うとすれば割り切って小ロットの買いで、出来高急増時の飛び乗りの
短期勝負になります。
おそらく4月にかけて、急騰の場面があると思います。

2191テラ 239円
この銘柄も株価変動率が大きいのが魅力ですが
継続前提に疑義注記

3739コムシード 259円
昨年9/4高値750円からの本格調整局面
これも内容がよくわからない企業のため、株価低迷が続いています。

このように全銘柄一つ一つ検証し、買える銘柄がいくつあるかという作業です。
まさに「玉石混交」で、「玉」となる銘柄を探すのはかなりの時間がかかります。
楽をしては儲かりません。

4月相場では、低位株物色や昔でいう仕手株に物色が盛んになるのではないか?
このように考えます。

最重要項目 
継続前提に疑義注記 継続前提に疑義注記 を除く
割り切っての短期勝負の時は、数週間程度の時間限定とすべきです。

個人投資家の人気銘柄7777 3Dマトリックス
これも継続前提に疑義注記

週刊東洋経済 3/13号
倒産危険度ランキング504社
この中にバイオベンチャー企業が多数入っており、2021年相場において
倒産リスクも考慮すべき重要課題と考えます。


次回更新は 3/22(月)15:05 更新いたします。

お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。

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「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
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Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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