メインプレーヤー海外投資家が日本株を買わない理由
7月5日(月)12:30
本日は前引け時点での更新とさせていただきます
日経平均株価 前引け
寄付 28709.57(9:00)▼73.71
高値 28731.07(9:00)▼52.21
安値 28581.03(9:57)▼202.25
前引 28611.03(11:30)▼172.25 -0.60%
2021年7/2(金)週末の主要国市場
日経平均先物 28730円▼30円 先々週末28990円▼50円
ドル円相場 111.02円~111.04円 先々週末110.77円
NYダウ 34786.35ドル△152.82ドル 先々週末34433.84ドル△237.02ドル
ナスダック 14639.325△116.949 先々週末14360.388▼9.321
S&P500 4352.34△32.40 先々週末4280.70△14.21
10年債利回り 1.435% 先々週末1.526%
上海総合指数 3518.7595▼70.0221 先々週末3607.5618△40.9079
欧州市場
ドイツDAX 15650.09△46.28 先々週末15607.97△18.74
イギリスFTSETM100 7123.27▼1.89 先々週末7136.07△26.10
フランスCAC40 6552.86▼0.96 先々週末6622.87▼8.28
NY原油 75.19ドル▼0.04 先々週末74.00ドル△0.70
週末の米国株は主要3指数そろって続伸し、最高値を更新しました。
NYダウは4営業日続伸し、2カ月ぶりに最高値を更新しました。
多くの機関投資家が運用指標にするS&P500指数は
7営業日連日の最高値を更新しました。
朝方発表、6月の米国雇用統計は、FRBが量的緩和縮小を
早めるほどの内容ではないと市場は判断し、10年債利回りが低下。
長期金利低下を背景に高PERのハイテク株やグロース株が買われました。
6月の米国雇用統計、非農業部門雇用者数は前月比85万人増加
市場予想70万6000人増加を上回りましたが、
失業率は5.9% 市場予想5.6%より増加 (5月は5.8%)
経済正常化に伴い雇用回復は続いているもののその内容は
想定の範囲内と市場は受け止めました。
先週の日本株
7月2日(金)
日経平均株価終値28783.28円 △76.24円 +0.27%
日経平均先物28730円▼30円
週末の米国株主要3指数そろって続伸し、最高値を更新しましたが
日本株を買う動きは限定的となり、日経平均先物はマイナス圏で
取引を終えました。
東京マーケット 前場
先週末の米国株は主要3指数そろって最高値を更新
一方、日経平均先物は軟調に推移し弱含みの展開
新型コロナウイルスの感染が再拡大することへの懸念が
相場の重しになっており、売り先行で始まりました
寄付 28709.57(9:00)▼73.71
高値 28731.07(9:00)▼52.21
寄付き時点で寄与度上位銘柄9984ソフトバンクGが
売り気配のまま寄り付いておらず、ソフトバンクG安寄り後
日経平均株価は下げ幅を拡大しました
日経平均下げ分の大半は、9984ソフトバンクGと9983ファストリ
押し目を拾う動きは限定的となりました
安値 28581.03(9:57)▼202.25
安値圏で前場の取引を終えました。
前引 28611.03(11:30)▼172.25 -0.60%
日経平均マイナス寄与
ソフトバンクG -87.51円
ファストリ -47.17円
2社合計 134.68円
先々週6/21(月)短期筋の売り仕掛けにより、日経平均株価は
6/21(月)安値27795.86円まで下落し、米国株の落ち着きを見て
翌日6/22(火)終値28884.13円 △873.20円
下げが帳消しになる戻りとなりました。
そして、6/24高値29174.17円まで戻りましたが、75日移動平均が
上値の壁になり、6/29には25日移動平均を割り込み米国株
欧州主要国株が上昇しても日本株のみ取り残される展開となりました。
日本ではオリンピックパラリンピックを目前に控え
ワクチン接種が順調に進んでいましたが、直近になると
政府が企業など職場接種の新規受け付けを当面停止を発表しました。
モデルナ製ワクチンが不足になる見通しのためですが
直近では、ファイザー製ワクチンの供給が細り、希望量を
確保できないことが判明しました。
ワクチン接種の不足により、接種計画の見直しを迫られる
可能性が高まっています。
1,東京都を中心に一都三県でインド型変異種ウイルスが広がり
感染再拡大がほぼ確実視されていること
2,目前に開催されるオリンピックパラリンピックの入場者数が
未だに決まらず、人流の増加による感染加速リスクが不透明のまま
世界から選手や大会関係者が、多数訪日することへの感染拡大リスク
3,9月の衆議院解散前に8月には「選挙対策のばらまき経済対策」を
行うことが、プラス材料と見ていましたが、現状の政府菅政権の
対応のまずさが、選挙敗北のリスクになってきたこと
都のモニタリング会議結果
東京都の新規感染者数は、連日増加傾向にあり感染再拡大は
避けられない見込みです。
都が開催したモニタリング会議結果は、現状の感染ペースが続くと
4週間後の7/28に新規感染者が1000人を超えるとの試算が示されました。
この状況でオリンピックパラリンピック開催となれば
感染者数のさらなる増加への警戒感が高まり、6月上旬にかけて高まった
経済再開期待は当面難しいものと思われます。
東京都議選は、自民党が第1党に復帰したものの、議席数は伸びず
選挙の行方を大きく左右する無党派層の支持を得られませんでした。
このことは9月と思われる衆議院解散選挙で、自民党の獲得議席減少の
不透明感が台頭し、政局不透明感を最も警戒する海外投資家の
日本株買いが遠のきそうです。
メインプレーヤー海外投資家が、日本株を買わない理由は上記要因が
考えられます。
週末米国株は主要3指数そろって最高値圏を更新しました。
欧州主要国株もドイツは最高値を連日で更新し、イギリス、フランスも
20年ぶりの高値水準に位置しています。
それに比べて、日本市場は日経平均30,000円どころか
29,000円が上値の壁になっています。
連日短期筋の先物主導ですっきりしない相場が続いています。
◎7/8(木)~7/9(金)株価指数連動型ETF決算日
上場投資信託(ETF)の分配金捻出のための売り
決算で分配金を支払うため、必要な資金を捻出しなければならず
7/8(木)~7/9(金)先物と現物株に売りが出る可能性が高まります。
日銀が大量保有するETFの分配金は再投資に回らない見込みで
全体で8000億円規模の売りが想定され需給悪化が懸念されます。
海外短期筋が売り仕掛けを行う可能性が今週の需給不安要因です。
(これは特殊要因による一時的な売りで、短期筋が売り仕掛けを行う可能性)
9984ソフトバンクG 9983ファストリ
日経平均寄与度上位2銘柄の寄り付き前の気配値が
弱く先週末の海外株高の流れに日本市場のみ取り残されることが
わかったため、寄付きで日経レバレッジETFを利食いました。
1570日経レバレッジ 5/12 15050円買い 5/14寄付き14820円買い
買いコスト14935円
本日7/5(月)寄付き15650円売り
今週末の突っ込みを再投資予定
今週は通院や検査などでザラ場を見る時間が少なくなるため
売れるものは手仕舞いました。
6554エスユーエス7/1 462円買い
本日7/5 平均約定477円で売りました。
7039ブリッジインターナショナル
3/29寄付き2000円買い 5/19平均約定1854円買い 買いコスト1927円
本日7/5 平均約定2749円で売りました。
8934サンフロンティア不動産 6/7寄付き980円買い
平均約定1070円で売りました。
今晩米国市場は独立記念日で休場
7月後半から発表が本格化する主要企業の4~6月期決算

次回の更新は 7/6(火)20:00 更新いたします。
お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
本日は前引け時点での更新とさせていただきます
日経平均株価 前引け
寄付 28709.57(9:00)▼73.71
高値 28731.07(9:00)▼52.21
安値 28581.03(9:57)▼202.25
前引 28611.03(11:30)▼172.25 -0.60%
2021年7/2(金)週末の主要国市場
日経平均先物 28730円▼30円 先々週末28990円▼50円
ドル円相場 111.02円~111.04円 先々週末110.77円
NYダウ 34786.35ドル△152.82ドル 先々週末34433.84ドル△237.02ドル
ナスダック 14639.325△116.949 先々週末14360.388▼9.321
S&P500 4352.34△32.40 先々週末4280.70△14.21
10年債利回り 1.435% 先々週末1.526%
上海総合指数 3518.7595▼70.0221 先々週末3607.5618△40.9079
欧州市場
ドイツDAX 15650.09△46.28 先々週末15607.97△18.74
イギリスFTSETM100 7123.27▼1.89 先々週末7136.07△26.10
フランスCAC40 6552.86▼0.96 先々週末6622.87▼8.28
NY原油 75.19ドル▼0.04 先々週末74.00ドル△0.70
週末の米国株は主要3指数そろって続伸し、最高値を更新しました。
NYダウは4営業日続伸し、2カ月ぶりに最高値を更新しました。
多くの機関投資家が運用指標にするS&P500指数は
7営業日連日の最高値を更新しました。
朝方発表、6月の米国雇用統計は、FRBが量的緩和縮小を
早めるほどの内容ではないと市場は判断し、10年債利回りが低下。
長期金利低下を背景に高PERのハイテク株やグロース株が買われました。
6月の米国雇用統計、非農業部門雇用者数は前月比85万人増加
市場予想70万6000人増加を上回りましたが、
失業率は5.9% 市場予想5.6%より増加 (5月は5.8%)
経済正常化に伴い雇用回復は続いているもののその内容は
想定の範囲内と市場は受け止めました。
先週の日本株
7月2日(金)
日経平均株価終値28783.28円 △76.24円 +0.27%
日経平均先物28730円▼30円
週末の米国株主要3指数そろって続伸し、最高値を更新しましたが
日本株を買う動きは限定的となり、日経平均先物はマイナス圏で
取引を終えました。
東京マーケット 前場
先週末の米国株は主要3指数そろって最高値を更新
一方、日経平均先物は軟調に推移し弱含みの展開
新型コロナウイルスの感染が再拡大することへの懸念が
相場の重しになっており、売り先行で始まりました
寄付 28709.57(9:00)▼73.71
高値 28731.07(9:00)▼52.21
寄付き時点で寄与度上位銘柄9984ソフトバンクGが
売り気配のまま寄り付いておらず、ソフトバンクG安寄り後
日経平均株価は下げ幅を拡大しました
日経平均下げ分の大半は、9984ソフトバンクGと9983ファストリ
押し目を拾う動きは限定的となりました
安値 28581.03(9:57)▼202.25
安値圏で前場の取引を終えました。
前引 28611.03(11:30)▼172.25 -0.60%
日経平均マイナス寄与
ソフトバンクG -87.51円
ファストリ -47.17円
2社合計 134.68円
先々週6/21(月)短期筋の売り仕掛けにより、日経平均株価は
6/21(月)安値27795.86円まで下落し、米国株の落ち着きを見て
翌日6/22(火)終値28884.13円 △873.20円
下げが帳消しになる戻りとなりました。
そして、6/24高値29174.17円まで戻りましたが、75日移動平均が
上値の壁になり、6/29には25日移動平均を割り込み米国株
欧州主要国株が上昇しても日本株のみ取り残される展開となりました。
日本ではオリンピックパラリンピックを目前に控え
ワクチン接種が順調に進んでいましたが、直近になると
政府が企業など職場接種の新規受け付けを当面停止を発表しました。
モデルナ製ワクチンが不足になる見通しのためですが
直近では、ファイザー製ワクチンの供給が細り、希望量を
確保できないことが判明しました。
ワクチン接種の不足により、接種計画の見直しを迫られる
可能性が高まっています。
1,東京都を中心に一都三県でインド型変異種ウイルスが広がり
感染再拡大がほぼ確実視されていること
2,目前に開催されるオリンピックパラリンピックの入場者数が
未だに決まらず、人流の増加による感染加速リスクが不透明のまま
世界から選手や大会関係者が、多数訪日することへの感染拡大リスク
3,9月の衆議院解散前に8月には「選挙対策のばらまき経済対策」を
行うことが、プラス材料と見ていましたが、現状の政府菅政権の
対応のまずさが、選挙敗北のリスクになってきたこと
都のモニタリング会議結果
東京都の新規感染者数は、連日増加傾向にあり感染再拡大は
避けられない見込みです。
都が開催したモニタリング会議結果は、現状の感染ペースが続くと
4週間後の7/28に新規感染者が1000人を超えるとの試算が示されました。
この状況でオリンピックパラリンピック開催となれば
感染者数のさらなる増加への警戒感が高まり、6月上旬にかけて高まった
経済再開期待は当面難しいものと思われます。
東京都議選は、自民党が第1党に復帰したものの、議席数は伸びず
選挙の行方を大きく左右する無党派層の支持を得られませんでした。
このことは9月と思われる衆議院解散選挙で、自民党の獲得議席減少の
不透明感が台頭し、政局不透明感を最も警戒する海外投資家の
日本株買いが遠のきそうです。
メインプレーヤー海外投資家が、日本株を買わない理由は上記要因が
考えられます。
週末米国株は主要3指数そろって最高値圏を更新しました。
欧州主要国株もドイツは最高値を連日で更新し、イギリス、フランスも
20年ぶりの高値水準に位置しています。
それに比べて、日本市場は日経平均30,000円どころか
29,000円が上値の壁になっています。
連日短期筋の先物主導ですっきりしない相場が続いています。
◎7/8(木)~7/9(金)株価指数連動型ETF決算日
上場投資信託(ETF)の分配金捻出のための売り
決算で分配金を支払うため、必要な資金を捻出しなければならず
7/8(木)~7/9(金)先物と現物株に売りが出る可能性が高まります。
日銀が大量保有するETFの分配金は再投資に回らない見込みで
全体で8000億円規模の売りが想定され需給悪化が懸念されます。
海外短期筋が売り仕掛けを行う可能性が今週の需給不安要因です。
(これは特殊要因による一時的な売りで、短期筋が売り仕掛けを行う可能性)
9984ソフトバンクG 9983ファストリ
日経平均寄与度上位2銘柄の寄り付き前の気配値が
弱く先週末の海外株高の流れに日本市場のみ取り残されることが
わかったため、寄付きで日経レバレッジETFを利食いました。
1570日経レバレッジ 5/12 15050円買い 5/14寄付き14820円買い
買いコスト14935円
本日7/5(月)寄付き15650円売り
今週末の突っ込みを再投資予定
今週は通院や検査などでザラ場を見る時間が少なくなるため
売れるものは手仕舞いました。
6554エスユーエス7/1 462円買い
本日7/5 平均約定477円で売りました。
7039ブリッジインターナショナル
3/29寄付き2000円買い 5/19平均約定1854円買い 買いコスト1927円
本日7/5 平均約定2749円で売りました。
8934サンフロンティア不動産 6/7寄付き980円買い
平均約定1070円で売りました。
今晩米国市場は独立記念日で休場
7月後半から発表が本格化する主要企業の4~6月期決算

次回の更新は 7/6(火)20:00 更新いたします。
お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
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