マザーズ指数軟調
8月2日(月)15:05
日経平均株価
前場
寄付 27493.32(9:00)△209.73
高値 27773.30(10:42)△489.71
安値 27493.32(9:00)△209.73
前引 27742.28(11:30)△458.69
後場
寄付 27789.56(12:30)△505.97
高値 27834.60(13:38)△551.01
安値 27751.84(14:59)△468.25
大引 27781.02(15:00)△497.43 +1.82%
7/30(金)週末の主要国市場
日経平均先物 27490.円△140円
ドル円相場 109.66円~109.68円
NYダウ 34,935.47ドル▼149.06ドル -0.42%
ナスダック 14,672.67▼105.586 -0.71%
S&P500 4,395.26▼23.89 -0.54%
10年債利回り 1.227%
上海総合指数 3,397.3574▼14.3666 -0.42%
欧州市場
ドイツDAX 15,544.39 ▼96.08 -0.61%
イギリスFTSETM100 7,032.30 ▼46.12 -0.65%
フランスCAC40 6,612.76 ▼21.01 -0.31%
NY原油 73.81ドル△0.19
週末の米国株は主要3指数そろって反落
29日、四半期決算を発表したアマゾンが、11四半期ぶりに
市場予想を下回り急落し、投資家心理が悪化し
主力ハイテク株に売りが波及しました。
月末の持ち高調整売りが景気敏感株の一角に出ました。
アマゾンの2021年4-6月期決算
売上高が18年7-9月期以来、11四半期ぶりに市場予想を
下回りました。
ネット通販の増収率が鈍化し、7-9月期業績も伸び率が
低下する見通しを発表、株価は8%の大幅下落になりました。
新型コロナワクチン普及で経済活動正常化が進んだ結果
本業のネット通販の増収率が鈍化しました。
世界で新型コロナウイルス感染者数が急増しています。
インド型変異種ウイルスが猛威を振るっており、29日の
新規感染者数は1カ月前に比べて5割増加しました。
東京マーケット 前場
先週末の日本株安の反動や朝方の米国株時間外株価指数先物の
上昇を背景に買戻しが優勢となり209円上昇して始まりました
寄付 27493.32(9:00)△209.73
安値 27493.32(9:00)△209.73
日経平均は朝高後も断続的に先物買いが入り上げ幅を広げ
489円上昇する場面がありぜんびけにかけてもこの流れが続きました
高値 27773.30(10:42)△489.71
前引 27742.28(11:30)△458.69
東京マーケット 後場
後場も前場の流れを引き継ぎ505円上昇して後場の取引が始まりました
寄付 27789.56(12:30)△505.97
日経平均は高値圏での小動きになりましたが
一時551円上昇する場面がありました
高値 27834.60(13:38)△551.01
安値 27751.84(14:59)△468.25
大引けにかけて後場安値を付けましたが
日経平均株価は、大幅高で反発して引けました。
大引 27781.02(15:00)△497.43 +1.82%
日本政府は今月8日、先手の予防的措置として東京都に
緊急事態宣言を決めました。
菅総理は、ワクチンの1回目接種が国民の4割に達すれば
感染者数の減少が明確になると述べていましたが
従来のウイルスに比べてインド型変異種ウイルスの
感染力が極めて高いため、日本でも東京都を中心に
日本全国で20歳代、30歳代を中心に感染拡大が止まらず
ワクチン接種を受けていない40歳代、50歳代の中等患者
重症患者数が増加し、医療体制が再び危ぶまれています。
報道各社の世論調査で、菅政権の支持率は7月に入っても
最低水準に沈んだままで、9月末に党総裁任期
10月21日に衆院議員任期の満了を控え、政局への不透明感が
高まっています。
海外投資家の最も嫌うことは、政治の不安定、不透明です。
決算発表で、好内容を発表しても株価上昇は限定的で
評価されにくい地合いになり、連日の短期筋の売り仕掛けに
先週末の日本株は下値模索の展開になりました。
米国株はアマゾンの決算発表を嫌気して、週末こそ売りが
広がりましたが、パウエルFRB議長の性急な金融緩和縮小は
考えていないとする発言を受けて、主要3指数そろって
高値圏での推移となっています。
これに対して日本は、東京オリンピック開催中に感染者数が急増し
1万人を超えてしまい、経済正常化の時期が再び不透明になりました。
日本の感染者急増と政局不安が短期筋の売りの標的となりました。
8月相場入り 8/2(月)~8/6(金)
日本独自の買い材料はなく、感染者数が減少に転じるかどうかが
カギを握ります。
そのため物色対象は、短期筋による買戻しか好業績高進捗銘柄への
物色となります。
8/2(月)名実ともに8月相場入りとなりました。
朝方から買戻しが優勢となり、先物主導で大幅上昇し
月初の株高になりました。
日本に近い景気敏感国株
ドイツDAX 7/12高値15790.51 史上最高値更新し現在も高値圏を維持
韓国総合指数 7/5高値3305.21 史上最高値更新し現在も高値圏を維持
日経平均株価 2/16高値30714.52円 バルル後戻り高値
下降トレンド下値模索の展開 7/30安値27272.49円
本日8/2は売られすぎの反動(買戻し主導)により大幅反発したものの
200日移動平均回復できるか? といった水準にすぎません。
8/2時点200日移動平均 27846円
25日移動平均ははるかに上の 28233円
先週末にかけて、日本株は想定以上の下落になりましたが
本日は買戻しが優勢となり、想定以上の上昇となりました。
本日の上昇の背景には、米国株時間外株価指数先物が朝方から堅調に推移し
今晩の米国株の上昇が見込めるための短期筋の買戻しといえます。
世界主要国株の中で突出して弱い日本株ですが、日本の売り材料は以下の項目です。
1,ワクチン接種が遅れ、コロナ禍のオリンピックを開催、国内感染者数が1万にを突破
人流の減少は見られず、20歳代、30歳代の感染者数拡大の歯止めが
かかっていないこと。
2,菅政権の対応の遅さから、支持率低下が加速したまま
秋の衆議院選挙を控え、政局不安、政局不透明感が高まったまま
抜本的な対策が見込めないままの現状
3,日経平均寄与度上位値嵩株9983ファストリ 9984ソフトバンクG
2銘柄の株価軟調が日経平均の重しになっていること。
現在の日本市場の買い材料は見当たらず、先週末株価は下値を切り下げました。
先週末7/30安値27272.49円
短期筋の売り仕掛けで想定以上に値下がりしましたが
27,500円を割り込んだ水準は、売られすぎと考えます。
短期的には弱さが目立つものの、そろそろ底値圏に近いと考えます。
先週末7/30安値27272.49円
個別銘柄の物色は決算発表のハードルを越えてからとします。
空売り監視銘柄 決算発表8/5
7220武蔵精密工業
決算発表が目前に迫っているため、売買はできませんが
現時点では下降トレンドに入った模様。
6/8高値2625円 6/17高値2539円 6/28高値2532円 7/6高値2541円
いずれも6/8高値を上回ることができず、7/7 25日移動平均割れ
その後、25日移動平均を連日割り込んでおり、越えることができず
25日移動平均は下方向に向かっています。
空売りのタイミングは、25日移動平均に近付いたところになりますが
8/5の決算発表をどのように織り込むか分からないため
決算発表通過後改めて空売りできるかどうか見直します。
コロナショック時安値20年4/6安値646円 大底形成
21年6/8高値2625円 天井形成
7/15決算発表通過
4434サーバーワークス
7/15の決算発表を受けて7/16終値4475円△605円 高値4510円△640円
決算発表内容に市場は好感した形と見られましたが、翌日の大陰線
7/16終値4110円▼365円
7/20 高値4435円 安値4025円
2/21 高値4415円 安値4160円
ボラティリティーの高い日が続き、相場は再び下離れました。
本日8/2安値3480円
下回ることはないと見ていた6/3安値3595円を割り込みました。
6/3安値3595円は、単なる下値メドではありません。
2020年4/17高値11200円 6/3高値11195円ダブルトップ天井形成後の
大底と見られていた株価です。
本日8/2安値3480円 底割れとなったため、いったん買いは見送りました。
短期売買目的 突っ込み待ち
7039ブリッジインターナショナル 7/29終値2581円 7/30安値2480円(10:42)
3/29寄付き2000円買い 5/19平均約定1854円買い
買いコスト1927円 7/5平均約定2749円売り
本日7/28高値2741円まで上昇しましたが、大陰線を引きました。
直近安値2330円までの値下がりは見込めないと思いますが
200日移動平均水準までの突っ込みがあれば買い検討します。
8/2時点200日移動平均2402円
直近IPO銘柄
4932アルマート 決算発表 8/13
2000年設立 卵殻膜を商材にした化粧品、健康食品を製造販売
鶏卵の皮の内側の卵殻膜には美容、健康成分が含まれおり
卵殻膜原料の化粧品や食品を外注先に委託して製造。
6/24初値861円 その後高値7/19高値1214円
7/30安値879円 8/2安値860円
7564ワークマン 決算発表 8/10
ワークマンプラス、ワークマン女子が売れ行き好調で
連続最高益更新予想。
四季報では、ブーム一服見込む会社営業益計画やや慎重。
好調な企業業績を織り込み、20年7/30高値10490円まで買われました。
その後、株価は緩やかに値下がりし、直近のレンジは
レンジ上限 7880円~8130円
レンジ下限 7030円~7210円
8/10発表の決算発表内容を市場がどのように判断するか?
2120LIFULL 決算発表 8/10
不動産情報検索サイト ホームズを運営 掲載物件数で首位
かつての個人投資家の人気銘柄ですが、株価は低迷しています。
英国領バミューダ諸島に本拠地があるファンドの買いが続いています。
その他、著名投資家の保有銘柄でもあります。
2021年高低 2/10高値460円 7/9安値332円
2020年高低 2/6高値605円 3/23安値264円(コロナショック時)
7/29安値332円 7/30安値331円 底値付近と想定
1年に一度上昇する株価習性があり、底打ち後100円幅程度
狙えると考えます。
2120LIFULL 週足チャートを見ると
2015年12/22高値1598円(最高値)これ以降、コロナショックを含め
直近まで長期にわたり下降トレンドが続いています。
決算発表 8/10 これを通過しなければ、今が底値かどうかわかりませんが
赤字転落やよほどの減額修正にならなければ、株価は底値圏といえます。
4519中外製薬 7/29終値4101円 7/30安値4011円
3/26寄付き4403円買い 5/14寄付き3961円買い
買いコスト4182円
7/26決算発表
21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終利益
前年同期比15.5%増 1181億円
今期見通しを据え置いたため、市場は無反応でした。
当初の売り目標は、6000円水準を考えていましたが
この銘柄は、海外投資家が買ってこないと上昇しません。
いったん手仕舞うことを前提にもう一段の上昇を待ちます。
直近高値7/13高値4337円 6/30高値4640円
決算発表の時期、長期で腰を据えて保有する銘柄とそうでない銘柄の
結論を出すタイミングです。
長期保有目的銘柄は、目先の上げ下げは気にせず保有し続けますが
なかなか上昇に転じない銘柄は、資金効率のことも考え
持ち高を減らします。
長期保有目的銘柄
9519レノバ 20年11/9寄付き1699円買い 決算発表8/5
9517イーレックス 20年11/9寄付き1300円買い 決算発表8/10
6674GSユアサ 11/16寄付き2155円買い 決算発表8/5
8/2(月)名実ともに8月相場入りとなりました。
朝方から買戻しが優勢となり、先物主導で大幅上昇し
月初の株高になりました。
先週末7/30安値27272.49円は、売り仕掛けをまともに受けた結果ですが
売られすぎの水準まで到達した感があります。
短期売買目的
5759日本電解 7/30 3060円買い
本日切り返しに転じるのを期待していましたが、前場2914円まで下落し
ぞの後の戻りを売りました。
2958円売り
本日インデックス上昇に対し、マザーズ指数が軟調のため
いったん手仕舞い、8月第3週再投資のチャンスをうかがいます。
8月相場は、米国株と国内感染者数の動向に反応するでしょうが
次第に落ち着きを取り戻してくるのではないでしょうか。
秋相場にかけては上昇に転じるのではないか?
短期弱気、中期強気 で判断します。
今の株安は、大幅利食い銘柄を仕込むチャンスの時期と考えます。
日経平均月足チャートをご覧ください。
8月相場は、7月の月足大陰線をどこまで回復できるかが
相場のカギになります。
8月は海外投資家が夏休みで市場参加者が減少する傾向にあります。
このことが吉と出るか凶と出るか?
マザーズ指数は、前回の決算発表後需給悪で急落しました。
5/17安値1040.58
今回の決算発表後の同時期8/16~8/20に突っ込みの場面が
あるかもしれません。
そのため中小型株は、8月第3週の動向を見たうえでの判断とします。

次回の更新は、8/3(火)20:00更新します。
米国株の直近の動向
売り材料 新型コロナ感染拡大 長期金利急低下 原油価格急落
金融緩和縮小議論
買い材料 金融緩和長期化
日本株はそのたびに短期筋主導で下振れすることになります。
今後も月に1度、2か月に1度、米国株は短期調整局面で
高値波乱になることは頭の片隅にとどめておくべきです。
日本株は米国株高には反応薄で、逆に米国株安には
それ以上に反応しますが、これは日銀のETF買いがなくなり
海外短期筋が安心して売り仕掛けができるためです。
しかし、今後は日本のワクチン接種進捗率が上昇するに伴い
日本株の売り仕掛けはしづらくなってくるでしょう。
8月といわれている、菅政権選挙対策の大規模な30兆円規模の
景気対策も控えています。
30兆円規模 追加の経済対策 8月中に詳細が判明か?
秋にかけて、観光や飲食産業を支援する「Go Toキャンペーン」
4-6月期 7-9月期 10-12月期 着実に改善方向
10月中旬 ワクチン接種進捗率70% 集団免疫確立の目安
1年間保有して、40%~100%上昇する銘柄は今後も出てきます。
個人投資家は、海外短期筋のような高速売買はできませんし
同じ土俵で戦っても勝ち目はありません。
あえて短期売買にこだわる必要はなく、1年保有して
大きく利食える銘柄に投資するのが儲けへの近道と考えます。
1,ピンチの局面で売られすぎの良い銘柄を探し投資すること
2,1年間じっくり保有して、40%~100%の上昇を待つ
(上昇する銘柄の多くが、6か月で結果が出ます)
その際は、高値からかなり値下がりした水準を買うため、買値から
多少値下がりしても、我慢すること。
日柄間隔をあけて、2度目の買い増しを入れるのも選択肢とする。
3,上昇する可能性が低いと見た銘柄は手仕舞い 銘柄の入れ替えを行う。
4,割り切った額の短期売買は、一定の金額ベースを超えないようにすること
株式投資の利益の大半は「我慢賃金」です。
上昇トレンド最高値圏の強い銘柄を順張りで買う時は
ハイリスク短期勝負ですが、株価が半値水準、三分の一水準で買う
底値買いは、買った後底割れの可能性が高いのですが、多少のの値下がりは
「我慢賃金」で、1年くらい我慢して40%~100%上昇を待つ投資手法です。
お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
日経平均株価
前場
寄付 27493.32(9:00)△209.73
高値 27773.30(10:42)△489.71
安値 27493.32(9:00)△209.73
前引 27742.28(11:30)△458.69
後場
寄付 27789.56(12:30)△505.97
高値 27834.60(13:38)△551.01
安値 27751.84(14:59)△468.25
大引 27781.02(15:00)△497.43 +1.82%
7/30(金)週末の主要国市場
日経平均先物 27490.円△140円
ドル円相場 109.66円~109.68円
NYダウ 34,935.47ドル▼149.06ドル -0.42%
ナスダック 14,672.67▼105.586 -0.71%
S&P500 4,395.26▼23.89 -0.54%
10年債利回り 1.227%
上海総合指数 3,397.3574▼14.3666 -0.42%
欧州市場
ドイツDAX 15,544.39 ▼96.08 -0.61%
イギリスFTSETM100 7,032.30 ▼46.12 -0.65%
フランスCAC40 6,612.76 ▼21.01 -0.31%
NY原油 73.81ドル△0.19
週末の米国株は主要3指数そろって反落
29日、四半期決算を発表したアマゾンが、11四半期ぶりに
市場予想を下回り急落し、投資家心理が悪化し
主力ハイテク株に売りが波及しました。
月末の持ち高調整売りが景気敏感株の一角に出ました。
アマゾンの2021年4-6月期決算
売上高が18年7-9月期以来、11四半期ぶりに市場予想を
下回りました。
ネット通販の増収率が鈍化し、7-9月期業績も伸び率が
低下する見通しを発表、株価は8%の大幅下落になりました。
新型コロナワクチン普及で経済活動正常化が進んだ結果
本業のネット通販の増収率が鈍化しました。
世界で新型コロナウイルス感染者数が急増しています。
インド型変異種ウイルスが猛威を振るっており、29日の
新規感染者数は1カ月前に比べて5割増加しました。
東京マーケット 前場
先週末の日本株安の反動や朝方の米国株時間外株価指数先物の
上昇を背景に買戻しが優勢となり209円上昇して始まりました
寄付 27493.32(9:00)△209.73
安値 27493.32(9:00)△209.73
日経平均は朝高後も断続的に先物買いが入り上げ幅を広げ
489円上昇する場面がありぜんびけにかけてもこの流れが続きました
高値 27773.30(10:42)△489.71
前引 27742.28(11:30)△458.69
東京マーケット 後場
後場も前場の流れを引き継ぎ505円上昇して後場の取引が始まりました
寄付 27789.56(12:30)△505.97
日経平均は高値圏での小動きになりましたが
一時551円上昇する場面がありました
高値 27834.60(13:38)△551.01
安値 27751.84(14:59)△468.25
大引けにかけて後場安値を付けましたが
日経平均株価は、大幅高で反発して引けました。
大引 27781.02(15:00)△497.43 +1.82%
日本政府は今月8日、先手の予防的措置として東京都に
緊急事態宣言を決めました。
菅総理は、ワクチンの1回目接種が国民の4割に達すれば
感染者数の減少が明確になると述べていましたが
従来のウイルスに比べてインド型変異種ウイルスの
感染力が極めて高いため、日本でも東京都を中心に
日本全国で20歳代、30歳代を中心に感染拡大が止まらず
ワクチン接種を受けていない40歳代、50歳代の中等患者
重症患者数が増加し、医療体制が再び危ぶまれています。
報道各社の世論調査で、菅政権の支持率は7月に入っても
最低水準に沈んだままで、9月末に党総裁任期
10月21日に衆院議員任期の満了を控え、政局への不透明感が
高まっています。
海外投資家の最も嫌うことは、政治の不安定、不透明です。
決算発表で、好内容を発表しても株価上昇は限定的で
評価されにくい地合いになり、連日の短期筋の売り仕掛けに
先週末の日本株は下値模索の展開になりました。
米国株はアマゾンの決算発表を嫌気して、週末こそ売りが
広がりましたが、パウエルFRB議長の性急な金融緩和縮小は
考えていないとする発言を受けて、主要3指数そろって
高値圏での推移となっています。
これに対して日本は、東京オリンピック開催中に感染者数が急増し
1万人を超えてしまい、経済正常化の時期が再び不透明になりました。
日本の感染者急増と政局不安が短期筋の売りの標的となりました。
8月相場入り 8/2(月)~8/6(金)
日本独自の買い材料はなく、感染者数が減少に転じるかどうかが
カギを握ります。
そのため物色対象は、短期筋による買戻しか好業績高進捗銘柄への
物色となります。
8/2(月)名実ともに8月相場入りとなりました。
朝方から買戻しが優勢となり、先物主導で大幅上昇し
月初の株高になりました。
日本に近い景気敏感国株
ドイツDAX 7/12高値15790.51 史上最高値更新し現在も高値圏を維持
韓国総合指数 7/5高値3305.21 史上最高値更新し現在も高値圏を維持
日経平均株価 2/16高値30714.52円 バルル後戻り高値
下降トレンド下値模索の展開 7/30安値27272.49円
本日8/2は売られすぎの反動(買戻し主導)により大幅反発したものの
200日移動平均回復できるか? といった水準にすぎません。
8/2時点200日移動平均 27846円
25日移動平均ははるかに上の 28233円
先週末にかけて、日本株は想定以上の下落になりましたが
本日は買戻しが優勢となり、想定以上の上昇となりました。
本日の上昇の背景には、米国株時間外株価指数先物が朝方から堅調に推移し
今晩の米国株の上昇が見込めるための短期筋の買戻しといえます。
世界主要国株の中で突出して弱い日本株ですが、日本の売り材料は以下の項目です。
1,ワクチン接種が遅れ、コロナ禍のオリンピックを開催、国内感染者数が1万にを突破
人流の減少は見られず、20歳代、30歳代の感染者数拡大の歯止めが
かかっていないこと。
2,菅政権の対応の遅さから、支持率低下が加速したまま
秋の衆議院選挙を控え、政局不安、政局不透明感が高まったまま
抜本的な対策が見込めないままの現状
3,日経平均寄与度上位値嵩株9983ファストリ 9984ソフトバンクG
2銘柄の株価軟調が日経平均の重しになっていること。
現在の日本市場の買い材料は見当たらず、先週末株価は下値を切り下げました。
先週末7/30安値27272.49円
短期筋の売り仕掛けで想定以上に値下がりしましたが
27,500円を割り込んだ水準は、売られすぎと考えます。
短期的には弱さが目立つものの、そろそろ底値圏に近いと考えます。
先週末7/30安値27272.49円
個別銘柄の物色は決算発表のハードルを越えてからとします。
空売り監視銘柄 決算発表8/5
7220武蔵精密工業
決算発表が目前に迫っているため、売買はできませんが
現時点では下降トレンドに入った模様。
6/8高値2625円 6/17高値2539円 6/28高値2532円 7/6高値2541円
いずれも6/8高値を上回ることができず、7/7 25日移動平均割れ
その後、25日移動平均を連日割り込んでおり、越えることができず
25日移動平均は下方向に向かっています。
空売りのタイミングは、25日移動平均に近付いたところになりますが
8/5の決算発表をどのように織り込むか分からないため
決算発表通過後改めて空売りできるかどうか見直します。
コロナショック時安値20年4/6安値646円 大底形成
21年6/8高値2625円 天井形成
7/15決算発表通過
4434サーバーワークス
7/15の決算発表を受けて7/16終値4475円△605円 高値4510円△640円
決算発表内容に市場は好感した形と見られましたが、翌日の大陰線
7/16終値4110円▼365円
7/20 高値4435円 安値4025円
2/21 高値4415円 安値4160円
ボラティリティーの高い日が続き、相場は再び下離れました。
本日8/2安値3480円
下回ることはないと見ていた6/3安値3595円を割り込みました。
6/3安値3595円は、単なる下値メドではありません。
2020年4/17高値11200円 6/3高値11195円ダブルトップ天井形成後の
大底と見られていた株価です。
本日8/2安値3480円 底割れとなったため、いったん買いは見送りました。
短期売買目的 突っ込み待ち
7039ブリッジインターナショナル 7/29終値2581円 7/30安値2480円(10:42)
3/29寄付き2000円買い 5/19平均約定1854円買い
買いコスト1927円 7/5平均約定2749円売り
本日7/28高値2741円まで上昇しましたが、大陰線を引きました。
直近安値2330円までの値下がりは見込めないと思いますが
200日移動平均水準までの突っ込みがあれば買い検討します。
8/2時点200日移動平均2402円
直近IPO銘柄
4932アルマート 決算発表 8/13
2000年設立 卵殻膜を商材にした化粧品、健康食品を製造販売
鶏卵の皮の内側の卵殻膜には美容、健康成分が含まれおり
卵殻膜原料の化粧品や食品を外注先に委託して製造。
6/24初値861円 その後高値7/19高値1214円
7/30安値879円 8/2安値860円
7564ワークマン 決算発表 8/10
ワークマンプラス、ワークマン女子が売れ行き好調で
連続最高益更新予想。
四季報では、ブーム一服見込む会社営業益計画やや慎重。
好調な企業業績を織り込み、20年7/30高値10490円まで買われました。
その後、株価は緩やかに値下がりし、直近のレンジは
レンジ上限 7880円~8130円
レンジ下限 7030円~7210円
8/10発表の決算発表内容を市場がどのように判断するか?
2120LIFULL 決算発表 8/10
不動産情報検索サイト ホームズを運営 掲載物件数で首位
かつての個人投資家の人気銘柄ですが、株価は低迷しています。
英国領バミューダ諸島に本拠地があるファンドの買いが続いています。
その他、著名投資家の保有銘柄でもあります。
2021年高低 2/10高値460円 7/9安値332円
2020年高低 2/6高値605円 3/23安値264円(コロナショック時)
7/29安値332円 7/30安値331円 底値付近と想定
1年に一度上昇する株価習性があり、底打ち後100円幅程度
狙えると考えます。
2120LIFULL 週足チャートを見ると
2015年12/22高値1598円(最高値)これ以降、コロナショックを含め
直近まで長期にわたり下降トレンドが続いています。
決算発表 8/10 これを通過しなければ、今が底値かどうかわかりませんが
赤字転落やよほどの減額修正にならなければ、株価は底値圏といえます。
4519中外製薬 7/29終値4101円 7/30安値4011円
3/26寄付き4403円買い 5/14寄付き3961円買い
買いコスト4182円
7/26決算発表
21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終利益
前年同期比15.5%増 1181億円
今期見通しを据え置いたため、市場は無反応でした。
当初の売り目標は、6000円水準を考えていましたが
この銘柄は、海外投資家が買ってこないと上昇しません。
いったん手仕舞うことを前提にもう一段の上昇を待ちます。
直近高値7/13高値4337円 6/30高値4640円
決算発表の時期、長期で腰を据えて保有する銘柄とそうでない銘柄の
結論を出すタイミングです。
長期保有目的銘柄は、目先の上げ下げは気にせず保有し続けますが
なかなか上昇に転じない銘柄は、資金効率のことも考え
持ち高を減らします。
長期保有目的銘柄
9519レノバ 20年11/9寄付き1699円買い 決算発表8/5
9517イーレックス 20年11/9寄付き1300円買い 決算発表8/10
6674GSユアサ 11/16寄付き2155円買い 決算発表8/5
8/2(月)名実ともに8月相場入りとなりました。
朝方から買戻しが優勢となり、先物主導で大幅上昇し
月初の株高になりました。
先週末7/30安値27272.49円は、売り仕掛けをまともに受けた結果ですが
売られすぎの水準まで到達した感があります。
短期売買目的
5759日本電解 7/30 3060円買い
本日切り返しに転じるのを期待していましたが、前場2914円まで下落し
ぞの後の戻りを売りました。
2958円売り
本日インデックス上昇に対し、マザーズ指数が軟調のため
いったん手仕舞い、8月第3週再投資のチャンスをうかがいます。
8月相場は、米国株と国内感染者数の動向に反応するでしょうが
次第に落ち着きを取り戻してくるのではないでしょうか。
秋相場にかけては上昇に転じるのではないか?
短期弱気、中期強気 で判断します。
今の株安は、大幅利食い銘柄を仕込むチャンスの時期と考えます。
日経平均月足チャートをご覧ください。
8月相場は、7月の月足大陰線をどこまで回復できるかが
相場のカギになります。
8月は海外投資家が夏休みで市場参加者が減少する傾向にあります。
このことが吉と出るか凶と出るか?
マザーズ指数は、前回の決算発表後需給悪で急落しました。
5/17安値1040.58
今回の決算発表後の同時期8/16~8/20に突っ込みの場面が
あるかもしれません。
そのため中小型株は、8月第3週の動向を見たうえでの判断とします。

次回の更新は、8/3(火)20:00更新します。
米国株の直近の動向
売り材料 新型コロナ感染拡大 長期金利急低下 原油価格急落
金融緩和縮小議論
買い材料 金融緩和長期化
日本株はそのたびに短期筋主導で下振れすることになります。
今後も月に1度、2か月に1度、米国株は短期調整局面で
高値波乱になることは頭の片隅にとどめておくべきです。
日本株は米国株高には反応薄で、逆に米国株安には
それ以上に反応しますが、これは日銀のETF買いがなくなり
海外短期筋が安心して売り仕掛けができるためです。
しかし、今後は日本のワクチン接種進捗率が上昇するに伴い
日本株の売り仕掛けはしづらくなってくるでしょう。
8月といわれている、菅政権選挙対策の大規模な30兆円規模の
景気対策も控えています。
30兆円規模 追加の経済対策 8月中に詳細が判明か?
秋にかけて、観光や飲食産業を支援する「Go Toキャンペーン」
4-6月期 7-9月期 10-12月期 着実に改善方向
10月中旬 ワクチン接種進捗率70% 集団免疫確立の目安
1年間保有して、40%~100%上昇する銘柄は今後も出てきます。
個人投資家は、海外短期筋のような高速売買はできませんし
同じ土俵で戦っても勝ち目はありません。
あえて短期売買にこだわる必要はなく、1年保有して
大きく利食える銘柄に投資するのが儲けへの近道と考えます。
1,ピンチの局面で売られすぎの良い銘柄を探し投資すること
2,1年間じっくり保有して、40%~100%の上昇を待つ
(上昇する銘柄の多くが、6か月で結果が出ます)
その際は、高値からかなり値下がりした水準を買うため、買値から
多少値下がりしても、我慢すること。
日柄間隔をあけて、2度目の買い増しを入れるのも選択肢とする。
3,上昇する可能性が低いと見た銘柄は手仕舞い 銘柄の入れ替えを行う。
4,割り切った額の短期売買は、一定の金額ベースを超えないようにすること
株式投資の利益の大半は「我慢賃金」です。
上昇トレンド最高値圏の強い銘柄を順張りで買う時は
ハイリスク短期勝負ですが、株価が半値水準、三分の一水準で買う
底値買いは、買った後底割れの可能性が高いのですが、多少のの値下がりは
「我慢賃金」で、1年くらい我慢して40%~100%上昇を待つ投資手法です。
お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。
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