日経平均底堅いものの長い上ヒゲを引く
8月10日(火)20:00
日経平均株価
前場
寄付 27887.03(9:00)△66.99
高値 28128.61(10:21)△308.57
安値 27831.71(9:02)△11.67
前引 27905.73(11:30)△85.69
後場
寄付 27859.23(12:30)△39.19
高値 27911.25(14:45)△91.21
安値 27808.54(13:32)▼11.50
大引 27888.15(15:00)△68.11 +0.24%
TOPIX
1933.69(9:00)
1950.63(10:43)
1932.10(13:33)
1936.28(15:00)
前日比△6.94 +0.36%
値上がり銘柄数 1311
値下がり銘柄数 790
新高値銘柄数 70
新安値銘柄数 79
騰落レシオ25D 89.2
日経平均25D乖離率 -0.42
TOPIX25D乖離率 +0.25
2021年8/6(金)週末の主要国市場
日経平均先物 27870円△30円 先週末27490.円△140円
ドル円相場 110.20円~110.22円 先週末109.66円~109.68円
NYダウ 35208.51ドル△144.26 先週末34,935.47ドル▼149.06ドル
ナスダック 14835.762▼59.355 先週末14,672.67▼105.586
S&P500 4436.52△7.42 先週末4,395.26▼23.89
10年債利回り 1.301% 先週末1.227%
上海総合指数 3458.2277▼.3214 先週末3,397.3574▼14.3666
欧州市場
ドイツDAX 15761.45△16.78 先週末15,544.39 ▼96.08
イギリスFTSETM100 7122.95△2.52 先週末7,032.30 ▼46.12
フランスCAC40 6816.96△35.77 先週末6,612.76 ▼21.01
NY原油 67.83ドル▼1.26 先週末73.81ドル△0.19
週末の米国株、NYダウ、S&P500指数は反発し最高値を更新
ナスダック指数は5日ぶりに反落しました。
6日朝発表、7月米国雇用統計で雇用者数が市場予想を上回り
米国経済回復が続いているとの見方が優勢となり、景気敏感株中心に
買われました。
雇用統計景気動向を映す非農業部門雇用者数
前月比94万3000人増 市場予想84万5000人増 を上回りました。
6月実績は、85万人増から93万8000人増に上方修正されました。
市場は、労働市場はコロナ前の水準へ向けて、順調に回復を
続けていると受け止めました。
好調な労働市場を好感し、金融、素材、資本財など景気敏感株が
買われ、10年債利回りは1.3%台まで上昇。
長期金利上昇で割高感が意識される高PERのハイテク株、グロース株は
利益確定売りに押され軟調に推移しました。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は、5営業日ぶりに反落。
8/6(金)
日経平均株価 27820.04円 △91.92円 +0.33%
日経平均先物 27870円 △30円
日本市場は週明け8/9(月)休場
8/9(月)日本市場は休場
前日8/9(月)の米国株
NYダウ 35,101.85ドル ▼106.66ドル
ナスダック 14,860.177 △24.415
S&P500 4,432.35 ▼4.17
米国10年債利回り 1.321%
NY原油 66.81ドル
NYダウ、S&P500指数は3営業日ぶりに反落
ナスダック指数は小幅反発。
先週末にNYダウ、S&P500指数は最高値を更新したものの
最高値圏にあり、利益確定売りに押され上値が重くなりました。
世界的な新型コロナウイルスの感染拡大による景気の
不透明感から買いは続きませんでした。
中国で新型コロナインド型(デルタ型)の感染が拡大し
当局が省をまたぐ移動の制限を行い、大型イベントが
一時的に中止されたことが報道されました。
7日発表、中国7月貿易統計は輸出の伸びが
6月から大幅に減速しました。
中国でも感染者数が拡大しており、景気回復の遅れや
不透明感が日本市場の重しになります。
東京マーケット 前場
日本市場休場の昨日の米国株は利益確定売りに押され上値が重く
高安まちまちの展開となりましたが、先週末発表の7月米国雇用統計で
雇用者数が市場予想を上回り、米国経済が回復しているとして
米国長期金利が上昇、連休明けの日本市場は好材料と判断し
続伸して始まりました
寄付 27887.03(9:00)△66.99
安値 27831.71(9:02)△11.67
寄り後先物買いが主導して急速に上げ幅を拡大しました
好決算を発表した主要銘柄中心に買いが入りました
日経平均株価は、心理的節目である28,000円の大台に乗せ
308円上昇する場面がありましたが
高値 28128.61(10:21)△308.57
買い一巡後は短期筋の先物売りに押され前引けにかけて
急速に伸び悩みました
前引 27905.73(11:30)△85.69
東京マーケット 後場
米国株時間外株価指数先物が軟調に推移したため
後場は前引け水準を下回って始まりました
寄付 27859.23(12:30)△39.19
日経平均株価は、一時マイナス圏に沈む場面がありましたが
日本株は欧米株に比べ割安感があるため、短期筋による
売り崩しは見られず下値は限定的となりました
安値 27808.54(13:32)▼11.50
後場は28,000円の大台が意識されたものの
上値も限定的となりました
高値 27911.25(14:45)△91.21
連休明けの日経平均株価は、小幅に3日続伸して引けました
大引 27888.15(15:00)△68.11 +0.24%
日本市場は高校野球のシーズンとなり、お盆休みで市場は閑散期になります。
国内機関投資家ばかりではなく、海外投資家も夏休み時期のため
史上閑散期の短期筋による先物主導の乱高下に注意が必要な時期です。
先週末の米国株 NYダウ、S&P500指数は反発し最高値を更新し
ナスダック指数も最高値に位置しており、欧州主要国株も
新型コロナウイルス感染拡大にもかかわらず高値圏で推移しています。
連休明けの日経平均株価は、先物主導で一時28,000円の大台に乗せ
308円値上がりする場面がありましたが、買いは続かず後場
マイナス圏に沈む場面があり、上値の重さが意識されました。
世界的な新型コロナウイルスの感染拡大による景気の
不透明感から買いは続きませんでした。
中国で新型コロナインド型(デルタ型)の感染が拡大していることも
相場の重しになりました。
政府による感染拡大対策は未だに後手後手で菅政権支持率は低迷したまま
衆議院任期満了まで解散できない可能性も出てきており、政局混迷の秋を
意識する時期に差し掛かっています。
本日高値28128.61円(10:21)△308.57円
上ヒゲとなり、チャートの形状が良くありませんでした。
8/10(火)時点
25日移動平均 28004.45円
200日移動平均 27948.76円
本日前場高値は先物主導で想定外の上昇となり、ザラ場高値は
28,000円の大台回復、200日移動平均回復、25日移動平均回復となりましたが
その後マイナス圏まで売り込まれました。
8/2以降、日経平均株価はたびたび短期筋の売り仕掛けに合うも
次第に売りにくくなっているため、下がらなくなっています。
25日移動平均は下方向に向いているため、日経平均株価は米国株の
波乱がなければ近日中にプラス顔入りに転じる見込みです。
TOPIXは、本日プラス乖離に転じました。
日本企業の2022年3月期の純利益は前期比35%増となる見通し
との記事が日経新聞にありましたが、全企業ベースでみると
俗に言われる「K字回復」でコロナの影響を受ける企業との差が
広がって「2極化相場」になっています。
内需、特に鉄道、旅行、レジャー、外食、アミューズメントといった
企業は収益悪化に歯止めがかかっていない状況です。
企業の決算発表は今週でほぼ出そろいます。
日経平均株価は売られにくく、下げにくくなったとはいえ
以下の悪材料が引き続き上値の重しになります。
1,首都圏を中心にインド型変異種ウイルス感染拡大が
日本全国に広がったまま、終息の兆しが見えないこと
2,菅政権の対策が常に遅れて、政権支持率は低下したまま
秋の総選挙を意識する時期が近付いていること
一方、選挙前の30兆円規模の景気対策8月末~9月上旬に判明の見通し
相場の下支えになり、売りにくくなったことを意識した短期筋が
買い転換する可能性もあります。
8306三菱UFJFG
米国長期金利上昇を受けて、本日8/10高値599.5円まで買われましたが
600円の大台、200日移動平均が上値を阻みました。
6470大豊工業
上値は重いものの、下振れリスクは低下してきた模様。
6698ヴィスコテクノロジー
朝安後、上昇に転じました。
年後半相場に期待、長期保有銘柄。
4519中外製薬
ようやく下げ止まった感触です。
どこまで戻るか見て判断します。
7039ブリッジインターナショナル
朝安後、上昇に転じました。
本日安値2430円、この水準では薄商いながら買いが入ります。
9233アジア航測
1000円が下値の壁になっています。
7/19高値1079円トライの場面がありそうです。
4716日本オラクル
8月に入り連続陽線を引き株価が切り上がってきました。
6連続陽線、6/25の「大きな窓」を埋めることができるか?
日本全国感染拡大の終息が見えず、お盆休みの時期になりました。
手洗い消毒、3密を避ける基本を守り、お体大切になさってください。

次回は8/11(水)15:05 更新予定です。
米国株の直近の動向
売り材料 新型コロナ感染拡大 長期金利急低下 原油価格急落
金融緩和縮小議論
買い材料 金融緩和長期化
日本株はそのたびに短期筋主導で下振れすることになります。
今後も月に1度、2か月に1度、米国株は短期調整局面で
高値波乱になることは頭の片隅にとどめておくべきです。
日本株は米国株高には反応薄で、逆に米国株安には
それ以上に反応しますが、これは日銀のETF買いがなくなり
海外短期筋が安心して売り仕掛けができるためです。
しかし、今後は日本のワクチン接種進捗率が上昇するに伴い
日本株の売り仕掛けはしづらくなってくるでしょう。
8月といわれている、菅政権選挙対策の大規模な30兆円規模の
景気対策も控えています。
30兆円規模 追加の経済対策 8月中に詳細が判明か?
秋にかけて、観光や飲食産業を支援する「Go Toキャンペーン」
4-6月期 7-9月期(低迷) 10-12月期 着実に改善方向
10月中旬 ワクチン接種進捗率70% 集団免疫確立の目安
今回のインド型デルタ株は、ワクチン接種率をさらに
高めることが必要といわれており、イスラエルでは3度目の接種が
始まり、イギリスでは50歳以上の3度目の接種を行う模様です。
1年間保有して、40%~100%上昇する銘柄は今後も出てきます。
個人投資家は、海外短期筋のような高速売買はできませんし
同じ土俵で戦っても勝ち目はありません。
あえて短期売買にこだわる必要はなく、1年保有して
大きく利食える銘柄に投資するのが儲けへの近道と考えます。
1,ピンチの局面で売られすぎの良い銘柄を探し投資すること
2,1年間じっくり保有して、40%~100%の上昇を待つ
(上昇する銘柄の多くが、6か月で結果が出ます)
その際は、高値からかなり値下がりした水準を買うため、買値から
多少値下がりしても、我慢すること。
日柄間隔をあけて、2度目の買い増しを入れるのも選択肢とする。
3,上昇する可能性が低いと見た銘柄は手仕舞い 銘柄の入れ替えを行う。
4,割り切った額の短期売買は、一定の金額ベースを超えないようにすること
株式投資の利益の大半は「我慢賃金」です。
上昇トレンド最高値圏の強い銘柄を順張りで買う時は
ハイリスク短期勝負ですが、株価が半値水準、三分の一水準で買う
底値買いは、買った後底割れの可能性が高いのですが、多少のの値下がりは
「我慢賃金」で、1年くらい我慢して40%~100%上昇を待つ投資手法です。
お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
日経平均株価
前場
寄付 27887.03(9:00)△66.99
高値 28128.61(10:21)△308.57
安値 27831.71(9:02)△11.67
前引 27905.73(11:30)△85.69
後場
寄付 27859.23(12:30)△39.19
高値 27911.25(14:45)△91.21
安値 27808.54(13:32)▼11.50
大引 27888.15(15:00)△68.11 +0.24%
TOPIX
1933.69(9:00)
1950.63(10:43)
1932.10(13:33)
1936.28(15:00)
前日比△6.94 +0.36%
値上がり銘柄数 1311
値下がり銘柄数 790
新高値銘柄数 70
新安値銘柄数 79
騰落レシオ25D 89.2
日経平均25D乖離率 -0.42
TOPIX25D乖離率 +0.25
2021年8/6(金)週末の主要国市場
日経平均先物 27870円△30円 先週末27490.円△140円
ドル円相場 110.20円~110.22円 先週末109.66円~109.68円
NYダウ 35208.51ドル△144.26 先週末34,935.47ドル▼149.06ドル
ナスダック 14835.762▼59.355 先週末14,672.67▼105.586
S&P500 4436.52△7.42 先週末4,395.26▼23.89
10年債利回り 1.301% 先週末1.227%
上海総合指数 3458.2277▼.3214 先週末3,397.3574▼14.3666
欧州市場
ドイツDAX 15761.45△16.78 先週末15,544.39 ▼96.08
イギリスFTSETM100 7122.95△2.52 先週末7,032.30 ▼46.12
フランスCAC40 6816.96△35.77 先週末6,612.76 ▼21.01
NY原油 67.83ドル▼1.26 先週末73.81ドル△0.19
週末の米国株、NYダウ、S&P500指数は反発し最高値を更新
ナスダック指数は5日ぶりに反落しました。
6日朝発表、7月米国雇用統計で雇用者数が市場予想を上回り
米国経済回復が続いているとの見方が優勢となり、景気敏感株中心に
買われました。
雇用統計景気動向を映す非農業部門雇用者数
前月比94万3000人増 市場予想84万5000人増 を上回りました。
6月実績は、85万人増から93万8000人増に上方修正されました。
市場は、労働市場はコロナ前の水準へ向けて、順調に回復を
続けていると受け止めました。
好調な労働市場を好感し、金融、素材、資本財など景気敏感株が
買われ、10年債利回りは1.3%台まで上昇。
長期金利上昇で割高感が意識される高PERのハイテク株、グロース株は
利益確定売りに押され軟調に推移しました。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は、5営業日ぶりに反落。
8/6(金)
日経平均株価 27820.04円 △91.92円 +0.33%
日経平均先物 27870円 △30円
日本市場は週明け8/9(月)休場
8/9(月)日本市場は休場
前日8/9(月)の米国株
NYダウ 35,101.85ドル ▼106.66ドル
ナスダック 14,860.177 △24.415
S&P500 4,432.35 ▼4.17
米国10年債利回り 1.321%
NY原油 66.81ドル
NYダウ、S&P500指数は3営業日ぶりに反落
ナスダック指数は小幅反発。
先週末にNYダウ、S&P500指数は最高値を更新したものの
最高値圏にあり、利益確定売りに押され上値が重くなりました。
世界的な新型コロナウイルスの感染拡大による景気の
不透明感から買いは続きませんでした。
中国で新型コロナインド型(デルタ型)の感染が拡大し
当局が省をまたぐ移動の制限を行い、大型イベントが
一時的に中止されたことが報道されました。
7日発表、中国7月貿易統計は輸出の伸びが
6月から大幅に減速しました。
中国でも感染者数が拡大しており、景気回復の遅れや
不透明感が日本市場の重しになります。
東京マーケット 前場
日本市場休場の昨日の米国株は利益確定売りに押され上値が重く
高安まちまちの展開となりましたが、先週末発表の7月米国雇用統計で
雇用者数が市場予想を上回り、米国経済が回復しているとして
米国長期金利が上昇、連休明けの日本市場は好材料と判断し
続伸して始まりました
寄付 27887.03(9:00)△66.99
安値 27831.71(9:02)△11.67
寄り後先物買いが主導して急速に上げ幅を拡大しました
好決算を発表した主要銘柄中心に買いが入りました
日経平均株価は、心理的節目である28,000円の大台に乗せ
308円上昇する場面がありましたが
高値 28128.61(10:21)△308.57
買い一巡後は短期筋の先物売りに押され前引けにかけて
急速に伸び悩みました
前引 27905.73(11:30)△85.69
東京マーケット 後場
米国株時間外株価指数先物が軟調に推移したため
後場は前引け水準を下回って始まりました
寄付 27859.23(12:30)△39.19
日経平均株価は、一時マイナス圏に沈む場面がありましたが
日本株は欧米株に比べ割安感があるため、短期筋による
売り崩しは見られず下値は限定的となりました
安値 27808.54(13:32)▼11.50
後場は28,000円の大台が意識されたものの
上値も限定的となりました
高値 27911.25(14:45)△91.21
連休明けの日経平均株価は、小幅に3日続伸して引けました
大引 27888.15(15:00)△68.11 +0.24%
日本市場は高校野球のシーズンとなり、お盆休みで市場は閑散期になります。
国内機関投資家ばかりではなく、海外投資家も夏休み時期のため
史上閑散期の短期筋による先物主導の乱高下に注意が必要な時期です。
先週末の米国株 NYダウ、S&P500指数は反発し最高値を更新し
ナスダック指数も最高値に位置しており、欧州主要国株も
新型コロナウイルス感染拡大にもかかわらず高値圏で推移しています。
連休明けの日経平均株価は、先物主導で一時28,000円の大台に乗せ
308円値上がりする場面がありましたが、買いは続かず後場
マイナス圏に沈む場面があり、上値の重さが意識されました。
世界的な新型コロナウイルスの感染拡大による景気の
不透明感から買いは続きませんでした。
中国で新型コロナインド型(デルタ型)の感染が拡大していることも
相場の重しになりました。
政府による感染拡大対策は未だに後手後手で菅政権支持率は低迷したまま
衆議院任期満了まで解散できない可能性も出てきており、政局混迷の秋を
意識する時期に差し掛かっています。
本日高値28128.61円(10:21)△308.57円
上ヒゲとなり、チャートの形状が良くありませんでした。
8/10(火)時点
25日移動平均 28004.45円
200日移動平均 27948.76円
本日前場高値は先物主導で想定外の上昇となり、ザラ場高値は
28,000円の大台回復、200日移動平均回復、25日移動平均回復となりましたが
その後マイナス圏まで売り込まれました。
8/2以降、日経平均株価はたびたび短期筋の売り仕掛けに合うも
次第に売りにくくなっているため、下がらなくなっています。
25日移動平均は下方向に向いているため、日経平均株価は米国株の
波乱がなければ近日中にプラス顔入りに転じる見込みです。
TOPIXは、本日プラス乖離に転じました。
日本企業の2022年3月期の純利益は前期比35%増となる見通し
との記事が日経新聞にありましたが、全企業ベースでみると
俗に言われる「K字回復」でコロナの影響を受ける企業との差が
広がって「2極化相場」になっています。
内需、特に鉄道、旅行、レジャー、外食、アミューズメントといった
企業は収益悪化に歯止めがかかっていない状況です。
企業の決算発表は今週でほぼ出そろいます。
日経平均株価は売られにくく、下げにくくなったとはいえ
以下の悪材料が引き続き上値の重しになります。
1,首都圏を中心にインド型変異種ウイルス感染拡大が
日本全国に広がったまま、終息の兆しが見えないこと
2,菅政権の対策が常に遅れて、政権支持率は低下したまま
秋の総選挙を意識する時期が近付いていること
一方、選挙前の30兆円規模の景気対策8月末~9月上旬に判明の見通し
相場の下支えになり、売りにくくなったことを意識した短期筋が
買い転換する可能性もあります。
8306三菱UFJFG
米国長期金利上昇を受けて、本日8/10高値599.5円まで買われましたが
600円の大台、200日移動平均が上値を阻みました。
6470大豊工業
上値は重いものの、下振れリスクは低下してきた模様。
6698ヴィスコテクノロジー
朝安後、上昇に転じました。
年後半相場に期待、長期保有銘柄。
4519中外製薬
ようやく下げ止まった感触です。
どこまで戻るか見て判断します。
7039ブリッジインターナショナル
朝安後、上昇に転じました。
本日安値2430円、この水準では薄商いながら買いが入ります。
9233アジア航測
1000円が下値の壁になっています。
7/19高値1079円トライの場面がありそうです。
4716日本オラクル
8月に入り連続陽線を引き株価が切り上がってきました。
6連続陽線、6/25の「大きな窓」を埋めることができるか?
日本全国感染拡大の終息が見えず、お盆休みの時期になりました。
手洗い消毒、3密を避ける基本を守り、お体大切になさってください。

次回は8/11(水)15:05 更新予定です。
米国株の直近の動向
売り材料 新型コロナ感染拡大 長期金利急低下 原油価格急落
金融緩和縮小議論
買い材料 金融緩和長期化
日本株はそのたびに短期筋主導で下振れすることになります。
今後も月に1度、2か月に1度、米国株は短期調整局面で
高値波乱になることは頭の片隅にとどめておくべきです。
日本株は米国株高には反応薄で、逆に米国株安には
それ以上に反応しますが、これは日銀のETF買いがなくなり
海外短期筋が安心して売り仕掛けができるためです。
しかし、今後は日本のワクチン接種進捗率が上昇するに伴い
日本株の売り仕掛けはしづらくなってくるでしょう。
8月といわれている、菅政権選挙対策の大規模な30兆円規模の
景気対策も控えています。
30兆円規模 追加の経済対策 8月中に詳細が判明か?
秋にかけて、観光や飲食産業を支援する「Go Toキャンペーン」
4-6月期 7-9月期(低迷) 10-12月期 着実に改善方向
10月中旬 ワクチン接種進捗率70% 集団免疫確立の目安
今回のインド型デルタ株は、ワクチン接種率をさらに
高めることが必要といわれており、イスラエルでは3度目の接種が
始まり、イギリスでは50歳以上の3度目の接種を行う模様です。
1年間保有して、40%~100%上昇する銘柄は今後も出てきます。
個人投資家は、海外短期筋のような高速売買はできませんし
同じ土俵で戦っても勝ち目はありません。
あえて短期売買にこだわる必要はなく、1年保有して
大きく利食える銘柄に投資するのが儲けへの近道と考えます。
1,ピンチの局面で売られすぎの良い銘柄を探し投資すること
2,1年間じっくり保有して、40%~100%の上昇を待つ
(上昇する銘柄の多くが、6か月で結果が出ます)
その際は、高値からかなり値下がりした水準を買うため、買値から
多少値下がりしても、我慢すること。
日柄間隔をあけて、2度目の買い増しを入れるのも選択肢とする。
3,上昇する可能性が低いと見た銘柄は手仕舞い 銘柄の入れ替えを行う。
4,割り切った額の短期売買は、一定の金額ベースを超えないようにすること
株式投資の利益の大半は「我慢賃金」です。
上昇トレンド最高値圏の強い銘柄を順張りで買う時は
ハイリスク短期勝負ですが、株価が半値水準、三分の一水準で買う
底値買いは、買った後底割れの可能性が高いのですが、多少のの値下がりは
「我慢賃金」で、1年くらい我慢して40%~100%上昇を待つ投資手法です。
お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
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投資に100%は存在しません。