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2023-12

マザーズ指数朝安後切り返しの動き

8月18日(水)15:05

日経平均株価
前場
寄付 27418.08(9:00)▼6.39
高値 27547.70(10:15)△123.23
安値 27347.77(9:24)▼76.70
前引 27579.84(11:00)△155.37
後場
寄付 27652.74(12:30)△228.28
高値 27671.57(12:30)△247.10
安値 27581.71(15:00)△157.24 
大引 27585.91(15:00)△161.44 +0.59%


前日8/17の米国株
NYダウ 35,343.28ドル ▼282.12ドル
ナスダック 14,656.181 ▼137.581
S&P500 4,448.08 ▼31.63
米国10年債利回り 1.263%
NY原油 66.65ドル
前日の米国株は主要3指数そろって値下がりしました。
NYダウは6営業日ぶりに反落し、5日連続で最高値更新が止まりました。
7月の米国小売売上高が想定外の落ち込みとなり、景気回復の鈍化が
意識され利益確定売りが優勢となりました。
17日発表、7月の米国小売売上高 前月比▼1.1%減少
市場予想▼0.3%減少を下回り、今後年後半にかけ個人消費の鈍化懸念が
意識されました。
最も米国株は主要3指数そろって史上最高値圏にあり
昨日の下げは限定的です。
最も1~2か月に1度は、5%程度の下げに見舞われることがあるため
今後も最高値圏の米国株は、瞬間的な短期調整の場面がいつ起きても
おかしくありませんので注意が必要です。


東京マーケット 前場
前日の米国株 連日の高値更新を続けていたNYダウは
6営業日ぶりに反落し、日経平均株価は続落して始まりました
寄付 27418.08(9:00)▼6.39
寄り後、27,300円台での推移となりましたが
安値 27347.77(9:24)▼76.70
売り一巡後はリバウンド狙いの買いや買戻しが入り
プラス圏に浮上し、27,500円台での推移となり167円上昇しました
短期筋がここから一段安は難しいと見て、買戻しを行った模様
高値 27591.53(11:28)△167.06
前引 27579.84(11:00)△155.37

東京マーケット 後場
後場は買戻しが優勢となりました
後場寄り付きは、前場高値を上回りました
寄付 27652.74(12:30)△228.28
高値 27671.57(12:30)△247.10
後場は伸び悩む場面がありましたが、買戻しが下支えになり
この日の高値圏での推移となりました
安値 27581.71(15:00)△157.24

日経平均株価は、5日ぶりに反発して引けました。
大引 27585.91(15:00)△161.44 +0.59%


国際通貨基金(IMF)予測
21年実質成長率
米国 +7.0%
EU +4.6%
日本 +2.8%
度重なる緊急事態宣言の発令やワクチン接種の出遅れが響き
政府の感染症対策が後手後手のままでは、消費、投資の
増加にはつながりくく、このことも直近の短期筋主導の日本株売りの要因です。

感染者数が増加し医療が逼迫するたびに緊急事態宣言を発令するだけで
他の有効な策は打てず、国民に政府の声が伝わらないばかりか
「国民のコロナ慣れ」が広がっています。
お盆休み明けには、ワクチン接種が再び拡大する政府の事前発言も
不透明感があります。

17日夜菅総理は、首相官邸で記者会見を開きました。
新型コロナウイルス緊急事態宣言の対象を13都府県に拡大し9月12日まで延長。
ワクチン接種は、8月末には全国民の半数近くが2回接種し
9月末には6割近くが2回の接種を終え、現在の英国や米国並みに近づく
との見通しを明らかにしました。
希望する全国民への2回接種を完了する時期の目標は
10~11月のできるだけ早い時期と改めて説明しました。

中国当局は香港上場のIT大手アリババ集団への取り締まりなど
インターネット企業への規制を強化。
中国本土では民間学習塾に対し小中学生を対象にした営利化を禁じる方針。
中国規制強化リスク=香港株、上海株弱含み
このことも日本株の重しになっています。


本日マザーズ指数が前場ザラ場安値993.29(9:25)まで値下がりしました。
その時は下げ最終局面とは言え、昨日ブログに記載しました
6/11~7/31のレンジ下限までの底割れを意識しました。

以下は、昨日のブログ記事
8/17終値1009.39 ▼21.23 -2.06% 安値引け
前回5月の急落時は、個人投資家の信用買いの投げが投げを呼び
4/19高値1263.73から16営業日で5/17安値1040.58まで値下がりし
値下がり幅は、223.15 -17.6%の値下がり率
今回の場合
6/29高値1210.92から8/17安値1009.39まで
値下がり幅201.53 値下がり率16.6%
1000ポイント付近は、コロナショック時安値3/13安値527.30からの
「戻りの上昇第一波動の踊り場」の水準に位置しています。
この時の6/11~7/31までのレンジは
上限 6/11高値1044.74 6/26高値1067.29
下限 6/15安値955.11 7/1安値941.85 7/31安値852.75 

マザーズ指数は幸い、1000ポイント割れから切り返しに転じました。
昨日も小型株には個人投資家による、連日の下落相場で追証発生の売りや
ロスカットする動きやいったん現金化するといった動きがあった模様で
非常に引け味が悪くなりました。
やはりマザーズ指数の下落は、昨日時点でかなりの安値水準に
達していました。
まだ確定ではありませんが、1000ポイント割れで底を付ける可能性が高まりました。
マザーズ指数が底打ち後反転上昇に転じると多くの小型株がプラス圏に浮上し
株価は切り上がってきました。


人生の道のりが平たんではないように
「株式投資は山あり谷あり」です。
業績予想が良く安値圏と思い買ったのに、悪材料が重なり
ヘッジファンドなどの短期筋の貸株を使った売り崩しも加わり
株価が異常値まで値下がりすることも多々あります。
株価が異常値まで売り込まれても、株価から決して目をそらしてはいけません。
1,なぜここまで下がったか?
2,需給悪化の要因、日々の流れを分析する。
3,TOPIX、同業他社のチャートと株価位置を比べて
 どこまで戻るか見定めたうえで、調整完了を待つ。
4,日足チャートだけ見ていると短期目線になりがちのため週足、時には
 月足チャートで株価の修正、株価位置を見定める。
5,過去の業績と年間のボトムピークを見て、今の業績に対する株価位置を見定める。

下落局面で相場から離れてしまうと次に来る上昇のチャンスに乗れなくなるばかりか
日々刻々と変化する相場を見る目も失ってしまいます。


変化を見て飛び乗り買い その後底割れ
6470大豊工業 8/3 930円買い
8月に入り業績好調の7203トヨタ自動車が、8/2に陽線を引き
10,000円の大台に乗せました。
トヨタ系自動車部品企業の当社も連動して上昇するのではないかと思い
8/3 平均約定930円で買いました。
しかし、トヨタ自動車の買いは続かず、当社の株価も再び弱含みとなりました。
6/74高値1164円形成後調整局面となり、7/6安値906円まで調整が進み
7/30の下ヒゲでひとまず下げ止まったものと見ていました。
そして、親会社トヨタ自動車が10,000円の大台に乗せてきたための
飛び乗りの買いです。
その時点での目算は、トヨタ自動車、デンソーが海外投資家の買いで上昇し
それに連動する場合は、節目である1,000円の大台迄は戻すのではないか?
そう思い買ったのですが、7月以降直近にかけての短期筋主導の日本株売りが
続いているため、不発となり底割れになりました。
8/4~8/17の9連続陰線 そして本日8/18前場安値861円がようやく
底打ちになった感触となりました。
どんなに下がっても、5/31安値886円を割り込むことはないと見ていましたが
本日8/18前場安値861円まで値下がりしました。
全体相場が極めて低調なため、ここまで値下がりしましたが
このことを反省点として、実戦で学びました。
業績は極めて好調でV字回復する見通しです。
前期21/3期 EPS10.4円 今期22/3期予想EPS96.5円
自己資本比率55.9% 1株純資産2191円
連結予想PER9.1倍 PBR0.4倍
戻りメド1 1000円水準
それ以上の戻りは、トヨタ自動車はじめ自動車関連銘柄に物色の流れが
波及すること。
おそらく秋口にかけて、再び1100円以上まで買われる場面があると想定します。

時価総額上位銘柄
4716日本オラクル
時価総額5000億円以上で7月最も売り込まれていた銘柄で
買い候補銘柄でした。
全体相場の地合いは悪く、日本株独歩安のため買いは見送りました。
7/9安値7870円底打ち後も7月相場は低迷
8/2 25日移動平均を超え、トレンド転換
その後、緩やかに上昇トレンドに入りました。
6/25の大きな窓を埋めることができるかどうか?
窓埋め達成ならば、もう一段の上昇が見込めそうです。
戻りメド1 9800円前後

世界的な感染拡大終息のメドが立たず、日本も厳しい状況が続いています。
手洗い消毒うがい、3密を避けるなど、あらゆる面でご自身の身を守ることに
心掛けてください。
皆様のご健康心よりお祈り申し上げます。





次回の更新は、8/19(木)20:00 の予定です。

今後秋口にかけて、米国のテーパリング時期の議論が進みそうです。
7月は、長期金利低下が危惧されましたが、秋口にかけて長期金利が上昇すると
米国では、高PERのハイテク株、グロース株よりも、景気敏感株
バリュー株に物色が広がるのではないか?
日本市場でも、収益が激変する好業績銘柄中心にバリュー株の見直し
売られすぎの小型株が買われるのではないか?
第一四半期決算時点で、業績が様変わりしてかつて記憶のない水準まで
利益が急拡大したバリュー株があります。

8月26日~28日 ジャクソンホール会議 
テーパリングの議論がどこまで意識されるか?

秋口にかけて、長期運用の海外投資家(特にオイルマネーなどの欧州系)が
日本株を買い越してくるかどうかが、一番の注目点です。
そして、上昇局面があるとすれば、先物をまとまった額売り越している
短期筋の買戻しが、秋口以降の日本株の明暗を分けるといえます。

お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。

当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
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Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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