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2023-12

短期筋主導 日経平均27,000円割れ 

8月20日(金)15:05

日経平均株価
前場
寄付 27238.45(9:00)▼42.72
高値 27316.79(9:09)△35.62
安値 27034.58(10:45)▼246.59
前引 27096.65(11:30)▼184.52 -0.68%
後場
寄付 27115.87(12:30)▼165.30
高値 27115.87(12:30)▼165.30
安値 26954.81(14:44)▼326.36
大引 27013.25(15:00)▼267.92 -0.98%


前日8/19の米国株
NYダウ 34,894.12ドル ▼66.57ドル
ナスダック 14,541.789 △15.875
S&P500 4,405.80 △5.53
米国10年債利回り 1.244%
NY原油 64.04ドル
欧州市場 
ドイツDAX 15,765.81 ▼200.16  
イギリスFTSETM100 7,058.86 ▼110.46 
フランスCAC40 6,605.89 ▼164.22
前日の米国株はNYダウは続落、ナスダック指数、S&P500は
小幅反発 欧州主要株は揃って大幅安になりました。
前日に続き、FRBが量的緩和縮小を前倒しするとの警戒感が
上値を押さえました。
景気敏感株への売りが優勢となりました。
ハイテク株やディフェンシブ株は買いが優勢で、NYダウは
プラス圏に浮上する場面がありました。
ゴールドマンサックスによると
2021年7-9月期米国実質国内総生産GDP伸び率は
新型コロナウイルスのインド型変異種ウイルス(デルタ型)の
感染拡大を理由に、従来の9%から5.5%に引き下げました。
前日上昇した恐怖指数VIXは、21.67
2日続けて21ポイント台でした。
(20ポイントを上回ると不安心理が高まった状態とされる)


東京マーケット 前場
前々日、FRBが量的緩和縮小を前倒しするとの警戒感から
米国株は主要3指数そろって値下がりし、高値警戒感が高まりましたが
昨日は、NYダウは反落したものの底堅く推移したため日経平均株価は
前日終値水準で始まりました
寄付 27238.45(9:00)▼42.72
高値 27316.79(9:09)△35.62
10時ころまで前日終値を挟んだ狭いレンジでの値動きでしたが
次第に先物売りが出て、下げ幅を広げ心理的節目の27,000円に迫りました
安値 27034.58(10:45)▼246.59
前引 27096.65(11:30)▼184.52 -0.68%

東京マーケット 後場
後場も弱含みで始まりました
寄付 27115.87(12:30)▼165.30
高値 27115.87(12:30)▼165.30
後場も短期筋の先物主導で27,000円の攻防となり
27,000円を割り込みました
安値 26954.81(14:44)▼326.36

週末8/20(金)日経平均株価は年初来安値を更新し
続落して引けました。
大引 27013.25(15:00)▼267.92 -0.98%


日経平均株価は昨日に続き、年初来安値を更新しました。
値下がりする時は様々な売り材料の後講釈になりますが
薄商いで買い手不在の中、AIを駆使した短期筋が売り仕掛けを行った結果です。
昨日の米国株が下げ止まりましたが、最高値圏の米国株が高値波乱になった場合は
その影響を受けることになります。

海外投資家は、7-9月に売り越す傾向があり
10月以降買い越しに転じ 10-12月は相場が強含み傾向があります。
主に欧州系投資家は、10月に買い越す傾向があります。
欧州系投資家=オイルマネー
ワクチン接種の遅れと政局不透明で見えない経済回復の動きの日本株を
今年は買い越してくるかどうかが注目点になります。

今、日本株を先物主導で売り続けている短期筋の売りを止めるには
感染拡大のピークアウトが確認されないと難しい局面からなかなか
抜け出せそうもありません。


米国、欧州主要国では、イスラエルに次ぎ3回目の追加接種(ブースター接種)

米国モデルナは8月上旬、接種の6カ月後からデルタ型などの変異ウイルスに対する
予防効果が下がり始めるとのデータを明らかにしました。
米国ファイザーも2回目の接種から6~12カ月以内に3回目の接種が
必要になる可能性が高いと述べました。

バイデン米政権は18日、インド型(デルタ型)の感染拡大を食い止めるため
3回目の追加接種(ブースター接種)を9月下旬から始めると発表し
米国では全人口の51%がワクチン接種を完了してからは伸び悩みになっています。

ドイツやフランスは9月から高齢者を対象に始め、英国も検討に入っています。
世界最速で接種を進めたイスラエルではすでに100万人以上がブースター接種を
終えています。

英国は18歳以上の78%が2回のワクチン接種を受けて、死者や重症者は
抑えられています。
英国統計局12日発表、2021年4~6月期の実質国内総生産(GDP)速報値
前期比で4.8%増 主要国で突出した伸びとなりました。
飲食店、細部須堯など様々な業種で人手不足になっており、7月の求人件数は
初めて100万件を超えました。
コロナ感染者数は3万人 日本の人口の半分のため、日本に換算すると
6万人規模になりますが、ワクチン接種により重症化低減、死亡者数が急減しており
コロナとの共存を目指し、経済を回しています。
9月に新学期が始まり、人の動きも活発になると感染者数拡大懸念は否定できません。

米国、欧州主要国では、イスラエルに次ぎ3回目の追加接種(ブースター接種)が始まり
国家のコロナとの共存、経済を回す姿勢が明確に示されており、日本政府の無為無策が
日本売りにつながっています。

日本は周回遅れですが、希望する全国民への2回接種を完了する時期の目標は
10~11月のできるだけ早い時期の見通しです。

米国株の高値波乱の可能性や今の日本市場の地合いを考えると
「仕掛けのタイミング」は先になる見込みです。

日本株にとっての悪材料は未だ山積
1,コロナウイルス感染状況
 インド型変異種ウイルス感染拡大がピークアウトになるまで
 株価の重しになる。
2,政治リスク 政局不透明 衆議院選挙結果不透明
 菅総理の続投? 衆議院選挙の行方?
3,米国金融緩和縮小の時期の議論が活発になり、高値圏の
 米国株のボラティリティーが高まる見込み
 場合によっては、米国株の調整局面。
4,中国リスク
 中国当局は香港上場のIT大手アリババ集団への取り締まりなど
 インターネット企業への規制を強化。
 中国本土では民間学習塾に対し小中学生を対象にした営利化を禁じる方針。
 中国規制強化リスク=香港株、上海株弱含み
5,アフガニスタンなどの地政学リスク
6,8/19(木)14:35日経報道
 7203トヨタ自動車9月の世界生産を計画比で4割減らす
 7月下旬に策定した最新の計画では90万台弱の生産予定
 これを50万台強に引き下げるとの報道があり、コロナによる
 世界的な感染拡大リスクが続き、在庫管理、交渉力の強い
 世界の優良企業トヨタ自動車が供給不足になり、先行き不透明感が出ました。
 解決への糸口は、感染拡大のピークアウトです。


昨日、トヨタ自動車の40%減産ニュースがあったため、自動車関連銘柄の
6656インスペック 平均約定1860円で手仕舞いました。
今後落ち着きを見て再投資の予定です。


今期大幅増収増益でも来期減収減益
3105日清紡HD
1907年設立の綿紡績名門企業
自動車用ブレーキ摩擦材、精密機器、化学品など多角化
工場跡地の不動産賃貸が安定収益源
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連20.12 457,051 1,248 3,466 13,540 81.4
連21.12予 515,000 17,000 21,000 15,000 83.8
連22.12予 510,000 13,000 17,000 9,000 50.3
8/4第2四半期決算発表
2Q 売上高進捗率51.28% 営業利益進捗率114.21% 1株利益進捗率122.6%
今期21/12期は、高進捗率を背景に下げ一巡後はそれなりの戻りが見込めますが
22/12期予想が減収減益見通しのため、今後の株価の戻りは限定的になりそうです。
今期決算が良くても来期見通しの悪い銘柄への投資はお勧めできません。
8/12高値1020円 8/20後場寄り直後安値874円
この銘柄は年に1度の安値圏は買えます。
2021年高低 8/12高値1020円 1/5安値723円
2020年高低 6/8高値906円 3/23安値574円(コロナショック)
2019年高低 12/13高値1101円 6/3安値730円
2018年高低 2/27高値1661円 12/26安値790円(トランプ政権クリスマス暴落) 

3401帝人 
合成繊維の大手 炭素繊維は世界2強の一角
ヘルスケア分野は安定的な収益源
酸素濃縮装置など在宅医療機器のレンタル事業も展開
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連22.3予 900,000 60,000 60,000 35,000 176.8
連23.3予 880,000 61,200 61,200 35,700 180.3
2/8高値2076円天井形成後直近にかけて調整局面入り
本日8/20前場安値1578円 下降トレンド最終局面を想定
2021年高低 2/8高値2076円 本日8/20前場安値1578円
2020年高低 2/6高値2145円 3/13安値1426円(コロナショック)
2019年高低 10/29高値2011円 1/4安値1711円
今後12カ月の想定レンジ 1500円~2000円
動きは地味な銘柄ですが、底値圏に入りました。

上記2銘柄は、私が買う銘柄ではありませんが、初心者の投資家の方向けの
チャートの勉強用にご紹介いたしました。
チャートを見る勉強無くして、相場で利益を上げることはできません。
チャートで個々の銘柄の株価位置を確かめることは非常に重要です。

短期筋主導の日本株売りが止まりません。
日銀のETF買いがほぼなくなり、安心して買い手不在の日本株を売りたたいています。
今後の米国株の高値波乱には要注意となります。

世界的な感染拡大終息のメドが立たず、日本も厳しい状況が続いています。
手洗い消毒うがい、3密を避けるなど、あらゆる面でご自身の身を守ることに
心掛けてください。
皆様のご健康心よりお祈り申し上げます。






次回更新は、8/23(月)15:05の予定です。

◎米国株、秋のテーパリングに向け、ボラティリティーが高まることを想定

テーパリング(量的緩和の縮小)開始時期
9月のFOMCで開始を決定し、11月から始める見方が大勢。
コロナ後米国経済を支えていた大規模な財政刺激策の効果は次第になくなり
現在世界的に感染拡大が続いているインド型変異種ウイルスによる
景気不透明感が一段と高まってくる可能性があり、最高値圏で推移している
米国株の今後の動向に大きく影響する模様。
秋にかけて、高値波乱、もしくは調整局面に入る可能性があります。

8/18公表7月27~28日前回FOMC議事要旨
ほとんどの参加者が今年中に資産購入額の減額を始めることが適当と判断。
9/3発表8月の雇用統計で労働市場の着実な回復が確認できれば
9月下旬のFOMCでテーパリングの開始を決める可能性が出てきました。
一部の参加者は労働市場の実態が、さらなる著しい進展という条件に
届いていないとして、テーパリングの開始は22年初めが適当との少数意見もあります。

米国の金融政策と重要指標日程
8/26~8/28 ジャクソンホール会議 経済シンポジウム
テーパリングの議論がどこまで意識されるか?
9/3 米国8月雇用統計
9/21、9/22 FOMC 
10/8 米国9月雇用統計
11/2,11/3 FOMC
11/5 米国10月雇用統計
12/3 米国11月雇用統計
12/14,12/15 FOMC

秋口以降(10月、11月)長期運用の海外投資家(特にオイルマネーなどの欧州系)
が日本株を買い越してくるかどうかが、一番の注目点です。
そして、上昇局面があるとすれば、先物をまとまった額売り越している
短期筋の買戻しが、秋口以降の日本株の明暗を分けるといえます。


お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。

当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
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なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。

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Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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