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2023-12

ショートポジションの巻き戻し一服

9月2日(木)19:10

日経平均株価
前場
寄付 28522.46(9:00)△71.44
高値 28626.20(9:04)△175.18
安値 28412.91(10:19)▼38.11
前引 2976.01(11:30)△24.99 +0.09%
後場
寄付 28482.68(12:30)△31.66
高値 28554.71(13:03)△103.69
安値 28472.49(14:55)△21.47
大引 28543.51(15:00)△92.49 +0.33%

TOPIX
1981.53(9:00)
1987.45(9:04)
1973.66(11:03)
1983.57(15:00)
前日比△2.78 +0.14%

値上がり銘柄数 896
値下がり銘柄数 1197

新高値銘柄数 96
新安値銘柄数 13

騰落レシオ25D 102.9

日経平均25D乖離率 +2.88
TOPIX25D乖離率  +2.57

前日9/1の米国株
NYダウ 35,312.53ドル ▼48.20ドル
ナスダック 15,309.381 △50.146
S&P500 4,524.09 △1.41
米国10年債利回り  1.298%
NY原油 68.15ドル
前日の米国株 NYダウは小幅に3日続落
ナスダック指数、S&P500指数は、小幅反発しました。
主要3指数が過去最高値圏で推移しており、景気敏感株を中心に
利益確定売りが上値を押さえました。
長期金利低下を受けて、高PERのハイテク株、グロース株は
値上がりする銘柄が目立ちました。
雇用サービス会社ADP発表
8月全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数は、前月比37万4000人増加
市場予測60万人増加から、大幅に下回りました。
新型コロナインド型デルタ株の感染拡大が雇用の伸びを抑えているとの見方から
雇用回復の鈍化が意識されました。
雇用回復の遅れは金融緩和の長期化につながるとの見方もあり、下値は限定的でした。
3日発表8月の米雇用統計を前に、売買は低調になりました。


東京マーケット 前場
前日のNYダウは小幅に3日続落し米国株は高安まちまちでしたが
日経平均株価は続伸して始まりました
寄付 28522.46(9:00)△71.44
連日のショートポジションの巻き戻しが優勢となり
寄り付き直後に28600円台に乗せる場面がありました
半導体関連銘柄がけん引しました
高値 28626.20(9:04)△175.18
買い一巡後は連日の上昇から利益確定売りが出て
上げ幅を急速に縮小し一時マイナス圏に沈む場面がありました
安値 28412.91(10:19)▼38.11
その後は前日終値水準での小動きになりました
前引 2976.01(11:30)△24.99 +0.09%

東京マーケット 後場
後場の取引は前引け水準で始まりました
寄付 28482.68(12:30)△31.66
後場寄り後、先物主導で103円上昇する場面がありましたが
本日は上値は重く、利益確定売りに押されました
高値 28554.71(13:03)△103.69
安値 28472.49(14:55)△21.47
下値では買戻しや押し目を拾う動きが下支えになりました

日経平均株価は4日続伸して引けました
大引 28543.51(15:00)△92.49


日経平均株価は、8/30(月)から昨日9/1(水)まで
3営業日で809.88円上昇したため、本日9/2は寄り付き直後に
高値 28626.20円(9:04)△175.18円
高値を付けると先物主導で一時マイナス圏に沈む場面がありました。
安値 28412.91円(10:19)▼38.11円
後場はプラス圏を維持しましたが、28,600円水準は利益確定売りが
優勢となりました。
今回の売り方の買戻しによる上昇は、短期筋の買戻しに留まらず
国内機関投資家のヘッジ売りの買戻しもまとまった規模出た模様です。

相場が上昇するとなぜ上がったか、後付け講釈されがちです。
日本株は短期筋主導で主要国の中で最も割安な水準まで
売り込まれていましたが、これ以上下がりにくいと判断した
一部の短期筋が「ドテン買い越し」に転じ、トレンドに追随する
短期筋が買いに回り、ショートポジションの巻き戻しになったための
急騰だったようです。
直近は米国株などの外部要因に影響されず、日本独自の需給好転により
上昇に転じましたが、明日以降も短期筋の動向で相場は変動します。

1日、JR西日本は公募増資などで最大2786億円を調達すると発表。
新型コロナ感染拡大により鉄道利用が落ち込み、2022年3月期は
2期連続連結最終赤字となる見通し。
1987年の国鉄の民営化後、公募増資はJRグループで初。
9021JR西日本 5208円 ▼803円 -13.36%
売りが波及
9020JR東日本 6908円 ▼512円 -6.90%
9022JR東海 15450円 ▼700円 -4.33%

今回のJR西日本公募増資報道で、コロナによって打撃を受けた多くの企業で
今後資金調達が広がることが連想され、要注意になります。
これらの銘柄には短期筋の貸株を使った空売りが入り需給が悪化することを念頭に
アフターコロナ関連銘柄を見るべきと考えます。

米国アマゾンウェブサービス(AWS)は2日、日本のクラウドサービス障害により
7:30頃~14:27頃まで、多くのネット証券の一部サービスがご利用できない状況となり
個人投資家が小型株の買い手控えや手仕舞い売りが出た模様で、小型株全般軟調でした。


4745東京個別指導学院 
小中高生向け個別指導塾を直営で首都圏軸に展開
ベネッセHD傘下。
直近安値585円 今後の短期的想定レンジ590円~650円

2788アップルインターナショナル 8/31終値314円
中古車買い取り専門店アップルのFC展開
東南アジア向け中古車輸出が主力
世界的な半導体不足による新車生産の遅れは中古車需要増に追い風。
今期21/12月期 予想EPS33.2円
直近安値8/20安値282円 今後の短期的想定レンジ290円~350円

5632三菱製鋼 
7月以降上昇トレンドに入りました。
8月に入り出来高が増加し、8/18高値1595円まで買われる場面がありましたが
連続陰線を引き、8/3安値1086円まで下落し、下げ止まりました。
直近は25日移動平均を挟んでの推移となっていますが、現在の上昇トレンドは
生きていると考えます。
秋以降、再度1595円トライの場面がありそうです。

チャートの勉強にお使いください。

3139ラクトジャパン 
本日9/2高値2785円まで買われましたが、出来高は低水準のままです。
売り物が少ないのですが、どこまで買い優勢が続くか見定めて
売り場を模索します。
直近のレンジ2600円~2850円

6698ヴィスコテクノロジー 
本日9/2高値1670円まで買われましたが、上ヒゲを引いての陰線となりました。
19年12/9高値1730円トライの場面ですが、少し短期調整になる可能性があります。
長期保有目的のため、短期的な波動は気にせず保有します。

6630ヤーマン 8/31 1116円買い 
6778アルチザネットワークス 9/1 1389円買い 
ともに20営業日くらい様子見の予定


お詫び
「株式投資勝利の法則入門編講座」新規受講募集を予定しておりましたが
直近の相場が大きく変動し、多くの企業の業績予想が修正され
連日の作業が多忙になっております。
新規受講募集は、後日改めて行わせていただきます。
その際はブログに記載いたします。
お問い合わせを下さった方へ、この場にてお詫び申し上げます。


世界的な感染拡大終息のメドが立たず、日本も厳しい状況が続いています。
手洗い消毒うがい、3密を避けるなど、あらゆる面でご自身の身を守ることに
心掛けてください。
国の政策は大きな期待できないため、ご自身で身を守ること以外ありません。
2度のワクチン接種が終わっても、油断は禁物です。
皆様のご健康心よりお祈り申し上げます。







次回更新は、9/3(金)15:05の予定です。

米国の金融政策と重要指標日程
8/27 ジャクソンホール会議 無事通過
ジャクソンホール会議で講演したパウエル議長は
7月のFOMCで、自身が大半の参加者と同様年内の資産購入縮小開始が
適切になるとみていたと述べ、年内の量的緩和の縮小開始が適当との見解を
述べました。
一方、量的緩和縮小は、将来の利上げ時期を直接的に示唆するものではない
と早期の利上げ観測は否定しました。
講演内容は事前予想の範囲内でしたが、議長が緩和縮小の前倒しなどに
言及しなかったことで、改めて買い安心感が広がりました。

9/3 米国8月雇用統計
9/21、9/22 FOMC 
10/8 米国9月雇用統計
11/2,11/3 FOMC
11/5 米国10月雇用統計
12/3 米国11月雇用統計
12/14,12/15 FOMC

秋口以降(10月、11月)長期運用の海外投資家(特にオイルマネーなどの欧州系)
が日本株を買い越してくるかどうかが、一番の注目点です。
そして、上昇局面があるとすれば、先物をまとまった額売り越している
短期筋の買戻しが、秋口以降の日本株の明暗を分けるといえます。

◎「人気の優待取り」チャートで株価位置を十分に確認してからに
個人投資家には以前から「優待取り投資」が人気を集めています。
配当+優待商品 様々な人気銘柄があります。
しかし、チャートで株価位置を見ずに優待取り目的の銘柄を買うと
大きな落とし穴があり、株価の下落で優待取りどころではなくなります。
5%相当の優待目的に買ったのに、株価が30%値下がりした場合
株を買わずに5%相当の優待分を自腹を切って買った方が得ということに
なりかねません。
今の日本市場の商いの大半は、短期筋のAI主導の取引です。
短期筋の動向で全体相場のトレンドが決まるといっても過言ではありません。
「週足」「月足」チャートで、個々の注目株の株価位置を見ることが
個人投資家の生き残りの基本中の基本です。

お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。

当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。

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プロフィール

k124816

Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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