新たな火種の米国長期金利上昇
9月29日(水)15:05
日経平均株価
前場
寄付 29611.92(9:00)▼572.04
高値 29679.26(9:02)▼504.70
安値 29422.75(10:34)▼761.21
前引 29442.14(11:30)▼741.82 --2.46%
後場
寄付 29467.63(12:30)▼716.33
高値 29475.15(12:30)▼708.81
安値 29329.16(14:14)▼854.80
大引 29544.29(15:00)▼639.67 -2.12%
前日9/28の米国株
NYダウ 34,299.99ドル ▼569.38ドル -1.63%
ナスダック 14,546.683 ▼423.287 -2.82%
S&P500 4,352.63 ▼90.48 -2.03%
米国10年債利回り 1.541%
NY原油 74.48ドル
欧州市場
ドイツDAX 15,248.56 ▼325.32 -2.08%
イギリスFTSETM100 7,028.10 ▼35.30 -0.49%
フランスCAC40 6,506.50 ▼144.41 -2.17%
前日の米国株、欧州主要国株は大幅安となりました。
欧州株全面安の流れを引き継ぎ、米国株は全面安の展開
朝から売り先行で始まりました。
米国長期金利が一時1.56%まで上昇し、高PERのハイテク株
グロース株が全面安の展開。
米国主力ハイテク株GAFA+M〈アルファベット、アップル
フェイスブック、アマゾンドット+マイクロスフト)への売りが
広がり、ハイテク株比率の高いナスダック指数の下げが最も大きくなりました。
ナスダック指数は終値ベースで下落率は2.62%、3月以来の大幅な
値下がり率になりました。
米国10年債利回りは、先週1.3%台の水準でしたが1週間で1.56%まで上昇
英国債やドイツ国債など欧州主要国国債利回りも軒並み上昇しました。
原油価格中心にエネルギー価格の高騰によって、インフレ率が高止まりすると
FRBはテーパリングの終了時期や利上げ開始時期の前倒しに動く可能性が高まります。
今後も長期金利が急速に上昇する懸念があり、ドル建て債務の多い新興国経済への
影響が懸念されます。
東京マーケット 前場
前日の米国株、欧州主要国株の大幅安を背景に朝方から
売り優勢で始まりました
本日は配当権利落ち日に当たり、配当落ち分の181円
日経平均の指数は下押しされて始まりました
寄付 29611.92(9:00)▼572.04
高値 29679.26(9:02)▼504.70
寄り後も先物売りが断続的に出て、ジリジリと下値を切り下げ
中国上海株、香港株、アジア主要国株が安く始まると
一段安となり、825円値下がりしました
安値 29358.26(11:08)▼825.70
配当落ち分の181円日経平均は下押し
前引 29442.14(11:30)▼741.82 --2.46%
東京マーケット 後場
後場も前場の動きを引き継ぎ始まりました
寄付 29467.63(12:30)▼716.33
高値 29475.15(12:30)▼708.81
後場寄り後も売りが優勢となり、下値を探る展開になりました
前場安値に近づくと押し目を拾う動きから下げ渋り
自民党総裁選挙の投票が終わると先物買いが入りました
1回目の投票で過半数を取った候補はおらず、岸田氏1位256票
岸田氏有利の流れを受けて、先物売りが断続的に出て
この日の安値を更新し、安値圏での一進一退が続きました
安値 29329.16(14:14)▼854.80
日経平均株価は、大幅安で3営業日続落して引けました。
本日は配当権利落ちにより日経平均を181円押し下げました。
大引 29544.29(15:00)▼639.67 -2.12%
◎新たな火種の米国長期金利上昇
FRBや世界の中央銀行が金融政策の正常化に動き始め
原油などエネルギー価格の高騰が長期金利を押し上げました。
9/28米国10年債利回り 1.541%
9/28NY原油 74.48ドル
28日、米国10年債利回りは、1.56%まで上昇し6月中旬以来の
高水準になりました。
米国株、欧州主要国株安の流れを受けて、本日の日本株は
権利落ち分を差し引いても、大幅安になり、中国上海株
香港株中心にアジア主要国株が値下がりしたことで
一段安になりました。
安値 29358.26(11:08)▼825.70
後場も売りが優勢となり、前場安値に近づく場面がありましたが
自民党総裁選投票が終わると先物買いが入り下げ渋りました。
1回目の投票で過半数を取った候補はおらず、岸田氏1位256票
河野氏2位255票の2名の決選投票になり、岸田氏が有利の流れから
先物売りが出て、再び下振れし前場安値を下回りこの日の安値を付けました。
安値 29329.16(14:14)▼854.80
決選投票結果が出るのは、大引け後になるため時間外先物価格
今晩の米国株米国長期金利の動向に影響を受けて、あすの日本株が
始まります。
米国株は長期金利上昇により、高PERのハイテク株、グロース株が
大きく値下がりし、日本市場でも東京エレクやアドバンテストなどの
半導体関連銘柄が大幅安になり、指数を下押ししました。
日経平均株価は、菅総理続投見送りにより売り方の買戻しが入り踏み上げ相場になり
海外投資家が大幅買い越しに転じたため、9/14高値30795.78円まで上昇し
バブル後高値を更新しました。
直近の中国不動産大手恒大集団の債務問題への警戒感から
一段値下がりし、昨日の米国長期金利上昇による米国株安
外部要因の悪材料が重なり、再び30,000円の大台を割り込みました。
これにより、日本株上昇の流れは少し遠のきました。
今後は米国株、米国長期金利の動向、中国不動産バブル懸念
2つの外部要因に影響を受けることになりますが、その一方で
日本のワクチン接種は米国水準に達し、新規感染者数は急速に減少しており
新政権による大規模な経済対策が期待できるため、外部要因との
綱引きになる見込みです。
今後も海外投資家の買い越しが続くかどうか?
メインプレーヤーの動向に日本株の行方を託す場面です。
新政権による11月の衆議院選挙の世論調査結果も今後の日本株を占う
重要なポイントになります。
本日は先物主導の激しい空中戦になりました。

次回更新は、9/30(木)20:00の予定です。
米国のテーパリングは11月に発表し年内開始される模様
このことは市場は織り込んでいますが、利上げに慎重なパウエル議長に対し
ドットチャートが、今後利上げの時期が早まる流れになっていることに要注意。
9/21、9/22 FOMC
FOMCを無難に通過し、パウエル議長の発言内容が、テーパリング
(量的緩和の縮小)の年内開始を示唆、利上げには慎重に臨むことを
改めて強調しました。
米国長期金利は9/27朝方、一時1.51%まで上昇、米国原油先物が
7月上旬以来の高値を更新しました。
今後利上げ時期が早まる流れになることに注意。
9/28米国長期金利が一時1.56%まで上昇し、高PERのハイテク株
グロース株が全面安の展開。
米国株主要3指数は大幅安となり、欧州主要国株もそろって下落。
10/8 米国9月雇用統計
11/2,11/3 FOMC テーパリング(量的緩和の縮小)の年内開始発表
11/5 米国10月雇用統計
12/3 米国11月雇用統計
12/14,12/15 FOMC
お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
日経平均株価
前場
寄付 29611.92(9:00)▼572.04
高値 29679.26(9:02)▼504.70
安値 29422.75(10:34)▼761.21
前引 29442.14(11:30)▼741.82 --2.46%
後場
寄付 29467.63(12:30)▼716.33
高値 29475.15(12:30)▼708.81
安値 29329.16(14:14)▼854.80
大引 29544.29(15:00)▼639.67 -2.12%
前日9/28の米国株
NYダウ 34,299.99ドル ▼569.38ドル -1.63%
ナスダック 14,546.683 ▼423.287 -2.82%
S&P500 4,352.63 ▼90.48 -2.03%
米国10年債利回り 1.541%
NY原油 74.48ドル
欧州市場
ドイツDAX 15,248.56 ▼325.32 -2.08%
イギリスFTSETM100 7,028.10 ▼35.30 -0.49%
フランスCAC40 6,506.50 ▼144.41 -2.17%
前日の米国株、欧州主要国株は大幅安となりました。
欧州株全面安の流れを引き継ぎ、米国株は全面安の展開
朝から売り先行で始まりました。
米国長期金利が一時1.56%まで上昇し、高PERのハイテク株
グロース株が全面安の展開。
米国主力ハイテク株GAFA+M〈アルファベット、アップル
フェイスブック、アマゾンドット+マイクロスフト)への売りが
広がり、ハイテク株比率の高いナスダック指数の下げが最も大きくなりました。
ナスダック指数は終値ベースで下落率は2.62%、3月以来の大幅な
値下がり率になりました。
米国10年債利回りは、先週1.3%台の水準でしたが1週間で1.56%まで上昇
英国債やドイツ国債など欧州主要国国債利回りも軒並み上昇しました。
原油価格中心にエネルギー価格の高騰によって、インフレ率が高止まりすると
FRBはテーパリングの終了時期や利上げ開始時期の前倒しに動く可能性が高まります。
今後も長期金利が急速に上昇する懸念があり、ドル建て債務の多い新興国経済への
影響が懸念されます。
東京マーケット 前場
前日の米国株、欧州主要国株の大幅安を背景に朝方から
売り優勢で始まりました
本日は配当権利落ち日に当たり、配当落ち分の181円
日経平均の指数は下押しされて始まりました
寄付 29611.92(9:00)▼572.04
高値 29679.26(9:02)▼504.70
寄り後も先物売りが断続的に出て、ジリジリと下値を切り下げ
中国上海株、香港株、アジア主要国株が安く始まると
一段安となり、825円値下がりしました
安値 29358.26(11:08)▼825.70
配当落ち分の181円日経平均は下押し
前引 29442.14(11:30)▼741.82 --2.46%
東京マーケット 後場
後場も前場の動きを引き継ぎ始まりました
寄付 29467.63(12:30)▼716.33
高値 29475.15(12:30)▼708.81
後場寄り後も売りが優勢となり、下値を探る展開になりました
前場安値に近づくと押し目を拾う動きから下げ渋り
自民党総裁選挙の投票が終わると先物買いが入りました
1回目の投票で過半数を取った候補はおらず、岸田氏1位256票
岸田氏有利の流れを受けて、先物売りが断続的に出て
この日の安値を更新し、安値圏での一進一退が続きました
安値 29329.16(14:14)▼854.80
日経平均株価は、大幅安で3営業日続落して引けました。
本日は配当権利落ちにより日経平均を181円押し下げました。
大引 29544.29(15:00)▼639.67 -2.12%
◎新たな火種の米国長期金利上昇
FRBや世界の中央銀行が金融政策の正常化に動き始め
原油などエネルギー価格の高騰が長期金利を押し上げました。
9/28米国10年債利回り 1.541%
9/28NY原油 74.48ドル
28日、米国10年債利回りは、1.56%まで上昇し6月中旬以来の
高水準になりました。
米国株、欧州主要国株安の流れを受けて、本日の日本株は
権利落ち分を差し引いても、大幅安になり、中国上海株
香港株中心にアジア主要国株が値下がりしたことで
一段安になりました。
安値 29358.26(11:08)▼825.70
後場も売りが優勢となり、前場安値に近づく場面がありましたが
自民党総裁選投票が終わると先物買いが入り下げ渋りました。
1回目の投票で過半数を取った候補はおらず、岸田氏1位256票
河野氏2位255票の2名の決選投票になり、岸田氏が有利の流れから
先物売りが出て、再び下振れし前場安値を下回りこの日の安値を付けました。
安値 29329.16(14:14)▼854.80
決選投票結果が出るのは、大引け後になるため時間外先物価格
今晩の米国株米国長期金利の動向に影響を受けて、あすの日本株が
始まります。
米国株は長期金利上昇により、高PERのハイテク株、グロース株が
大きく値下がりし、日本市場でも東京エレクやアドバンテストなどの
半導体関連銘柄が大幅安になり、指数を下押ししました。
日経平均株価は、菅総理続投見送りにより売り方の買戻しが入り踏み上げ相場になり
海外投資家が大幅買い越しに転じたため、9/14高値30795.78円まで上昇し
バブル後高値を更新しました。
直近の中国不動産大手恒大集団の債務問題への警戒感から
一段値下がりし、昨日の米国長期金利上昇による米国株安
外部要因の悪材料が重なり、再び30,000円の大台を割り込みました。
これにより、日本株上昇の流れは少し遠のきました。
今後は米国株、米国長期金利の動向、中国不動産バブル懸念
2つの外部要因に影響を受けることになりますが、その一方で
日本のワクチン接種は米国水準に達し、新規感染者数は急速に減少しており
新政権による大規模な経済対策が期待できるため、外部要因との
綱引きになる見込みです。
今後も海外投資家の買い越しが続くかどうか?
メインプレーヤーの動向に日本株の行方を託す場面です。
新政権による11月の衆議院選挙の世論調査結果も今後の日本株を占う
重要なポイントになります。
本日は先物主導の激しい空中戦になりました。

次回更新は、9/30(木)20:00の予定です。
米国のテーパリングは11月に発表し年内開始される模様
このことは市場は織り込んでいますが、利上げに慎重なパウエル議長に対し
ドットチャートが、今後利上げの時期が早まる流れになっていることに要注意。
9/21、9/22 FOMC
FOMCを無難に通過し、パウエル議長の発言内容が、テーパリング
(量的緩和の縮小)の年内開始を示唆、利上げには慎重に臨むことを
改めて強調しました。
米国長期金利は9/27朝方、一時1.51%まで上昇、米国原油先物が
7月上旬以来の高値を更新しました。
今後利上げ時期が早まる流れになることに注意。
9/28米国長期金利が一時1.56%まで上昇し、高PERのハイテク株
グロース株が全面安の展開。
米国株主要3指数は大幅安となり、欧州主要国株もそろって下落。
10/8 米国9月雇用統計
11/2,11/3 FOMC テーパリング(量的緩和の縮小)の年内開始発表
11/5 米国10月雇用統計
12/3 米国11月雇用統計
12/14,12/15 FOMC
お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。