朝高後下値模索の展開
10月4日(月)15:05
日経平均株価
前場
寄付 29044.47(9:00)△273.40
高値 29046.06(9:00)△274.99
安値 28375.26(10:55)▼395.81
前引 28497.57(11:30)▼273.50 -0.95%
後場
寄付 28477.26(12:30)▼293.81
高値 28540.85(14:02)▼230.22
安値 28343.58(13:23)▼427.49
大引 28444.89(15:00)▼326.18 -1.13%
10/1(金)週末の主要国市場
日経平均先物 29,050円△230円 先々週末30,040円▼110円
ドル円相場 111.04円~111.06円 先々週末110.74円
NYダウ 34,326.46ドル△482.54ドル 先々週末34,798.00ドル△33.18ドル
ナスダック 14,566.697△118.115 先々週末15,047.699▼4.545
S&P500 4,357.04△49.々50 先々週末4,455.48△6.50
10年債利回り 1.462% 先々週末1.453%
NY原油 75.74ドル△0.71ドル 先々週末73.95ドル△0.65ドル
上海総合指数 国慶節休場 先々週末3,613.0673▼29.1531
欧州市場
ドイツDAX 15,156.44▼104.25 先々週末15,531.75▼112.22
イギリスFTSETM100 7,027.07▼59.35 先々週末7,051.48▼26.87
フランスCAC40 6,517.69▼2.32 先々週末6,638.46▼63.52
週末の米国株 主要3指数そろって反発
1日、メルクが開発中の新型コロナウイルス経口治療薬の有効性を確認
早急に緊急使用許可を申請すると発表。
経口治療薬が普及すれば、経済活動が正常化に向かうとの見方から
経済再開期待銘柄、景気敏感株が買われました。
メルクの治療薬は患者の入院や死亡を大幅に減らす効果が確認され
一部報道によると重症者が半減するというもの。
旅行、レジャー、消費関連銘柄がにぎわいました。
1日発表、9月ISM製造業景況感指数が市場予想に反して前月比で上昇
したことも買い材料になりました。
新型コロナデルタ株感染拡大にもかかわらず、景気減速予想の指標が
懸念した内容ではなかったことから、相場の下支えになりました。
午前中はマイナス圏で推移していたNYダウは、午後になると
いの勢いが強まり、一時640ドル超上昇しました。
長期金利上昇が一服し、ハイテク株比率の高いナスダック指数は
6営業日ぶりに反発しました。
10/1(金)
日経平均終値 28771.07円 ▼681.59円 -2.31%
日経平均先物 29,050円 △230円
東京マーケット 前場
週末の米国株は主要3指数そろって上昇
メルクが開発中の新型コロナウイルス経口治療薬の有効性を確認
早急に緊急使用許可を申請
米国での経済回復期待が高まりました
日経平均は先物にサヤ寄せし、29,000円の大台を回復して始まりました
寄付 29044.47(9:00)△273.40
高値 29046.06(9:00)△274.99
日経平均は寄付きを高値に急速に上げ幅を縮小しマイナス圏に転落
下値を探る展開となりました
日経平均は一時395円値下がりする場面があり
安値 28375.26(10:55)▼395.81
前引けにかけても安値圏での推移となりました
前引 28497.57(11:30)▼273.50 -0.95%
東京マーケット 後場
後場も弱含みで始まりました
寄付 28477.26(12:30)▼293.81
寄り後下値を探る値動きになり、日経平均は前場付けた
この日の安値を下回りました
安値 28343.58(13:23)▼427.49
売り一巡後はやや下げ渋りましたが、短期筋のAI主導の
方向感のつかみにくい相場展開が続きます。
高値 28540.85(14:02)▼230.22
日経平均株価は、6営業日続落して引けました。
大引 28444.89(15:00)▼326.18 -1.13%
先週末の米国株高を背景に本日は、29,000円の大台に乗せて始まりました。
しかし、寄付き天井になり、先週末安値を下回りました。
菅総理退陣報道前の株価も下回りました。
菅総理総裁選不出馬報道前日
9/2終値28543.51円 △92.49円
9/3(木)正午前、自民党臨時役員会で菅首相が総裁選出馬を
見送る意向を表明したことが報道され、昼休み時間帯の
日経平均先物が買われ、後場の取引は先物にサヤ寄せし
29,000円の大台に乗せて始まりました
9/3後場寄付 29068.22(12:30)△524.71
日経平均は、菅総理続投せずの報道を機に、短期筋の買いと売り方の
買戻しによる踏み上げ相場になり、9/14高値30795.78円まで上昇。
TOPIXは9/14高値2120.189マfで上昇し、ともにバブル後高値を更新しました。
日本の政治への変化に期待した海外投資家の買いがまとまった額は入りしました。
ショートポジションの買戻しが入り、踏み上げ相場になりました。
しかし、その後の中国不動産リスク、中国景気減速懸念、米国株安など
外部要因主導で、日本株は調整局面に入りました。
新総裁に決まった岸田氏への海外投資家の反応は非常に厳しいものとなり
10/1(金)月初の株価にはならず、まとまった売り物が断続的に出て
日本株は失速し、75日移動平均、200日移動平均の攻防となりました。
75日移動平均 28616.19円
200日移動平均 28680.57円
10/1(金)日経平均終値 28771.07円 ▼681.59円 -2.31%
本日10/4、香港取引所は日本時間午前10時から中国不動産大手恒大集団と
グループの不動産管理会社、恒大物業集団の株式の売買を停止すると発表。
恒大は9/23と9/29に米ドル債の利払いを見送り、年内に次々と社債の
利払い期日を迎え、デフォルト懸念が高まっています。
直近では、保有する地方銀行株など資産の売却を急いでいますが
今後の習近平氏の出方に注目が集まります。
日本時間4日午前の米国株価指数先物が下げに転じ、香港株も大幅安となりました。
日経平均先物は下げ幅を広げ、インデックスは下値を探る展開になりました。
先週末10/1(金)安値28680.73円を割り込み、今週の下値メド
75日移動平均 28616.19円
200日移動平均 28680.57円
ともに下回りました。
本日朝高後、急速に下げに転じたことは、やや想定外の株安でしたが
メインプレーヤーの海外短期筋、長期運用の海外投資家は、自民党岸田新政権に
日本政治改革は、期待できないと判断したための下落といえます。
新政権の主要閣僚が発表になりました。
初入閣の議員は13名となりましたが、11月の衆議院選挙で
前回議席をどこまで維持し、食い止めることができるかは未知数です。
通常衆議院選挙は、「買い」となりますが、菅総理に続く岸田総理では
「買い」にはならない例外となるのかどうか? よくわかりません。
間もなく岸田政権に対し、各社の世論調査結果が判明します。
今後衆議院選挙に向けて、変われない自民党への批判が、国民の間で
強まれば、衆議院選挙で自民党の議席数確保が減少見通しになり
海外短期筋の先物売りの恐れも否定できません。
買い材料
1,日本の感染者数が急速に減少
2,日本のワクチン接種率が米国並みまで進み、今後逆転。
3,岸田政権による大規模な経済対策期待
4,10月末より11月上旬決算発表 好業績期待
5,日経平均PER 9/30 13.68倍 10/1 13.92倍 割安水準
6,空売り比率 10/1 48.10% 50%水準は空売りのピーク
7,過去の国政選挙は、株価上昇
(今回の岸田政権は、今後の支持率次第)
売り材料(外部要因中心)
1,中国不動産リスク、景気減速リスク
2,米国長期金利上昇、米国株調整が長引くリスク
3,菅総理に続く、岸田政権に対し海外投資家の失望売り
(この体制で衆議院選挙、来年の参議院選挙議席確保できるかどうか?)
4,金融機関の保有株売り この売りは一定額売れば止まります
自民党の岸田総裁は衆議院選挙の日程を今月19日公示・31日投開票とする意向を固めました。
内閣補足直後、支持率の高いうちに、新型コロナ感染者数が少ないタイミングでの選挙
この報道に対し、日本市場後場寄り付きの株価は全く反応しませんでした。
閣僚人事を行った岸田政権の今後の各社の支持率を見なければ
わかりませんが、国民の岸田政権に対する見方は、限定的になりそうです。
政治の変化に敏感な海外投資家の見方が冷ややかであり、加えて
先週10/1にかけて、国内機関投資家はまとまった規模の利益確定売りを出した模様で
本日週明けの日本市場は、米国株上昇の流れを受けて買い先行で始まり
その後
75日移動平均 28616.19円
200日移動平均 28680.57円
を前場時点、割り込んだことは、短期筋が米国株次第でもう一段売ってくる可能性を
感じました。
大きく割り込むと短期筋が、一段安を仕掛けてくる可能性があります。
間もなく各社の世論調査が始まります。
そして衆議院選挙直前にかけての、世論調査結果による票読みとなりますが
メインプレーヤー海外短期筋、長期運用の海外投資家はどのような判定を
下すかに日本株の年末に向けての相場の方向性が明確になってきます。
様々な外部要因による売り材料に押され、異常な下げに見舞われましたが
日本の株価は下げすぎの水準まで値下がりしていることは確かです。
短期筋のAI主導で、下げる時は過剰に悪材料を判断して異常な下げとなる一方
上昇する時は先物買いと売り方の買戻しで、急騰する日本市場。
常に一方通行相場が続いています。
日経平均PER 9/30 13.68倍 10/1 13.92倍
10/1日経平均EPS2066.89円
日経平均28000÷2066.89=13.55倍
日経平均27500÷2066.89=13.31倍
日経平均30000÷2066.89=14.51倍
日経平均PER平均値といわれる15.2倍の場合
2066.99×15.2=31418円
本日の下げで日経平均、6営業日続落となりました。
相場は再びスタート位置まで値下がりしました。
短期筋がダメ押しの売りを行うか?
下がったことにより、再び上げシロが大きくなりチャンスの場面?
相場が上振れるか、一段安まで売りたたくかは、短期筋のAIが判断することです。
本日、日経平均の下落率に対し、TOPIXの下落率は限定的でした。
SQを控え、日経平均は様々な思惑が絡み、上下幅が大きくなる見込みです。
安値圏で投げされられないよう注意が必要です。
短期筋主導の急落で、買っては投げ、買っては投げ、の繰り返しは
短期筋の投資資金を貢ぐようなものです。

次回更新は、10/5(火)20:00の予定です。
米国のテーパリングは11月に発表し年内開始される模様
このことは市場は織り込んでいますが、利上げに慎重なパウエル議長に対し
ドットチャートが、今後利上げの時期が早まる流れになっていることに要注意。
9/21、9/22 FOMC
FOMCを無難に通過し、パウエル議長の発言内容が、テーパリング
(量的緩和の縮小)の年内開始を示唆、利上げには慎重に臨むことを
改めて強調しました。
米国長期金利は9/27朝方、一時1.51%まで上昇、米国原油先物が
7月上旬以来の高値を更新しました。
今後利上げ時期が早まる流れになることに注意。
9/28米国長期金利が一時1.56%まで上昇し、高PERのハイテク株
グロース株が全面安の展開。
米国株主要3指数は大幅安となり、欧州主要国株もそろって下落。
10/8 米国9月雇用統計
11/2,11/3 FOMC テーパリング(量的緩和の縮小)の年内開始発表
11/5 米国10月雇用統計
12/3 米国11月雇用統計
12/14,12/15 FOMC
お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
日経平均株価
前場
寄付 29044.47(9:00)△273.40
高値 29046.06(9:00)△274.99
安値 28375.26(10:55)▼395.81
前引 28497.57(11:30)▼273.50 -0.95%
後場
寄付 28477.26(12:30)▼293.81
高値 28540.85(14:02)▼230.22
安値 28343.58(13:23)▼427.49
大引 28444.89(15:00)▼326.18 -1.13%
10/1(金)週末の主要国市場
日経平均先物 29,050円△230円 先々週末30,040円▼110円
ドル円相場 111.04円~111.06円 先々週末110.74円
NYダウ 34,326.46ドル△482.54ドル 先々週末34,798.00ドル△33.18ドル
ナスダック 14,566.697△118.115 先々週末15,047.699▼4.545
S&P500 4,357.04△49.々50 先々週末4,455.48△6.50
10年債利回り 1.462% 先々週末1.453%
NY原油 75.74ドル△0.71ドル 先々週末73.95ドル△0.65ドル
上海総合指数 国慶節休場 先々週末3,613.0673▼29.1531
欧州市場
ドイツDAX 15,156.44▼104.25 先々週末15,531.75▼112.22
イギリスFTSETM100 7,027.07▼59.35 先々週末7,051.48▼26.87
フランスCAC40 6,517.69▼2.32 先々週末6,638.46▼63.52
週末の米国株 主要3指数そろって反発
1日、メルクが開発中の新型コロナウイルス経口治療薬の有効性を確認
早急に緊急使用許可を申請すると発表。
経口治療薬が普及すれば、経済活動が正常化に向かうとの見方から
経済再開期待銘柄、景気敏感株が買われました。
メルクの治療薬は患者の入院や死亡を大幅に減らす効果が確認され
一部報道によると重症者が半減するというもの。
旅行、レジャー、消費関連銘柄がにぎわいました。
1日発表、9月ISM製造業景況感指数が市場予想に反して前月比で上昇
したことも買い材料になりました。
新型コロナデルタ株感染拡大にもかかわらず、景気減速予想の指標が
懸念した内容ではなかったことから、相場の下支えになりました。
午前中はマイナス圏で推移していたNYダウは、午後になると
いの勢いが強まり、一時640ドル超上昇しました。
長期金利上昇が一服し、ハイテク株比率の高いナスダック指数は
6営業日ぶりに反発しました。
10/1(金)
日経平均終値 28771.07円 ▼681.59円 -2.31%
日経平均先物 29,050円 △230円
東京マーケット 前場
週末の米国株は主要3指数そろって上昇
メルクが開発中の新型コロナウイルス経口治療薬の有効性を確認
早急に緊急使用許可を申請
米国での経済回復期待が高まりました
日経平均は先物にサヤ寄せし、29,000円の大台を回復して始まりました
寄付 29044.47(9:00)△273.40
高値 29046.06(9:00)△274.99
日経平均は寄付きを高値に急速に上げ幅を縮小しマイナス圏に転落
下値を探る展開となりました
日経平均は一時395円値下がりする場面があり
安値 28375.26(10:55)▼395.81
前引けにかけても安値圏での推移となりました
前引 28497.57(11:30)▼273.50 -0.95%
東京マーケット 後場
後場も弱含みで始まりました
寄付 28477.26(12:30)▼293.81
寄り後下値を探る値動きになり、日経平均は前場付けた
この日の安値を下回りました
安値 28343.58(13:23)▼427.49
売り一巡後はやや下げ渋りましたが、短期筋のAI主導の
方向感のつかみにくい相場展開が続きます。
高値 28540.85(14:02)▼230.22
日経平均株価は、6営業日続落して引けました。
大引 28444.89(15:00)▼326.18 -1.13%
先週末の米国株高を背景に本日は、29,000円の大台に乗せて始まりました。
しかし、寄付き天井になり、先週末安値を下回りました。
菅総理退陣報道前の株価も下回りました。
菅総理総裁選不出馬報道前日
9/2終値28543.51円 △92.49円
9/3(木)正午前、自民党臨時役員会で菅首相が総裁選出馬を
見送る意向を表明したことが報道され、昼休み時間帯の
日経平均先物が買われ、後場の取引は先物にサヤ寄せし
29,000円の大台に乗せて始まりました
9/3後場寄付 29068.22(12:30)△524.71
日経平均は、菅総理続投せずの報道を機に、短期筋の買いと売り方の
買戻しによる踏み上げ相場になり、9/14高値30795.78円まで上昇。
TOPIXは9/14高値2120.189マfで上昇し、ともにバブル後高値を更新しました。
日本の政治への変化に期待した海外投資家の買いがまとまった額は入りしました。
ショートポジションの買戻しが入り、踏み上げ相場になりました。
しかし、その後の中国不動産リスク、中国景気減速懸念、米国株安など
外部要因主導で、日本株は調整局面に入りました。
新総裁に決まった岸田氏への海外投資家の反応は非常に厳しいものとなり
10/1(金)月初の株価にはならず、まとまった売り物が断続的に出て
日本株は失速し、75日移動平均、200日移動平均の攻防となりました。
75日移動平均 28616.19円
200日移動平均 28680.57円
10/1(金)日経平均終値 28771.07円 ▼681.59円 -2.31%
本日10/4、香港取引所は日本時間午前10時から中国不動産大手恒大集団と
グループの不動産管理会社、恒大物業集団の株式の売買を停止すると発表。
恒大は9/23と9/29に米ドル債の利払いを見送り、年内に次々と社債の
利払い期日を迎え、デフォルト懸念が高まっています。
直近では、保有する地方銀行株など資産の売却を急いでいますが
今後の習近平氏の出方に注目が集まります。
日本時間4日午前の米国株価指数先物が下げに転じ、香港株も大幅安となりました。
日経平均先物は下げ幅を広げ、インデックスは下値を探る展開になりました。
先週末10/1(金)安値28680.73円を割り込み、今週の下値メド
75日移動平均 28616.19円
200日移動平均 28680.57円
ともに下回りました。
本日朝高後、急速に下げに転じたことは、やや想定外の株安でしたが
メインプレーヤーの海外短期筋、長期運用の海外投資家は、自民党岸田新政権に
日本政治改革は、期待できないと判断したための下落といえます。
新政権の主要閣僚が発表になりました。
初入閣の議員は13名となりましたが、11月の衆議院選挙で
前回議席をどこまで維持し、食い止めることができるかは未知数です。
通常衆議院選挙は、「買い」となりますが、菅総理に続く岸田総理では
「買い」にはならない例外となるのかどうか? よくわかりません。
間もなく岸田政権に対し、各社の世論調査結果が判明します。
今後衆議院選挙に向けて、変われない自民党への批判が、国民の間で
強まれば、衆議院選挙で自民党の議席数確保が減少見通しになり
海外短期筋の先物売りの恐れも否定できません。
買い材料
1,日本の感染者数が急速に減少
2,日本のワクチン接種率が米国並みまで進み、今後逆転。
3,岸田政権による大規模な経済対策期待
4,10月末より11月上旬決算発表 好業績期待
5,日経平均PER 9/30 13.68倍 10/1 13.92倍 割安水準
6,空売り比率 10/1 48.10% 50%水準は空売りのピーク
7,過去の国政選挙は、株価上昇
(今回の岸田政権は、今後の支持率次第)
売り材料(外部要因中心)
1,中国不動産リスク、景気減速リスク
2,米国長期金利上昇、米国株調整が長引くリスク
3,菅総理に続く、岸田政権に対し海外投資家の失望売り
(この体制で衆議院選挙、来年の参議院選挙議席確保できるかどうか?)
4,金融機関の保有株売り この売りは一定額売れば止まります
自民党の岸田総裁は衆議院選挙の日程を今月19日公示・31日投開票とする意向を固めました。
内閣補足直後、支持率の高いうちに、新型コロナ感染者数が少ないタイミングでの選挙
この報道に対し、日本市場後場寄り付きの株価は全く反応しませんでした。
閣僚人事を行った岸田政権の今後の各社の支持率を見なければ
わかりませんが、国民の岸田政権に対する見方は、限定的になりそうです。
政治の変化に敏感な海外投資家の見方が冷ややかであり、加えて
先週10/1にかけて、国内機関投資家はまとまった規模の利益確定売りを出した模様で
本日週明けの日本市場は、米国株上昇の流れを受けて買い先行で始まり
その後
75日移動平均 28616.19円
200日移動平均 28680.57円
を前場時点、割り込んだことは、短期筋が米国株次第でもう一段売ってくる可能性を
感じました。
大きく割り込むと短期筋が、一段安を仕掛けてくる可能性があります。
間もなく各社の世論調査が始まります。
そして衆議院選挙直前にかけての、世論調査結果による票読みとなりますが
メインプレーヤー海外短期筋、長期運用の海外投資家はどのような判定を
下すかに日本株の年末に向けての相場の方向性が明確になってきます。
様々な外部要因による売り材料に押され、異常な下げに見舞われましたが
日本の株価は下げすぎの水準まで値下がりしていることは確かです。
短期筋のAI主導で、下げる時は過剰に悪材料を判断して異常な下げとなる一方
上昇する時は先物買いと売り方の買戻しで、急騰する日本市場。
常に一方通行相場が続いています。
日経平均PER 9/30 13.68倍 10/1 13.92倍
10/1日経平均EPS2066.89円
日経平均28000÷2066.89=13.55倍
日経平均27500÷2066.89=13.31倍
日経平均30000÷2066.89=14.51倍
日経平均PER平均値といわれる15.2倍の場合
2066.99×15.2=31418円
本日の下げで日経平均、6営業日続落となりました。
相場は再びスタート位置まで値下がりしました。
短期筋がダメ押しの売りを行うか?
下がったことにより、再び上げシロが大きくなりチャンスの場面?
相場が上振れるか、一段安まで売りたたくかは、短期筋のAIが判断することです。
本日、日経平均の下落率に対し、TOPIXの下落率は限定的でした。
SQを控え、日経平均は様々な思惑が絡み、上下幅が大きくなる見込みです。
安値圏で投げされられないよう注意が必要です。
短期筋主導の急落で、買っては投げ、買っては投げ、の繰り返しは
短期筋の投資資金を貢ぐようなものです。

次回更新は、10/5(火)20:00の予定です。
米国のテーパリングは11月に発表し年内開始される模様
このことは市場は織り込んでいますが、利上げに慎重なパウエル議長に対し
ドットチャートが、今後利上げの時期が早まる流れになっていることに要注意。
9/21、9/22 FOMC
FOMCを無難に通過し、パウエル議長の発言内容が、テーパリング
(量的緩和の縮小)の年内開始を示唆、利上げには慎重に臨むことを
改めて強調しました。
米国長期金利は9/27朝方、一時1.51%まで上昇、米国原油先物が
7月上旬以来の高値を更新しました。
今後利上げ時期が早まる流れになることに注意。
9/28米国長期金利が一時1.56%まで上昇し、高PERのハイテク株
グロース株が全面安の展開。
米国株主要3指数は大幅安となり、欧州主要国株もそろって下落。
10/8 米国9月雇用統計
11/2,11/3 FOMC テーパリング(量的緩和の縮小)の年内開始発表
11/5 米国10月雇用統計
12/3 米国11月雇用統計
12/14,12/15 FOMC
お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。